こんにちは。真帆です。


小学校教諭として、23年間で関わった子どもは4,000人以上

不登校、発達障害、その他さまざまなママと子どものお悩みに寄り添い、数々の問題を、力を合わせ、解決に導いてきました♡
退職後は、UMIの「不登校・ひきこもり集中講座」→「カウンセラーコース」で、さらに学びを深め、現在は、これまでの経験を活かし、子育てカウンセラーとして活動しています

子どもの兄弟ケンカにうんざりしたり、「またか」と頭が痛くなる
そんなことはありませんか?
わが家では、先日、ひっさしぶりに大きな兄妹ケンカが勃発しました。
妹が何やら泣いている様子なので、皿洗いの手を止めて見に行くと、
なんと、兄にお茶をぶっかけられて、泣いていたのです。新品の体操服がビッチョビチョ
こんなとき、あなたならどう感じますか?
頭にカ〜ッと血がのぼって「なにやってるのよ!!」な〜んて、頭ごなしに怒ったり、

どちらが悪かったのかハッキリさせて、
悪い方をきちんと叱って、
2度とこんなことがないようにしなければならない!!!
って、鼻息荒く(笑)、成敗に乗り出してしまう。
こんな↑パターンが多いのではないでしょうか。
でも、例えお茶をぶっかけられていても(笑)、
兄弟ケンカって、子ども同士の課題なんですよね
兄弟それぞれが、魂を成長させるために、必要な気づきを得るため、起こっている出来事。
だから、そこにママが介入して、課題を奪い続けている限り、
いつまでたっても、課題をクリアできないので、
兄弟ケンカはなくなりません。
ずっと、同じような兄弟ケンカが繰り返されることになる。無限ループ⤵⤵
では、どうしたらいいのでしょうか??
ママにできることは、交通整理くらいかな?って、私は思っています。
「YouTube見てただけで、お兄ちゃんにお茶をかけられた〜」って、本気で言っている(笑)妹に、
「う〜ん。そんなことはないんじゃないかなぁ♡?」って答え、
兄に、
「このままだと、何もしてないのにお茶かけられたとしか思わず終わっちゃうから、何がそんなに嫌だったのか教えてあげて」
と伝えました。
思春期特有の、口下手な兄は、
「う〜ん別にいいんだけどさ」と言いながらも、
よくある、ちょっとした口ケンカの際に「お兄のバーカ、お兄のバーカ」と茶化し続ける(笑)お茶目だけど口達者な妹に、
なぜか、今日は、我慢の限界が来て、つい手が出てしまった。と話してくれました
事情がわかったあとも、私から、とくにジャッジはしません。
以上、終了!!
です♬
着替えを済ませ、ケロッとしてテレビを見ている妹のところに、
2階の自室から、再び兄が下りてきたのが、15分後くらいだったでしょうか。
「はい、これ。ごめんね」って、妹が大好きなチョコレートを手渡していました(笑)
仲直りしてる〜♬
きっと、頭ごなしに兄を叱りつけていたら、こうはいかなかったと思うのです。
一歩引いたところから、冷静な第3者の目線で関われて、本当によかったな♪って思いました。
兄は、小っちゃな声で「自己嫌悪」って呟いていたので、今、その感情を感じる必要があったのかもしれませんね。
妹の方にも、相手にも心がある、とか、調子に乗りすぎると痛い目にあう、とか(笑)
なにか学ぶべきことがあったのでしょう。
親がジャッジしたり、叱ったりすると、子どもは、それで終われた気になって、
「叱られてムカついた。叱られて嫌だった」
「相手が悪い」「私、悪くないもん」
って、表面的な浅〜いところで決着をつけてしまうので、本当、なんの成長もないんですよね
兄弟ケンカは、子ども同士が、それぞれ乗り越えるべき課題があって起きている。
そして、それを見せられて、
イライラしたり、介入して自分が解決したくなるのは、なぜなのか??を掘り下げるのが、
ママの課題です。
(これが、「課題の分離」ですね!)
ここ↑を、ちゃんと掘り下げておいてあげると、
子ども同士のケンカに、すぐにカーっとならずに、
一呼吸おいて、(必要ならば)交通整理してあげられる自分になれますよ♡
こんなときにも、絶大な力を発揮するのが、ノートとペンです
兄弟ケンカにイライラしちゃうママは、ぜひやってみてくださいね〜♬


今日も、ママと子ども達にとって素敵な一日となりますように。