もも姉の貴重な連休。
せめて月イチ位はケンケンと一緒に過ごしたい。
というワケで、いつものように、夜ケンケン宅へと向かうもも姉。
もも姉の本業は、あくまで自営業。
その頃、会社がちょうど決算時期で、経理の仕上げをしなくてはならず、出るのがいつもより遅くなってしまった。
ケンケンの方も、小説の締め切りが迫っていて、今日も迎えに来て貰えない。
ケンケン駅に着くと、バスも無くなってるし、タクシーも見当たらない。
大丈夫。
歩いても、どってことない距離だし。
すっかり定番になったトランク下げて〜の橋を渡る。
こっからは1本道だし、間違えるハズが…。
隣の畑から、カエルの声が、聞こえてくるよ…。
畑
そんなんあったっけ
まさか、道間違えてないよね
暗いよ〜怖いよ〜
しばらく歩くと、見覚えのある民家が。
良かった〜。
無事ケンケン宅到着。
毎回、来る前におつまみのリクエストを募っているのだが、今回は、オイルサーディンとイワシの丸干しと、梅干しと。
カルシウムとタンパク質、クエン酸。
いいねぇ。
この頃ケンケンは、塩バターパンにハマっているというので、それも何種類か買って来た。
ケンケンも、外出の際、東京駅で駅弁を買って来てくれていた。
「お肉とお魚、どっちがいい」
うーん。悩むなぁ。
じゃ、半分こで。
と、食べ始めたが、結局肉に傾くもも姉。
その後もオイルサーディンやら、持って来たおつまみを食べながら飲み続け…。
ケンケンは途中、ソファーで休んだりしていたが、そのうち上に上がって行った。
もも姉はその後も飲み続けていたが…。
気が付くと、朝の5時。
その場で寝ていた。
上に上がってちゃんと寝て、キッチンに下りると、ケンケンは先に起きていた。
「先に寝ちゃってごめんね」
いえいえ。
もも姉も気付くとその場に寝てました。
朝ごはんは、塩バターパン。
美味しいけど…。
カロリー高いよね
「お昼はさ。
中華料理屋さん行かない
昔よく行った中華料理屋さんが、浦和にあるんだ」。
行く行く〜
てなワケで、浦和到着〜。
着いたのは、老舗中華料理店、娘娘。
「ビールは、アサヒとサッポロ、どっちが良い」
じゃ、今日はサッポロで。
餃子到着〜。
ま、老舗あるあるということで。
ケンケンは、学生時代によく来てたらしい。
ボリュームたっぷりで、リーズナブル。
学生さんには嬉しいね。
お腹いっぱい。大満足〜
そして、もも姉は、帰りの電車の中でがっつり寝てしまい…。
気が付くと横浜。
熱海まで行かなくて、ホントに良かった。