淑女との戯れ ダットサン フェアレディ -24ページ目

淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

アッ!? 部品番号載ってるジャン!

 

時間が経ってしまいましたが、車内のトリミング関係の続きをしていきます。

まずは、ドアのウェザストリップから取り付けていくことにします。

といっても、取り外しておいたものを再度組み付けるということなのですが、それなりに経年劣化していますからちょっとリメイクしてから組み付けましょう。

 

ドアのウェザストリップの断面はこんな感じです。

ばね構造ではなく、ゴムのりで直接ボディに貼り付ける仕様です。

その上に、スカッフプレートが付くことで保持固定されます。

 

ややくすんだ表面をリフレッシュするために、「染めQ」を使って染めていきます。

見た目が新品のように蘇ります。

 

 

このウェザストリップは、長物ではありますが、継いでいる部分があります。

左右揃いの位置なら何となく事情は察せるような気もしますが、それぞれバラバラの位置で継いであるので不可解なものです。

もちろん純正品で、20余年前に2540円で購入した記録があります。

 

続いて、ボディ側のゴムのり跡の掃除をしなければなりません。

シンナーを使って緩めたものを拭って除去していきます。

 

 

続いて、ピラートップロックキャップを取り付けます。

これは、リプロダクト品を入手したものです。

ただ、SR311以降のサイズの大きなタイプなので、切断して調整する必要があります。

まずは、サイズの確認です。

 

 

半分ははみ出ています。

ウェザストリップもその分を切断する必要があります。

 

ピラニアソーで切断します。

 

ピッタリサイズになりました。

 

実は、このキャップはパーツカタログに載っていたのですが、キーナンバーが振られていなかったので、全く意識できていませんでした。

今回、細かく部品を追ってたら発見したというお粗末です。

 

パーツカタログにはこのように記載されていました。

R.H.右側、R.H.左側と部品番号は区別されていますが、S(国内向け),U(輸出用右ハンドル),L(輸出用左ハンドル)の3種モデル共通です。どうやら形態が左右で違うようです。  

 

 

ウェザストリップも切断して調整します。

 

バッチリうまく取り付けできました。

 

続いて、幌カバーのためのファスナーを取り付けます。

いわゆる、スナップボタンのオスの方です。

 

パーツカタログには、ファスナーとタッピングビスの2部品となっていますが、ホームセンターで一体になったものを見つけたのでこちらを使おうと思います。デザイン的にも綺麗に見えます。

ビス部分はやや長いので切断しました。(左のもの、隠れちゃってますが(^^;;)

右は、それまで使っていたものです。(これも純正ではなく本来は丸皿ビスです。)

 

 

純正にはありませんが、今回は樹脂製のワッシャーを作成して取り付けることにしました。

 

 

取り付けました。

左右に都合6個付いています。

きれいに収まりました。

 

 

レストアと称する車にこの部品をつけている車はあまり見かけません。

幌カバーを装備しない限り、無くても全く問題ないですから。

それでも、あるものが無いのは気持ち悪いものです。

 

幌カバーはあるのかって?

 

もちろん持っています。

ただ純正品ではありませんがね(笑)

 

 

なんか旧い歌謡曲のタイトルみたいですが・・・

 

暫くはマーシャルのヨウ素ランプ(昔はそう言っていた。つまりハロゲンランプ)を装着していたのですが、資金捻出のため売却してしまいました。それまで付いていたシールドビームをゴソゴソと探してきて装着したものの、右はコイト、左はIKIとちゃんぽんです。しかもIKIは端子折れでオシャカになっていました。

 

 

これはきちんと左右揃いで用意しなければならないですね~。

長年盲目的に「東芝製のシールドビーム」が純正指定されていると思い込んでいましたが、パーツカタログをしっかりと見直すとそんなことはありませんでした。

 

 

「KOITO」、「ICHIKAWA」とあり、全くの盲信であることを知らされたのです。

そこで、どちらかの製品を所望しようと探すことにしました。

「KOITO」はご存知、小糸製作所ですから某オクなどでも見かけますが、「ICHIKAWA」の方は見かけません。

そこで調べてみました。

 

小糸製作所は、創業1915年(大正4年)設立1936年(昭和11年)の会社です。

シールドビームの販売は1957年から始まっているそうです。

 

