ゴールデンエイジが訪れる時期は人それぞれ

小学校高学年の9歳から12歳までの間を『ゴールデンエイジ』と言います。
この時期、子ども達の成長が急に伸びる時期です。この時期に海外に行っていた子どもが語学の吸収がよかったり、大人になってからスポーツを始めても、この時期にスポーツをしてきた人には敵わないのは、この時期にやってきた基礎の土台が作られたからでしょう。

この時期に何でも経験させ、能力向上させるのが効果的だと思います。習い事など好きなことを伸ばしてあげましょう。

しかし、子ども達には成長のタイプがあります。

小さい頃から何でも吸収し、自発的にやる子もいれば、親の言いなりにしか動こうとしない子もいます。背の伸びや身体の変化の違いがあるように、脳、能力の成長も人それぞれです。
早熟タイプ、晩熟タイプがいます。

ですから、ぼーとしていてうちの子大丈夫かしら?とか、問題ばかり起こして大丈夫かしら?など不安に思う親もいるかもしれません。

でも安心してください!子どもの力が伸びる速度は個人差があります。大人になってから落ち着いてきて、いきなり覚醒することもあります。

私どもがやっている塾の子どもたちに関わっていると、子ども達に度々起きる奇跡的な凄い変化と、急成長にたびたび驚かされます。
だから、言って聞かせて、やらせて褒めて、繰り返しの地道な作業もあるのですが、この成長を見るのが喜びでもあります。

子ども達の中には、私たち大人が思っている以上に能力の伸びしろが隠されています。

親として、焦る気持ちも分かりますが、子どものタイプも見極めながら接することが大切です。その子ども達ひとりひとりがそれぞれのペースで、伸び伸びと成長していけるのです。

その時期を逃して、何もしてこなかったとしても丁寧に地道に接することを繰り返していくと15歳から18歳くらいでも急成長します。

急にやる気を出したり、自分から動き出したり、夢を語りだしたり、、劇的に変化するので、別人に、なっちゃったの?なんて思ったりすることも。

何がきっかけになるかわかりません。

本なのかテレビなのか、先生なのか友人なのか、旅行先なのか祖父母の家なのか。

焦る気持ちをグッと抑えながらも、その時期に必要なことをやらせ、そっと見守ってあげしょう。

そして、沢山の経験をさせてあげしょう。それを与えてあげるのが親の役目です。もちろん私どもも協力しますよ!

お金もかかることもあるかもしれませんが、多少は投資ですから、否定せず応援してあげしょう。辛抱強く、成長を促してあげると自ずと変わってきてくれますから。

これからも子ども達の成長の化学反応が楽しみです。