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淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

色々と悩みどころがありますね~

 

以前オーバーホールしたヒーターコントロールバルブをようやく本日取り付けました。

 

新品のように美しく仕上がっています。

 

 

まず、ボディに仮止めしてヒーターコアとの接続ゴムホースのサイズを探ります。

パイプ同士が接触した状態に差し込んで接続するものです。

 

 

測ってみたら35㎜~40㎜位でしたので、40mmでホースを切り出しましたが、収まりが悪かったので35㎜に短縮しました。

 

 

これでしっかりと取り付けることができました。

 

あとは、ワイヤリングをしてコンソールのレバーとつなげれば作動します。

 

さて、

実はこの時代の日産車はヒーターコアのパイプサイズとエンジン側のパイプのサイズが違うのです。

 

ヒータコア側は15.5㎜でした。

 

 

インマニに接続するパイプのサイズは、13.0㎜でした。

 

 

なので、中継の変換が必要なのです。

 

今回は、車種を忘れた解体車から頂戴した変換パイプを取り付けていますが、

30型セドリックなどではこのようなホースを使っているようです。

 

 

多分小生の淑女はそのような変換ホースはついてなかったようで、太い方のホースを無理やり取り付けられていたように記憶しています。既に廃棄してしまっていてどうだったのかもわかりませんが、変換パイプや変換ホースはついていなかったのでそうだと思います。

 

ついでにおまけの情報です。

ヒーターコントロールバルブからインマニへつなげるホースは、パーツカタログにヒーター関係が載っていないのでわかりませんでしたが、最近単品で入手したので番号がありましたので画像として参考に載せておきます。

 

 

 

 

 

 

増設配線を敷設するのであります。

 

余計な装備品がない!

というのも旧車としての美徳のようなものだとは思ってはいるのですが、

やはり日々道路を走行していると、やっぱりないとマズいよね・・・と感じる装備品はあるものです。

 

ハザード装置やETCは必須ですし、ドライブレコーダーも防衛という意味でも必要でしょう。

その他ちょっとした便利な装置もつけて近代化しちゃいましょう。

 

そのようなわけで、内装がバラされている今のうちに目立たないように将来を見越して増設配線をしております。

そのまま純正配線から分岐したのでは負担がかかってしまいますので、新たにフューズボックスと各部のリレーも新設します。

 

写真ではタコ足配線みたいな部分だけのものになりますが、古い頭を洗脳しなければならない事態にも遭遇しました。

それは、ETCの配線を調べていた時でした。電源線とACC線の配色が今まで思っていたものと逆だったことです。

それまでは、電源が「赤」ACCが「黄」と思い込んでいたからです。危なく逆の配線をしてしまうところでした。

それは、取付予定のドラレコにも当てはまりました。

確かに昔からメーカー独自の配色基準があるので何とも言えないところですが、こんなところの注意も怠ると痛い目に遭うかもしれませんね。

 

こちらがETCの配色です。

亀の子は嫌いなので切断しギボシ端子に付け替え、この部分で配色をクロスさせ電源接続部まで延長配線しました。

(間違えのないように、この表示チューブは残しています。)

 

 

装備品からの配線です。

テプラを貼りました。

 

 

増設回路~ヒューズボックスからの配線です。

 

 

トランクオープナーは20年以上前のスワップミートで当時ものを購入してホッタラカシになっていたものを今回ようやく取り付けることにしました。

 

これらの装備は、また別の機会に紹介します。

 

外は台風が来ています。

水害の多発している今日この頃、これ以上の被害のないようにと祈ります。

 

 

 

結局コア交換をしてもらいました・・・

 

前回、「オーバーヒートに泣かされるようでは本末転倒。」などと締めくくっては見たものの、

自分の中でなんとも言えない不安にさいなまれていました。

要は、自分の修理に対して信用していないのです。

 

そんなわけで、その呪縛から解き放たれるために、「コア交換」をしていただくことにしました。

初めからそうするのが当たり前の話なのですが、セコイ小生はごまかし修理の選択をしていたのでした。

 

さて、今回依頼したのは、目黒区の「高崎ラヂェーター」さんです。1967年創業の老舗です。

ホームページもあります。 

 

 

早速出来上がってきたものがこれです。ありがとうございました!

 

 

きれいに仕上がっていてワクワクしますね!

