国立市にあるウェディングドレスのアトリエとフォトスタジオを運営している「ルーチェ クラッシカ」のデザイナー・光田みどりです。
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2022年2月22日
ゾロ目が並んだにゃんにゃんデーですね!
アートな猫と言えば、発表の1905年から100年以上経っても輝きを失わない夏目漱石の「吾輩は猫である」ですね。
猫から見た人間の観察眼が面白くて、むずむずしてしまいます。
目で追うだけでも十分に楽しいのですが、声に出して読むと夏目漱石のクリエイションに直接肌で触れたようなワクワクした気持ちに(笑)なります。
女優の石田ゆり子さんがインスタで投稿されている「猫から見たお母さん(ゆり子さん)の観察日記」も吾輩は猫であるの猫目線と同じでクスッと笑えて元気が出ます*
吾輩は猫である 夏目漱石
吾輩は猫である。
名前はまだ無い。
どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。
何でも暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
吾輩はここではじめて人間というものを見た。
しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。
この書生というのは時々我々を捕まえて煮て食うという話である。
しかしその当時は何という考えもなかったから別段恐ろしいとも思わなかった。
ただ彼の掌に載せられてスーと持ち上げられた時なんだかフワフワした感じたあったばかりである。掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのがいわゆる人間というものの見始めであろう。この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。
第一毛をもって装飾されべきはずの顔がつるつるしてまるでやかんだ。その後猫にもだいぶ逢ったがこんな片輪には一度もでくわしたことがない。のみならず顔の真ん中があまりに突起している。
そうしてその穴の中から時々ぷうぷうと煙を吹く。
どうもむせぽくて実に弱った。
これが人間の飲むたばこというものである事はようやくこの頃に知った。
奇想天外な作品は、時代を超えて夢を広げてくれる気がします。
そして才能豊かな人の作品に触れた時は、大自然に触れた時のように解放感があるので、アート作品は時代や国を超えて多くの人が惹きつけられるのかも知れないですね*
猫という生き物も、私たち人間の枠に収まらない自然の一部のようにクリエイティブで面白く、自由に生きる芸術家のようにも思えます。
にゃんにゃんデーの今日は、幼い頃から出会って一緒に暮らしてくれた沢山の猫に感謝して眠りにつきたいです。
私たちは、こだわりのオートクチュール仕立てのウェディングドレスを制作しているアトリエで、ウェディングフォトの提供をしています。
ウェディングドレスはもちろん、男性用の衣装は上質な日本製とイタリア製のウールをシンプルなデザインで老舗テーラード屋さんが仕立てた上質のもの。
洗練されたヘアメイキャップアーティストによるヘアメイク、感性豊かなフラワーデザイナーによる生花のブーケなど、クオリティの高いお仕事をモットーにお客様の個性に合わせてご用意しています。
お手元にデータが残るだけではなく、撮影の当日も素敵な思い出に残るお時間になりますように、ドレス作りと同様心を込めて準備を重ねています。
ご縁のあるお客様との出会いを心から楽しみにスタッフ一同お待ちしています。
私たちのアトリエがテーマにしている
「100年経っても色褪せない結婚写真」
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★3月31日までにお申込みをいただいた方には、トップアーティストによるヘアチェンジのプレゼントをご用意しています(22,000円相当)。
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