『男はつらいよ』

記念すべき映画版・第一作目となる、
不朽の人情喜劇!

Amazon primeで、再見しました!
※やはり、殆ど内容忘れてました。m(__)m

元々はテレビドラマとして放映され大人気となったが、、酷い結末(※ハブに咬まれ死亡…)で苦情や抗議が殺到した為、改めて映画化されたとの事らしいです。。

知っている様で知らなかった、寅次郎とさくらの生い立ち等が、よくわかります!

昭和44年から、平成の時代までの長い間に48本もの作品が作られ、ファンに愛され続けた『寅さん』シリーズのルーツを探るには必見です☝

◇ 1969年作品
監督 : 山田 洋次
主演 : 渥美 清、倍賞 千恵子、前田 吟、森川 信、三崎 千恵子



〈簡単なあらすじ〉
東京葛飾区柴又に生まれた、車 寅次郎(渥美 清)は父・平造と芸者・菊との間に生まれた私生児だ。。
その後、菊が出奔した為、車家に引き取られたが、16歳の頃、父・平造との大喧嘩の末、家出をしてしまった。

その後、両親と兄が亡くなり、寅次郎のたった一人の家族となった妹・さくら( 寅とは異母兄妹 : 倍賞千恵子)は、以来、平造から引き継いだ団子屋を営む叔父母(森川 信・三崎 千恵子)にそのまま育てられ生活をしていた。

そこへ、寅次郎が20年振りに柴又へ帰郷して来た。

寅次郎は、子供の頃から変わらぬ、やんちゃな気質から、数々の問題を巻き起こしたり、、

さくらと博(前田 吟)の結婚の為に、一役買ったり、、

帝釈天の御前様(笠 智衆)の娘・冬子(光本 幸子)との、ほのかなロマンスもあり、、

そんな下町人情が、繰り広げられる。。

……………

割りと複雑な生い立ちだったんですよね、

そんな家族設定から、絶妙な人間関係が描かれて行きます。

何しろ全てが若々しい❗
【渥美 清】さん演じる「寅さん」は、、
この時点では、まだまだ若く粗暴な所も随所に見られ、とにかく周りに迷惑を掛けまくるが、、喜怒哀楽の表情が豊かで愛嬌があり、憎めない存在は不変だ。

【倍賞 千恵子】さんのさくらは、
正に庶民的な隣のキレイなお姉さん感が素晴らしく、、マドンナ役を食ってしまう程の魅力が、、まだこの時点ではありましたね👍

私は勿論、子供の頃に見ていたので、当時は全員がおじさん・おばさんm(__)mで……
当然、そんな見方はしてませんでしたが、、
不思議なもので、、この歳になると、「昔の女優さんは美しかったなぁ!」と、何十年も前の映像の中の人をリアルタイムな感情で見てしまう所が、実に面白く、昔の映画を見る時の一つの醍醐味になっています!

その【倍賞千恵子】さんは、後年、同じ山田洋次監督の『小さいおうち』のタキ役で出演されていましたが、、お年を召されても尚、変わらずの美声には非常に感心しました(^-^)

【森川 信】さんの、おいちゃんはやはり最高で、「バカだねぇ~」「俺はしらねぇよ~」
の名台詞が出る度に笑えます。。
寅さんが帰って来る時のアタフタ感や随所に大ボケ・小ボケを巧みに使う名人芸はアッパレです!

また、
小津映画の【笠 智衆】さんと、
黒澤映画の【志村 喬】さんが、揃って出演されていて喜劇ながら、物語に深い味わいが出ていました!

特に、志村さんの結婚披露宴でのスピーチには、泣かされてしまいました。( ;∀;)

時代が大きく変わっても、理不尽で複雑な人間・親子関係等は今も昔も同じ様にあったんですよね…
人情喜劇『寅さん』シリーズは、そんな悲哀に満ちた人生をも、笑いに変えてくれる、、
庶民の光なんですね!

……………


葛飾生まれの私にとっては、柴又は子供の頃から幾度となく訪れ、慣れ親しんだ場所です😃

⬆帝釈天参道商店街 正月の賑わい、

⬆帝釈天 二天門、赴きのある立派な建造物です。

⬆ 柴又土手グランド、、息子の野球の試合によく付き添いで行きました!


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ラスト余談☝
キャストでとても面白かったのが、さくらのお見合い相手が【広川 太一郎】さんだった所、、広川さんと言えば、声優のイメージが強く、「だったりして!」等の名文句が非常に懐かしいですね🎵