【2017年9月記】
今年の夏は本当に天候が不安定でした。40年ぶりとなる8月の21日連続の雨! オドロキです。そしてそれに続く異常に高温な残暑。
皆様もくれぐれもお身体にはご注意いただきたいと思います。
それにしても、社会が迷走しています。
ニュースを見れば連日、北朝鮮の挑発とそれに負けじと挑発する世界最大の先進国アメリカの姿。
異様としかいえません。戦後72年を迎え、今になって戦争の危機が身近になるとは思いもしなかった方がほとんどなのではないでしょうか。
ヨーロッパでは、IS絡みと思われるテロがまた活発化しています。
イギリスのユーロ離脱はまだまだ先行きが不透明なままで、世界経済は、大企業の黒字が連日騒がれてはいますが、一般国民の実感はまったく異なっています。
ここまで社会情勢と実感が食い違う感覚になることは近年において大変珍しい現象と云えるでしょう。
自然災害は日本だけをみても、異常な雨による水害が多発し、地震、火山噴火も続いています。
何で、こんなにも社会が不安定になるのでしょうか。
そこには、さまざまな原因があるでしょう。
そんな中で、私が感じるのは社会に与えるオーラ的影響の大きさです。簡単にいえば、地球の作用により「人のオーラが乱れ、世界に影響している」ということになるでしょうか。
世界を乱すのは主に「人間の行動」です。
人間の行動は、人々の「思考」によって決まります。思考は人間のオーラに影響されます。そしてオーラは地球の動きに影響されます。
お気づきのように、ここには無限のループがあります。「地球の影響でオーラが乱れる」→「オーラの乱れで、行動が乱れる」→「行動が乱れると社会が乱れる」→「社会が乱れると自然が乱れる」→「自然が乱れると地球が乱れる」……
無限の繰り返しです。
何年か前より「地球の軸にゆがみがある」ような感じを受けていることをお話しして来ました。
原因はそれだけではありませんが、このような少しのゆがみからでも人々は影響を受け、不安定になってしまうことがあるようです。
地球は、こんな「変化の時期」に入ってきているようです。
このような「負のサイクル」はどこかで断ち切らなくてはなりません。
「地球のゆがみを直すことなど出来るわけがない!」と思われるでしょう。その通りです。
そこまでは出来ません。
しかしながら、この「負のサイクル」は途中で断ち切ることが出来るのです。
最近、新しいチャネリングで衝撃的な話を聞きました。
「ソリス」(というように聞こえます。SF小説に「共生惑星ソリス」というのがあるらしいですが、偶然の一致だと思います)という惑星の話のようです。
その惑星では相当知識レベルの高い人類が存在していたようですが、いくつかの、勢力の強いグループ間の争いによってほとんどの人間が滅びてしまったようなのです。彼らの知識レベルから見て単なる覇権争いの戦争などではなかったようで、
「惑星の人たちの共生を推進」すべく、議論をしていたようですが、それぞれのグループが「自分たちの文明・技術がもっとも優位」であることを証明すべく、さまざまな科学的・技術的開発を行ない、それを利用し、惑星に改造を加えてしまったようなのです。その結果、ソリスは自然環境のバランスを崩し、天候が荒れ、最終的に食糧危機が起こり、人間たちは滅んでしまったということです。
これは衝撃的なチャネリングでした。
身勝手な戦争などではなく、統一国家を目指し、最高の技術開発をしようとした中で起きた悲劇でした。このような高い知識レベルを持った人間たちでもミスを犯してしまうのですから大変です。
チャネリングではここから学ぶべき、人間が滅びる大きな要因を示しています。それは「疑心暗鬼」「優位性の強調」「過信」であるとのこと。
お互いのために「よかれ」と思ってやったことでも、相手は「本当にこちらのためなのか?」という「疑心暗鬼」が生じてしまうのは地球人も同じでしょう。「相手を疑う」というのは人間の防衛本能のようなものかも知れません。ですが、過剰に反応するとますます疑い深くなり、信用すべきものも見えなくなってしまいます。この特性が自分にもあることを理解しながら、相手を観察しなくてはならないという教訓です。
「優位性の強調」も、地球人にも当てはまる特徴でしょう。どうしても人間は「他人より自分の方が上」と考えがちです。特にこれが国などの「集団」になると一層強くなる傾向にあります。この優位性は「権力」にも直結するからやっかいです。
そして「過信」。これは特に技術開発に大きな問題を発生させます。核技術やバイオ技術の開発は、いとも簡単に核兵器や化学兵器に転用され、人類にとって致命的な脅威になってしまいます。自分たちが発見し、開発した技術は「自分でコントロール出来る」と思いがちなのです。これが大きな間違いで、人間は自分の命すらコントロール出来ないのです。こんな「過信」は誰にでも起こるやっかいな特質でしょう。
これらの要素が重なり合ったり、どれか一つでも大きく突出すると「負のサイクル」に入ってしまいます。
地球の地軸の傾きを留めることは出来ないでしょうし、外から入って来る宇宙線などは防げないでしょうけれど、人間の持つ、意識の力=オーラの力で「人間同士の負のエネルギーを軽減」させたり、「環境への悪影響を抑える」ことは充分に出来るのです。
地球が変化しつつある今、地球人類も他の惑星から学び、より良い進化が出来るはずなのです。