私の防災・番外編 能登半島地震関連で気になったニュース記事
今日は軽く能登半島地震関連のニュース等から幾つかピックアップしてご紹介。
俳優の杉良太郎さんは長年ボランティア活動をされていることで知られていますね。
今回の能登半島地震でも三日間炊き出しボランティアに行かれたそうです
さすがだなと思ったのが、被災地の食事はどうしてもパンやおにぎりのような手軽に食べられる炭水化物が多くなります。
そこで、三日間違うメニューを考えたそうです。
若いボランティアさんが「スタミナをつけた方が良い」と考えたメニューをスタッフの心意気に感謝しながらも「避難者は(ストレスで)胃に負担がきているので、優しい味付けで」とアドバイスして高齢者や障がい者でも食べやすい豆乳を使ったうどんに変更されたり、新鮮な果物を食べたいだろうからと蜜柑やバナナ、イチゴを用意したり。
果物はナイフで切り分けたりする必要がないものを選んでいらっしゃいます。
テレビの取材にも「美味しいものを食べて避難所に来て良かったと思って欲しい」と答えられていました。
とことん被災された方々の為に考えられている。
これはやはり一朝一夕では出来なくて長年のボランティア活動の賜物なのでしょうね。
見習いたいと思いました。
次は実際に津波から避難された方の実体験
最後に避難先に設置されていた自販機を破壊して商品を取り出した事件についての続報
取り出した商品は避難してきた人に配ったとは言っても、もしもこれが普通の商店だったとしたら、緊急事態だからと店の人に断りもなく商品を持ち出して配布したらそれはやはり泥棒であり略奪行為だと思います。
しかも、この自販機、災害時には管理者が鍵を開けて商品を配布できる災害時対応ベンダーだったそうで、尚更、冷静な判断が出来ていればととても残念に感じました。
元々は善意から行ったことでもやっぱり犯罪行為は犯罪でしかありません。
日頃から災害対応ベンダーのことを知っていれば防げた犯罪です。
ちなみに災害対応ベンダーとはこんな自販機です
街中の自販機にも良く見ると「これは災害対応ベンダーです」と言ったステッカーが貼ってあったりします。
身近な場所の自販機が災害対応ベンダーだと心強いですよね。
皆さんもお散歩がてら自販機チェックしてみませんか。