どうするつもりなの?


ドバイに行ったのは昨年12月。

帰国後から書き始めたドバイ滞在記も、本来ならとっくに書き終わっているはずだったのに、年を越してもう3月。



ほんと、どうするつもり???



大丈夫よ皆さま。


ここに、これまでの記事も貼っておきますから。(そういう問題じゃない)




ようやく迎える最終回。



なぜこうも時間がかかってしまったのか。


読者でいて下さる方はお分かりのはず。私のブログは一つ一つの記事が異様に長い。実はほとんどの確率で、投稿後に文字数エラーになる。

それゆえに、時間がかかる、



それゆえに、

読み応えがある!!!

(今日とてもポジティブ)




というわけで、

最終回も長文ですが、よろしければお付き合い願います。


観光2日目そして帰国日のお話。



  ドバイモール


この日のツアーのメインは、

「ドバイモール」


しかし、一向を乗せたバスは別のところへ向かっていた。



世界最大の額縁

「ドバイフレーム」へ。



世界最大の額縁ってなに。






2018年1月に完成。

高さ150m、幅93m


2019年5月には「世界最大の額縁」として、ギネスにも認定されたらしい。





ちなみに、エレベーターでフレームの上部にあるスカイデッキまで上がることができ、ドバイの街を一望できる。


と言っても、観光のメインはこれから向かう先なので、駐車場に停められたバスから降り、私たちは下から見上げるにとどまった。



それにしても、世界最大の○○って色々あるけれど、額縁という発想がすごい。

そりゃあ世界一だろうと思ってしまったが、ドバイが世界一を誇るのはこれだけじゃあない。



そう、

これから向かう「ドバイモール」こそ、世界最大のショッピングモールなのであった!!!




そして、そこから見えるのは

世界一高いビル!!!



「ブルジュ・ハリファ」





た、たかーい。




その高さはなんと829.8メートル。もちろん、ギネス記録に認定されている


しかも地上から39階まではアルマーニのホテルなのだとか。



す、すごーい。



そして。



ブルジュハリファをバックに、噴水ショーが始まった。



お分かりですね?


こちらの噴水は、そう、世界一高い噴水。



しかし。



大誤算なのではないだろうかこれは・・・



どんなに世界一高いという噴水でも、世界一の高層ビル「ブルジュハリファ」の前であげられては、" そうでもない " ように見えてしまうのだ!!!


すごかっ…たけど、残念。




ドバイは世界一が大好き。

世界一のホテルと謳われる7つ星ホテル「ブルジュ アル アラブ」もドバイにあるのだから。




さて、



今回のツアーの目的はドバイモールだったが、噴水ショーを見終わったら満足してしまった。



社長さんにランチもご馳走して頂いたので、お腹も満足していた。(ありがとうございました‼︎‼︎)



世界最大と言っても、ショッピングモール。

京都に観光へ行って大丸デパートにいるようなもの。

金閣寺を見たり、嵐山散策もしたくなった。



「オールドスーク、行っちゃう?」



前の日に訪れたのは「ゴールドスーク」だったが、こちらは比較的歴史の新しい街、対してオールドスークは「旧市街」


よりドバイの街の雰囲気を楽しめそうで、時間があれば行きたいと思っていた。


共に行くメンバーは3人になった。

私と、同期のしおり(彩花まり)と、ぎりねえさん(夕霧らいさん)



ガイドさんに聞いたら、

「タクシーで行った方が楽だし、3人で割れば電車より安いよ。」

と教えて下さったので、ドバイモールのタクシー乗り場から乗車した。



10分後には、こうである。



 
何が起きたか順に説明しよう。



タクシーに乗ってからしばらくして、メーターが動いていないことに気が付いた私たちは、運転手さんを問い詰めた。

すると、驚く答えが返ってきた。


「なぜなら一律100ディルハムだからさ」


100ディルハムはおよそ3000円。

ガイドさんからは、1000円程度で行ける距離だと聞いていたので、予定していた3倍の金額だった。

「おかしい!
   ぼったくりだ!」

全員で抗議をしたが、まったく聞き入れてくれる様子は無い。


するとぎり姉さんがこう言った。

「私たち、全員で50ディルハムしか持ってないの!プリーズ!」


ぼったくりでしかないと思っていた私たちは、騙されないぞという強い思いから、その後も50ディルハムで押し続けたが、運転手さんは首を横に振るばかりか、こう切り返してきた。