 

自分では気づかなかった漏れ部分もありました。ちょうどインシュレーターがかぶさっていて気付かなかった場所です。

こちらも、はんだによる修理が行われて完璧です。

あのままでしたら変な疾病に悩まされていたかもしれません。

 

 

 

 

未塗装も、スケルトンな魅力はあるのですが、やはり塗装しておきましょう。

腐食防止にもなりますから。

 

まずは、プライマーを施します。

 

 

その後、ブラックに塗装します。(写真撮り忘れました。)

 

塗装後に、いつものダンボールブースで焼き付けしました。

 

 

塗装が冷めれば完成です。

 

まるで新品!

やはりきちんとしている部品は安心感がありますね~

 

 

あとは元のヒーターユニットに戻して車体に取り付けなおせばOK!

 

ちょっとしたわだかまりが取れました。

随分な遠回りでしたね。

 

これで、安心して次の作業に進むことにします。

 

完璧を目指さないことが気楽なんだな

 

シートはどうなっているの?

という声も聞こえてきそうなものであるが、少々集中した時間でやりたいと思い棚に上げております。

 

さて、以前から気になっているドアの閉まり具合の付いて、本日は格闘してみました。

 

まず、夏といえばこれである。

 

 

蚊取り線香は必需品なのです。

 

レバーの動きに渋さを感じたので、古いグリスを洗浄してグリスアップ。

 

 

これだけでも、軽くなってよい感じに。基本は大事ですね。

 

そして問題はドアの立て付けである。

正直なところあまり褒められたボディではないのです。元々事故車ですから。

なので、チリはいまいち合っていないところは多く、合わせること自体に諦め半分なのです。

とはいえ、もうチョット気持ちよくしたいものである。

 

立て付けの調整の肝はココです。

 

助手席側は、全部メートルねじに変わってしまっています。

しかもバラバラ・・・

 

 

 

運転席側は、下部の2本のみメートルねじに変更されています。

 

 

本当は、7/16サイズのインチねじでなければなりません。

 

 

とはいっても、このままねじは変更せずこのまま使ってドアの立て付けの調整を行いました。

ドアを持ち上げながら締めたり緩めたりを繰り返して開閉具合を確認しながら作業をします。

 

助手席ドアは納得できる閉まり具合となりましたが、運転席ドアはまだもう少し調整が必要なようですが、これ以上良くなるのかどうか疑問である。

 

また気分が向いたら続きをすることにしてこの作業はおわります。

 

ポンコツはつらいよ!

 

 

同じに見えても違っていて困るのだ!

 

ここのところ作業ができずブログ更新もままならぬ状態でついに7月も終わってしまいそうなので、小ネタにて締めくくろうと思う。

などと威張って云うことでもないのですが、ちょいとバックミラーについて書いてみようと思うのです。

 

フェアレディSP311には、パーツカタログ上に2種類のバックミラーが記載されています。

 

 

右にある記号の、S.U.は右ハンドル用で、L.は左ハンドル用です。

つまり、一見同じに見えてもどこかが違うはずなのです。

 

これが、バックミラーです。

 

 

なんてことのないものなのですが、よく見てみると左右が対象ではなかったのです。

 

 

なんと、付け根の部分がオフセットいていたのです。

すると、別番号の方は逆にオフセットしているはずです。

そのサンプルはないのですが、小生のものが右用か左用かが気になってきます。

このクルマを入手した時には欠品だったので、のちにスワップミートで見つけたものを取り付けた為、真相不明ということになります。

 

そこで、友人のSP311を見せてもらうことにしました。この車体は初代オーナーが長年放置していたものを復帰させたものなので新車時の部品でほぼ構成されています。なので、信憑性が高いのです。

 

それがこちらです。

 

 

同じようにオフセットしてますから右ハンドル用に間違いはないようです。

 

で、問題解決と思いきや、そうは問屋は卸さないのであります。

 

それは何かというと、実は取付台座が2種類あったというものです。

 

ひとつは直径26㎜、もうひとつは直径30mmなのです。

 

 

サイズが違いますので、当然バックミラー本体のナットは共通ではありません。

 

これはどういうことなのでしょうか?

