お花見'21
どんな状況下でも、桜は咲くんだな。色々あったけど、ケンケンとのお花見は無事行われる事になった。去年はライトアップしなかったいつもの公園。今年も引き続きライトアップ無し。まさか、コロナが何年も続くとは、思ってもみなかった。何だか、公園にシートを広げるのも、憚られる世の中になってしまった。人も少ないし、若干の罪悪感の中で、昔みたいにはしゃげない。来年こそは去年、そう思っていたのにな…。しかし、今年も桜は咲いたのだ。来年もまた、桜は咲くに違いない。希望を失わない限り、未来は必ずそこにあるいつになく、哲学的になってしまったお花見だった。それでもまだ、もも姉は願わずにはいられなかった。来年こそ来年こそは、世の中が元通りになって、手放しでお花見が楽しめる世界が戻って来ますように。