子どもに「ちゃんと」を求めすぎないで。今はまだそれを学んでいる途中なのだから。 | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

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大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

「ちゃんとしなさい」
「もうちょっとちゃんとしてくれないと」


って
お子さんに対して
言ったり考えたり
していませんか?

 



無意識に言っていることもあるので、
まずは自分が
普段子どもに
何をどんな風に言っているのか、
意識していくことも
大事なんですけどね。





そして、
もしそれを実際に言ってるとしたら、
まずは自分に対して
問いかけてみてほしいのです。

「ちゃんと」って
具体的にどうすること?

なぜ「ちゃんと」しなくちゃいけないの?





お子さんに「ちゃんと」してほしいと
思うのなら、
この部分を
言葉にしてお子さんに伝えていくことが、
できている必要があります。

人って基本的には
理由がわからないと
動けませんし、
具体的に何をすることかが
わからないと
前に進めない。


まずは
「ちゃんと」という
あいまいな表現を
なくしていくことを
意識してくださいね。

 







そのうえで。
です。

本当に今
「ちゃんと」することを
求めなきゃいけないのか?
ってことです。

これは、
なぜ「ちゃんと」しなくちゃいけないの?
ってことにも
つながるのですが、
「ちゃんと」するのは
誰のため?

そもそも
子ども時代というのは、
それを学ぶ時期のはず。

たくさん失敗して、
経験を積んで
いずれ
時と場合を判断して
そこに適した行動や振る舞いが
できるようになり、
大人になっていく。

子ども時代は
それができていなくて
当たり前で、
まだできなくていい。

できることを求めるのではなく、
経験して学んでいくことを
求めてほしい
のです。





そこを考えると、
「ちゃんと」を求めるのは、
子どものためではないのでは
ありませんか?

自分が恥ずかしいから、
自分がしつけのできない親だと
思われたくないから、
子どもに「ちゃんと」を
求めているのではないか?
ってことです。

 

2011011013040000.jpg





もちろんね、
子どもの将来を思って
「ちゃんと」ができる人に
なってほしくて
今それを育てているのだとは
思います。

けれどそれを、
「ちゃんと」できていないからといって
厳しく育てるのは、
完全に逆効果。

子どもは
「ちゃんと」できない自分を
いつも感じて
萎縮したり、
チャレンジしないほうを
選びます。

とりあえずやってみたら
「ちゃんとしろ」って
怒られる。

じゃあしなければ
怒られないじゃん。

ってことですよ。

 

2011120821440000.jpg





もしかしてですけどね、
お子さんが行動したら、
「ちゃんとしろ」
って怒り、
行動しなかったら
「やる気を出せ」とか
「ちゃんとやれ」とか
怒っていませんか?

それ、
やってもやらなくても怒られるので、

自分は何をしてもダメなんだ、
自分は愛されていないし、
認められもしない。
自分なんていないほうがいいんだな。


って思っちゃうパターンですからね。

 







目指すところは

お子さんのした行動には
「できたね」
でいいし
変えた方がいい行動については、
「あなたはどう思うの?」
を訊いたり、
「こうしたほうがうまくいくと、お母さんは思うよ」
と、強制せずに伝えるだけ。

行動しないときは
「今はしないんだね」
「何をすればできるようになると思う?」
「どんなサポートが必要かな?」

を質問して、
どんな答えが返ってきても、
そのまま受け止めます。






子どもの答えは
子どもの中にあります。

親が押し付けるのは
親の答えであって、
子どもの答えではありませんからね。


思春期に入ったお子さんなら、
「あなたは自分で考えて、
気づいて行動できるとわかっているから
応援するよ。
困った時はいつでも言ってね」

とだけ伝えて、
離れて見守るのが
一番ですよ。







もちろん
気質の違いによって、
若干対応は異なります。

お子さんの求める
親との距離感も、
気質によって違いがありますので、
自分を基準にしてやっていると、
その接し方自体は
間違っていなくても、
お子さんには合わないとか、
反発される
ってことが
出てきます
から、
知って対応も学んでいくのが
一番確実で早いです。





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