まずこちらのもやしをご覧下さい。
通常のもやしとは根や胚軸の伸び方が違います。これは発芽して約8日目の
『北海道産小豆(キタノオトメ)のもやし』
です。全長は約14cm。豆を中心に胚軸が10cm、もう一方の根の部分が4cmです。小豆は普通に食用でお店で売っているもの。発芽するだろうか・・?と不安でしたが、水道水で漬け込んで1日半ほどで発芽しました。
その豆をプラスティック容器にあけかえて、私どものもやし栽培室に設置して8日後に
と、なったわけです。このもやしの総重量は330g。50gの豆を仕込んだので歩留まりは6.6倍です。
生で食べてみました。見たとおりに大豆もやしに近いものがあって歯ごたえと豆の風味が強いです。ブラックマッペの力強さを2倍にした感じです。ほのかに赤飯で食べるような小豆の香りがします。
軽く塩コショウで炒めてみました。豆の香りはやや薄れますが、加熱しても胚軸の部分の硬さはまだまだ健在です。味はやはり強化されたブラックマッペといったところです。あごのトレーニングには良いかもしれません(笑)。このように炒める時は、刻んでからのほうが良いかもしれません。
北海道産の小豆、なんとかもやしに出来ることはわかりました。現在、90gの小豆を仕込み中です。その成長過程を追って紹介して行きます。
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