学校の行き帰りも

私の家は
なかなか遊びが許されない家庭だったけど

それでも数少ない遊びも

ずっと一緒だった

大親友のさとみちゃん。


それまでのストーリーはコチラから↓



別れは突然やってきました。

小学4年生になった頃

私達家族は引っ越すことになったのです。


クラスメイトとも仲良しだったから
すっごく寂しくて
最後の登校の日は

なんとほぼクラス全員泣いてて😭😭😭

男の子も泣いてて。

皆から消しゴムとか
缶バッチとかもらったなぁ〜

大親友のさとみちゃんも号泣してて
笑かそうと思って
「死ぬなよ〜笑」とか言ってた。笑

けどね


実はね

さとみちゃん

事故で亡くなったんです。


私が引っ越して

数ヶ月経った頃

一本の電話が入ってきて

さとみちゃんが水の事故で亡くなった、と。

1番仲良かったからって

お友達のお母さんが電話で知らせてくれて。


もうあの時は

時が止まったように感じました。


初めて経験する
身近な人の死。

葬儀の日を教えてもらえたけど
母はそれを許してくれなかった。

最後にさとみちゃんに会えなかった。

初めて母を恨んだ。

もちろん母なりの正義と
母の事情もあったけど
その時は到底理解できなかったですね。


ずっと涙が止まらなかった。

もうさとみちゃんに会えないんだなぁって
ただただそれが辛かった。

もちろん今はそれさえも
私の人生の一部となり
悲しみよりも想い出に近いです。

でも忘れることはこの先も無いと思います。

初めてできた親友に
その親友を失うという経験から

沢山のことを学び
色んな感情を体験しました。

それに
あの頃一緒に過ごして楽しかった日々は
いつまでも私の中に残っています。

今思い出しても
温かい気持ちにさせてくれます。

人は愛された記憶だけで
生きていけます。

だから私はこれからも
人を愛して愛で包み込んでいきたい。