超呼吸法 Vol.45【オーラの安定を呼ぶ「QT呼吸法」】
前回まで、「ベルメウスの時代」で新しい視点のスピリチュアルをお届けしました。今回は、そんなスピリチュアル感覚を使い、ヒーリング、オーラリーデイングをやらせていただく中で見つけた、スピリチュアル能力を身に付ける手法やそれらを実践した方々のお話しをさせていただこうと思います。そして皆さんにもスピリチュアル感覚を感じていただき、生活に活かしていただければ幸いだと思います。 この本は1997年に出版されたものに一部加筆、修正してお届けします。 尚、この文章にはヒーリング的な内容が記されている部分がありますが、決して医療的な治療などではなく、あくまでスピリチュアルなヒーリングのお話しであることをご理解下さい。*****************************************************************************●QT法による強化 QT (クオーター・トレーニング)法は、三種類の訓練法(QT呼吸、QT瞑想、QT イメージ・トレーニング)を四段階に組み合わせて実践する手法です。 集中力とオーラ・コントロール能力を安定させる効果があり、さらに本格的な自己治癒能力、スピリチュアル能力の開発や各種才能を伸ばすための訓練に不可欠な方法です。 15分かけて行うところから「クオーター・トレーニング=QT法」と名付けています。 次の順番で、四段階に組み合わせて15分間を1セットとしています。 ①QT呼吸法を、一呼吸を30秒かけて10回繰り返す(計5分) ②QT瞑想法を、一回を30秒とし、4回繰り返す(計2分) ③QTイメージ・トレーニングを、1分ずつ5回繰り返す(計5分) ④最初と同じQT呼吸法を6回繰り返す(計3分) 「QT呼吸法」は、一定の方法で呼吸を繰り返し、生体エネルギーの安定を保ち、自己治癒能力などを強くする呼吸法です。 「QT瞑想法」は、通常の瞑想とは違い、特殊な手法を使った瞑想法で、目標物を見ながら短時間で無心の状態に達する方法です。これによって心身ともにストレスから解放される手法です。「QTイメージ・トレーニング」は、目を閉じた状態で、ある図形や像を眼前に思い浮かべ、強くイメージする方法で、主に集中力の増強やヒーリングの訓練となる方法です。*慣れるまでは時間の余裕を取って、じっくりと取り組んで下さい。*集中して何時間も挑戦するより、出来る限り毎日、地道に取り組むほうが良いです。*最初は決して無理をせず、各訓練の時間も自分に合わせて調整して下さい。*わからないとき、自分の行っている方法に自信がないときは、インストラクターなどまでお問い合わせ下さい。それでは、各段階ごとに説明していくことにしましょう。●第一段階「QT呼吸法」《準備》=基礎の形 リラックスした状態で、体の力を抜き、椅子に腰掛けて下さい。 手のひらを上向きにして膝の上に置く。 楽な姿勢を保つ。 ※通常では座って行いますが、場所によっては横になって行っても、寝ながら行っても構いません。無理に椅子を使用する必要はありません。《方法》 ①息を深く、たっぷりと、肺に送り込むような気分で素早く吸う。*速さにこだわる必要はありません。5秒前後で吸い込みましょう。* 腹式呼吸にこだわることもありません。*呼吸は、鼻から吸っても、口から吸ってもどちらでも結構です。一般的には鼻から吸い、ロから 吐くのがやりやすいと思いますが、自分でやりやすい方を選ぶようにして下さい。*空気をたっぷり吸うように意識します。肺に空気がいっぱいに入るように吸います。 ②深く息を吸ったら、次に口から、「細く、長く、ゆつくり」と吐き出す。 吸って、吐く「一呼吸」の時間は、「約30秒」で。*吐き始めと終わりの方の呼吸量が一定になるように意識して息をはきます。*無理をすると血圧があがったりすることがありますので、苦しくなったら30秒たっていなくても終わって下さい(あまり時間にこだわる必要はありません。個人差があります)*目はかならず開けて呼吸をして下さい。目を閉じたほうが楽なように感じられるかもしれませんが、 目は閉じないように。訓練中は意識をしっかり持ち、呼吸を行うことが重要です。(寝つきが悪いなどの方は、慣れてきたらQT呼吸を目を閉じながら行うと寝付きやすいと思います) ③吸って、吐いての一呼吸を約30秒として、これを10回繰り返す。※「一呼吸」の理想的な呼吸時間 一呼吸を約三〇秒と述べましたが、これは平均的なもので、自分に合った呼吸時間は人それぞれに違うものです。 後にご説明する「イメージQT呼吸法」で感じる「ある感覚」を得るためにはこの「だいたい30秒」が適しています。 「私は、35秒くらいが、感覚が最も強く感じられる」という人は35秒が理想的な呼吸時間であって、「25病くらいが一番強い感覚になる」という人は25秒がその人の理想的な時間ということになります。 宇宙から流れてくるエネルギーの波長と、自分の生体エネルギーの波長が一致した時に感覚が最も強く感じられるので、理想的な時間というのは宇宙の波長と同調した呼吸の長さということも出来ます。この「感覚」の詳細は後述します。to be continued