淑女との戯れ ダットサン フェアレディ -44ページ目

淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

8トラックってカラオケでも使わなくなりましたよね?

 
8トラックカセットといえば、かつては80年代からのカラオケ文化を広めた立役者ですが、その前の時代の日本ではコンパクトカセットテープ(一般的なカセットテープ)が広まるちょっと前から家庭やカーステレオで楽しむ定番アイテムでした。
 
70年代初頭の自動車には標準装備もされているものもあり、80年代初頭に先輩が乗っていた初代カリーナSRにも装備されていました。ところが、小物入れとして筆記用具などが差し込んであり使ってませんでした。既に8トラックの時代ではなくなっていたからです。
その為、コンパクトカセットテープのデッキは別に取り付けられており、キャンディーズを聴いていたのを思い出します。
 
手軽に好きなように録音できるコンパクトカセットテープに押されてしまい、録音も機材が限定されてしまう8トラックは急速に市場を減らすことになってしまいました。70年代の叔父のレコード店には壁一面に8トラックミュージックテープが並んでいたのを思い出されますが、
市販ミュージックテープによってのみ楽しむのが主体であった8トラックはこの後で衰退せざるを得なかったのかましれません。その後、カラオケ用として特性が生かされたのは言うまでもありません。
 
後年、小生の愛車であったカペラロータリーにも8トラは標準装備されていましたので、ベルト交換し稼動できるようにして楽しんでいました。
 
ところが今では化石のような存在で、日常的に使用している御人はほぼ稀な存在でしょう。
そんな稀なひとりです。
 
音質は、意外かもしれませんが、コンパクトカセットテープよりも断然良い音です。
CDなどのデジタルの音とは感覚が違うのですが、「あの時に聴いた音」と言う意味ではタイムスリップ感を覚えます。アナログならではの感覚ですね。アナログ録音はデジタル録音との違いとして、その場の空気感まですべてが録音されているからです。デジタル、特にCDは人間の聞こえる音域は概ね20~20,000Hzの周波数帯での音源として販売されています。あのサイズに納める為でもあり、聞こえないのだからいいでしょうという解釈です。感覚が違うというのはこの辺の要因が大きいのかと思います。もちろん、再生機器がハイレベルであるほどわかりやすい感覚なのでしょう。古いものや低価格の機材のスピーカーをハイレベルなものに代えるだけで再生機材の能力を活かすことが出来るので音質はよくなりますね。最近のハイレゾなどは40,000Hzくらいまで再生しているそうなので音質がよく聞こえるのは当然のことなんですね。
 
8トラックとは、2トラックステレオチャンネルが4チャンネルあることから8トラックと呼ばれています。ハチトラともいいます。
 
テープはエンドレステープとなっており、1チャンネルの再生が終わると、センシングテープという導通のある部分にさしかかりスイッチングして2チャンネル目の再生に入ります。それを繰り返して4周すると全曲の再生が終了します。
エンドレステープではありますが、このセンシングテープにて繋いであるのでエンドレスとなっているわけです。
 
 
 
その他、歴史等詳しいことは、ウィキペディアを参照ということで・・・
 

スタッドボルトを折って途方にくれていたが・・・

 
やっと入手した淑女用のシリンダーヘッド。
オーバーホールと簡単なチューンナップをする為の作業をしていたのは、数ヶ月前。
スタッドボルトを取り外していたその最後の1本が折れてしまったのです。
 
