今回の記事では、滞在先(ドバイ)の出国から日本への入国、そこから隔離施設へ向かう流れを記述しようと思います。(2021.12.7〜12.10)

私自身、帰国後に隔離されるというのははじめての経験で、分からないことしか無いなかで助けられたのが、以前体験された方の体験談ブログでした。

ただ、状況は日々変わるので、その体験談が今と同じかどうかは分からず、「半年前はこうだったらしい」というような憶測に留まるものでした。

それなら、私が(あるいは私たちが)、今、の状況をお伝えすることが、またどなたかのお手伝いになるのではないか。
そう思い立ち、この記事を書くことにしました。






時刻は12月7日 2時55分


ドバイを出発。


着席すると


・税関の記入用紙

検疫所宿泊施設登録表

誓約書


を手渡された。



誓約書の中身は、他者に漏らしてはいけないなどとは書かれていないものの、取り立てて見せるほどのことも書いていないので、写真は省略する。


見開きで全部で3ページ。


裏側に書かれた"誓約書の5つのポイント"にあるように、




・自宅や宿泊施設で待機すること

・専用アプリを入れること

・アプリやメールに応答すること


というのが大まかな内容。


すべてに同意する場合は署名をする。




最後に名前や連絡先の記入もある。




私は機内で記入したが、帰国後待機場所で十分に時間があるので、機内で無理に書かなくても大丈夫



税関の用紙も同じで、

通常なら着陸後入国審査に進むので、機内で書いておいた方がスムーズだが、今回のような場合は入国審査までに待機場所で時間を持て余すので、その時に書いても全く問題無し。



(機内でひたすら眠っていた私は、着陸寸前の一番揺れが激しい時に焦って記入し、ガタガタの文字になってしまった😂)





飛行機が着陸しそのまま歩き進むと、

道中にパイプ椅子が並んでいた。


※待機場所はここからもう少し先にある。

そちらは撮影禁止なのだが、ここは入国者が多い時期の予備の場所なのかもしれない。




18:00

待機場所に到着


職員の方が1人ずつ提出書類に不足が無いか確認してみて回って下さる。

お手洗いは近くにあるので自由に行くことが出来る。


18:50

1 . 窓口にて書類提出


・誓約書

・検疫法第二条の規定に基づく質問

・入国72時間前の陰性証明書

を提出。


健康カードが作成される


以後、各セクションで

パスポート、誓約書、健康カードを提示



19:00

2 . PCR検査

唾液での検査。

ほかの民営の検査場と同じく、梅干しとレモンの写真が貼ってある壁の前で採取する。

想像力大事…🍋



ここから8. までは流れるように進む。

⬇︎⬇︎⬇︎


3 . mysosアプリインストール及び設定


mysosというアプリを入れているかどうかの確認をされるので、ここまでの間にアプリをインストールしておこう。

私は日本を出国する前にすでに入れていたので、早い分にはいつでも大丈夫かと。


設定は職員の方が1人にお一人ずつ付いて一緒にして下さる。(…親切)


スマホを持っていない人は自費でレンタルをする。近くにいた人がレンタル希望のようだったのだが、費用は15000円とのことだった。



4 . mysosアプリ作動確認


一つ前の場所で入れたアプリが正常に作動しているかの確認。


5 . mysosアプリ使用方法確認


隔離施設に付いてからどのようにアプリを使用するのかを教えて頂く。



アプリのインストールから登録までで、3箇所の場所、3名の職員の方を経由する慎重さ凄い。。。



6 . 厚生労働省質問票QRコード確認


ここで言うQRコードというのは、質問票回答受付 で回答後に表示されるもの。


便名や座席などを記入するところがあるので、出国前に回答しておくと良いかと。


勿論、帰国後の待機場所にいる時でも大丈夫だが、上記で述べてきたようにいくつも書類があるので、事前に済ませておくと楽。



このセクションに来てからするのは職員さんたちの手を煩わせるだけでなく混雑を招くので、絶対に避けよう。



7 . 3種類の書類提出・厚生労働省質問票QRコード認証


3種類の書類を提出し、QRコードを機械で読み取る。




19:50

8 . 指定の席でPCR検査結果待機



赤文字で書かれた席に座って待つ。

パスポート裏に貼られたシールの下4桁で呼ばれ、さきほどのPCR検査の結果を伝えられる。



この待ち時間が一番長かった…

(約2時間半。ここまでで既に帰国から4時間半経過)



途中自動販売機に飲み物を買いに行ったりお手洗いに行くのは自由。


ただし、売店などは無いので、荷物に余裕があれば、滞在先を出国前に、隔離施設で必要な物もキャリーケースに詰めておくと便利だと思う。




22:27

9 . PCR検査結果受け取り





22:32

10 . 入国審査


入国審査のあと、ロビーでバスを待つ。





1時間待ち、漸くバスが到着。

このときに初めて、ホテルの場所が伝えられる!




23:40

バス乗車 隔離施設へ


宿泊先は、成田空港から15分ほどの、

「成田空港東横イン」


到着するも、30分バスの中で待機。


なお、何待ちか知らされないので、窓の閉まった車内で30分、不安の声が聞こえていた。



0:30

チェックイン


宿泊部屋の階数を告げられる。


職員の方が、お弁当と水3本が入った袋を持ってエレベーター前まで同行。


エレベーターに乗ると、袋を手渡され、別の職員さんが外から階数を押してくれる。


一人でエレベーターで上がり扉が開くと、また別の職員さんが待機されており、お部屋まで案内して下さるという、大変スムーズなリレー形式が組まれている。





ガチャ。



……!!



ツイン!


綺麗なお部屋うれしい。




ドアの裏側にはこのような張り紙が。



勿論言いたいことは理解出来るが、どうしても収監されている感が否めない。



最終日にするPCR検査の為の"すっぱい写真"も貼ってある。上の張り紙を少し和ませてくれる。




夜のお弁当はこちら。




…!!!


思っていたより美味しそうだし、お味噌汁にジュースやお茶まであって非常に有難い。



ティファールやカップもあり、

煎茶と梅こんぶ茶も置いてある。




お弁当を食べた後のゴミは、入っていた袋に入れて、部屋の前の廊下に置いておけば回収してくれる。



シーツやタオルなどを交換したい場合は、部屋にある電話からコールセンターに電話すると持ってきてくれるので、自分で交換する。




ここにきて唯一困ったこと。



それは、、!!!




パジャマが無い



勝手に、バスローブやパジャマがあるものだと思っていたが、そのような類のものは無いので、用意しておくことを強くおすすめする。


エアコンの効きは良かったので、温度調節に関しては問題なかったが、とはいえ、お弁当を取りにドアを開閉したりするので、気軽に羽織れるものがあるほうが生活しやすい。



追記:

コールセンターに電話をしてお願いすれば、パジャマも貸して頂くことができた。




あとは先に述べたように、

飲み物や食べ物、必需品など、隔離施設にくるまでに買い足すことは不可能なので、出国前に現地調達なり何なりで入れておくと良いかと。




アメニティは、


・シャンプー

・リンス

・ボディ&ハンドソープ

・歯磨きセット


私の宿泊先ホテルでは、綿棒など、上記以外のものはなかったので注意。



帰国の翌日から1日目と数えて今回3日間の隔離なので、次回の記事は


隔離ホテル生活体験談 1日目






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