こちらは、「自動車ガイドブック65→66」掲載の広告です。

 

 

同、「自動車ガイドブック69→70」掲載の広告です。

 

この期間に変化があります。

マークの変更です。

淑女には新車時に旧マークのものが付いていたと思われます。

 

他にも、住所表記が「芝高輪南町」から「高輪」になっています。

この時期は都内の町名変更が繰り返され、歴史ある町名が消滅させられてしまった時期でもあります。

首都高速では、「高樹町」「代官町」「宝町」「谷町」などの名称として残っているものもありますが、大半は消え去りました。

森ビルの大規模開発という破壊によって街の景色そのものも跡形も無く消え去っているところも珍しくはありません。

百恵ちゃんの結婚式を行った旧霊南坂教会の谷町付近も建物ごと消え去ってます。現在のアークヒルズ付近です。

脱線してしまいました。

 

さて、本題に戻って今度は「ICHIKAWA」の方ですが、こちらは現在の「市光工業」です。

1903年(明治36年)創業の「白光舎工業」と1916年(大正5年)創業の「市川工業所」が1968年(昭和43年)に合併した会社です。

つまり、「ICHIKAWA」とは「市川工業所」ということになります。

明治時代創業の歴史あるすばらしい会社です。

シールドビームの発売は1965年ですからSP311の発売年と同じですね。

 

現在の市光工業は、2017年にフランスの「Valeo社」の子会社となっており、出資額の61%が同社でCEOはじめ半数の役員が外国人の会社です。日本の稼ぎは株主配当で持っていかれるという仕組みですね。日産もそうですが。残念ですね。知らないうちに植民地とされてしまうのでしょうか。

50年前なら、イヤミが、”シェー!しながら、おフランス製ザンス!”なんてギャグで通りましたが、そうではありませんね~

 

因みに1963年のSP310のパーツカタログにはメーカー名は無く「26010-10400」の一種だけでしたが、部品番号、「26010-12901」の”129”はSP310(65)を示すものなので、1965年式にのみ「市川製作所」製品が採用されていたものだと思われます。

因みに”104”もSP310を示す部品形式です。SP311は”146”となります。

 

さて、趣味に戻って、年式に合ったシールドビームが欲しくなりました。

時間をかけて探していたところ某オクにて出品物がありました。初代ファミリアについていたそうです。

そちらを落札購入。競いませんでした。

 

 

マークはこちらです。

 

変更後のマークはこちらです。

 

ついでに、市光製のマークはこちらです。

 

こうなると、市川製作所製のマークも気になりますが、まあいいでしょう。キリがありません!

 

汚れて錆の転写したものを洗ってきれいにします。

 

おお!ピッカピカ! 新品みたいな輝きです。

 

左側(向かって右)だけ取り付けてみました。

 

あまり違いはありませんね~

まあ、自己満足なのでよいのです。

大袈裟なタイトルとは裏腹に、意外とお手軽にやっちゃうのです!

 

実はもう4年前の作業なのです。

その翌年の2018年2月22日には大活躍でした!

その話は、文末でお話します。

 

それまではスタッドレスタイヤを冬場は履いていましたが、不経済のため止めていました。

ここのところ、殆ど雪など降らなかったからです。なので、雪が降ったらお手上げの状態でした。

 

そんな時、ある取引先で廃棄されるタイヤチェーンを頂いてきました。

車両の買い替えでサイズの合わないものは不要だからです。

一度くらいは使ったのでしょうか。使いっぱなしなので錆びてヒドイ状態です。

 

 

とりあえずは、錆び取りです。

 

どの程度のサイズ違いかを確認するために、タイヤに装着してみます。

長い分がダブついております。

 

 

長い分は潔く切断します。

 

 

もう一度、装着してみます。

 

 

まあ悪くはないでしょう。

この後、テンションかけるバネも、ちょっと切断して組み直しました。

 

このままでは見栄えも悪いし、直ぐに錆が再発してしまいますので、黒く塗装します。

 

 

いつものように、ダンボール箱での焼きつけも行い、冷まして乾燥させてからケースに入れて終了です。

 

 

備えあれば憂い無し!ですね。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

そう!この翌年に早速活躍してくれたのです。

 

