京都にある喫茶店
六曜社
久しぶりに訪ねてみました
京都市内の老舗喫茶店
河原町三条の交差点から
少し下がったところ
六曜社珈琲店
地下はコーヒー&バー
1階は珈琲店
創業は1950年
親子三代にわたって
京都の珈琲文化を支えてきた名店
京都にご縁が深くなった頃から
ワタシが屡々通ったお店でもある
久しぶりに六曜社の扉を開けました
ぎぃ~
…ッテオトハナランケド💦
店内は豪華客船をイメージしたという
カウンターは無くソファ席のみで
相席は当たり前というスタイル
今となってはほぼ化石みたい…
灰皿を置いている
昭和の時代ちゅうんは
喫茶店には必ず灰皿とマッチがあった
店内はややもすると煙が充満していたことも
今は昔…
禁煙、嫌煙の今
喫茶店にマッチと灰皿はもうほぼ化石
でもここは昭和の喫茶文化を今なお残す
京都の洋画家、故大淵陽一氏のデザインのマッチ
随分昔から変わらずこのマッチが机上に置かれている
喫茶店のマッチを持ち帰るンも
昭和の文化やったな
ワタシモ随分集めていたモンな
で、珈琲…
珈琲はネルドリップ
お客様が来たら直ぐに出す
…と言うこともコノお店の拘り
だから10杯ドリップをして
いつでも直ぐに出せるようにしてるそうな
そんなこんなの六曜社
ここに来るようになったきっかけは
『二十歳の原点』という本だったと思う
ワタシら世代では
たぶん…
とても有名な一冊
本棚を探すと
高校時代に買ったその本があった
高野悦子
『二十歳の原点』
ワタシの本棚…
写真に写ってるこの辺りは
昭和の時代の本が多いかな
キチンと分類しておかないと
どこになにがあるかわからなくなる
図書分類法による
日本十進分類法で
整理すれば良いけど
なんか今更面倒やな
💦
そんなこんなの
雑多に置かれている本達ですが
未整理でもどこにどんな本があるかは
大体わかるのが不思議なもんです
この本もパッと取り出すことが出来ました
二十歳の原点
当時立命館大学の学生であった
高野悦子さんが昭和44年1月から
44年6月に自殺するまでを綴った日記
自殺の2年後
遺族によって20歳の誕生日から自殺2日前までの
日記が書籍化されると空前のベストセラーとなった
ワタシが高校時代に発行されたこの本
高校の先生に教えられて買ったと記憶してる
今ではボォ~ッとしたZ/B世代になっているけど
当時は多感な高校生だったワタシ(…かな?)
色んな意味で刺激を受けた一冊だったな
そう…
この『二十歳の原点』に登場してたのが
河原町三条にある『六曜社』だった…
ま、ありがちな単純動機ですが
ははは…
そんなこんなで六曜社に来るようになりました
コロナ禍以降
急に京都に来る回数が激減したけど
ここ『六曜社』と『イノダコーヒ』は
色んな思い出が詰まっているところです
んっ?
両方のお店とも
フォーク歌手の『加川良』とも繋がる?
ま、ソレハオイトイテ…
ワタシら世代は
喫茶文化花咲く時代が青春時代
喫茶店での待ちあわせ
そしてデートの場所として
また時間を潰すとトコロとして
喫茶店に入り浸ったときもありました
喫茶店と青春の喜怒哀楽は
カナリシャナリオーバーラップ
それゆえ喫茶店というトコロは
思い出もたっぷり詰まったところ
こんな喫茶店に来ると
幾多の思い出が走馬燈のように
くるくる廻る…
昔のことを思い出すのは
Z/B世代の悪癖やけど…
💦
そんなこんなの六曜社でした
…ちゅうことで
ほな
また
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