それだけならサビ車をいじっていればよくあることなのですが、更なる災難も発生したのです。
折れたボルトを外すために用いるエキストラクターまで折れてしまったのです。
これは通常のドリルではまったく歯が立たず万事休す、心まで折れてしまいました。
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しかし、いつまでもそうしているわけにもいかないので、一念発起し、作業を再開しました。
用意したのは、超鋼エンドミルです。
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まずは折れた表面を少しでも滑らかにしておくために、ダイヤモンドリューターで均しました。
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次に、ボール盤にエンドミルを取り付けて折れたボルトを上から削っていくことにします。
本当はフライス盤で作業するべきですがそのようなものはありませんので、
シリンダーヘッドをボール盤にセットするに当たり、平衡を出すように微調整します。
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ボール盤を回転させてエンドミルを慎重にゆっくりと下げていき、折れボルトに当たるかどうか位の微妙な感覚でじっくりゆっくりと掘り進んでいきます。
ここであせって刃を下げてはいけません。
今度はエンドミルを壊してしまいかねませんから。
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磁石で削りカスを回収。
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エキストラクターの破片の回収ができたら、通常のドリル刃に付け替えてボルトの残りを取り除きます。
エンドミルのままでもよいのでしょうが、交換しました。
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良い具合に穴が開きました。 最終はM8タップの下穴サイズで 6.5mm本来は6.8mmが良いのですが持ってなかったのです。
小さいことは気にしません!(←気にしろ!w)
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タップを切っていきます。 
中には残ったボルト破片があるので、慎重に少しずつきり進めていきます。
5度ずつを繰り返す感じで、その都度切りカスは掃除しながらです。
 
シリンダーヘッドがアルミなので元の溝に残っているボルトの切りカスが不用意に食い込んだり悪さするリスクを減らすためです。
タップサイズは、M8-P1.25です。
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新品のスタッドボルトがピタリとはまり一安心です。
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他の穴もすべて掃除をかねてタップを切って今回の作業は終了です。
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旧いLet's note CF-S9というマシンが小生の愛機

 

冷却ファンからも異音が発生し、機能劣化のため、熱暴走、フリーズ等を繰り返していながらもダマシダマシ使っていたので、先日ヤフオクにて中古の冷却ファンを入手して交換したのですが、またまた異音が発生。困ったものである。中古はやはり当てにならないということなのでしょうか。はずれだったのか。
 
というわけで、パソコンを分解して冷却ファンの清掃と注油を実施しました。今は快調になってこうしてブログなぞも打てるのです。
 
また、分解手順を解説しているサイトがあり、タブレットで確認しながら分解していきます。
サイト名は「分解工房」http://bunkaikoubou.jp/
携帯電話や家庭用ゲーム機、パソコン各種と分解の仕方が丁寧に解説されています。
 
分解するに当たり、ネジがごちゃごちゃにならないように仕切りの付いたプラケースに入れていきます。
 
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キーボード、バッテリー、上部パネル等を外しますとマザーボード基盤とともに冷却ファンも顔を出してきます。
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これが冷却ファンです。
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カバーのねじを3か所外して、
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ファンを取り外します。 手でやっていますが、ピンセットを用いた方がいいですね。
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軸受けの清掃には、ブレーキクリーナーをシュッと吹いてティッシュなどを差し込んできれいにします。
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万能オイル、いわゆるミシン油をさしてからファンを元に戻します。 このオイルはダイソーで買ったものです。
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戻したファンを指で回転させてみて、止まる瞬間にプルプルッと振れる感じで止まればOKです。
ねじをとめて冷却ファンの作業は終了です。
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すべてを元に組み立てなおして電源オン! 問題なく作動して一安心!
異音もまったくしなくなって気持ちいいです。
一件落着です。
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果たして淑女に付けられるのかどうか? それが問題だ!

 
先日、はたらくクルマの ミニキャブのヘッドライトをLEDバルブに変更しました。
 
冷却ファンを用いずに、冷却リボンを採用した構造なので、奥行きが狭くても問題なく装着することができました。
 
そこで、淑女の場合、取り付けが可能かどうかを検証してみることにしました。
当面LED化する予定もないのですが、こういう小細工には興味をそそられるわけです。
 
先に結果を申しますと、一応付きます。
 
ただ、本当に無理に押し込んでいるような状況ですので、冷却効果などは??? 疑問です!
完全密室サウナ状態なんです。
 
実質的にはお釜部分の改良が必要になるかもしれませんね。後ろ側に穴を開けて冷却リボンを外に出した上で、基盤ユニットやカプラーもお釜の外に出した方がよいかも知れません。外気に触れないと冷却も何もないでしょうから。
また、タイヤハウス内にむき出しになるので、泥水対策としての遮蔽板みたいなものを付けた方がいいかと思います。
 
