私の防災・その396 アレルギーを知って貰うために
元日に発生した能登半島地震もそうですが、大きな災害が起きるとその後の避難生活に困難を抱える災害弱者と言われる方々への支援が課題になります。
障害児(者)や高齢者などわかりやすいケースばかりではなく、普段の生活では見えにくい困難を持っているのが「アレルギー」です。
もえもえもピーナッツに強いアレルギーがあるので食べるものには注意が必要です。
日常生活では私達家族やいつも支援してくださるスタッフさん達と情報共有出来ていますから特に問題なく過ごせていますが、問題は災害時に避難所等で知らない人と過ごすことになった場合。
もえもえは自分でアレルギーがあることを伝えられないわけですから、ピーナッツアレルギーのことを誰から見てもわかるようにしておかないと危険です。
と言うことで準備しているのがこちらの品々
アレルギーがあることを知らせるシールと自由に書き込んで貼れるテープ。
シールの方は一目で何が駄目なのかわかりやすいイラスト入りです。
テープの方はアレルギー専用のものではありませんが、目立つように黄色と黒の縁取りが施されているので様々な注意喚起にはピッタリだと思って購入しました。
避難所での掲示などにも使えるのではないかと思っています。
小さいお子さんなど自分で自分のアレルギーを把握していなかったり確認するのが難しい方にはきちんと駄目が見てもわかるようなアピールをしておくことも大事だと思います。
テープに書き込んで胸や背中などに貼っておけば誰にでもわかりやすいですよね。
善意の支援者等が
「悪気無く」
「喜んで欲しくて」
「そうとは知らずに」
「美味しいから」
アレルゲンを与えてしまう事故を防ぐには
やはりアレルギーを持っている側が明確に情報を提示することが必要です。
ちなみにアレルギーシールはもえもえの普段持ち歩くヘルプカードにも貼ってあります。
困難を抱えている人を助けるにはその困難がどのような物かを知らないと助けられません。
上手に助けて貰う手立てを考えておくのも大事な防災だと思います。
また、せっかくの差し入れ等を最大限いかす為にも
配布する立場になった方々には食品のアレルゲンを確認して
配慮が必要な方々が食べられるものがあれば
きちんと必要な人に届く様に手配をしていただきたい
と思います。
そして、アレルギーがある方やそのご家族は出来るだけ食事の支度に加わっていただきたいです。
困難を知らなければ助けられない、逆に言えば困難を知っている人だからこそ多くの人を助けられるのです。
自分達の困難さを明確に知って貰うこと
自分達が日常で学んできた知識をいかすこと
配慮を必要とするなら待ちの姿勢で配慮して貰うことに甘んじるのではなく自分から動くことが一番適切に配慮して貰えると私は考えます。
自分達に合わせた備蓄をするのは「自助」
情報を提示するなどして周囲に助けて貰いやすくするのも「自助」
自分達の知識を広げていかすのは「共助」に繋がる大切な一歩ではないでしょうか。
いざと言う時にあなたは誰にどの様に助けて貰いますか![?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/095.png)
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座して待つのではなく自ら動く覚悟はありますか![?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/095.png)
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その為の準備は出来ていますか![?](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/095.png)
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考えてみてくださいね。