『男はつらいよ』シリーズ
1981年、
この年の【渥美 清】さんは現在の私の年齢と同じ53歳でした。。
不惑の40代、天命を知る50代などといいますが、、私の方は相変わらずの幼稚さを思い知ります……(苦笑)
寅さん程の、包容力を持ち合わせているかと言うと、残念ながら、全く及びませんし。。。
これまで、何をしてきたのやらm(__)m
そんな時は『男をつらいよ』で人生勉強に励みましょうd=(^o^)=b
今回は、1981年公開の第二十七・二十八作を紹介します!
『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』
◇ 1981年8月公開
ゲスト出演 : 松坂 慶子、芦屋 雁之助、
★本作より満男役 : 吉岡 秀隆
〈簡単なあらすじ〉
「とらや」には、会社の経営難で塞ぎ込むタコ社長が居た。そこに久しぶりに帰郷した寅次郎、、早速、タコ社長をからかうが、、
その夜、中々帰らないタコ社長を心配して探し回る寅次郎だが、夜遅くタコ社長が帰宅した。
取引先との酒席となり、帰りが遅くなっただけであった。早合点した寅次郎はタコ社長とまた一悶着、、取り越し苦労の寅次郎は、バツが悪くなり直ぐ様旅に出る……
その後、瀬戸内海の島を旅する寅次郎、
墓参りをする、ふみ(松坂 慶子)と出会い一目惚れ、、その場は名前を聞いて別れるが、、
大阪・新世界辺りの神社で売の最中、
通り掛かった三人の芸者の内の一人が、、
ふみだった!
偶然の出会いが予感するものは、勿論、
きっと愛!
………………………
本作は、【松坂 慶子】さん全盛期の際立つ美しさだけで、もたしてしまった感アリ。。
会った途端に一目惚れで、、
最初から積極的に攻める寅さん!
しっかり、所帯持ちでないか確かめるフリを入れる所等もスピーディーでした👍
⬆今回は特に高度なテクでしたね(笑)
そして偶然にも大阪で二人は再会し、そのまま二人はデートまでする仲になるが、、
たった一人の身内で20年近く前に生き別れた弟に会いたいと漏らすふみさん、、
善は急げ!と早速、会いに行こうと弟の働く会社へ乗り込むが、弟は少し前に心臓病で他界していた。。
結婚を約束していた子も居たという、弟の気持ちを考えるといたたまれず、悲しみに暮れる、ふみ、、
優しく見守るしかない寅さん、、
その晩、ふみは泥酔して寅さんのいる旅館になだれ込み、そのまま寅さんの膝で寝てしまうが、、
ちょっとした気持ちの行き違いがあり、、ふみさんとは別れる羽目になり「とらや」に帰郷してしまった。。
暫くして、ふみが「とらや」を訪れてきたが、、寅さん、ず~っと気に留めていたので、ホントに嬉しそうなんですが、、
寅さんに会いに来た理由が結婚の報告だった。
( TДT)
かなり残酷なフラれ方に…
「こっちの気持ちにもなってくれ、、」と、
珍しく、さくらに愚痴をこぼす寅さん。。
(お気持ち、よ~く分かりますm(._.)m)
「ほんとに好きだったのねぇ!」とさくら、、
だが、、ラストでは、ふみさんの居る、対馬を訪れ旦那とも挨拶したりと、、かなり以外な、らしからぬラストでしたね。。?
大人の失恋、、
時が、全てを忘れさせてくれるのか、、?
これも愛、
あれも愛、、
たぶん愛、、、
きっと愛………、、、ですね。。
………………
ほぼ全編、大阪ロケという珍しい作品で、、風習等がかなり違う関西で寅さん大丈夫?とも、思いましたが…何の事はない!いつもの調子でいつのまにか人気者に!
それでも、味の好みは中々慣れない様で、、
ふみさんの作った煮物に醤油をべちゃべちゃ、かけてましたね ( ´△`)
そして、大阪を発つ寅さん、
【芦屋 雁之助】さんとの見送りのシーンでは、
関東と関西の恋愛観の違いを聞かされ、、
寅さん同様、大変勉強になりましたm(__)m
好きなシーン☝
大阪から帰って来た寅さん「どや、みなかわりあらへんか?」すっかり大阪弁。。
つられて、おばちゃんお客さんに「おいでやす!」?