数年後にはもっとコンパクトな良質のバルブが開発されるかもしれませんので、今はそのままにしておきます。
 
さて、検証作業ですが、まずはヘッドライトベゼルを外すためビス2本を緩めます。
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ベゼルを外すとこんな感じです。 
 
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次に、ライトリムをビス3本を緩めて、リム自体を時計方向に少し回すと外れます。 
ヘッドライトもカプラーを引き抜き取り外します。
 
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狭い! というよりもライトを付けるだけのスペースしかありません。
一応、LEDユニットを押し込んでみます。
 
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見事に出っ張っています! はみ出ています! 大丈夫かな?
取り付けイメージは、付くかもしれないレベルです。
 
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配線モジュールを円を描くように配置して、冷却リボンも広げてお釜にはドンツキ状態か? 
 
そこで、実装してみましょう。
用意したのはハロゲンライト本体です。手持ちにはこれしかなくサイズ確認なので十分でしょう。
 
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ベースを取り付けます。
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装着すると、こんな感じです。
純正のシールドビームに比べると、反射鏡自身の奥行きも深くなっているように感じます。
メーカー、商品ブランドによっても違ってくる部分と思われますので、取り付け困難なライトもあるかもしれませんね。
 
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車体に合わせてみます。
 
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レンズとリムを取り付けると何とかさまにはなりましたが、、、 
結構キツキツです!
むりやり押し込んだ感じ!
 
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付くには付いたので、ベゼルも取り付けます!
 
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やっぱりかっこいいな~
またまた惚れてしまいそうです!
淑女の毒にかかりました!
 
こんな感じでLEDバルブの装着検証は終わりです。
 
 

LEDヘッドライトにする!②

 
前回は、反射鏡の改善を、再メッキせず適当な方法アルミテープを貼ってこなすというインチキな改善をしてみました。
そして本題の、LED化の作業に移りたいと思います。
 
今回、普段の行いが良かったのかどうかわかりませんが、ロハでLEDヘッドランプセットを入手する事ができました。
ミニキャブのようなヘッドライト取り付け部分の奥行き空間の狭い車種では、従来売っているタイプのLEDバルブの装着は極めて困難というよりも物理的に大きすぎる為に無理でしたが、入手したタイプは奥行きが短く、どのような車種でも装着には問題が少ないように思います。
 
それでも、淑女(フェアレディ)には加工しないと難しいかな?
 
さて、箱です。
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新品です!
震える手で開けます!
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中々ちゃんとしていそうな感じです。
取り出します。
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本来はこのまま組み付ければ一丁あがりなのですが、小生のシビエには後付けタイプのスモールランプが仕込んでありますので、その配線の逃げ加工をします。
 
いずれにしましても、組み付ける際にバルブのベースボードは外す必要があります。
念のため、マーカーで目印をつけておきます。
 
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ベースは捻って引っ張り出せば外せます。
 
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これに逃げ加工を施します。
ドリルで穴を開けて、ニッパーでチョン!
 
