淑女のシールドビーム | 淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

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フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

なんか旧い歌謡曲のタイトルみたいですが・・・

 

暫くはマーシャルのヨウ素ランプ(昔はそう言っていた。つまりハロゲンランプ)を装着していたのですが、資金捻出のため売却してしまいました。それまで付いていたシールドビームをゴソゴソと探してきて装着したものの、右はコイト、左はIKIとちゃんぽんです。しかもIKIは端子折れでオシャカになっていました。

 

 

これはきちんと左右揃いで用意しなければならないですね~。

長年盲目的に「東芝製のシールドビーム」が純正指定されていると思い込んでいましたが、パーツカタログをしっかりと見直すとそんなことはありませんでした。

 

 

「KOITO」、「ICHIKAWA」とあり、全くの盲信であることを知らされたのです。

そこで、どちらかの製品を所望しようと探すことにしました。

「KOITO」はご存知、小糸製作所ですから某オクなどでも見かけますが、「ICHIKAWA」の方は見かけません。

そこで調べてみました。

 

小糸製作所は、創業1915年(大正4年)設立1936年(昭和11年)の会社です。

シールドビームの販売は1957年から始まっているそうです。

 

こちらは、「自動車ガイドブック65→66」掲載の広告です。

 

 

同、「自動車ガイドブック69→70」掲載の広告です。

 

この期間に変化があります。

マークの変更です。

淑女には新車時に旧マークのものが付いていたと思われます。

 

他にも、住所表記が「芝高輪南町」から「高輪」になっています。

この時期は都内の町名変更が繰り返され、歴史ある町名が消滅させられてしまった時期でもあります。

首都高速では、「高樹町」「代官町」「宝町」「谷町」などの名称として残っているものもありますが、大半は消え去りました。

森ビルの大規模開発という破壊によって街の景色そのものも跡形も無く消え去っているところも珍しくはありません。

百恵ちゃんの結婚式を行った旧霊南坂教会の谷町付近も建物ごと消え去ってます。現在のアークヒルズ付近です。

脱線してしまいました。

 

さて、本題に戻って今度は「ICHIKAWA」の方ですが、こちらは現在の「市光工業」です。

1903年(明治36年)創業の「白光舎工業」と1916年(大正5年)創業の「市川工業所」が1968年(昭和43年)に合併した会社です。

つまり、「ICHIKAWA」とは「市川工業所」ということになります。

明治時代創業の歴史あるすばらしい会社です。

シールドビームの発売は1965年ですからSP311の発売年と同じですね。

 

現在の市光工業は、2017年にフランスの「Valeo社」の子会社となっており、出資額の61%が同社でCEOはじめ半数の役員が外国人の会社です。日本の稼ぎは株主配当で持っていかれるという仕組みですね。日産もそうですが。残念ですね。知らないうちに植民地とされてしまうのでしょうか。

50年前なら、イヤミが、”シェー!しながら、おフランス製ザンス!”なんてギャグで通りましたが、そうではありませんね~

 

因みに1963年のSP310のパーツカタログにはメーカー名は無く「26010-10400」の一種だけでしたが、部品番号、「26010-12901」の”129”はSP310(65)を示すものなので、1965年式にのみ「市川製作所」製品が採用されていたものだと思われます。

因みに”104”もSP310を示す部品形式です。SP311は”146”となります。

 

さて、趣味に戻って、年式に合ったシールドビームが欲しくなりました。

時間をかけて探していたところ某オクにて出品物がありました。初代ファミリアについていたそうです。

そちらを落札購入。競いませんでした。

 

 

マークはこちらです。

 

変更後のマークはこちらです。

 

ついでに、市光製のマークはこちらです。

 

こうなると、市川製作所製のマークも気になりますが、まあいいでしょう。キリがありません!

 

汚れて錆の転写したものを洗ってきれいにします。

 

おお!ピッカピカ! 新品みたいな輝きです。

 

左側(向かって右)だけ取り付けてみました。

 

あまり違いはありませんね~

まあ、自己満足なのでよいのです。