今日は七夕ですね。


さっき歩いていたら「限界をこえる」をテーマに書きたいな〜と思いました。


天ノ川を隔たれた織姫と彦星が出逢う七夕。


「(二つを隔てている)限界をこえる」にピッタリかも … ?


ということで、今日は「限界をこえる」というテーマで書きます。










人は「限界」を持っています。


例えば、肉体です。


肉体の外と内でわけるならば、肉体には皮膚という隔たり(限り)があり、内には内の世界があり、外には外の世界があります。










これは意識にも言えることです。


自分という意識にも「限界」があるということです。


たいていは、潜在意識に「自分は〇〇だ」という信念やアイデンティティーがあって、その枠内で活動します。


例えば、自分は母親だとか、自分は女性だとか、そういう意識の限界です。







人間しゅんすけさんは「自分は頼られる人間だ」というアイデンティティー(限界)がありました。


小さい頃から、勉強を友達に教えると「わかりやすい」とか喜ばれた体験があり、それが執着となっていたのです。



自分が理解すると教えることができるからモチベーションもあったので、勉強が苦ではなかったのです。









人(の潜在意識)には、こうした限界があります。


その枠内で留まるメリットは、安心でいられることです。


デメリットは、繰り返し苦しみが生まれること。


『苦しくても枠外は恐いし、枠内にいた方が安心だ』と枠内をグルグルして、繰り返し苦しみが生まれるのです。



ある人は恋愛で。

ある人は仕事で。

ある人は健康面で。


同じパターンを繰り返します。


潜在意識に「自分とは〇〇だ」という「限界」があるからです。


何度も繰り返すパターンに己の限界を感じた時、あなたには「限界をこえる」チャンスが訪れているのです。









そんな限界を(現状を)こえていくには、いくつかステップがあります。


ヒントは、歩き方です。


例えば、足元にあるヒモがあれば、左右の足で一歩ずつえていきます。


左足で一歩。


右足で一歩。


左右一歩ずつで、こえていきます。


だから、限界を(現状を)こえていくには2ステップあるのです。










「こえる」とは「超える」とも書くし、「越える」とも書きます。



今回のテーマにそって意味を当てるなら

超えるとは、意識を「一歩先に踏み出す」こと

越えるとは、言動を「一歩先に合わせる」こと

です。






人間しゅんすけさんは内観をして「自分は頼られる人間だ」という潜在意識にあった限界を自覚しました。


その限界を、超えて、越えていったんです。


だから、覚醒に至れました。








ある人は恋愛で。

ある人は仕事で。

ある人は健康面で。



人それぞれの限界があるでしょう。

限界の種類は違えど、アプローチは同じです。



簡単にまとめます。










①限界をこえる準備

まず、今まで潜在意識にあった「限界」を自覚できている自分を褒めましょう。


「限界がある」と認めるのは、それだけでも勇気あることです。


この段階で、涙が込み上げてきたり、恐れや不安が出てくるならば、感じてください。


泣きたいなら泣いてください。


恐いなら恐がってください。


不安なら不安がってください。


感じていれば、数秒~数分で落ち着いてきます。


落ち着いたら、深呼吸して、リラックスです。






②限界を超える

超えるとは、意識を「一歩先に踏み出す」ことです。


意識的に「この限界の一歩先へ行こう!」と決めてください。


この決心が「超える」です。






③限界を越える

越えるとは、言動を「一歩先に合わせる」ことです。


「限界の一歩先へ行こう!」という決心を胸に、限界の一歩先を想ってください。


一歩先の自分なら、この現状(限界)にどう対応するかな?


と問いかけてもいいでしょう。


問いかけた瞬間に湧いてきたイメージ(言動)があったら、それが答えです。


現実でそれを実行してください。


これで「越える」ことができます。











人間しゅんすけさんの具体的な行動は、当時、最もよく頼ってきてくれていた人に「もう私は応えません」と伝えることでした。



自分の限界を実感して「こえよう!」と決めた時、自然と湧いてきたセリフでした。



そのセリフをそのまま素直に伝えました。



相手は泣いて、傷つくかもしれないけれど、それでもいい、後悔はない!、と実行したのです。









意識の本質は、無限です。


限界がありません。


自分という意識をもつことで、無限が有限になります。


だから、限界が生まれます。


ほとんどの人は「自分」を当たり前のように使っていて、当たり前すぎて気づきません。


生きる苦しみの原因は「自分」という最も身近な存在なのに、当たり前すぎて、何が何だかわからず苦しむのです。


そんなこと教わったこともないですしね。










それでも、そんな中でも「自分」という限界を超越していく人達がいます。


自分に向き合おうしている人達です。


人を好きになる方法なんて教わらなくても好きになるように。


彼らは、自分を超越していく方法も教わらなくてもこえていくんです。








一つ、また一つ。


限界を超越していくと、いずれ、有限なる自分が、無限なる自分と入れ替わります。


入れ替わりが起こると、次第に無限と有限の垣根すらなくなり、あらゆる自分が融合していきます。


それが悟り、覚醒です。










悟り、覚醒した後は、遊ぶんです。


無限に節目を引いて有限を生む。

その有限を超越して無限に還る。


有限と無限の往復。


そんな永遠の遊び。

そんな神々の遊び。



遊ぶように生きて。

遊ぶように癒し。

遊ぶように与え。

遊ぶように学ぶ。


そうなっていきます。








今日のお話はここまでにしたいと思います。


読んでいただきありがとうございました。