それは、2018年2月22日のことでした。

大阪への夜行バスでの出張の日です。

日中の仕事を終え、夕食をすませ、梅田のレトロな喫茶店で一服しているときに、メールが入りました。

バス運営会社からです。

「降雪のため運休」を知らせるものでした。

帰りも夜行バスで、、、のはずでしたが・・・

 

朝までに帰って翌日のキャンセルできない仕事しなければならない。

焦りました。

もう仕方がないので、まだ走っていた新幹線で帰路につくことにしました。

費用を抑えようとしていましたが、背に腹は代えられません。

 

新幹線に乗り込み、車窓は雨模様から段々と雪混じりになっていきました。

車体に何か外れているのか挟み込んだのか、バタバタと騒がしい音までして不安を煽ります。

そんな時間もいつの間にか過ぎていき、小田原駅に到着しました。

小田原駅からは小田急で、バスターミナルのある海老名まで行き、雪道を革靴でバスターミナルまで歩きます。

街から離れたその場所には、ミニキャブが雪に埋もれて待っていました。深夜帯ではありますが、この場所でチェーンを巻かなければ雪道は走れません。懐中電灯の明かりを頼りに作業を済ませた頃には既に午前零時を回っていました。

駐車場から、人通りのない道を進むと、その先の幹線には渋滞が出来ていました。少しずつ進みますが中々思ったようになりません。

国道246号線との立体交差に差し掛かり、この渋滞の原因が国道であることがわかりました。

それならそのまま、裏道の山越えで行くことにしましょうとハンドルを切り、そこからは空いた道を順調に走ります。流石チェーンの威力は侮れません。

途中、ハイエースが下りで滑ったらしく側溝にスタックしていました。レッカーは呼んでいるとのことですが、あのような状況ではいつ来ることやら。そこで、牽引ロープを取り出し、ハイエースに繋いで引っ張り出してあげようとがんばりましたが、軽のミニキャブでは役不足でどうもならず、申し訳なくもレッカーを待ってもらうこととして、こちらは帰路を急ぎました。

我が家に着いたのは、午前3時にもなろうかというそんな時間となりました。

そして、明け方連絡が入りました。

 

仕事の相手からです。

「今日は、積雪のため、日程変更をお願いしたいと・・・・・」

 

原点に戻ろうか・・・

 

先日、緊急事態宣言もあり、フィットネスにも行けなくなった母を気分転換に連れてでました。

出先の立体駐車場では、もちろんヘッドライトを点灯し、辺りに注意を促します。

ところが、前の車に接近するとライトが片方ついていないのがわかったのです。

そこで、原始的にも叩いてみましたが、昭和のテレビジョンではないので反応はありませんでした。

どうやら、LEDを制御する回路が壊れてしまったようです。

 

このLEDライトは、2017年の8月に取り付けたものです。

こちらのブログに書いてありますが、たったの3年半で壊れてしまいました。

 

とりあえず、LEDユニットを左右交換したりして点灯確認をしましたが、やはり当該ユニットのロービームが点灯しませんでした。

そして、お約束でばらしてみました。シリコンで固められておりほじくってみましたが、当然ながら集積回路によるもので、修理は不能と判断しました。

 

仕方がないので、新品を購入しなければならないかな~と思ったときに、悪魔がささやくのです。

 

「ユニットだけ入手できるなら安く直るんじゃない?」と。。

 

そこで、検索すると多分使えるんじゃないかなと思われるものを発見し、ポチッとし2日目に届きました。

 

読めない漢字がてんこ盛りです。

小学生、否、中学生でも日本では習いません。

まさしく中華製です。

 

 

箱を開けると、ビニールにも入っておらず、無造作に放り込まれていました。

しかも、既に傷ついて錆が出ています。

一応新品だよね~?

 

 

まあそんなことにはかまっていられません。

念のため、導通などの確認をし問題はなかったので、壊れた方のユニットのコネクターを使えるように配線加工をし、電源を入れて点灯確認も問題なく済みました。

 

 

そして、ユニットの蓋を閉めて、ミニキャブに装着してから点灯確認をして終わるはずでした。

ところが、ローとハイを切り替えた途端消灯してしまい全くライトがつかなくなってしまいました。

ヒューズが飛んでいました。

どこかでショートしたようです。同時に問題のなかった方のユニットも壊れてしまいました。

 

さて困った!