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ここまでの準備ができたら、ヘッドライトを車体から外します。
まずは、ベゼルをタッピングビス2本を外し、ライト上部付近の差込みを広げて引き出せばベゼルは簡単に外せます。
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ヘッドライトは、光軸調整のねじは緩めたりせず、というより絶対にまわしてはいけません。
光軸が狂ってしまい面倒な事になりますから。
外し方は、全体を押しながら右回転にずらして行います。
外したライト本体から、ハロゲンバルブを取り外します。
 
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そして、ベースを取り付けます。 イメージはこんな感じです。
通常はこのまま組み込みますが・・・
 
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例のスモールランプの取り付けの関係で、これに合わせての装着となります。
 
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スモールランプとベースをライト本体に装着して、
 
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更に防水ゴムカバーも所定の位置に装着します。
次に、LEDユニットのソケットを車体側に接続し、
 
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ユニットはライトがぶつからないような位置に押し込んでおきます。
 
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いよいよバルブを本体に装着しますが、まず、冷却リボンを広げて冷却効率を上げるようにします。そして既に装着しているベースに差込み、押し付けながら捻ればロックがかかり装着完了です。
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ヘッドライトを元のように取り付ければ作業完了です。
 
片方だけ交換して、ライト点灯してみました。
かなり印象が違いますね。
 
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両方交換完了です。 
イエローのスモールバルブが入っているのでちょっと独特です。
 
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夜間走行が楽しみですが、少し走ったところ街中では明るい感覚はあるもののやはり山道なんかが本領発揮でしょうかね。
まだまだがんばって働いていただきます!

LEDヘッドライトにする!①

 
はたらくクルマ ミニキャブです。
1990年式 ボディは550サイズでエンジンは660という、変遷過渡期の生産車です。
もう街で兄弟を見かける事もなくなりましたが、まだまだ現役で働いております。
 
昨年の12月車検の時に光量で初めて引っかかりました。
原因は、ライトの反射鏡の劣化です。 この時はギリギリ下回っていたので、バルブをブルーフィルターつきのホワイトバルブから、標準バルブに交換したところ、光量が規定値を超えたのでとりあえず車検はパスしました。
 
自分の目ではホワイトバルブの方が見やすく明るく感じていたのですが、数値的にはブルーフィルターを通すので光量が不足してしまうようです。標準バルブは赤っぽくて暗く感じます。
数値と感覚とはこんなところでも違いがあるのかとひとつ勉強になりました。
 
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まずは、反射鏡の再生です。
以前、マーシャルのヘッドライトも反射鏡がだめになったので分解して、それは蒸着メッキをしてくれる業者に送って再メッキしていただききれいに再生したのですが、今回は狸です。
否、手抜きです。
アルミテープを貼ってごまかします。(本心では蒸着メッキをしたいと思っておりますが、走る実験車両としてやってみます。)
 
ミニキャブに装着しているのは、純正のシールドビームに換えて、シビエのハロゲンランプです。
まずは、ガラスレンズと反射鏡との分離作業です。
ゴムのようなもので接着されていてはがれないようになっています。
フロントガラスなどもこのような接着方法になっておりますので、それをはがす方法を参考にして、工具を差込み貫通したところでグググっとスライドしながら一周し切断します。
工具といっても、自作品です。ワイパーブレード交換時に廃棄になるステンレスの帯板をL形に曲げ他だけのものです。
 
写真撮っていなかったので、既にアルミテープ貼り付けていますが、既に劣化により地肌がでていたりして、反射機能が失われているのが確認できると思います。
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そして、適宜アルミテープを貼っていきます。
また、接着面に残されたゴム接着剤はスクレーパなどできれいに除去しておきます。
 
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レンズには、接着剤として今回採用した「エアコンパテ」を、うどんくらいの太さで調整して、ぐるりと一周置いていきます。 
「エアコンパテ」を採用したのは再度のメンテナンスでもはがしやすいのと、十分な防水能力があること、そして安価でどこでも入手できるからです。 
 
通常は家の壁に穴をあけてエアコンのホース類を通したときに隙間をふさいで穴から雨水等が入り込まないようにするために用いるものです。
 
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そうしたら、レンズと反射鏡を元通り合わせるだけです。
これで終わり。
 
写真がないけど、わかりますよね?
 

