こんにちは!
ジャカルタ在住、4ヶ月。
まだまだ働きたい駐妻のまきこです。
ご訪問いただきありがとうございます。
私のリアル自己紹介ストーリー。
今までのストーリーはこちら。
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【幼少期】
【中学~高校、浪人】
【大学~就活編】
【社会人編】
【産休・育休編】
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最終回。
育休からの復帰直前。
全く予想していなかった展開。
ワーママとなり
気が付いた本当の気持ちと
私が駐妻になると決めた訳。
働きたい駐在妻になった訳。
それは本当に突然だった。
起こることないと思っていた。
「タイに行ってくれと言われたよ」
夫からの報告。
激戦の中から保育園入園を決め、
復帰してからの準備を
着々と進めていた。
私の復帰先も時期も決まっていた。
そんな復帰直前の2月。
聞いたとき最初に出た言葉は
「おめでとう」
だった。
夫がいつかは海外で働きたい、
しかもタイで働きたいと
ずーっと思っていたのは知っていたから。
それが叶った。
その場では
びっくりしつつもおめでとうが言えた。
というか、
あの時は現実味が
なさ過ぎたのかもしれない。
私が仕事を辞めて
夫の海外転勤についていく。
私の人生の選択肢に
全くなかった。
それが今現実に目の前にある。
実感は徐々に湧いてくる。
仕事を辞める。
本当に?
辞めたくないでしょ。
いつかはこの会社から卒業して
違う環境もありなのかもしれない
そんなことも思っていた。
でもいざ仕事を辞めるとなると
そんな勇気も決断もしたくない。
働くことが好きなんだ。
働いていない自分はどうなる?
0歳児を抱っこしながら泣いた。
不安しかなかった。
夫にも
「一緒に行きたくないかも」と
告げてはいた。
夫も仕事好きな私を理解してくれている。
でも、いくつもの理由が重なって
私が仕事を辞めて、
タイについていくとが決定した。
最後の悪あがきとして、
夫が先に行ってからの数か月
私の仕事復帰はすることにした。
復帰しないで辞めることは
絶対にできなかった。
ワーママ生活が始まる。
夫がバンコクに行くまでは
夫婦二人で力を合わせて共働き。
夫がバンコクに行ってからは
私の実家に引っ越して生活。
娘は0歳児で2つの保育園を
経験することになった。
多忙なワーママ生活は
私にとって好都合だったと言える。
忙しすぎて
自分のことを考える余裕は
全くなかったから。
仕事を辞めて
それからどうしたらいいのか。
私はどうしたいのか。
考えたら不安で不安で
仕方ないことを考えなくて済む。
ひたすら必死に
目の前の仕事、育児、家事をこなした。
当たり前だけれど、
保育園は保育時間が決まってる。
会社には勤務時間と決まりがある。
その時間内で仕事をする。
元気だった娘が夜中に
いきなり熱を出す。
明日は大事な会議なのに。
夜、娘が寝てから持ち帰った仕事を
しようとする。
娘が夜中に起きて進まない。
母となって働くことは
制約だらけだ。
でも仕事の責任は変わらない。
大変だ。
でもそんな中でも私は
「仕事辞めたい」
とは思わなかった。
仕事をしていない自分なんて
想像できなかったし、
そうなりたくなかった。
思い通りに仕事ができない中で
私が思ったこと。
「もっと思いっきり仕事がしたい」
自分の思い通りにいかない子どもと
思い通りにいかない仕事の両方を
思いっきりやるには、
組織の中で働くのは限界がある。
時間にも場所にも縛られず、
もっともっと思いっきり仕事がしたい。
これから、
仕事ができなくなる環境にいくのに
そんなことを強く思ってしまう。
そんなワーママ生活。
いよいよ、退職の日。