淑女との馴れ初め① | 淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

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フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

それまでの相棒は御者座の一等星。おにぎりパワーの彼女でした。

 
とても美しく非の打ち所のないコークボトルラインのボディは極上。そして時々すねたりするのが可愛いやつでした。
 
しかし、優等すぎて小生には何か物足りなくなってしまったのです。
そして、その美しさを保ち続ける自信もなく経年劣化していく姿を見るのが耐え難くなっていました。
 
そして別れてしまいました。
 
風の便りで、彼女は広島で元気でいることが最近知りました。
フルレストアされ、新品のエンジンになり素敵なガレージが住まいのようです。
安心しました。この年式のこのグレードは日本に4台しか残っていないそうです。
あのままここにいたら朽ちていたかもしれないと思うと良かったなと思います。
 
 
 
さて、淑女とはその後の出会いとなります。
あるところにローウインドウのフェアレディを探していると頼みました。
なぜかって?それは子供のころに好きだった車でもあったから。
家の近くのカーポートのある家にもその後姿を見ていました。
実はここに後日談があるのです。
 
数ヵ月後、見つかったよと連絡が入り、早速購入前提で見に行きました。
それは、遠く関西にありました。
 
外観は妙に厚ぼったく、腐れのふくらみもあり、内装もオリジナルの内張りから適当なものに換わっていて既に劣化。リヤは鉄板を黒く塗ってあるだけ。ダッシュボードも茶色く錆びているし、ステアリングもあまり似合っているとはいえないMOMOになっている。計器類もバラバラ、完全なベース車両でした。
ただ、致命的な欠品も無く、床もしっかりしている。機関も白煙が出るものの機能上は問題ないレベル。
なんとも、再生しがいのある状態であり、くたびれたポンコツであることは否めません。
 
早速、購入する方向で話を進め、乗って帰れるくらいの点検整備を依頼し一旦引き上げました。
後日、仮ナンバープレートを持参して自走で500kmの道のりを高速道路経由で帰路についたのです。
 
ところが早速その高速道路走行中に、最初のトラブルが・・・
 
スピードメーターが動かなくなった・・・
 
先が思いやられますね。
 
イメージ 1
イメージ 2
とりあえずそのままの状態で登録だけしてしばらくはそのまま乗っていましたが、そのままというわけにはいきません。それからが戯れの始まりなのでした。
 
つづく