前回まで、「ベルメウスの時代」で新しい視点のスピリチュアルをお届けしました。
今回は、そんなスピリチュアル感覚を使い、ヒーリング、オーラリーデイングをやらせていただく中で見つけた、スピリチュアル能力を身に付ける手法やそれらを実践した方々のお話しをさせていただこうと思います。
そして皆さんにもスピリチュアル感覚を感じていただき、生活に活かしていただければ幸いだと思います。
この本は1997年に出版されたものに一部加筆、修正してお届けします。
尚、この文章にはヒーリング的な内容が記されている部分がありますが、決して医療的な治療などではなく、あくまでスピリチュアルなヒーリングのお話しであることをご理解下さい。
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●呼吸の本質とはなんでしょう?
①から④の手法の中では、QT呼吸法(QT法で行われる呼吸法)が最も重要な役割を果たしています。
呼吸とは、普通は体外から空気を吸い込んで体内に新鮮な酸素を吸入することだと考えられていますが、呼吸はそれ以外にも大切な役割があります。
東洋療法などで気功やヨガなどが最も重視するのは、「自然からエネルギーを取り入れ」、そのエネルギーで「体内の悪影響を及ぼすものを排出する」という考え方です。
いわゆる「気」と呼ばれるものです。
自然から「気」を取り込んで、体内に「気」をめぐらせると、人間の体内の自然治癒力」が高まり、さまざまな能力が活性化し、時には難病などに影響することも可能だと思います。
まさに私はこれによって自分の体の不調を克服しています。
「気」はそれほど驚くべき働きを持っていると思います。
この「気」を取り入れるのが、呼吸の大切な意味でもあり、酸素を吸い込む呼吸は、「呼吸のほんの一部の機能」だと思っています。東洋医学でも大切に考えられることです。
そこには、呼吸は単に空気中の酸素を取り込む行為に止まるだけでなく、「大自然から気 を取り入れて、体の中に生かす」という、呼吸をもつと根本的な部分で捉えようとする発想があります。
その点から言うと、最近、その健康効果によって注目を集めている森林浴も、森の新鮮なオゾンや香りの成分を吸い込むことによる活性、リラックスだけではなく、目には見えないけれど、木や土や自然から清新な「気」、エネルギーを貰い、そのエネルギーによって心身がリフレッシュされているのだと思います。
これらの「気」や「エネルギー」が、今の科学では残念ながらまだ解明されていないことは大変残念なことです。
意識しているかどうかには関係なく、呼吸とは「酸素を取り入れる」ことにプラスして、「エネルギーを取り入れる」働きも持っているということを覚えておいて欲しいと思います。
to be continued