予測もできない再会だった・・・

 
車検を取得して乗り出しあれこれと修理、整備、等々しながら色々と出かけたのですが、
排気ガスが室内に入ってきたり、雨の日の高速道路では幌とウインドシールドとの隙間から雨水がナイアガラの滝のごとく垂れてきてビショビショになったり、室内が池になったり、スタビライザーがブラケットごともげたりと様々なイベントが起こり、しょうがないなーと半分困りながらもどうやって直そうかと考えるのも楽しみのひとつでありました。そんな7月の或る日やってしまいました。交通事故です。
 
ボランティアに参加して帰る途中でした。ウキウキしていたのでしょう。ちょっと慣れない道を飛ばしていました。田舎道で他には車も走っていない。そんな場所でした。カーブでセンターラインをオーバーしてしまい、ちょうどやってきたエスティマの後部バンパー付近に接触しそのままスピンで一回転し止まりました。
相手はバンパーが取れてしまい、こちらは右ヘッドライトを直撃しバンパーとフェンダーもひしゃげてしまいました。完全に自分が悪いのです。
 
後は淡々と事故処理を済ませ自走で帰路についたのです。
 
このアクシデントがきっかけでスイッチが入りました。
最初は単なる板金修理で終わらせるつもりだったのですが、全体を見渡すと幾度となく塗り重ねられて厚くなった塗装はひび割れており見た目にも車にもよろしくないので、塗装を或る程度剥いでの全塗装を決行しました。この話はまた別の機会にします。
 
全塗装を終え、幌も新調し、タイヤも憎きミシュランはアルミホイールごとポイして、ハヤシストリートとピレリーP6の組み合わせで出庫しました。
その直後に早朝のセブンイレブンに寄ったときの一枚がこれです。
 
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そしてすぐに「新潟クエスト’93」という2泊3日のヒストリックカーイベントに再生を時折手伝ってくれたK君と参加しました。
93年10月1日~3日
越後湯沢に集合し、参加車両210台、欧州車が多かった様に思います。まだこのころは国産車は少数派だったです。爆音シャコタン車はいません!ジェントルでフレンドリイな雰囲気でした。
 
前夜祭では、地元新潟の美味しい地酒がふるまわれ、翌朝からパズルラリーで各ポイントをめぐり全行程176kmを走破しゴールを目指すというものでした。
ゴール地点は、「新潟ふるさと村」という施設です。会場ではそのまま展示イベントとなり一晩泊まって午後3時ころに解散。
オールドタイマー誌 14号ではこの模様が紹介され、小生と淑女もしっかりと2枚の写真に写りこんでいます。
 
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の時に参加者同士で情報交換をし、
自動車の登録に関する履歴を知ることができるということを教えてもらいました。
 
そこで、この淑女の経歴を調べてみることとしました。当時は個人情報保護法などない時代ですから、たやすく調べることができたものです。
これは、陸運局にて行える登録事項等証明書」の中の保存記録を開示してもらう手続きです。
申請から一週間で出してもらいました。
 
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これによると、
初年度登録、昭和40年
保存上の最初のオーナーH氏 
       昭和42年9月~昭和53年6月抹消登録 練馬5ナンバー
4年のブランクで
新規登録 昭和57年10月~ 相模58ナンバー
使用者変更登録 昭和58年11月
移転登録 昭和60年3月 所有者新宿 使用者神奈川
移転登録 平成1年2月  千葉52ナンバー
移転登録 平成2年3月  土浦57ナンバー当日抹消登録 その後、京都の方に引き取られる。
新規登録 平成5年2月  相模77ナンバー
 