 

淑女入手当初にバックミラーが欠品であったことは先に書きましたが、台座だけは残っていたので、スワップミートで入手したものを取付けようとしたところ、取り付けることができませんでした。車体に残っていた台座は②の方でした。

そこで、いろいろと探した挙句に見つけたのが①の台座で、これに取り換えることで事なきを得たのです。

 

となりますと、①の台座は何用だったのかということになりますが、憶測ですが、SP310後期型用だったのではないかと考えています。部品番号はわかりませんが、上記の部品番号の「146」はSP311の固有番号ですからそのように考えました。

それでは、SR311用ではどうかというとバックミラーの形状がまったく違うので当てはまりません。

 

ただ、この部分の大きさを変えることに何か意味があったのでしょうか?

やや大きくなっているものの強化品とも思えませんしなんなんでしょうね。

 

そんなわけで、否が応でも結果として部品の知識が、"やや” 付いたというわけです。

 

以上、小ネタでした!

 

 

といっても、野郎です!

 

中学校の同級生が淑女と共に我が家にやってきました。

といっても艶やかなハナシではありません。

 

Z33フェアレディZを購入したので乗ってきたのです。

 

 

実は春先にちょっとした相談を受けたのでした。

それは「Z33に乗りたい」ということでした。

無責任な小生は、乗れるうちに乗っておいた方が良いよ。ガソリンのことやら法律やら年になったから乗ることができなかったなんてことで後悔してしまうかもしれないから仮に車検期間の2年間だったとしても乗っておけば気持ちも安心するんじゃないかな?

なんてことを話していたからです。

これ見つけたんだけどどう思う?と中古車情報を見せてくれ、実際にその車を購入するに至りました。

 

相談してくるようになったのは以前酷いだまされ方を車屋にされたからです。

その時も事前に「〇〇」が欲しいんだけどと相談されたのですが、その車はとても一筋縄ではいかない車種なので、おぬしには扱え切れないからやめた方が良いとアドバイスしたにもかかわらず、某車屋に出物といわれてしっかりした品定めもせず盲目的になっていた彼はその車屋のいうがままに小生に内緒で買ってしまったのです。もちろん小生は親でもないただの同級生ですから確認取るようなする資格はないのですが、クルマいじりができない彼にはどうしても薦められなかったのです。

 

しばらくして泣きっ面に蜂のような状態で申し訳なさそうにやってきました。

クルマが壊れてその都度高額な修理代を取られるとのことです。

オリジナルといわれた塗装もへたくそな再塗装でゆず肌が酷く見る人が見れば一見でおかしな車とわかるような代物でした。

その他諸々、変な部品でごまかされた修理など、だまされ加減が酷かったのですが、一番この野郎と腹立たしく思わせたのは、この車屋のブログをたどっていくと明らかに彼を小ばかにした文面がちらついていたことです。のちにこの車屋に乗り込みそのことを告げると、「名前書いてないからわからない」などと・・・書き出すときりがないくらいに彼は騙されました。

しかし、この車屋、某雑誌で連載持っているのが悔しいです。このレベルでは昨今話題の「侮辱罪」のボーダーラインにも難しいかもしれませんが、この一件はクルマ好きなら仲良くできるなんて幻想を一気にかき消されるような気持になった一件でした。

 

そんなこともあって、彼は次にS15シルビアを買う際には一緒に中古車を見に行き、しっかりとしたおかしな改造のされていないワンオーナー車を見つけ、これを入手し長らく乗っていました。

 

その後しばらくはスポーティカーを離れていた彼も、気持ちをもたげるものがあってブランクは合ったものの今回のお話になったのです。

 

 

 

少し運転してみる? との誘いもあって近所ですが少々ハンドルを握らせてもらいました。

ああ、まだこんな車も運転できるんだな~と、ちょっと安心した瞬間でもありました。

 

ヤマを越えたような気になっているのデス。

 

漸くベースの完成です。

思っていたよりも簡単ではなかった…

 

ゴムマットは前回切り出してありますので、金具を取り付けてフレームに張り込むのが今回の作業です。

 

まず金具類は再利用できるものは良いのですが、錆が酷いものは新たに不足分を調達しなければなりません。

プレートは本来なら再メッキをしたいところですが、今回は時間の関係もあり、錆取り液処理後に防錆塗装で済ませました。

針金状の金具は、作成することで対処しました。

 

そこでこんな治具を作成しました。

 

 

堅牢な床材の木片に穴をあけて、溝を掘って、ワイヤーを差したものです。

これを使って不足分の針金細工をするのです。

こんな感じにです。

 

 

このワイヤーはこちらからの調達です。

 