慌てて、各部の点検です。

散々探した挙句、最終的にはやはり、今回購入したユニット内のショートが原因だったようです。

恐らく、点灯確認後に蓋を閉めた際に、繋いだ配線が悪さをしたようなのです。シリコンゴムまみれにして絶縁には気を使ったつもりだったのですが、マヌケな小生はやっぱりマヌケだったようです。

 

この大騒ぎの独り舞台の際に、スイッチレバー関係も疑いばらしました。

 

 

見事に汚い、緑青もありましたので、クリーニングを実施しました。

 

 

接点グリスを塗ったところです。

接点グリスは、導通があるものではなく、接点同士の摩擦を軽減させるためのグリスです。

今回は手元にあった「シリコングリス」を使いました。

 

 

スイッチレバーも紫外線の影響でみすぼらしいのです。

 

 

染めQで、気持ちだけですが、黒く塗ってみることにしました。

 

 

元通りに組み立てて、とりあえず終了です。

原点戻ってといいますか、純正のステアリングを15年以上ぶりに装着してみました。

細くて握ったときの違和感を感じずにはいられませんが、ちょっとこれで乗ってみようかと思います。

ステアリングで随分と印象が変わるものです。

 

 

あ~、ライトの方はLEDは今回はあきらめ、やはり原点に戻ってシールドビームに、、、、はしませんが、

H4のバーゲンで買ってストックしていたバルブを装着して修理完了となりました。

 

経年劣化による不具合はいつ現れるかわかりませんね。

でも今回のは、中華製の品質によるものかな?

 

中々、淑女と戯れられませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポイント式なら重要な役割なんだね!

 

先日のレジスター購入によって気になった部品番号のことで、日産旧型各車のパーツカタログを追っかけてみました。

このレジスターは、イグニッションコイルに直列で接続される「外部抵抗器」のことです。

車種によって、このレジスターを装備しないものもあり、また、標準車には無くても、その「寒冷地仕様車」には装備されている車種もありました。

例えば「ダットサントラック521や620、キャブオールC340」など商用車に見ることが出来ました。

ブルーバードやフェアレディには標準装備でしたが、セドリックには見かけなかった・・・なぜかな?

 

ではなぜ「レジスター」を取り付ける必要があったのでしょうか。

ポイント式点火装置では、エンジン回転によってディストリビュータ内のポイントの接点の接続と断続が繰り返し行われています。

接点が接続したときに電流が流れてイグニッションコイルに溜め込まれます。その溜まった電気によってスパークプラグを点火させてるわけです。

 

しかし、高回転や多気筒となってくると、ポイントの接続時間が短くなってしまうために、イグニッションコイルへの電流供給が十分でなくなってしまい、スパークも弱くなってしまうという問題が出てきました。

 

それを改善するために、イグニッションコイルの1次側の巻き数を減らすことで満充電しやすくし、減らした分の抵抗を外部抵抗器で帳尻合わせをするという方法が考えられました。

この方法によって、短くなったポイント接続時間を補うことができるようになりました。

 

なので、この場合は、外部抵抗器を接続しないと、電流が強くなりすぎてしまい、ポイント損傷が早まってしまうので、必ず取り付けなければなりません。

つまり、セットでなければならないのです。

 

簡単な計算式で見てみましょう。

オームの法則です。

I=V/R

 

I:電流、V:電圧、R:抵抗 です。

それを基に

 

バッテリー電圧:12V

IGコイルの抵抗値:3Ω

とすると、通常流れる電流は4Aとなります。

 

巻き数を減らしたIGコイルの抵抗値が1.5Ω

の場合は、電流は8Aとなってしまいます。

ポイント接点を傷めるのも当然のことです。

そこで、1.5Ωの外部抵抗器の必要性があるということなのです。

 

つまり、低中速回転では問題ないものの、高回転や悪条件時に必要なスパークをさせようというのが目的であることがわかりました。

さて、寒冷地仕様に採用されているというのはどういうことでしょう?

