親力をのばす0歳から18歳までの子育てガイド | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

子どもがおしごとに集中しないとき。
子どもが嘘をついたとき。
子どもがやって欲しくないことをやったとき。
 
モンテッソーリ教育では、「注意」をするのではなく「観察」を行います。
 
『どうしてその行動に出たのか。』
 
ここをしっかりと見極めることから始めます。
 
先日購入したこちらの書籍。
 
モンテッソーリ教育とセットなのではないかと思えるほど、モンテッソーリの教師養成講座にも必ず出てくるPositive Discipline(ポジティブなしつけ)。
 
受講中のジェーン・ネルソン博士の書籍とは違う著者の書籍ですが、『課題を解決する』というアプローチはやはりモンテッソーリ教育と重なる部分があり、非常に参考になる1冊でした。
 
本日のタイトル「親力をのばす0歳から18歳までの子育てガイド」はこの書籍の副題。
0歳~18歳までの発達段階についての記述があり、それぞれの年齢の子どもの生活に起こりうる課題を読み解いていく練習は、日常における有効な対応方法を編み出しやすくなります。
 

 

 
例えば、こちら。
 
『雨の中、予約時間までに病院へ子どもを連れていかなければならないとき。乗る予定のバスがやってきて、子どもにコートを着せようとすると、子どもは嫌がり逃げようとします。こんな時、どうして子どもはそのような行動を取るのか、この年齢(1歳~2歳)の発達について考えてみましょう』
 
というものがあります。
 
ここで挙げられているこの時期の発達から考えられる理由としては…。
 
矢印 自分の意志で行動したい!という強い気持ちが芽生えている
矢印 時間というものを理解していない
矢印 コートを着ることがなぜ大切なのか、理解できない
矢印 バスに乗り遅れるとなぜ困るのか、理解できない
矢印 なぜいま行かなければならないのか、理解できない
矢印 一生懸命取り組んでいたことを、やめさせられたと感じている
矢印 自分の着るものは自分で選びたい
矢印 雨の中のお出かけは経験がないし、濡れたときの不快感もわからない
矢印 あなたのいらいらを感じ取って、ストレスが高まった
矢印 コートの着心地が嫌い
矢印 この年齢にありがちな、「いやだいやだ」
 
などなど。
 
こういう背景を理解すると、親の方もただイライラを募らせるだけでなく、もう少し寛容になれますよね。
もちろん、この状況をさっと解決できるような魔法はありませんが、その発達段階を知ることで、対策を出来る部分も出てくると思います。
 
モンテッソーリガイドたちは子どもの発達段階とその行動の裏に秘められた想いを探り、いかにそれらをプラスに導いていくか。まさにモンテッソーリ女史は元々医師であったように、徹底的な観察を通じて、子どもの満足感に繋がるような方向にガイドしていきます。
 
目に見えないものを見る力が圧倒的に発達しているモンテッソーリガイドたち。

 

 
彼女たちが持っているレンズが欲しいと長い間願いながらも、まだまだその願いは実現しそうにありません^^;
 
これからも修業は永遠続きます(笑)。

 

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