怖いと感じてしまった子育て | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 
受講中のPositive Disciplineの教師養成講座。
 
毎回様々な発見があり、逃したくないと思う瞬間が連続して訪れます。
 
「今聞いたことをずっと心にしまっておけば、きっと娘を叱ることも怒ることもないはず。」
 
そんなことを毎回思いながらも、実際には心から消し去られていることも多々ある現実。
けれども、今回はきっといつまでも心の中に留めておくことが出来るのではないかと感じたことがありました。
 
なぜなら、いつもとは違う「怖い」という感情を感じたから。
 
Positive Disciplineの通信講座では実際のワークショップの映像を見ながら学んでいきます。
参加者たちがロールプレイをしている場面を見て、自分も同じように行ってみるというスタイルが基本です。
 
今回のロールプレイは「怒り続けるお母さん」と「責められ続ける子ども」という設定。
上からガミガミとお母さんは言いたいことを子どもにぶつけます。
 
「もう二度としないって約束したでしょ。何で毎回同じことばかりやるの?早く自分の部屋に行って反省をしなさい。お父さんが帰ってきたら言いつけるからね。わかった?」
 
ロールプレイだと分かっていても、聞いているだけでどこかこっちが委縮してしまうようなセリフの数々。
そんな言葉を浴びせられた子どもは何を思うか。
 
  • お母さん、僕のこと嫌いなんだ。
  • 僕は悪い子なんだ。
 
怒り心頭のお母さん。
けれども、子どものことを悪い子とも思っていなければ、嫌いとも思っていません。
愛する我が子ゆえのこの言葉。
 
けれども真意はそこにあっても、子どもにとってはそれは見えません。
だから、「そんなわけがないはず」の間違えたメッセージを子どもが受け取ってしまう。
 
これほど怖いことはないと感じました。
 
以前上司からこんな言葉を聞いたことがあります。
 
“Perception can become reality.”
 
自分は決してそうでないと思っていても、他人が受ける印象は現実になりうるというもの。
 
「そういうつもりではなかった」
 
いくらそう弁明したとしても、他人がそう感じている以上、それはもう現実だという彼の言葉は本当にパワフルでした。
 
愛する我が子ゆえに、絶対には送りたくない間違ったメッセージ。
心からそう感じます。
 
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