前回まで、「ベルメウスの時代」で新しい視点のスピリチュアルをお届けしました。
今回は、そんなスピリチュアル感覚を使い、ヒーリング、オーラリーデイングをやらせていただく中で見つけた、スピリチュアル能力を身に付ける手法やそれらを実践した方々のお話しをさせていただこうと思います。
そして皆さんにもスピリチュアル感覚を感じていただき、生活に活かしていただければ幸いだと思います。
この本は1997年に出版されたものに一部加筆、修正してお届けします。
尚、この文章にはヒーリング的な内容が記されている部分がありますが、決して医療的な治療などではなく、あくまでスピリチュアルなヒーリングのお話しであることをご理解下さい。
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第4章 生体エネルギー強化法
1 手法の種類と特徴
●基本は呼吸・瞑想・イメージトレーニング
生体エネルギーを強化する手法には……
①QT法:生体エネルギーを安定させる
②SHT法:生体エネルギーを蓄積させる
③BC(バイ・コンダクティング):生体エネルギーの交流。QT法やSHT法の効果の確認
④BH法:自然の波動と同調し、生命の実感を得る。また、エネルギーの補給
があります。
それぞれに決まった効果があり、出来る限り①ー④の順序で練習をして行くと良いでしょう。
またそれぞれの訓練法にはいくつかの応用手法があります。
手法を詳しく説明する前に、従来の能力開発法との比較をした特徴を述べておきたいと思います。
●各種トレーニングの特徴
QT法からBH法までの手法に共通する基本的な狙いは、生体エネルギーと肉体をバランスさせ、生体エネルギーが肉体に対して活発に働けるように促すことです。
その主たる目的の中で、それぞれの手法に個別の狙いと効果があります。
練習を始める前に簡単に説明をしてみたいと思います。
①《QT法》
体内の生体エネルギーのバランスをとるものです。 それによって自然治癒能力などの基本的能力が増進が期待できます。
①-1 QT呼吸
・すべての能力開発の基礎訓練
・生体エネルギーの循環を促す
・生体エネルギーの安定を行う
①-2 イメージQT呼吸
・QT呼吸で循環が促された生体エネルギーを実感する方法
・更に生体エネルギーの循環を促し、強化・安定させる
①-3 QT歩行呼吸
・QT呼吸、イメージQT呼吸の補足的手法。条件を変え、より活性化を促す
①-4 QT眼想
・短時間で雑念を取り去り、生体エネルギーの身体への影響を活性化する
・また、瞬間的リラックスを行う手法
①-5 QTイメージトレーニング
・生体エネルギーの集中力と意識を高める
・意識的に生体エネルギーを一定方向に集中させる
②《SHT法》
SHT法は、一時的にエネルギーを蓄積して、高めるための手法。QT法で基礎的なものをつくり、その上でSHT法によってエネルギーを高めていくようになっています。
②-1 SHT呼吸
・生体エネルギ下を一時的に身体内部で高める手法
・生体エネルギーの方向を内側に向ける効果
②-2 SHT眼想
・QT眼想を一段進めたリラックス効果
・思考のリラックスをイメージとともに長い時間持続させる
②-3 イメージSHT呼吸
・イメージQT呼吸と同様に、SHT呼吸によって高められた生体エネルギーをより実感し、
体に強く記憶させる手法
・QT法と共にマスターすることでヒーリングなどの強化に役立つ
③《バイ・コンダクティング(BC)》
・生体エネルギーの実感
・さまざまな波長を感じることによって生体エネルギーの安定をはかる
・交流により、生体エネルギーの活性化が促される
・他の生体エネルギーの刺激により、対生体エネルギーに敏感になる
④《BH法》
身体的効果
・QT法、SHT法、バイ・コンダクティングの全手法を取り入れ、バランスをとる手法
・自然の波動と同調することにより、生命力を感じる
・宇宙エネルギーの波動を実感
思考的効果
・チャネリング開発の基礎
・新しい価値観が実感でき、チャネリングのチャンネルを開くこともある
to be continued