○▼△▼△▼△▼△▼△▼△○
『男はつらいよ 寅次郎紙風船』
◇ 1981年12月公開
ゲスト出演 : 音無 美紀子、岸本 加世子、地井 武男、小沢 昭一
〈簡単なあらすじ〉
久々に帰郷した寅次郎、、
この日は、たまたま母校・柴又小学校の同窓会だったので、出席したのだが、、
夜遅く、荒れ放題の泥酔状態で帰って来た。。
介抱してくれた安男(東 八郎)にまで鬱憤をぶつけると、逆に説教をされてしまい悪者に、、
バツの悪くなった寅次郎はそのまま翌朝旅に出てしまった。
そして、寅次郎は九州大分の旅館に、、
女将から相部屋を頼まれ、渋々受け入れたが、それが、未成年の家出少女・愛子(岸本 加世子)だった。行く宛ても無い愛子は、寅次郎を気に入ってしまい、次の日から一緒に旅に同行する事に、、
福岡の寺門で売をしていると、仲間内のカラスの常三郎(小沢 昭一)の妻・光枝(音無 美紀子)から声を掛けられる。
実は、常三郎は病に伏して入院していると聞かされ、数日後、常三郎の見舞の為、地元秋月を訪れた。
寅次郎はそこで、常三郎からある事を頼まれる……
………………………
本作は、前作の様なシンプルなストーリーではなく、、ゲストも豪華で沢山のエピソードが詰まった一作となりました。
冒頭から、、同窓会で荒れまくりの寅さん。。
ガキ大将のいじめっこだったので、疎ましくも思われていたが、、定職に就かない寅さんには同級生達の現状の仕事やそれぞれな立場等を垣間見て、自棄になってしまったのだろう、、酷な事だったのかも知れませんが……事実として受け止めるしかありません ( ´△`)
それから、再度「とらや」に帰って来た、
真人間(?)の寅さん。。その訳は?
病気療養中の仕事仲間・カラスの常三郎の見舞いに駆け付けたが、その常三郎から、もう先が長くないので、、
自分が逝ったら嫁の光枝を貰ってくれと言われ、、その数日後に常三郎は他界した。。
ついその気になってしまった、寅さんは、、
家族会議で所帯を持つ事になると、、
また、いつものフライングをしてしまう。。
それでも、所帯を持つ為に一番必要な事。。
💡💡定職に就くこと!と早速自分で職探しをして面接まで受けてくる。。
いよいよ、本物か?と思われたが、、
寅さんの勘違いか?光枝にはその気が無いと判断して、突っぱねる様な態度を取ってしまう。
★ ココは、解釈が別れる所だと思いますが、、私には光枝は寅さんに貰って欲しいと思っていたと解釈したのですが、、如何でしょうか?
結局は失恋で……また旅に出るという時、
就職試験の結果通知が届いた、、
目が悪くなって見えないという、おいちゃん・おばちゃんからさくらに渡されるが、さくらも結果を言えずにいる、、そこで寅さん一言、、「おまえも、目が悪くなったのかい?」
結果は不採用だった。。
寅さんは結果に動揺もせず、、柔らかな表情で現実を受け止めていた。。
家族の寅さんへの愛情がひしひしと伝わる名シーンだった。。
そして、
寅さんのいない、いつもの正月「とらや」には光枝が遊びにきていたが、急にエプロンを着け、店の呼び込みを始めだした。
寅さんにお似合いで「とらや」の跡継ぎの嫁として相応しいその姿を見ると、余計に切なくなった。。
正直、焼津に行ってる場合じゃないよ!さっさと柴又に飛んで帰れ!と、呼び戻しに行きたくなった。。。
それほどまでに、寅さんと光枝さんはとてもお似合いだった、、
観ている側も感情が動かされる、、
イイ作品でした❗
………………………………
マドンナ・光枝役の【音無 美紀子】さん、
庶民的で、どこか安心出来る(?)美しさが、
素敵でしたが、私にはリリーに匹敵するほどの役処と思っていて、もう一度、再会して欲しかったですが、、残念。。
もう一つのストーリー、家出少女・愛子は、寅さんを追い掛けて柴又に来るが、程なくマグロ漁船の漁師の兄・健吉が迎えに来て一件落着!
健吉役の【地井 武男】さん、荒々しく不器用だが、妹思いの心優しい兄を好演されています👍
まるで、若き日の寅さんみたいです!
【岸本 加世子】さんは、『ムー一族』ばりのドタバタアクションがGOODでした👍
本作は、ロケーションが絶好だったのか、、とにかく景色が絵画の様に美しく、、そこに映り込む寅さんが、また粋でカッコいい!
秋月で、光枝と歩く寅さん、とてもロマンティックでした✌⬇
それだけに、とても味わい深い作品になりました。。
好きなシーン☝
愛子「何、考えてんの?」
寅さん「お前とおんなじことよ~」シリーズ!
今回は逆パターンで、愛子がアタフタする、、
未成年なのに不純な事考えては、いけません!












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