それからは小生の所有となっております。
そこで疑問点が、初年度が昭和40年なのに、最初のオーナーH氏が昭和42年とはどういうことでしょうか?
ここは、想像なのですが、陸運局の登録管理の形態が電算化した時点の名義人を保存上の最初のオーナーとして登録されているのではないかということです。
だとすると、謎に満ちた最初のオーナーがいるはずなのですが、今となってはそれを知ることはできません。
またまた想像ですが、初代オーナーはディーラーだったのではないかという憶測です。
というのは、ナンバーが練馬ナンバーなのに保存上の最初のオーナーの住所は神奈川県。
本来なら相模ナンバーでなければなりません。売買のローン関係か、またはそこの従業員に名義のみ変更しただけなのか、このあたりではないかと推測しています。試乗車だった可能性もあります。
昭和42年11月にはSP311,SR311は米国基準のハイウインドウ車にマイナーチェンジします。その入れ替えの関係では?などと想像が膨らみます。40年車と42年車の大きな違いはメーターの数くらいで後はそう変わらないので・・・勝手な話ですね。
 
ただ、このような謎を知りたくても、
既に、H氏はこの住所にはいらっしゃいません。小生のところに淑女がやってきたときにはお住まいだったようでした。そのうちお会いして見ようなんて呑気なことを考えているうちにいつのまにかその家は取り壊され新しい家になってしまいました。表札にはH氏の名前は見当たらずTというお名前でした。
売却処分されてしまったようです。
ただ偶然なのか、母屋とカーポートの配置は変わっておらず、往年を忍ばせる雰囲気ではありました。
そう、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、このH氏の家こそ小生が小学校のときに覗いていたガレージだったのです。
 
あの時の少年の目に映っていた淑女はめぐりめぐって偶然にもその少年のものとなったのです。
 
 
 

平成5年2月15日 中古新規登録完了!

 
今とは違って希望ナンバー制度などない時代、目指す登録番号をつけたい場合には、登録受付に並んで希望する番号に受理してもらえるようにしてもらわなければならない。
まず受付で、今は何番の交付ですか?などと聞き、また封印場で交付されている番号から状況を確認するのである。
さらに、受付担当官に○○番が欲しいのです等と告げ、こちらの意図も知ってもらうことも大事なのこと。
もちろん、当時は運輸省の役人であるから”わかりました”などいうことは一応形式上ないのですが、わかってもらえるのだ。
 
ただし、すいている時間ならまだしも、朝一で登録者の列が長いときなどは厳しい。当然ディーラーさんなどは一人で複数台の登録にやってきているので、順番を数え、希望する番号がその間に入るようでは交渉でもしない限りは絶望的である。顔なじみなら割り込ませてもらえるかもしれないけれど、そこまでずうずうしくもできないし親しくもない。プロで仕事で来ている方々にとって趣味人等は邪魔者であるに違いないのであきらめるのである。
 
前回話した淑女の前の愛車、御者座の一等星の時は、当日の概ね良い番号で登録ができたが、淑女の場合は結果的には妥協でした。
どういうことかというと、希望する番号までに当日の登録車の数が到達せず、仕方なくその日の最後の登録番号で受理してもらった由。
仕事の合間に登録に来て、翌日以降来ることもままならないので仕方なくなのである。
 
何はともあれ無事にナンバープレートが交付され、”1年間”の車検有効期間を与えられたのである。
 
そう、このころはまだ、新車から10年の越えた乗用車の車検有効期間は1年間だったから。
昨今、旧型車両の増税問題が浮上していますが、このころは或る意味一年毎の車検にされたことでの結果的に割り増しの税金は納めていたことを思い出した。
 
今は希望ナンバー制度ができ、だれでも欲しい番号を”買える”ようになったため昔のように並んだり交渉したりということをする必要はなくなった。それだけにその過程を楽しむような面白みも感じず、好きな番号にすることにまったく興味がなくなってしまった。
 
街を走れば一日に”8888”なんていう番号を複数台見るのが当たり前になってしまったからで、昔のようにそんな番号を見て”スゴイ!”」などと狂喜乱舞するような思いは湧き上がっても来ないからである。希少という楽しみがなくなった。なんでも用意されてしまっているというのは偏屈な趣味人のとってはつまらぬことなのかも知れませんね。それとも、年齢を経てワクワクしなくなっただけかな。
 
そういえば、当時の陸運事務所の裏の職員駐車場には、今で言う希望番号のようなきれいな数字並びの自家用車があふれていました。気持ちはわかります。にんげんだもの!
 
