太陽光発電&ECO~かーずのLovin' Life~ -466ページ目

太陽光発電買い取り価格が48円に決定!

50円程度と言われていた買い取り価格がついに48円に決まったようです。

太陽光電力買い取り義務化 家庭の余剰分、48円に倍増
-8月7日8時16分配信 フジサンケイ ビジネスアイ-

先日、倍額での買い取りの開始時期を年内からにすると発表したばかりですが、今度は具体的に価格が提示された格好です。いよいよ、始まるのかと思うとわくわくします。

とはいっても、我が家の発電システムはまだ稼働していません。電力会社の許可がまだ下りていないのです。

早くしてくれないと、ローンの支払いだけが開始してしまうので嫌なのですが、こればかりは順番待ちなので仕方ないです。



ところで、この記事の中に「設置費用の補助金と買い取り制度を利用すれば10~15年で元がとれる計算」と書いてあるので、実例として我が家の場合で計算すると以下のとおり。

設置システム:シャープサンビスタ、5.12kw
システム設置工事費:3,213,000円(税込)
補助金額:358,400円
差引金額:2,854,600円 ・・・(A)


このシステムの予想年間発電量はシャープのWebサイトによると約5,510kwh
5%程度のロスを考えて5,510×0.95=5,235kwhとします。


このうち、80%がデイタイム(48円)で買い取り、20%はその他時間(30円)で買い取ると仮定すると、
5,235×0.8×48=201,024円・・・(B)
5,235×0.2×30= 31,410円・・・(C)
(B)+(C)=232,434円・・・(D)

そして、10年経過後は一律30円で買い取ると仮定すると
5,235×30=157,050円・・・(D’)


そうすると、当初10年間の発電料金は
(D)×10=2,324,340円

その残金を(D’)で割ると
530,260円÷(D’)=3.37年

つまり、13.3年で元が取れるという計算となるようです。


ですが、これは太陽光発電システムを現金一括で購入できた場合の話で、実際にはローンを組んでの支払いとなるためこの通りにはいかないことにご注意ください。


たとえば、我が家の場合も現金払いではなく15年ローン(当初10年固定)払いです。
その支払総額は、見込みで
3,182,000円・・・(A’)

当初10年間の発電料金を引くと
(A’)-2,324,340円=857,660円

これを(D’)で割ると
857,660円÷(D’)=5.46年

つまり、元を取るまでに合計で15.5年を要するという結果になります。タダの電気を使えるようになるのは約16年後ということです。


そのころ自分は50歳手前か...。



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太陽光発電システム設置工事状況 その3 墨出し~基礎


今回は墨出し~基礎土台設置までの状況です。

工事に取り掛かって最初の工程として、どの位置にパネルを設置するかの目印をつけなければいけません。どんなプロの職人さんであろうとも、設計図を見ていきなり工事を始める人はいません。必ず、現場に目印となる線を描きます。これを建築用語で「墨出し」といいます。

10:40 まずはその風景をご覧ください。
シャープ サンビスタ 太陽光発電 設置工事 墨出しちょっとわかりにくいでしょうか。もう描き終わったあとなんですが実際はピンク色の細い線が格子状に引かれています。この線がクロスしている部分に、モジュールを乗せるための架台の基礎(足)が置かれることを示しています。でもちょっとわかりにくいですね。

10:45 次は穴あけシャープ サンビスタ 太陽光発電 設置工事 穴あけこれは、先ほど引いた墨線の交点にアンカーを打ちこむための穴をあけているところです。すべて同じ深さ(7、8cm位)の穴を正確に開けていきます。その後孔の中に溜まった削り屑を掃除機とブラシを使って丹念に取り除いていました。

11:05 アンカーボルトの固定シャープ サンビスタ 太陽光発電 設置工事 アンカー先ほど開けた穴に接着剤を注入しているところです。その後、すかさずアンカー(孔のそばに置かれている全ねじ)を回しながら差し込み、固定します。この接着剤は数分で完全に固化してしまうようで、ケミカルアンカーと同じような性能がありそうです。後ろの作業員は孔の掃除をしている人です。

11:10 次々に打ちこまれていくアンカーボルトシャープ サンビスタ 太陽光発電 設置工事 アンカー打ちこみ流れるような作業で次々にアンカーボルトが設置されていきます。

11:15 土台を配置シャープ サンビスタ 太陽光発電 設置工事 土台規則正しく打ちこまれたアンカーボルトの傍に土台となるブロックを並べていきます。

【拡大写真】シャープ サンビスタ 太陽光発電 設置工事 土台拡大写真すぐにブロックを取りつけないのは、アンカーボルトを打ち込んだときにあふれ出た接着剤が固まって盛り上がっているので、それを取り除かなければならないから。

11:20 土台取り付けシャープ サンビスタ 太陽光発電 設置工事 土台取り付け3人の流れ作業。写真一番奥の作業員(手しか映っていませんが...)がアンカーボルトに付着した接着剤をマイナスドライバーと金づちで取り除いています。そのあと真ん中の作業員がシーリング剤を塗り、一番手前の作業員がブロックを置いていきます。

すでに時間は昼前、気温は30℃を優に超える程の猛暑になっていました。作業員の方々も暑い暑いとは言いつつも手を休めることなく一生懸命作業をしていました。ごくろうさまです。

続く

太陽光発電システム設置工事状況 その2 資材搬入

7月25日朝。

09:30
いよいよ工事開始です。

まずは家の横に横付けしたユニックで我が家の屋上に資材を搬入します。
搬入指示
写真は太陽光モジュールを搬入しているところです。屋上の作業員がクレーンの操縦者に指示を出しています。

次に、ゆっくりと資材を降ろしていきます。搬入中
写真で搬入中のモジュールはガラス製品のため、破損させないよう特に慎重に作業している様子でした。

こちらは最初の積み下ろしが完了したところです。
最初の積み下ろし
製品名はND-160AVL
沖縄は塩害地域で全国で販売されている一般的なモジュールが使用できないため、塩害対策が施された特殊モジュールが採用されているそうです。

ちなみに、このパネルは一枚一枚発電量が異なっており、そのすべてを組み合わせたときに仕様書の5.12kwを満たすようになっているはずです。
実際の試験結果はこちら

積み下ろしは一度に3、4箱ずつ。ひと箱に2枚のパネルが梱包されています。


09:50 モジュールの搬入完了!
モジュール搬入完了最後の3箱のみ開梱していますが、これはその他の部材等を搬入するときの養生シートとして段ボールを使用するため。

10:15 同様にその他の部材を搬入していきますその他部材搬入
モジュールを梱包していた段ボールを敷いて、その上に架台や基礎となる部材、工具等を搬入。

部材詳細
手前の棒のような部材が架台の骨格である鋼材。

この鋼材も塩害地域に対応したもので、スーパーダイマという特殊合金でできているそうです。四角いセメント板のようなものは、架台の足となる部分(土台)です。中心からやや外れたところに穴が開いていますが、この穴はアンカーを通すための穴です。
その他の段ボール箱にはボルトやナット、アンカー、それから接続用の部品等が入っています。

もっと山のように資材が搬入されると思っていたのですが、こうやって整然と並べられていると、想像していたよりだいぶコンパクトな印象を受けました。

陸屋根の場合、この架台の価格(工賃含む)がかな~り高額になるのがネックですねガーン
我が家の場合、通常より高さを高くしてあるのでなおさら。これで〇十万円するかと思うと・・・、あぁ。


今回はここまで。次回は墨出し~基礎工事です。

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