先日、BSでルパン三世の映画『DEAD OR ALIVE』が放送されてて、ああ、これ劇場へ観に行ったっけなぁ、と懐かしく思い出しました。
ぜんぜん僕はルパン通ではないのですけど、多くのファン同様、ルパン三世には幼少よりずいぶん楽しませてもらってきました。
作品によってルパン一家の顔が違うのですけど、例えば不二子なら、僕はどうしても、
ルパン三世のシリーズでいくら顔が違おうと、ルパンと不二子の二人の顔さえ納得できれば、僕は他の人はあまり気になりません。そういう人は結構多いんじゃないかしら。とにかく重要なのはルパンと不二子の顔です。
次元も五右衛門も銭形も、デザインとしてはほとんど記号のようなもので、不思議と誰が描いても次元大介は次元大介(大好き)、五右衛門もとっつあんも然り、です。
でも最近は、ルパンの造形もすっかり記号として見ちゃってるのか、どんな顔のルパンを観ても、結構見れる。となると、重要なのは不二子の顔だけです。絶世の美女、ってのは特徴があるようでないものですからね。

映画『バビロンの黄金伝説』みんな凄い顔してます。よくこの顔にオーケーを出したと思う。

映画『DEAD OR ALIVE』は絵がとてもシリアスタッチで、原作マンガのイメージに立ち返って映画化された、という宣伝を当時やってた記憶があります。ルパンもだけど、特に五右衛門と銭形の顔が(無駄に)格好良い。確かモンキーパンチがシナリオ書いたんじゃなかったっけ(なんと監督でした!)。調べてないので確かじゃないけど、公開当時はちょっと話題になってました。
観に行ったくせに内容はすっかり忘れてます。あまり面白くなかった、って印象だけは覚えてる。今回ひさしぶりにチラと見た感想は、サブキャラクターのデザインがつまらない。この絵だけ見せられたら、ルパン三世の登場人物だなんて誰も思わないでしょう。ルパンと不二子さえ良ければ他は気にならない、って、さっき書いたくせに、勝手なこと言ってますが、そう思っちゃったんだから仕方ない。懐かしかったけど、最後までは観れませんでした(この映画のファンの方ごめんなさい)。