「〇時になったらやる」をやるやる詐欺にしないための、子どもへの接し方 | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

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大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

ゲームや動画を見ていて
「宿題はいつやるの?」
と聞くと
「〇時になったらやる」
と言うのに
実際その時間になっても
ゲームや動画視聴をやめる気配がない。

そういうこと
よくありませんか?

 



親子バトルの原因の一つでも
あると思います。





簡単に
子どもが自分で決めたことを
守りやすくなるような
すごい技はないのですが
接し方で少しずつ
改善というか
変えていくことはできます。

逆に
接し方次第で
やるやる詐欺が当たり前になってしまうことは
よくあるので注意が必要
です。





まず最初に
「〇時になったらやる」
と決めるのは誰か?
という問題があります。

親の方が勝手に
「〇時になったらやめなさいよ」
と決めて
子どもが反射的に「うん」と
返事をしただけなのに
「〇時になったらやめるって言ったでしょ!」
と怒るのは間違いです。

それを決めたのは親であり
子ども自身の意思ではないからです。

子どもは同意したと思うでしょうけど
だいたいの場合
子どもが「うん」を言うまで
繰り返し伝え続けていたりして
親がすべてをコントロールしていることが
多いのです。

 







「〇時になったらやめる」
「〇時になったら宿題をする」
これを子どもが自発的に決めるように
促していく必要があるのです。

それは宿題だけの問題ではありません。

その前に
みんなが一緒に食べる
ご飯の時間なら
わが家の時間は〇時と家族全員で決めて
その時間をみんなで守るようにしていくことが
先になります。

そして
学校から帰ってきたとき
休日なら朝起きたときに
そこから寝るまでのスケジュールを
子どもに立ててもらい
一緒に確認をすることから
始めましょう。





子どもが自分で書き込めて
繰り返し使えるような
ホワイトボードなどで
スケジュールを管理するのもいいですね。

子どものうちは
時間の概念や
長さの感覚はまだしっかりとできていません。

あと2時間がどのくらいの長さなのか
今日寝るまでに
どのくらい時間があり
やることにどのくらい時間がかかり
逆算するとゲームにどのくらい時間が取れるかは
わからないのです。

 







わかっている大人であっても
時間の見積もりは
外れたりしますし
それを頭の中でさせるのは
無理があります。

時間という
見えないものを管理するのに
見えないままでは無理がある。


だから
見える化していくことは
大事です。





スケジュール表とタイマーを用意したら
まずは15分を1単位として
寝るまでの時間に
やる必要があることを
リストアップしていきます。

そして
家族でそろえるご飯の時間を
まずは置きます。

それ以外の空白時間を
子どもに決めていってもらいます。

さっとできることは15分の枠組みで。

ちょっと時間がかかることは
15分を2つ。

そんな感じで
それぞれの行動が
どのくらい時間のかかるものなのか
見積もって
スケジュールに組み込むのです。

 

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遊びの時間も大事!




実は
大事なのは「スケジュールを組む」作業では
ありません。

実際に動いてみて
振り返ってどうだったのか
何に気づき
明日はどうするのかを
考える時間が何より大事
なのです。

なので
寝る前の15分は
振り返りの時間になります。

スケジュール表から始まり
スケジュール表をみながら
その日を振り返るのです。

親は親のスケジュール表を作って
一緒に振り返りをするのも
おススメです。





振り返りの時間は
反省会ではありません。

今日できたことをほめて
明日もっと楽しくするために
何ができるかを考える
楽しい時間にする必要があります。

ダメ出しはいりません。

 



本人が自分で
改善ポイントを見つけて
工夫していくことを
日々繰り返すのです。





最初はしっかりと
親と一緒に取り組みます。

これを使えば
すべきことがさっと終わって
やりたいことに時間を使える。

子どもがそれに気づくまで
コツコツ続けていくのです。

そもそも
子どもに根気や継続する力を
つけていきたいのであれば
まずは親も
そうやって子どもをサポートしていくことが
必要になり
親ができないことを
子どもに丸投げでさせようとしても
それは無理
なのです。





一緒に取り組む
出来たことはほめる
改善ポイント
伸びしろは見つけたことをほめていく
親主導ではなく
子ども主体で取り組めるように工夫をしていく

子どもの力を伸ばすのに
親の関わりがあると
よりうまくいきます。

コーチングという
ゴールに向かって進むための
会話のやり方を学び
自分にも子どもにもそれを使い
やる気を引き出しつつ
一緒に進んでいきませんか?

 







計画を立てて
自分で考えて前に進む

その力は
ある日突然手に入るものでは
ありません。

コツコツと
育てていくもので
怒ったり追い立てたりして
育てていくものでは
ありません。

信じて見守る。

できたことも
できなかったことも認めつつ
子どもに考えて行動することを促す。

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ありがとうございます。

 

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