生まれた時から

 
特殊な世界で生きてきた道を
 
辞めた。
 
 
 
 
 
母は泣いていた。
 
悲しそうだった。
 
 
そりゃそうだ。
 
 
母にとってはその世界にいることが
 
何よりも幸せで
 
信じているからこそ
 
その道から外れるということは
 
娘がもう幸せじゃないとさえ思っただろう。
 
 
でも私は
 
 
やっと自由になれたと思った。
 
 
もうその世界のルールに縛られることもなく
 
自分がしたいことをしていいんだ!と。
 
 
許可を得ることなく友達と遊べて
 
友達のお誕生日をお祝いできて
 
好きな人に好きと言えて
 
ましてや付き合うこともできるなんて!
 
 
最高じゃないか!!!!
 
 
と思っていた。
 
 
だけど現実は
 
まだその世界にいる家族と
 
一緒に暮らしているわけで。
 
 
火曜と木曜の夜と、日曜の朝は
その世界の集まりに家族は行く。
 
 
辞めてから
 
毎日家族からの視線が辛かった。
 
何も言わないけれど
 
《辞めた人》
 
として冷たい目で見られる。
 
 
辛かった。
 
 
昨日までの家族が
 
一気に他人のように感じた。
 
 
世界の集まりに家族が家を出る時
 
「行ってきます」と言って
 
浴びる視線は全身にナイフが刺さるような気持ちだった。
 
 
もう気持ちはまるで犯罪者。
 
 
その世界の厳しさを改めて味わった。
 
 
そうか、、、
 
辞めるということはこういうことか、と。
 
 
分かっていたけれど本当に辛かった。
 
 
孤独だった。
 
 
家族も辛かっただろう。
大好きな娘が
大好きな妹が
違う所に行ってしまったわけだから。
 
 
冷たくしたつもりも無かったと思う
家族全員が私に対してどう接したらいいか
分からなかったんだと思う。
 
 
私もどうしたらいいか分からなかった。
 
 
結果、孤立した。
 
 
家にいるのがとにかく辛かった。
 
 
中学を卒業したばかりの15歳。
 
 
初めて彼氏ができた。
 
 
好きというよりも
一緒にいれる人ができた喜び。
 
 
おまけにイケメンだった。笑
 
 
私の家は
 
最寄り駅まで歩いて40分
 
最寄り駅から
彼との待ち合わせ駅まで
電車で30分。
 
 
すんごい田舎に住んでたから
とにかく遠かった。笑
 
 
でもその当時はそれしか知らないので
なんてこと無かった。
 
 
待ち合わせの1時間半前には家を出る。
 
 
お金が無かったので
最寄り駅までは徒歩。
 
 
何故かは忘れたけど
朝から会う為に
始発に乗って会いに行っていた。
 
 
なので家を出るのが
信じられないくらい早い。笑
 
 
でも朝、家族と誰にも会わず
彼に会えることが嬉しかった。
 
 
唯一居場所ができた。
 
 
何をする訳でもなく
コンビニで買ったお茶を飲みながら
階段に座ってお喋りした。
 
 
でも
その世界の洗脳が離れず
普通に生きてるだけでこわかった。
 
 
常に見張られてる気持ち。
 
 
つかの間の休息が
彼とのお喋りだった。
 
 
だけど
2ヶ月で別れた。
 
 
なんと別の恋人ができた。
 
 
私に。笑
 
 
娘の本当の父親になる人と出逢った。
 
 
続く
 
 
 

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