淑女との馴れ初めのハナシ 次回が最終章です。
 
つづく

それまでの相棒は御者座の一等星。おにぎりパワーの彼女でした。

 
とても美しく非の打ち所のないコークボトルラインのボディは極上。そして時々すねたりするのが可愛いやつでした。
 
しかし、優等すぎて小生には何か物足りなくなってしまったのです。
そして、その美しさを保ち続ける自信もなく経年劣化していく姿を見るのが耐え難くなっていました。
 
そして別れてしまいました。
 
風の便りで、彼女は広島で元気でいることが最近知りました。
フルレストアされ、新品のエンジンになり素敵なガレージが住まいのようです。
安心しました。この年式のこのグレードは日本に4台しか残っていないそうです。
あのままここにいたら朽ちていたかもしれないと思うと良かったなと思います。
 
 
 
さて、淑女とはその後の出会いとなります。
あるところにローウインドウのフェアレディを探していると頼みました。
なぜかって?それは子供のころに好きだった車でもあったから。
家の近くのカーポートのある家にもその後姿を見ていました。
実はここに後日談があるのです。
 
数ヵ月後、見つかったよと連絡が入り、早速購入前提で見に行きました。
それは、遠く関西にありました。
 
外観は妙に厚ぼったく、腐れのふくらみもあり、内装もオリジナルの内張りから適当なものに換わっていて既に劣化。リヤは鉄板を黒く塗ってあるだけ。ダッシュボードも茶色く錆びているし、ステアリングもあまり似合っているとはいえないMOMOになっている。計器類もバラバラ、完全なベース車両でした。
ただ、致命的な欠品も無く、床もしっかりしている。機関も白煙が出るものの機能上は問題ないレベル。
なんとも、再生しがいのある状態であり、くたびれたポンコツであることは否めません。
 
早速、購入する方向で話を進め、乗って帰れるくらいの点検整備を依頼し一旦引き上げました。
後日、仮ナンバープレートを持参して自走で500kmの道のりを高速道路経由で帰路についたのです。
 
ところが早速その高速道路走行中に、最初のトラブルが・・・
 
スピードメーターが動かなくなった・・・
 
先が思いやられますね。
 
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とりあえずそのままの状態で登録だけしてしばらくはそのまま乗っていましたが、そのままというわけにはいきません。それからが戯れの始まりなのでした。
 
つづく


取り外してある淑女の幌骨を磨いてみよう。

 
恐らく50余年の垢がたまっていて見事に汚いのである。
 
各部のメッキ部品は概ね再メッキしたのですが、大物である幌骨については行っていなかったのです。
塗装してしまおうかとも思っていたのですが、剥がれても嫌だし寧ろもっと不自然な状況にもなりかねないので磨いてみることにしました。
 
アルミ・ステンレス・真鍮等の金属部品や、プラスチックの磨きだしには、おなじみのピカールで行うことが常套手段でありますが、研磨剤主体のため削れ過ぎや変に固着した汚れなどは取りづらい面もありました。
今回磨くことにしました幌骨もピカールでは時間がかかるばかりで、はかどらなかったので、
 
新兵器(大げさ!)を用意しました。
 
これは、「サビトリキング」という商品でジワジワと知る人も増えています。
元々は、バイクのクロームメッキの仕上げ下処理用として販売されています。
要はメッキの表面をキレイにするものということで使ってみることにしました。
 
以前、サンプルをオールドタイマー誌の広告で見て取り寄せ試用してみたところ、
ピカールよりもすばやく対象物の錆やメッキのクスミ汚れが落ちて、
これないいな~と感じそれ以降愛用しています。
 
効果が早いのは、含まれている薬品による効果が大きいのだと思います。
上手く汚れやサビを溶かすような効果があるのでしょう。
必要以上に研磨剤に頼らないので削りすぎがなくて良いです。
 
磨き終わったら仕上げに「メッキング」を塗布しました。
これは、塗装で言うところのクリヤー仕上げですので、メッキの光沢が深まり、中古品でも意外と満足するほどのメッキの光沢が蘇ります。
 
ガラス皮膜とのことですので、コーティング効果も期待できます。
 
ほったらかし!→丁寧に使い込んだ味わい! ものによっては新品!?
 