「もうすぐ目的地まで半分の距離だから、50ディルハム分まで行って降ろそうか?」


え!!!!!
困る困る非常に困る。


しかし私たちは、応じるしか道は無かった。

なぜなら。

私たちは今、50ディルハムしか持っていないことになっているからだ。

本当は持っている、
持っているけれども、ぼったくられないためについた嘘を覆えすことが出来なくなった私たちは、50ディルハムの地点で降ろされた。



しかしこのメンバー、

逆境も楽しむ系の人々だった。



「とりあえず、写真撮ろっか🎵」



お互いを撮り合いっこして、ひと段落。


そして、タクシーに乗ることにした。



というのも、ドバイのタクシー代金が高いのではなく、ドバイモールへの迎車扱いだったから高かったのではないか、という結論に行き着いたからだ。


つまり街なかでタクシーを拾っておけばこうにはならなかったのだ、と。


実際、近くの駅のタクシー乗り場まで行き、いくらぐらいかかるか聞いてみると、


先ほどの運転手さんは、「目的地まで行きたければあと50ディルハムだ」と言ったのに対し、

今度の運転手さんは、「ここからなら、およそ20ディルハム」と言った。




無論、乗った。



彼は、日本人が大好きだと言ってくれた。



ささくれた心が、

修復されていった・・・




  ​オールドスーク(旧市街)


オールドスークへ行く前に、スパイススークに立ち寄った。

ここの店主がかなりクセ強さんで、舞うようにサフランウォーターや、チョコレートなど試食させてくれるものだから、つい長居してしまった。



そろそろ文字数が心配なのでざっくりのエピソードを書くと、ドバイ万博に出演したという話から、最終的に私は、日本で少し有名な歌手になっていた。


他二人も、「彼女、歌手!安くして!」

というよく分からない値引き交渉をしていて、それを言うなら二人も歌手のはずだが?と思ったが、謎の交渉は何故か上手くいっていた。



オールドスーク(旧市街)へは、小さな船で行く。

乗船代金は、一人片道1ディルハム。

往復で60円!?

それこそ、値段を聞いて疑った。


オールドスークは、ゴールドスークよりも落ち着いた雰囲気で、ひとつ路地に入るとアラジンのような世界観だった。



売られている物はゴールドスークとさほど変わらないが、値段が格段に安い。

ゴールドスークで頑張って値引きしてもらった金額から、オールドスークではスタートする。

つまり、そこから値引いてもらうと当然、ゴールドスークより安い値段で買い物が出来るということになる。


これさっき買ったのと同じだ。

いくらだろう?


そんなこと、聞くほうが間違っていた。


「もう、言わないで…」


悲痛な声を上げることとなった。



さて、ホテルに戻って帰国の準備をしなければいけない。日本へは、今夜発つ。



行きと同じ船に乗り、ゴールドスークの入り口まで戻った。




帰りもタクシーのつもりだったが、せっかくなので、地下鉄に乗ってみることに。




どんなトラブルが待ち受けているかと思ったが、拍子抜けするほどスムーズに乗れ、ホテルの最寄り駅まで乗り過ごすことなく無事到着。


足がパンパンだった。

「バブーシュ」を履いたのは良くなかった。何のクッションも無い"つっかけ" で、こんなに歩き回れば疲れるに決まっていた。

そもそも朝の時点では、ドバイモールでゆっくりお茶して過ごす予定だったからね。



ホテルへ着いたら、ベッドにダイブする暇もなかった。お風呂へ入り、髪を乾かし、荷物をまとめるとバスで空港へ。



空港では、噂の「ドバイの宝くじ」を買った。と言っても知人へのお土産なのだが。



ちなみにドバイの宝くじは3種類しかない。


1億円が当たる3万円の宝くじ。

3000万円相当の高級車が当たる1万5千円の宝くじ。

100万円相当のバイクが当たる3000円の宝くじ。


日本の宝くじと違って、抽選日は不定期。


現金は5,000枚、高級車は2,000枚、バイクは1,000枚が、全て売り切れた時点で抽選が行われる。


たとえば、私が購入したバイクの宝くじは、購入時25枚目ぐらいだったので、1000ー25=残り975枚が売れたら抽選、という流れ。


当選結果は、登録したメールアドレスに届くはずだが、、

そろそろ連絡が来る頃だろうか。





ドバイで過ごした日々…


そのとき、その場所で、

出会ったもの、ひと。

すべてに感謝をこめて。


動画も沢山撮ったので、趣味のほうのyoutubeにいつか載せようかな☺︎


fin



帰国して待ち受けていたのは、
ホテルでの隔離生活だった。





cherish now... 今を大切に

ひなの🌸





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