 

廃棄する自転車のワイヤースポークを取り出しました。

これには理由もあって、太さはもちろんのこと、ピアノ線ですので硬く弾力があり代替品としてはうってつけでした。

 

これを治具を使ってこのように曲げていきます。

大体の形ができたら、やっとこで修整して完成です。

 

 

沢山出来上がりました。

 

 

「コ」の字型の金具もこれで作ります。

 

金具がそろったら、組み込みに入ります。

まずは、ゴムシートに固定用の穴をあけるために、プレートを定規として使い、穴あけをします。

これなら正確な位置に開けられます。

写っていませんが、小型リューターにドリル刃を付けて開けました。

 

 

その穴に金具を通して

 

 

ゴムシートを織り込んだらプレートを通して、特製ペンチで曲げます。

 

 

ハンマーでたたいて固定します。

 

 

すべての金具が付いたら、フレームに張り込みます。

 

 

その際に、特製工具を作りましたら楽々作業ができました。

取付けも取外しも両方とも使えます。

材料は、先ほどの自転車のスポークと、プリンターのローラーです。

 

 

運転席、助手席ともベース部分の完成です。

保護シートが貼ったままなのでしわしわに見えますが、次の工程で剥がします。

 

 

バッチリと目論見通り、良い張り具合のシートベースが出来上がりました。

 

あとは、スポンジ作業と続きます。

 

今回は道具によってかなり助けられました。

通常のペンチなどでは傷だらけにもなるし、確実な作業は難しいでしょう。

実際作業しながらうまくいかないので、特殊工具を作ったんですけれどね。

やはり特化した道具は良いものです。

使う機会は・・・・

 

あまりなさそうです。

 

 

やっとこはペンチに似ていますが、今回の作業ではとてもよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伸びのなさに一抹の不安も・・・

 

感じてしまったのは、到着した梱包を解き、そのゴムシートの端をひっぱってみたところ、布入りの特性で当たり前のことではあるのですが、伸びないのです。つまり、シートフレームに張り込むときに相当シビアな寸法で作成しないと金具が引っ掛けられないのではないか?そして頓挫やりなおし・・・という思考が浮かんできたからなのです。

 

純正通りのゴムバンド方式で再生するのであれば、ある程度狂った寸法でもなんとかなるとは思うのですが、今回の再生では、レカロシートにあるような「ピレリマット」方式に準じた方法を取り入れようと考えているからです。

 

こちらがピレリマットです。

 

 

シート下面を平均的に張りを与えることのできる構造で、真ん中が沈み込んで姿勢が悪くなったり腰痛になるなどがしにくいものです。ただ経年劣化によってゴム部分が引きちぎれてしまうとマットそのものを交換する必要があります。ゴム部分には「布」が入っていないからです。かつて小生が使用していたレカロシートも保管中に破断しておりました。

 

その交換用で非純正品も販売されています。純正とは構造材質を異なって、ネット上の画像から判断し、そちらは恐らく「ターポリンシート」を使ったものではないかと思いました。看板のテントや高速道路でも見かける標語などの垂れ幕に使用されているシートです。かなり堅牢で代替え材料としては納得のいくところです。

当初のアイデアとして、こちらを使って適正サイズに切り出しミシンがけをして作成しようかと寸前のところまで計画をしていましたが、布入りゴムシートを入手できることになったので、折衷案のような形で作成することになりました。なので、前回ゴムベルトを金具の再利用をするために分解したのです。

 

それでは、ゴムシートの切り出しを行います。

 

 

カッター刃にはシリコンスプレーを塗布し、滑りやすく切り出しやすくしておきます。

 

 

実寸から割り出した寸法で目安になる線を描き、直角部分はポンチを使って穴をあけておきます。

この方が破断リスクを下げられるからです。ただ、布入りなのであまり心配はないのですが美観的にも良いと思うのでやっておきました。

 

 

順次切り出していきます。

 

 

ゴムマットの切り出しが終了しました。

御覧のように、ゴムベルト取付位置にマット形式で固定するかたちです。

この後は、金具の取付の工程です。

 

 

既出ですが、因みに純正ゴムバンドはこのように留まっています。

 

 

マットならば、より張りのしっかりしたものができると確信しています。

 

 

 

方針も定まってきたので・・・

 

