立ち止まり、出来事にフォーカスする意味
当たり前の中にいると気づかないけれどその思い込みはあなただけのものかもしれません。カウセリングを通して瞬間的に過ぎ去ってしまった出来事に立ち止まり何を考えたのか何を感じたのかどうして、そう思うのか…にフォーカスしていくとあれ?と、ご本人が自分で矛盾に気づきます。出来事自体は瞬間ですのでそこまで立ち止まってひとつの事柄に意識をフォーカスして自分の価値観や感じたことに意識を向けることは多くありません。特に親嫌いなところやなんで、あんな人なんだろうと非難しているところ傷つたと思っている親の言動を実は、自分自身が無意識のうちになぞっていることに気づきます。あれほどまでに嫌っていたのに無意識に同じことをしているのです。人って、不思議だな…と思います。セラピストがサポートできるのは言わば扉の前までなのです。気づいて何を選択するかはご本人次第です。絶対にするまいと心に誓っていた言動を自分がしているという事実に気づきあれほど自分は嫌な想いをしたのだ止めよう…と、選択できる人はそう多くありません。本当のセラピーはセラピストが癒しへと運ぶものではありません。セラピストは自分の中の当たり前に埋もれてしまった見えにくい扉の前までサポートをするだけだと思っています。自分一人ででは見えない小さな灯りを代わりに見つけ向こうに小さな灯りが見えるよと伝えます。灯りのありかを伝えると今まで見えなかったものが見えたかのようにハッとその灯りに気づきそちらへと向かう人もいますし頑なに聞く耳を持たない人もいます。こう書くと聞く耳を持たないクライアントを責めいるように聞こえるかもしれませんがそれが、悪いわけじゃないのです。だってわたし自身もそうだったから…頑固さは、誰にも負けません。だから好きなだけ自分の目で探したらいいと思います。いつかセラピストの言葉がわたしの言葉が聞こうと思える時があるから…自分自身の力に白旗をあげそうだ誰かの助けを借りてみようと思える時まで。自分一人の力でできないことに助けを求めることは依存ではありません。自分自身の弱さを認めることこそ本当の強さです。自分自身の思い込みから抜け出すとはそういうことだと思うのです。扉をくぐってみたらなんて狭い箱の世界にいたのだろうとわかります。そこでもう一度自分の向かいたい先を考えてみて欲しいのです。きっと今までと違う世界が見えます。心と身体をつなぐセラピーハコブネhttps://arimihattori.wixsite.com/hakobune