9月4日に千秋楽を迎えた花組公演。


コロナの影響を大きく受けたこの公演は、千秋楽の前日まで中止を余儀なくされるも、なんとか最後の一回の上演が決定。


きっと沢山の人の想いが通じたのですね。

発表が直前だったことを察するに、劇団も生徒たちもギリギリまで調整をおこなっていたのでしょう。それを思えばこそ、千秋楽の上演決定の有り難みと重みを感じずにはいられませんでした。



〜〜ということで、今回は観劇が叶わなかったため配信で観させて頂きました。

自己満足の観劇記録ですが宜しければお付き合いくださいませ‥花





第一幕
『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』


美(び)!!!

思わず叫んでしまうほどに美しい人。


我らが柚様。柚香光様。

華麗なる登場に拍手。

細い指先がグランドピアノの鍵盤の上を軽やかに舞い、それが見せかけではないことを訴えるようなカメラワークで手元がクローズアップされる。

「そう、いいよ!そのままもっと寄って!」

思わず、映画監督にでもなったかのように画面に向かって指示をする。


音楽学校の校内発表会では、ピアノの成績上位者だけでソロ演奏がおこなわれたが、言わずもがな柚様はその中の一人だった。
技術は勿論のことながら、心の内と同じに 繊細な音色を奏でる人だと思った。激しい曲を弾いても、どこか優しい、そんな音。


とはいえ、まさかトップスターさんになってからこんな役回りが来るとは思わなかったので、演出の生田先生が憎らしい (直訳:本当にありがとうございます)


幼少期のトラウマに飲まれる場面 (回想シーン)の感情の入り方には、柚様自身はそんな経験無さそうなのに、あったのかしらと思うほどの真実味さえあった。

でも、誰しも一度は、自分と人とを比べてしまった経験があると思うし、私自身、心の奥底にあるザラザラしたところを刺激された感じがして、すこし苦しくなった。



驚いたことには、永久輝せあ様演じるジョルジュ・サンド役が、見事にはまっていることだった。

驚いてしまったことにまずは謝りたい。だけど、男役が女役を演じるのに、ここまで違和感ないどころか自分のものにしている人がいただろうか‥

"男役さんが演じる女役" が必要な場面があることも理解しているし、実際にそのスタイルの良さやダイナミックな動きにはお稽古場でいつも見惚れてしまっていた人間だけれども。

特にショーではなくお芝居に関しては、多少なり違和感を感じるもの、それ含めてエンターテイメントとして求められているものだと思っていた。
そう捉えてしまうのには自身が元娘役で、どうしても劇団での「娘役」としての存在意義を考えてしまうからだと思う。

逆に娘役が男役を演じさせてもらうことは無いのに、、、こう考えてしまうのには、自身が元娘役でありながら元男役志望であるからかもしれない。



けれど、そんな感情を抱くことをも、許さない素敵な女性作家役を好演されていた永久輝様、歌も低音から高音まで、どの音も逃すことなく綺麗に響いていた。

恐ろしい‥!!



さて登場順に述べたが、
私は声を大にしてこう言いたい。

「ショパンに落ちた」と。

みなみ、こと‥水美舞斗

柚様と共に、我らが誇らしき同期!

しかし、同期だからどうした。かっこいいものはかっこいいんだもん。(だもん?)


自分を見失う"リスト"を見る、寂しさと苦しさを浮かべた表情も、友の幸せを心から喜ぶ優しい笑顔も、最期に見せた弱々しくも必死な姿も、どのショパンも、本当に素敵だった。

それゆえに、最期は涙無しには見られなかったし、ジョルジュ・サンドの胸の内を聞く前に逝ってしまうなんて切なすぎた。

実際のショパンがどんな人だったかよくは知らないけど、今は完全に好感度しかない。



星風まどかさん。
やっぱり可愛いかった。
束の間の二人の幸せ時間のときには、まどかちゃんの可憐さが前面に出ていたものの、ほとんどの場面が苦悩の時間だったので、誰かどうにか救ってあげて!と観ているこちらも悲痛な気持ちになった。



そういえば一つ気になったのは、民衆が反旗を翻す場面、どうしてラップにしたのだろう‥‥



この公演で退団された、音くり寿ちゃんについても綴っておきたい。

花組公演を観劇するたび毎回、上手いなぁと唸ってしまう素晴らしい娘役さん。
此度も、見たことが無いくり寿ちゃんを見られた。華奢な身体からは想像がつかない迫力と貫禄。歌は勿論、申し分なく上手い。

退団は、ご本人にとっては輝かしき門出とも言えるけど、花組を観る楽しみが一つ減ってしまったなぁというのは、正直な気持ち‥‥



第二幕
『Fashionable Empire』


稲葉先生演出!という感じの、

とにかく大勢口の場面が多く、人の出はけも多く、バラエティ豊かで華やかなショー!



