『男はつらいよ』シリーズ
9月13日、
本日は【山田 洋次】監督のお誕生日です。
益々お元気に、そしていつまでも、、
素晴らしい映画を撮り続けていただきたいと心から願っておりますm(__)m
お誕生日おめでとうございます!
さて、
先日、驚きのニュースがありました。
なんと!『男はつらいよ』第五十作の製作のニュースがありましたが、、、
どのような作品になるのか、全く想像が出来ませんが、1996年に止まってしまっていた、あの「くるまや」(とらや)の時計が、また動き出すんですね。。
今は、ひたすら感慨無量の心境です。。
‥………………
その流れで(このタイミングを待っていました!)今回は1985年公開、第三十五・三十六作を紹介致します。
最初はノリノリなのに、、
結局は「恋愛指南」に回ったり、、
恋敵に太鼓判を押してしまう人の良さ。。
いつになったら寅さんは、、
所帯を持つことが出来るのでしょうか?(笑)
★☆★☆★☆★☆★
『男はつらいよ 寅次郎恋愛塾』
◇ 1985年作品
ゲスト出演 : 樋口 可南子、平田 満雄、松村 達雄、杉山 とく子、初井 言榮
〈簡単なあらすじ〉
寅次郎は売仲間のポンシュウと二人、長崎五島列島へやって来た。
そこで偶然、道に倒れる老婆・ハマ(初井 言栄)を見つけて、介抱をして助けるが、、そのお礼をしたいと、寅次郎とポンシュウを家に招き、酒や肴を振る舞い、その日は、この家に泊まることになった。
敬虔なクリスチャンであったハマだったが、、夜中に容態が急変しそのまま還らぬ人となってしまった。
そして葬儀の日、教会にはハマのたった一人の孫娘・江上 若菜(樋口 可南子)が東京から帰郷して来た。
ハマを看取った寅次郎と若菜は再会の約束をして、その場は別れた。
それから、寅次郎は柴又に戻るが、、
若菜からのハガキを見て、そのまま若菜のアパートを訪れ、ハマを偲ぶ様に懐かしい話に花を咲かせた。
そのアパートには、司法試験の勉強に勤しむ酒田民夫(平田 満)が住んでいた。。
若菜の事を好きなのだが、中々告白出来ない酒田を、寅次郎はからかう様になる。。
‥………………………………
毎度の事ながら美人に目がない(笑)寅さんは、控えめに若菜【樋口 可南子】さんに一目惚れ❗
毎度ながら、、よ~く分かります。。
若菜と同じアパートの一階に住む、酒田をからかう寅さん、、酒田が若菜に惚れてる事を本人は知らないと思っていた寅さんだが、、
若菜はとうに分かっていて、、
「あんまり、からかわないで」と言われた寅さん。。
若菜の気持ちを察知して、かなりショックだったと思いますが、、ふと我に帰り、それから秀才・酒田へのモーレツ(笑)な「恋愛指南」が始まった❗
寅さんの恋愛指南は何気に為になる❗
これまでの成功率は90%位かな……?
(第十作『寅次郎夢枕』で岡倉教授への指南は失敗に終わっている(悲笑))
寅さんとサシで呑みに行った事をさくらに話す博、、若菜と酒田の仲を取り持とうとする寅さんに、博は自分も同じように指南を受けたことを懐かしそうに思い出す、。とてもほのぼのとするシーンでした!
「告白大作戦」決行の日!
三人で映画に行く約束をしたが、、
作戦通りに寅さんは突然の腹痛で行けなくなる。。そして二人でデートをする酒田と若菜!何故か映画でなく、PIT INNでのライブ鑑賞へ変更。。懐かしいです👍
(ロケ地のPIT INN繋がりか?本作の音楽がJAZZ調になっていて、ちょっとオシャレでしたね☝)
そしてレストランで「寅さんに、レストランであまり喋るなと言われた」と暴露してしまう、、どこまでもドジな酒田、、だが、二人の雰囲気はいい感じだ👍
寅さんの指南が筋書き通りに行われたと思ったが、、最後の最後に若菜の部屋で、寝不足と緊張による疲れから眠りこけてしまった酒田。「バカだねえ~!」
その後、若菜の態度が変わり明らかに怒っている様子から、、酒田は勝手にフラれたと思い込み秋田の田舎に帰ってしまった、、、
「さよなら、幸せになって下さい。 民夫」
なんて、わざわざ書き置きまで残して。。
心配する学校の教授【松村 達雄】さんも巻き込んでドタバタ大捜索が始まる。。
人騒がせな野郎だが、、憎めない奴。。
【平田 満】さんの真骨頂でしたね☝
ようやく酒田が見つかり、、若菜と結ばれ一件落着のひと安心………(笑)
しかし、日本全国色々な町やら村やらで、、
人間同士の絆を深められる寅さんの厚い義理人情にみんなが助けられ、励まされて、幸せになって行くんですよね。、
毎度毎度、貧乏クジを引かされようが、、
最後は何処かの地で、寅さんの高らかな声が鳴り響く、、故郷柴又にまで届く程に、、
‥………………………
⬆好きなシーン☝
柴又に遊びに来た若菜さん!