憶測ですが、当時のIGコイルは冷間時に出力が低下するという品質だったので、それを補うためなのかなと思いました。

実際はどうなんでしょうね。

 

以下は、部品番号についての整理事項です。

購入したレジスターの部品番号は、

「22460-14615」でした。

 

SP311に初採用されているのは

「22460-14600」と

「22460-14400」です。

 

前者は日立製、後者は阪神製です。

 

もちろんIGコイルも同一メーカー製でのセット装着となります。(番号省略します)

因みに「22460-14400」は、410ブルーバードで初採用されています。

 

その後、510ブルーバードで変化が起こります。

ISO化です。

つまり、インチ規格からメートル規格への変更です。

もちろん部品番号が変わります。

 

日立製は「22460-14605」、

阪神製は「22460-14615」となりました。

 

すぐに

日立製は「22460-14606」に変更になっています。

 

そして今に至りますが、日立製は製廃かもしれません。

 

小生の持っている古い方はどうやら日立製みたいですね。

番号もメーカー名も一切の記載が無いのでなんともいえませんが、造りが違うので、そうなのではと思います。

前にブログで書いたときはメーカー違いとは思わなかったので、変更されたものという認識でしたが違いましたね(汗;;

 

 

因みに、今回購入した阪神製の抵抗値は、「1.8Ω」でした。

相方のイグニッションコイルも新調しようと思っています。

純正もよいですが、ワコーテクニカルの「クラシックスポーツ」に触手が動かされそうです。

価格もさることながら、抵抗値が「1.2Ω」なんです。相性良さそうですからね。

 

昔の失敗談をついでにします。

淑女に乗り始めた頃、解体屋さんで「ボッシュの青コイル」見つけて交換しました。

期待したようにパワーは出ず、むしろパワーダウンしたような感じになってしまいすぐに元に戻しました。

今から考えるとブランドのみで買ったはいいものの、この青コイルは「3Ω」のコイルだったということを知らなかったからなのです。

つまり、外部抵抗器の1.5Ωを足して4.5Ω状態にしてしまったので不調になったというわけです。

ブランドに振り回されてはいけませんね~

ウッカリの代償は一週間・・・

その日の午前中には作業を終えてしまい買い物に行く予定でした。

 

ミッションを車体から降ろして着々と作業は進んでいたのですが、オイルシールの圧入時にやらかしてしまいました。

オイルシールと直径が同寸のソケット駒を利用して圧入していたのですが、決まりが悪くて歪めてしまったのです。

何とか取り繕おうと考えるも実際にまたオイル漏れするようでは本末転倒です。

ここは潔く諦め、部品を再手配して一週間後の休みに作業再開とすることにしたのです。

 

さて、どうしてこのような失敗をしてしまったのでしょうか。

もちろんアマチュアである小生は見よう見真似でやってきていたので、基本を知らないからなのです。

そこで、圧入方法をよく調べた上で再トライしたのが今回の内容です。

 

「フロントベアリングリテーナー」を外したところまでは前回お話しています。

 

 

そして、古いシールを取り外したところです。

ここまでは問題ありません。

 

そして、オイルシールの圧入なのですが、向きが表(大気側)から入れるのと違い、裏(流体側)から入れるようになっています。

ここに落とし穴がありました。

 

構造はこのようになっています。

 

 

大気側なら、フラットな「バックフェイス」で、治具の当たる面積も大きいので失敗はしづらいのですが、

流体側は、「溝」と「シールリップ」があり、外周面の面積も極狭いので少しでもずれると歪みを生じたり、「シールリップ」を傷める結果となりがちです。

 

そこで、治具を作りました。

何かに使うバンドですが、それを切って輪っかにしたものです。

 

 

この治具を溝の部分にセットします。

全周に渡って「バックフェイス」に当たるようになり、歪むことはありません。

リップシールにも緩衝しないので、安心です。

 

 

プレスで圧入しました。

 

 

問題なく圧入され一件落着です。

 

 

このあと、ミッションの組立が順調にできたことは言うまでもありませんね。

 

因みに今回の圧入については、古いオイルシールで一度練習しました。

 

 

 

私はミレーではありません。ただのアマチュアであ~る。

 

めでたく車検取得となったものの、「仕様違い」や「先送りしていた作業」、そして「今回問題発覚し追加した作業」等々を行いました。

 

まずは、仕様違いのためにベルトを掛けられなかったエアコン用のプーリーの交換です。

車体の下からなら比較的楽に交換できます。

使えないプーリーを外したところです。

 

 

正規のものを取り付けてベルトを張り完了です。

 

 

続いて、ブレーキライニングの交換です。

新しいライニングとアウターベアリングを用意。

ライニングはメーカー廃番のため、ライニング屋さんで古いベースに張り替えてもらったものです。

 

