話が長くなっています(^^;
さて、ようやく今の状況のことです。
手術をしてから10か月余り。
術後の詳しい説明では、
「聴神経」のうち、
腫瘍の発生源である上下二本の「前庭神経」は切除されました。
これは、三半規管に繋がる神経なので、右側のバランス機能は失われました。
が、ゆっくりと大きくなる「聴神経腫瘍」の特徴により、徐々に左側のみでバランスを取るべくバランス機能の代替が進んだおかげで、めまいやフラつきのようなものは通常ほとんど感じることはありません。
(ただし、走ったり、急激に向きを変えたり、体の傾きがある程度以上になるとバランスをとるのがかなり怪しくなります。)
あと、蝸牛に繋がり「聴こえ」を伝える神経である「蝸牛神経」は、「解剖学的」には温存されたとカルテには記されていました。
しかし、術中に信号がモニターできなくなったとも...。
「蝸牛神経」は非常に繊細で、少しの力がかかるだけで機能しなくなるということです。主治医の見解では回復することはないそうです。
それで、右耳は失聴したわけです。
またまた、つづく....
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