ゴムベルトを分解して金具を取り出すことにしました。

様々な方法での再生の思考がよぎっては消え、コストやら工数やら材料やらいろんなことを考えていましたが、漸く次に進むことができます。

そのために、金具の再使用を前提としてゴムベルトの分解をしていきます。

 

ゴムベルトの金具は簡単な方法で止められています。

針金を貫通させて折り曲げて固定しているだけです。

事務用品のステープラー(ホッチキス)と同様な方法です。

 

 

これを解いていくのですが、この針金が相当固いのです。

ペンチで挟んで"クイッ"とは簡単に曲がりません。

 

そこで、工具を用意しました。

 

 

といっても、元々持っていたものです。

 

上のものだけは、何かジャンク工具を使うかも?くらいに思って入手していたものです。

先端が折れていた上に何用なのかもわからない代物です。

こちらを「針金をつかむのに適した形状」少々加工しました。単にドリルで穴を開けただけなのですが・・・

でもこの効果は絶大でした。

 

分解の工程は以下のようになります。

 

① 針金を「くいきり」で起こします。

  最初はマイナスドライバーを差し込んでも見ましたが、相当針金が硬くて閉口しましたのでこちらが活躍しました。

 

 

② 加工工具で掴みます。

 

 

③ 更に垂直になるまで起こします。

 

 

④ 両方とも起こせばすべてが分解でします。

  単純な作業ですが、結構な力作業です。

 

 

あとは、全部のベルトを単純作業で分解していきます。

 

が、座面の金具は錆による腐食も多くて、右の背もたれ用のものとは雲泥の差です。

 

 

酷いものでは、崩壊しそうな様相です。

 

 

とか何とか言いつつも、すべてを分解し終わりました。

 

 

右のテープで分類しているのは、背もたれ用の金具です。5本のべルトのすべてが形状の違うもので構成されていました。

上の座面用はすべて同じ形状ですが、錆が酷いので作成しなければいけないかもしれません。

 

 

 

 

 

ホンモノを知ることは基本ですよね?

 

回数は重ねども一向に進まぬシート再生、都度気になるのは本来はどうなっていたのか?という疑問なのです。

再生作業(レストア)は元々は本来の姿に戻すことで、工場出荷の純正の状態が最高の到達点なのだと思っています。

ただ、小生の場合は、それを基に少々アレンジするというスタイルなので正統派のレストアラーからすれば亜流な存在なんだと思いますがそこは「性分なので仕方のないことなのだと」思っております。そして「ホンモノ」を知ることで成り立つものではないかと思っています。


前回、「新しく入手したぬいぐるみ」と、このシートに張ってあった以前張り替えられたぬいぐるみとを比べてみてその際に、「どっちが正しいのか?」という問題に引っかかってしまいました。

 

その一番の疑問点はこの部分です。

 

 

中央部に縫い付けられているものが、裏腹なのです。

しかも、切り欠き部分のサイズも違っています。

その疑惑を解消すべく「未再生の純正シート」を検証するため友人のところに行ってきました。

 

友人のSP311は300番台ですし、初代オーナーが納屋で放置ししていた個体なのでほぼ新車時パーツで構成されていたものなので痛みは酷くても純正検証には間違いないものだったのです。ただ、当の本体は再生作業がされておりますので当時ものではありませんが、シートだけは再生せずに保管されていたのです。

 

それがこちらです。

 

 

もちろん、再度実用として使うとしたならば、小生のものと同様にアンコから作らなければ復帰はできないような状態です。

しかし、当時の仕様を検証するには未再生品は大事な資料となります。

 

シートバックを倒すと、例の部分の状態がわかります。

 

 

あのものは見当たりませんので、黒のぬいぐるみの方が純正に準じた構造のようです。

ただ、細部は違っていたり、末端の処理方法もわかりましたのでそのあたりも「ホンモノ」を確認してみて安堵できたところです。

 

裏側から見ても、やはり少々の違いを確認することができましたので、再生時の参考にしていきます。

 

 

ここで一番大事なのは、大きく「コ」の字型に張っている太めの針金の存在です。

こちらも、再生を進める中で解説していきますので、お楽しみにしてください。

 

シートバックについている通気口の形状はこんな感じです。

黒のぬいぐるみには省略されてついていませんでしたし、新しい赤のものとも違ったものでした。

これが純正の正しい形状です。

 

 

中々進みませんが、まだまだ道のりはありそうですが、今日も一歩進むことができました。