 

取り付けは簡単です。固定は、上下のばねで留まっているだけです。

微調整にはライニングについているナットを回して、ドラムがギリギリ差し込めるくらいにして行います。

 

 

続いて、

トランスミッションのオイルシール交換をします。

これは、今回の追加作業です。

クラッチすべりの原因でもありました。

 

こちらのフロントベアリングリテーナー内のオイルシールを交換します。

 

 

レリーズフォークのピンを外しています。

 

 

フロントベアリングリテーナーが外れました。

 

 

取り外した部品はこのようなものです。

 

 

オイルシールを交換し、ドライブシャフトの”当たり面”をペーパーで整えてからフロントベアリングリテーナーを差し込んで元通りに組み立てていきます。

トランスミッションを元のように車載して完了です。

実は、オイルシール組み込みに失敗してしまったので一週間作業が滞ってしまいました。

その失敗とリカバリーの話は後日いたします。

 

ギヤオイルは、日産純正です!(笑)

 

 

ミッションとデフと両方交換しました。

 

後は、点火タイミングの調整です。

少々時期を調整して、前のエンジンのように吹け上がるようになりました。

 

タイミングライトで”タイミングマーク”を確認しながら調整です。フロントカバーにも通常のマークはあるのですが、ミニキャブの場合はミッションの窓からフライホイールにつけられたマークでも点検できるようになっています。

 

 

ここにあります。通常はゴムの蓋でしまっています。

 

 

エンジン始動し、タイミングライトで確認しようにも、マークが現れません!

どういうことでしょう?

 

今になって気づきました。

フライホイールも違っていた事に。

つまり、エンジンの搭載角度が違うタイプだったので、マークの位置が違うということなのです。

マークは15度ずれたところにあるはずなのですが・・・・・

 

まあいいや、いつものようにちょっとずらして感覚で調整しました。

走行して確認し噴け上がりも改善され乗りやすくなりました。

 

一応これで、ミニキャブは一段落ですね。

 

しかしここまでリフレッシュすると、やれたボディも気になってきますね(苦笑)

 

でも、「ボロは着てても心は錦」でいきましょうかね~(笑)

 

 

そんなものはありません!

 

なので、作ります!

 

まずは、使用済みの純正エアフィルターを切り抜いて「枠」だけの状態にしていきます。

 

 

外周に残っている部分も、この後取り除いています。

フィルターの白い部分はキャブ側、灰色の部分は外気導入側です。

しっかりと粉塵を取り除いているのが見てわかります。

仕事キッチリ! ですな~

 

 

そしてこちらは、本物のK&Nフィルターです!

新品ですが、車種不明につき、ジャンク扱いの500円で購入しました。

 

 

これを、容赦なく切り刻んでしまいます。

じゃなくて、ミニキャブ純正サイズに切り取ります。

ステンレスメッシュなので、手強い相手です!

 

 

そして、純正フィルターの枠にはめ込みます。

 

 

はめ込んだだけでは、ブラブラしてしまいますから、外周部分をしっかりと糊付けして固定します。

もちろん、フィルターとして機能するように通気漏れのないようにします。

 

そして、ミニキャブ用 K&Nフィルターの完成です。

 

 

今後は、フィルターメンテナンスキットの利用で、半永久的に使えるはずです!

なんとエコロジーなんだろうか!

しかもスポーティ!

 

吸気導入も効率アップで、更に仕事キッチリやってもらいまひょか!

 

 

 

 

でもでもドキドキもんです!

 

朝の段階で、プラグコードさえ装着されていない状況。

新しいエンジンのディスビはコネクターの形状違いのために、変換コネクターの作成をして接続。

LLC、エンジンオイル、ウォッシャー液(ガラコ)等々の液体を注入。

キャブ、インマニ周りのバキュームホースの整理配管を終えて、いよいよクランキングです。イグニッションキーを捻り、長いクランキングに少々不安になりながらも無事にエンジンがかかりました。

 

やはり音が違います。

 

今までのメタルの痛んだ回転音ではなく”ヒュ~ン”て感じの静かな音。やっぱりこのエンジンはあたりです。

スッカリ忘れていた快調だった頃の感覚を思い出させてくれました。

後は、アイドリング等の調整をして、シートその他を組み立てて終了です。

 