ここからは、走り書きのメモを見ながら箇条書きのようなスタイルで綴っていく。(メモを取れるって配信ならでは)




・緑髪様、降臨。かっこいい。

一幕の見た目と印象をガラッと変えてくるあたり、やっぱりこの人はエンターテイナーだ。



・みなみの振り付けの中に織り交ぜる、遊びの部分がすごく好き。良い具合に力の抜けているところがあって、それがやけに色っぽい。



・まどかちゃんショートカット可愛い。

柚様とまどかちゃんで、「薔薇の封印」が観たい!!!!!



・くり寿ちゃんのソロの歌詞

「ああ明日が来たらどこへ行くのだろう

だれもが旅を続ける  出会いと別れのなか

だからこそ  この時愛おしくて」


それ、まさに退団を控えた今の思いではと、勝手に想像し、勝手に感動。



・みなみ広めの開襟しかも汗だくなどワイルドすぎてずるい。汗は衣装だった小道具だった。

ジャンプ跳びすぎ。体力おばけ。



・永久輝様、男役も素敵。

コミカルな場面の雰囲気に油断させられての、突然のおひげで舌ちろり。反則では。



・オールバックスーパーロングポニーテールミニスカートドレスのまどかちゃんの無双感。



・丸い穴🕳が出てくる場面。

娘役を一切見ずに正面向いたまま娘役を操るみなみが最高にクールで良かった。


・みなみと柚様、ダンサー二人のダンスは、見どころしかない。



・リフトするところ、柚様もみなみもすごい回してたけど、みなみのえ?もう終わり?まだ回せるけど?みたいな空気感なんなの。体力おばけなのかな。(全力で褒めている)



・柚様が中詰(だろうか)の銀橋振りの時に、ただただ2階席を見渡すところがあって、舞台から見えるその光景を深く目に焼き付けているように見え、目頭が熱くなった。







出演者のこれまでの色んな想いが溢れて見えたパレードは、とても涙なしには観られなかったし、退団者のご挨拶などは、寂しさと、少しの悔しさと、また清々しさが交錯して、全て含めて、尊いものだった。



この日を迎えられたことは、出演者にとっても、退団者にとっても、ファンの方にとっても、本当に良かった。



願わくば、いつかまた再演してほしい。



けれど、同じキャストではもう二度と観られないことを思えば‥やっぱり、演る側も観る側も、後悔しないように、その時その瞬間を大事にしたい。



コロナ禍によって、エンターテイメントもオンライン化が加速。舞台やライブの配信視聴も、当たり前のようになってきた。

これにより、劇場に足を運ぶことが難しい人にも、日程の問題で観劇を見送るはずだった人にも、遠方の人にも、遠く海外(一部)の人にも、作品を届けることが出来るようになった。

感動の大きさは生の舞台には及ばないまでも (むしろ、そうであるべきだと思う) そのときを一緒に分かち合えるというのは、とても貴重なことだなと、強く感じた千秋楽公演だった。



花組の皆さま、ありがとうございました。




cherish now... 今を大切に

ひなの🌸




とりあえずこれをブックマークしておけば真衣ひなのの色々見られるサイト



LINEスタンプリリース



チアねこ©︎cartoni キャラクターデザイン及び、「チアねこ応援スタンプ」の制作からリリースまで担当しました。




ボトルデザイン


ロゴマークとパッケージデザインを担当させて頂いた「RECOVERY WATER」販売中。




イラスト作画&振付担当


購入特典の動画内で、イラスト作画リンパ活性化体操振付を担当させて頂いた着圧ソックス販売中。



詳細はこちらをお読みください