こんにちは、しゅんすけです。
今日は 他を慈しむ というお話です。
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このブログでは
まず、自分を愛しなさい
はじめに、自分を許しなさい
自分のやりたいことをやりなさい
自分のやりたくないことはやめなさい
みたいな事を好んで表現します。
シンプルに言えば
自分を最優先にしなさい
という感覚かもしれません。
じゃあ… もし
言う通りに自分を最優先にしたとして
その結果は、大きく2通りあります。
①自分と他者が 末永く 幸せになっていく場合
と
②自分 だけ が 一時的に 幸せになっていく場合
です。
どっちがいいですか?
と考えれば
恐らく多くの方は ① を選ぶでしょう。
ですが…
実際には ② を選ぶ方が多いです。
① と ② の分かれ目は何なのか?
と言えば
自分の恐怖や不安を認めているかどうか?
にかかっています。
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自分の恐怖や不安を認めて、その上で、自分を最優先にしていけば、自分と他者が 末永く 幸せになっていく方へ向かいます。
自分の恐怖や不安を認めず、自分を最優先にしていけば、自分 だけ が 一時的に 幸せになっていく方へ向かいます。
例えば、孤独への恐怖、寂しさがあると、自分に自信がなく、誰かと一緒でないと生きていけない… みたいな観念が生まれます。
とにかく、怖いから… 孤独にならないように、寂しくならないように…
他者のご機嫌を伺ったり、優しくしたり、気を使ったりすることが 自分の最優先事項だ と誤解します。
腹の底では、一緒にいて欲しい、守ってほしいと願いながら、他者が心地よくなるようにする。
他者が離れていきそうになると、離れていかないようにコントロールする。
力づくだったり、怖さを抱かせたり、泣いたり、罪悪感を訴えたり、愛を語ったり… いろんなコントロールがあります。
強く言ったら相手が従った、とか
泣いたら相手が言うことを聞いてくれた、とか
あなたのせいだと言ったら思い通りなった、とか
愛を語ったら意見が通った、とか
そんな些細な体験から、無意識に、コントロールする術を学ぶのです。
その時はいいかもしれません…
自分 だけ が 一時的に 幸せになっていく方へ向かいますが、相手は窮屈や我慢を強いられるので、いつかは離れたくなります。
そんな感じです。
親子でも、家族でも、友達でも、会社でも、いろんなトコロで起こっていることです。
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この地球で、自分だけの幸せはありえません。
長続きしません。
必ず、いつか、壊れるようになっています。
自分の恐怖や不安を認めて、自分を最優先に生きれば、自然と他を慈しむことになります。
ある段階まで自分を幸せにすると、更に幸せになっていくためには、他を慈しむことが必須になってくるからです。
自分のためにも、他を慈しむようになる。
そうやって繁栄していくのです。
ちょっと視点を広げてみると
この地球で、人間だけの幸せはありえません。
一時的に人間だけが幸せを享受しても
動物、植物、鉱物、自然
すべてのものたちは繋がっていますから
先に彼らが壊れて、いずれ、人間も壊れていきます。
人間が末永く幸せになっていくためには
一人ひとりが、恐怖や不安を認めて
自分を最優先に生きていくことです。
それは、必ず、動物、植物、鉱物、自然を慈しみ、大切にする方向へ向かいます。
自分のためにも、そうしたくなるのです。
自分が幸せになるために、他を慈しみ
人間が幸せになるために、他を慈しむ
同じことなんです。
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まず、自分から始めましょう。
恐怖や不安を認めましょう。
怯える自分を愛して、許すのです。
その上で、自分のしたいことをして、したくないのとはやめていきましょう。
一時的に苦しいことは起こっても、必ず
自分と他が幸せになっていきます。
その積み重ねが
人間と他が幸せになっていき
地球が、宇宙が幸せになっていきます。
悟りは、その通過点のようなものなんです。