という感じの良い効果が出るかもしれませんね。
 
 
さて本題へといきましょう。
 
まずは、ビフォーアフターをご覧ください。
 
見ての通り、左が磨いたもの、右が磨く前のもの。
 
元のメッキ処理は、ユニクロメートメッキと思われます。
 
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ジャジャ~ン!この違い! 
 
これ、ただただサビトリキングで磨いただけじゃないのです。
やはり、いきなり磨こうとしてもこの汚れが強固にへばりついていて中々落ちてくれませんでした。
 
そこで、強制的に落とすためにまずはワイヤーブラシで試み、
次に、カッターの刃の背等(刃の部分以外)をスクレーパーとして利用してガシガシと表面の汚れを落としました。
結果的にはカッターの刃を主体に使って落とし、
細かい残りを、真鍮のワイヤーブラシで磨き、
赤錆の出てしまっている部分のみ鉄のワイヤーブラシ、カッターの刃や精密ドライバーの先端で削り落としました。
 
どうやら、この手の汚れはサビたものというよりも「積年の汚れ」が主体 のようです。
これの掃除が、主たる作業です。
          (今から考えれば、洗剤使用して一度洗ったほうがもっと効率的だったのかもしれません。)
 
ここでの注意は、刃の部分は絶対に使ってはいけません!
無用な傷をつけてしまうだけの残念な結果になってしまいます。ご用心!
 
ここまでの処理は、ウェットブラストができるともっとキレイになるようにも思いました。
 
恐らくキャブレターにOKな方法なので、メッキへの攻撃性もあまり影響が出ないと推測していますし、
磨きでは取りきれない凹んだ部分の汚れも取れるでしょうから。
機会があれば、小さなもので試してみたいと考えています。
ただし、保証はできませんが(苦笑)
 
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地道な作業ですね。
 
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ひと皮剥けたところで、サビトリキングで歯ブラシやウエスを用いて磨いていきます。
この通り!中々の光沢が現れてきました。
すべてが終わった後に、メッキングで仕上げます。
 
ユニクロメートやクロメートメッキでは、
クロームメッキほど気を使う必要はないですね。
(厚塗りすると虹ムラが目立つというもの)
 
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後は、リンクのガタつきがあるので、カシメることにします。
 
写真では万力使っておりますが、思うようにいかなかったので、最終的にはハンマーで適度にたたきました。
ちょっと硬いかな?ぐらいで動きがスムースになりました。
カシメ直すだけで、動きがこうも違うとは!
仕上げにリンク部分には注油をします。(シリコンスプレーを使いました)
 
幌が動きづらい方は、カシメ直してみる価値ありです。
 
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なお、リンクにはナイロンワッシャーが挟まっていて動きのサポートをしているわけですが、
ダメになっている場合は、作成したものを差し込んでもいいでしょう。
 
ペットボトルのふたをポンチで抜いて、切れ目を一箇所入れてC型のようにして上手く差し込んでみてください。
本来は、もちろん切れ目など入っておりませんが、カシメのピンを外すわけにいかないのでこのような方法で行います。ちなみに、直径15mm、内径7mmで抜きました。(ベストかどうかはわかりません)
 
材料は、PP(ポリプロピレン)が扱いやすく入手しやすいでしょう。古いファイルの表紙などの再利用でも良いですね。
 
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まあまあキレイになりました。
いいんじゃないでしょうか(笑)
最初と比べれば大満足です!
 
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