『男はつらいよ』シリーズ
前回のブログでは、、今後は作品をチョイスしてレビューするみたいな事書きましたが………
先日行った「寅さん記念館」で、刺激(?)を、受けてしまい、、
やはり、、記憶のあるうちに残して置きたいなと思い、、全作を目標に続けて参ります、
舌の根も乾かぬうちにm(__)m
今回から公開年ごとに二作ずつまとめて、、
ゆっくり投稿していきます☝
まずは、1971年の第七・八作の2本です☝☝
※ 正確にいうと、第六作も1971年1月公開でしたが、、既に投稿済みなので悪しからずm(__)m
『男はつらいよ 奮闘編 』
◇ 1971年4月公開
ゲスト出演 : 榊原 るみ、田中 邦衛、ミヤコ 蝶々、柳家 小さん、犬塚 弘
〈簡単なあらすじ〉
寅次郎(渥美 清)の母・菊(ミヤコ 蝶々)が、凡そ30年振りに柴又の「とらや」を訪れてきた。
その日、寅次郎は旅先から久々に柴又に帰郷して来ていたが、菊とは会えず、すれ違いとなってしまった。
翌日、妹・さくら(倍賞 千恵子)は、気乗りのしない寅次郎を連れて、菊の滞在するホテルを訪ねたが、、
寅次郎と菊は、結婚話が元となり喧嘩がエスカレートして寅次郎は部屋を飛び出してしまう、、寅次郎を不憫に思い擁護するさくらを見て、菊はその優しさに感謝して、安心して京都へ帰って行った。。
そして寅次郎はまた旅に出る。
旅先の沼津のラーメン屋で、知り合った花子(榊原 るみ)は、津軽から出稼ぎに来ていたが、少し知的障害があった為に職場に馴染めず、帰郷する事になったが、、心配に思った寅次郎は、、もしも帰途の東京で迷子になったら、柴又「とらや」に行く様にと、住所を書いたメモを花子に渡し、駅で花子を見送った。。
数日後、寅次郎が柴又に帰郷すると、、
あの、花子が「とらや」で世話になっていた。
寅次郎の花子を思う気持ちが、同情から、やがて愛情へと変化して行った………
……………………………
鑑賞中は、、本作を最終的にどう評価するのか?
非常に迷ってしまうだろうと思う程に、
異色のストーリーに感じていましたが。。
今回のマドンナ役の花子【榊原 るみ】さんは、、知的障害があるが、純粋で愛らしさがある。
花子の「私、寅さんのお嫁さんになる!」との屈託のない一言から、寅次郎の感情が、、急激に沸点に達して行くのが分かり、、心苦しくなる。
やがて、過剰に花子を護り、束縛する寅次郎の行き過ぎた行動を、家族は危惧する様になり、、
寅さんの為を思う家族が、、
結果的に二人を、引き裂いてしまう。。
とても、つらい気持ちになったが…
故郷、津軽の恩師・福田先生(田中 邦衛)の元で働く、生き生きとした花子を見た時に、、
一気に胸を撫で下ろす事が出来た(*´∀`)
諦めきれず、花子を追い掛けて行った寅さんもきっとその姿を見て、ホッとして我に帰った筈だ。
正直、今回は重いな(゜゜;)と感じたが、、
最良の結末となって、良かった ○
本作のテーマは、さしづめ「まもる」かな?
寅さんと福田先生は花子を護り。、
菊は、親子の縁を守り。、
そして、さくらが寅さんとの絆を守った。、
…………
好きなシーン☝
沼津駅の交番で、花子が警官(犬塚 弘さん)から職質を、受けている場面…途中から割って入る寅さんを、最初は怪しがる警官が、段々と打ち解けて行き、最後は寅さんの指示通りに動く。。
★★★流石のコメディシーンでした👍
◆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆◆
『男はつらいよ 寅次郎恋歌』
◇ 1971年11月公開
ゲスト出演 : 池内 淳子、志村 喬、穂積 隆信
〈簡単なあらすじ〉
寅次郎(渥美 清)の義弟・博(前田 吟)の母が危篤との連絡が入り妻のさくら(倍賞 千恵子)と急いで、実家の岡山へ向かうが、残念ながら、間に合わず母は既にこの世を去っていた。
次の日、二人は葬式に参列していると、見慣れたジャケット姿の男……近くを旅していた寅次郎が、実家から聞きつけ、やって来たのだった。
その後、一人残った博の父・飈一郎(志村 喬)が心配となり、幾晩か泊まり込む寅次郎だったが、、
飈一郎に旅三昧の気楽な生活を送る事を諭されて一念発起する様に寅次郎は飈一郎の元を離れた。
暫くすると、寅次郎は柴又へ帰郷するが、、
新しく開店した喫茶店主・貴子(池内 淳子)と出合い、、またまた一目惚れ。。
おいちゃんのいつもの嘆きが「とらや」にこだまする。
「バカだねぇ~、俺はしらねぇよ~」
…………………
第一作でも、そうだったが、、
【志村喬】さんがゲスト出演すると、ドラマがとても深くなる。。
この時に飈一郎(志村喬)に説教された寅さんは、、その影響をこの先、何作品にも渡って引きずり、事あるごとにその旨の言葉を発する様になる。。「人間は絶対に一人では生きていけない…逆らっちゃいけない、人間は人間の運命に逆らっちゃいかん……」「そこに早く気が付かないと不幸な人生を送る事になる。。」
胸が痛くなる程、深いですね…ホント。。
…………
今回のマドンナは、【池内淳子】さん、
小学生の子持ちのシングルマザーという設定、、
子供が自閉気味で心配する最中、寅次郎は子供とその同級生を引き連れて江戸川土手で遊びまくり、友達も出来てすっかり元気を取り戻した子供の姿を見て寅さんに感謝する。
おやおや?これは今回こそ、相思相愛カップルになれるか?と思わせたが、、
しかし、
貴子は、店を借りる際に、悪い業者に騙され大きな借金をしていた……
どれだけ好きになっても、今の彼女を救う事は出来ないと自ら察して身を引く寅さん。。
「いくら馬鹿な俺だって、潮時ってものを考えてるよ」……とても悲しい台詞だった。
本作は、味わいある数々の台詞に、感動しました。
…………………
【池内淳子】さんと言えば、テレビドラマで永遠のお母さんというイメージが、既に頭の中にインプットされていて、不思議なもんでトキメキ的なものは全く感じませんでした。。m(__)m
、だけに本作では割りと客観的に寅さんを、観察出来たかも知れませんね、、
…………
好きなシーン☝
寅さんが博の父・飈一郎宅から「とらや」へ電話している場面。。寅さんは食事の支度やら、散々世話をしていると話しているが、、その先で、飈一郎が買い物かごを持ち、買い出しに出掛けようとするシーン。。。ただの居候ですね。。
寅さんらしい、口八丁ぶりに爆笑 (^◇^)🎵
……………………………
最後に、
おいちゃん役の森川信さんは、この撮影後、病に倒れ、60歳という若さで、帰らぬ人となりました……
殆どのファンの方がこの初代・おいちゃんへの愛着を語られていますが、勿論私にも同様の思いがあります。
絶妙のボケとあの名台詞等、唯一無二の昭和のおいちゃんだったと思います。残念でなりませんね……
名台詞「バカだねぇ~」は森川さんのアドリブ(山田洋次監督談)だったという事を知って、、更に感慨深い思いです。。
森川信さんのおいちゃんは永遠に不滅です!



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