土手でソフトボール大会をする博達と合流して、いきなり代打若菜❗(阪神の捕手ではありませんm(__)m)
巨人軍の高田選手ばりに右脇しまっててナイスバッティングでした👍
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『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』
◇ 1985年12月公開
ゲスト出演 : 栗原 小巻、川谷 拓三、アパッチ けん、光石 研、笹野 高史
〈簡単なあらすじ〉
タコ社長の娘・あけみ(美保 純)は、夫婦の不仲が原因で家出をしてしまった、、
中々帰ってこない、あけみに業を煮やし、タコ社長は、遂にテレビの尋ね人のコーナーに出演したのだった。
それを、見ていたあけみから伊豆下田に居ると連絡が入るが、、あけみは「寅さんに会いたい」と言って電話を切った。。
そんな騒動の最中、、寅次郎が帰って来た。
家族やタコ社長から、あけみを連れて帰って来て欲しいと懇願される寅次郎はその足でそのまま、知り合いの伝を頼りに伊豆下田へ向かった。
そして、寅次郎の予想通りに直ぐにあけみは見つかったが、直ぐに帰る事を拒むあけみの気持ちを汲んで少し旅をしてから帰る事になった。。
翌日、あてどなく海岸に佇む二人、、その海の先に見える式根島にあけみは行きたいといい、二人は気の向くまま船に乗った。。
しかし、寅次郎は、その船で、島の小学校の同窓会に出席する為に帰郷する青年達と出会い、意気投合して、あけみそっちのけでこの青年達と行動を共にしてしまう。
その理由は一つ。。
島で評判の美人教師・真知子(栗原 小巻)に一目会う為だった……
寅次郎はあけみを連れて、無事に柴又へ帰る事が出来るのであろうか……?
‥………………………………
夢シーンでは、寅さんが「最も日本人らしい日本人」と言う事で日本人初の宇宙飛行士に!
ここまで、このブログで夢シーンを取り上げた事はありませんでしたが、、私としては本作の夢シーンは最高傑作だったと思います👍
式根島で、一人ぼっちにされてしまったあけみは島の青年と出会い、こちらはこちらでヨロシクやっていたが(笑)
この青年に求婚されてしまった為、、
人妻である事を明かし、バツの悪くなったあけみは、柴又へ帰る事を決意する、、
しかし、
逆に、寅さんは案の定、小学校の美人教師・真知子さんにゾッコンとなり、、こちらは帰りたくない。。
それでも、さくらの指示で無理矢理、寅さんを連れて帰るあけみ。。本来逆なんですが(苦笑)
柴又へ帰ると、またいつもの恋患いに伏している寅さん、、
そこに真知子先生登場☝
本作のマドンナは第四作以来の出演となった【栗原 小巻】さん!
(前回は幼稚園の先生役でした。)
先生に惚れてしまう時は、その生徒の様に子供になってしまう寅さん。。(第四作や十八作等)
今回も「あなたは誰だったかしら?」と言われメロメロ寅さんは「寅ちゃんです。。」
お約束ですが、、いつ見てもカワいい寅さんです👍
本作は、随所で台詞が詩的でロマンチックでした☝
式根島での真知子先生とのデートで、
寅さんが独身と言う事を見抜く先生、、
「首筋の辺りが何処か涼しげなの、生活の垢がついていないというのかしら、、、」
何処か粋な台詞ですよね!
また、早くに他界してしまった真知子の親友の娘・千秋の為に毎年誕生日プレゼントをあげていたが、その食事の席で、父・酒井(川谷 拓三)からプロポーズをされて悩む真知子が、飛行場で別れ際に寅さんに相談するシーンでは。。
「身を焦がすような恋の苦しみだとか、、大声で叫びたいような喜びとか、、胸がちぎれそうな悲しみとか、、そんな感情は、胸にしまったまま、鍵をかけて一生開けることも無くなってしまう……」
なんて、演劇的な台詞で、激しく心境を吐露する真知子先生。。
その位、女としての幸せを棄てる程、子持ちの家に嫁ぐと言う事は覚悟が必要なんですね (・・;)
そして、寅さんはその見ず知らずの恋敵を、、
真知子の話すその印象だけで、、いい人だと太鼓判を押して、真知子の背中まで押してあげる。。
本作でも、哀しみを抑え、マドンナに優しく最後の一押しをしてあげた寅さん。。
くそ~っ
また、目頭が熱くなっちまったじゃねぇか💧
(笑泣)
本作はあの名作『二十四の瞳』のオマージュとの事で、、いつまでも無くならない先生と生徒の絆の深さが描かれていて、とても心あたたまる作品でした!
‥………………………………
最後に余談☝
真知子先生の故郷が、なんと葛飾区堀切との事!私と同郷なんですが、17歳位離れてると流石に知らないですね、残念です。m(__)m(笑)
★因みに第十九作の【真野 響子】さんも堀切出身です☝(あくまでも役柄上の設定ですm(__)m)
好きなシーン☝
あけみは柴又に帰ってくると言うのに、寅さんは、式根島に居残ると言っている。。理由は?
不思議がる家族達に、満男曰く、「常識的に考えれば、、島に美人が居るんだよ🎵」正解⭕(大笑)
★以下のレビューもヨロシクどうぞm(__)m
























