『船場カリー』を食ったどぉ~の巻 | The Sam's Room

The Sam's Room

おもしろいこと、楽しいこと、気になること、美味しいこと、何でもかんでも『やってみる』ことが心情のSAMのブログでございます。

好きですね、毎日でも会いたいのです。
飽きませんよ、ずっとずっと好きです。
でも夜はねぇ、キミよりもっと魅力的な『あれ』があるのでキミは明日の朝にでも…。

んっっ????
何のこと???

Curryですよ。
左利きなの、ワタシのカレ… (古い? 麻丘めぐみちゃんの大ヒット!?『私の彼は左利き』)
しょうもないダジャレはおいといて…

話しを始めましょう。

Curry
カレー です。
カレーライスのことでございます。

冒頭に書いた通り、ワタシャこの食べ物が大好きです。ワタシだけじゃない、きっと日本人は大方の人が好きじゃないのかな。
今やカレーは『日本の国民食』だと言っても良いでしょうね。

ワタシも御多分に漏れず大好きです、カレー。
朝昼朝昼朝昼朝昼朝昼…、何日間か続いてもモチロンOKです。

えっ?
『夜』が入っていないじゃないか、って?
エエトコ気づきましたねぇ。
そうなんです、『夜のカレー』は嫌なのです。
だって…
カレーを肴に『お酒』が呑めないじゃないですか!
夜はお酒を飲むもの!!! 仕事で仕方ない場合以外は『夜はお酒』がワタシにとってつきものですから、だから、『夜のカレーライス』はご遠慮頂くのでゴザイマス。
ははは…
単なる『酒飲みのグウタラおやじ』なのでございます。

さて、そんなこんなのカレーのお話し。

国民食で色んなインスタントカレーのルーが売られていますよね。ジャワカレー、バーモントカレー、超熟etc… 家で作るカレーは『おふくろの味』の最たるモノにもなっております。
いいよね、ジャガイモとか、ニンジンとかが大きく切っててゴロゴロ入っているカレー。まさしく『お家カレー』『おふくろの味』ですなぁ。

でも、
しかし、
but…

家庭の味のカレーも良いけれど、でも、たまには外でのカレーも食べたいですよね。
家では出せない味がそこにあるし、また忙しいときに手軽にお店でサッと食べられるというのも魅力かもしれません。

外食のカレーと言えば、『カレーハウスCoCo壱番屋』さんを思い浮かべますよね。全国で1000店以上あるらしい。
名古屋の小さな喫茶店の人気メニューをベースに、カレー専門店になった『カレーハウスCoCo壱番屋』は30余年で押しも押されもしないビッグなチェーン店となりました。
これも日本人がカレー好きだったからかも…ね。

でも、
しかし、
but…

本日のお話しは『カレーハウスCoCo壱番屋』ではございませんで、大阪発のカレー屋さんのお話でゴザイマス。

ふ~、長い前置きでしたねぇ。
もうここまで読む前に次の所に行っちゃった人がいるかもしれませんなぁ…
まぁ、よろし。ここまで読んで頂いている方、ご苦労様。
やっと本題でゴザイマス。

『船場カリー』
大阪以外の方にはお馴染みがないかと思います。
だって、大阪以外に出展していないのですから。

おっと…
忘れてた。
『横濱カレーミュージアム』に出店していたことがあるのでひょっとすると関東の方も名前を聞いたことがあるかもしれませんね。


…ってココまで書いたんだけどチョット情報が正確かどうか不安なので調べてみたら、富山と埼玉に去年出店しているみたいです。
シツレイイタシマシタ



さてさて、本日ワタシがやって来たお店は、
イメージ 1

東心斎橋店、地下鉄西長堀駅7番出口近く。
ここは直営店ではなくてフランチャイズ店。

因みに、船場カリーは直営とFC合わせて16舗くらいあるそうです。大阪市内中心のようですけど、ね。

さて、カレー… いや、船場カリーのお店では『カリー』と呼んでいるようなので、『カリー』をオーダーしましょう。

ワタシが数あるメニューから選んだのは、

イメージ 2

牛すじカレー、800円也。

色がヘンでしょ。
他のカレー屋さんのカレーとは明らかに色が違います。
いわゆる、カレーらしい黄色じゃないのです。

ココや!
これがポイントなのですよ。

実は…
ホンマは…
何を隠そう…
何にも隠せヘンけど!?

実は『イカスミ』を使っているのです。
隠し味は『イカ墨』、いかすぅ~

では、ちょいとアップに、

イメージ 3


ほぉらぁ~、色もイカ墨色… 
なぁいすぅ~、いけるいける、イカす み たい!?

お味はイカ墨が入っているので、まったり&マイルドに仕上がっています。
辛さも選べるし、トッピングも選べるところはカレーハウスCoCo壱番屋さんと同じだけれど、お味は全く別物。
見事に他のカレーと差別化を図っておりますぞ!

なかなかアトヒクお味ですね。

イメージ 4

ほぉらぁ~、メニューには誇らしげに『イカ墨』をうたってる。
でもね、辛さを求めればちょいとお値段アップ。
ちょい辛は50円up、辛は100円upとなっております。

お肉にも拘っているようです。
オーストラリア産、いわゆるオージービーフのもも肉とバラ肉をブレンドしているそうです。オーストラリは世界で最も汚染の少ない牧草地帯であるためだとか。
ふ~ん、オージービーフは安いからと違うン!? なぁんて詮索はやめておきましょう!!

お米も玄米から精米して7日以内にお店に出すのだそうな…

拘っておりますなぁ。

まぁ、それもそうですよね。
1997年(平成9年)に創業だから、先発ショップはイッパイあるし、カレー業界に打って出ようと思えば『他店との差別化』が必須だもんなぁ。

そんなこんなのカレー話。

大阪には他に名物カレー『自由軒』がありますよね。
織田作之助の名作『夫婦善哉』にも登場しております。
ここはカレーとご飯をあらかじめ混ぜているのです。そして、てっぺんに生玉子の黄身が乗っているというオモロイ名物カレーが売りなのです。


で、…

本来的には、
ご飯にカレーをかけてでてくるのが『ライスカレー』、カレーとご飯が別々の容器に入ってでてくるのが『カレーライス』だそうです。
あの、アラビアンナイトの擦るとジャジャジャジャァ~~ンと大魔王が出てくるような形をしたカレールーを入れる容器、あれって何だか不思議ですよね。

まぁ、エエかぁ、そんな話しは…

とにかく、カレーは日本の国民食。
明治時代にイギリスから入ったと言われるカレーは日本で独自の成長をとげ、国民食にもなっただけではなく、この『日本のカレーライス』が今世界各国にショップが出来て人気を博しているというのも面白いですね。

ちなみに…
カレーの本家本元とされる『インド』には『カレー料理』という呼び名はないそうです。
インド料理は実はそのほとんど全てが我々で言う『カレー』なのですが、それぞれの名称が付いているようで、その総称たる『カレー』は存在しないというこれまた不思議なことのようです。
ホンマかなぁ…
多分、ホンマです。
記憶違いでウソだったらゴメンなさい。

ではでは…