先送りした作業としては、コンプレッサー用クランクプーリーの飛び出し距離が違っていて、ベルトをかけることが出来なかったので、後日にプーリー交換は持ち越します。宿題が増えて困りますなあ。

 

さて、準備が整ったので、車検を受けに行くことにしますが、継続とはいえ「車検切れ」状態なのでそのまま運行は出来ません。

なので、市役所に仮ナンバーを借りに行きました。コロナ禍の影響からか、マイナンバーカードの申請の方々でロビーは混雑していて、ナンバー借りるのにも30分もかかってしまいました。午後のラインには余裕を持っていたのですが結構やきもきとしてしまい焦りも感じてしまいました。

そういう時は感情をコントロールして落ち着かせないと事故の元です。

 

さて、仮ナンバーを取り付けて出発です。

 

 

まずは、車検場に入る前に、テスター屋さんで「排気ガスの検査」をして確証を得なければなりません。

スタッフの方も覚えていてくださり爽やかに対応していただきました。

 

早速測るとスバラシイ数値です。新しい排気ガス規制の検査でも通ってしまうと太鼓判!

 

 

こちらが前回の数値です。とんでもないですね~ こんな車走らせているから旧車は目の敵にされてしまうのだ!

と、自分を棚に上げた莫迦者がホザイテオリマス(笑)

 

 

でも、この数値って2スト車なら十分合格できるのですよね~

まあ、あちらはバルブがありませんから「未燃焼ガス(HC)」が漏れるのは当然ですからね。

 

さて、テスター屋さんからお年賀のお菓子をもらって恐縮しながら車検場へ向かいます。

 

受付で書類確認してもらい、検査料金の1400円を支払ってからラインへと向かいます。

 

今回は前回から時間が経ってしまったので、「再検査」ではなく「再申請」としてすべての検査を受けなおさねばなりません。

そしていよいよ排気ガス測定です。プローブを排気管に差込み測定開始、やっぱりドキドキします。

 

 

無事にCO,HC共に「○」が表示され合格です。

その後の、サイドスリップ、ヘッドライト光軸、速度、ブレーキ、下回りもすべて合格し安堵しました。

 

 

検査表を窓口に提出し、車検ステッカーと新しい車検証を受取り終了です。

 

いつものように、事務所前で写真を撮りました。

 

 

帰路につき、今日は終了です。

 

エンジンの調子ですが、すこぶる快調です。

ただ、古いエンジンの方が吹き上がりがよかったと思います。フライホイールが若干重いのかも知れません。

または、点火時期の関係かも知れません。だからといって、フライホイールを交換しようなんて思いませんけれどね。

 

次の休みには、持ち越した作業を進めてしまわないといけません。

とりあえずは、一件落着です。

 

順調かと思いきや

今日も問屋は卸してくれませんでした。

 

昨日までにエンジン搭載直前までの作業はできていたはず・・・なので、

まずは、新品のクラッチを組み込んでから搭載作業に入るようにしました。

 

なんでもそうですが、中古よりは新品の方が気持ちが良いものです。

 

 

適当なセンター合わせ治具で、中心を確保して組み付けます。

これがずれていると、後で困ること請け合いです!(笑)

 

 

エキゾーストマニホールドです。ここにはかつて「ヒートカウルプレート」という部品がついていました。

マニホールドの熱を吸気として取り込み、冬場は暖気の時間を短縮するという機構の部品です。

薄い鉄板ですので、熱と錆とでボロボロになり、或る日田園調布付近を走行中に、カラカランと音がして脱落しました。

その後はそのままになっていました。(ちゃんと拾って帰りました)

せっかくですから、機能復旧することにします。

 

 

バーナーであぶって、漸くボルトが外れてくれました。

 

ワッシャに見えるのは、ヒートプレートの残骸です。

けれども、今日の作業はここまでです。

車載してしまうと出来ない作業でしたが、先を進めないといけませんので、

そのうちゆっくりと復旧作業をすることにします。

 

いよいよエンジン搭載です。

 

気を配りながら、車体を下げていき位置を調整してマウントを車体に取り付けます。

 

トランスミッションも準備をして取り付けました。

 

今日は写真を撮ってないのですが、まあ想像通りです。

 

本日は色々ありまして、エンジン始動までは至りませんでした。

また後日の作業に持越しです。