右手の親指に力が入るインパクトは厳禁
右手の親指に力が入ると、肘が緩んで「魔法の動き」が崩れます。その結果は何でもありのインパクトになってしまうのです。
使用中のクラブのグリップを見ると、右の親指の当たる所が、えぐられている人がいます。これはインパクトの時に、右の親指に力が入る打ち方をしている証拠です。右手の内側に膨らみを感じるように、後三本の指を巻き込んでグリップを握り、一貫して「魔法の動き」で振れば、これは無くなります。
右手の親指と人差し指と中指でクラブを支え、右前腕回内の動きをしてみて下さい。右肘が固定できずに、外側に振り出されてしまい、肩も固まりません。これに対し、後三本指で握り、右前腕回内をすると、肘が固定されて右肩が背骨の方に引き込まれ、肩の周りが固まります。
この問題は、このブログの第1回(06-03-18)でも議論しましたが、ここまで来てみると、グリップが「魔法の動き」の実行に影響し、これがスイング全体に影響する、という仕組みが完全に見えて来ます。
ベン・ホーガンの「良いゴルフは、良いグリップから始まる」という言葉の意味は、なかなか分かりません。「直線打法」の追求の結果、ここで動きの仕組みを捉えたわけです。ホーガンの言葉の内容が解読できたと言えましょう。
使用中のクラブのグリップを見ると、右の親指の当たる所が、えぐられている人がいます。これはインパクトの時に、右の親指に力が入る打ち方をしている証拠です。右手の内側に膨らみを感じるように、後三本の指を巻き込んでグリップを握り、一貫して「魔法の動き」で振れば、これは無くなります。
右手の親指と人差し指と中指でクラブを支え、右前腕回内の動きをしてみて下さい。右肘が固定できずに、外側に振り出されてしまい、肩も固まりません。これに対し、後三本指で握り、右前腕回内をすると、肘が固定されて右肩が背骨の方に引き込まれ、肩の周りが固まります。
この問題は、このブログの第1回(06-03-18)でも議論しましたが、ここまで来てみると、グリップが「魔法の動き」の実行に影響し、これがスイング全体に影響する、という仕組みが完全に見えて来ます。
ベン・ホーガンの「良いゴルフは、良いグリップから始まる」という言葉の意味は、なかなか分かりません。「直線打法」の追求の結果、ここで動きの仕組みを捉えたわけです。ホーガンの言葉の内容が解読できたと言えましょう。
「魔法の動き」で腕が固まる
ゴルフの話の難しさは、腕の動きの複雑さのためです。内容を言葉で捉えるのが難しい。その典型が「魔法の動き」です。「魔法の動き」では、右前腕回内の動きが決め手です。「右腕を内側に回す」(回内)という動きは、肘の位置を固定して、前腕の動きで手首(リスト)を内側に回す動きですが、大切なことは、これで手首と肘と肩の関節が固まることです。
一番大切なのは、肘の固まりです。肘が緩むと手首も肩も緩みます。そこで、自然に下げた右腕の肘を、左手親指と中指で前から挟み、肘の骨の膨らみの内側を親指、外側を中指で押さえて右肘の動きを観察します。ここで左手を固定したまま、右前腕を回内します。この動きを限度一杯に行うと、右肩が引き込まれて固まり、右手は後三本指が内側に巻き込まれて固まります。
体を安定に保ちながら左手を離し、ここで固まった右腕の前腕を更に回内すると、肩の動きで肘に動きが生まれます。肘が始めに横、次に上、更に次の動きで上体が右回りに引かれ、その次には肘が引き下ろされ、次いで左へ引かれます。これを右前腕回内の動きだけで実行すれば、脚腰の踏ん張りまで含め、スイングの原型になる「微小スイング」が実現します。これが右腕の「魔法の動き」です。
左手の親指を右手の平で握り、この「微小スイング」を実行すると、左腕の「魔法の動き」が得られます。
この「微小スイング」には、バックのスタート、右への引き。上への引き上げ、トップの切り返し、ダウンの引き下ろし、左への振り抜きの全てが含まれています。この動きを、必要なだけの体の動きを加えて拡大すれば、実用的なスイングが完成します。
今日は初心に帰り、初めてこの右腕の動きを捉えた時の感覚に従って、動きの要点を書き出してみました。矢張りこれが決定的な動きであったのです。
一番大切なのは、肘の固まりです。肘が緩むと手首も肩も緩みます。そこで、自然に下げた右腕の肘を、左手親指と中指で前から挟み、肘の骨の膨らみの内側を親指、外側を中指で押さえて右肘の動きを観察します。ここで左手を固定したまま、右前腕を回内します。この動きを限度一杯に行うと、右肩が引き込まれて固まり、右手は後三本指が内側に巻き込まれて固まります。
体を安定に保ちながら左手を離し、ここで固まった右腕の前腕を更に回内すると、肩の動きで肘に動きが生まれます。肘が始めに横、次に上、更に次の動きで上体が右回りに引かれ、その次には肘が引き下ろされ、次いで左へ引かれます。これを右前腕回内の動きだけで実行すれば、脚腰の踏ん張りまで含め、スイングの原型になる「微小スイング」が実現します。これが右腕の「魔法の動き」です。
左手の親指を右手の平で握り、この「微小スイング」を実行すると、左腕の「魔法の動き」が得られます。
この「微小スイング」には、バックのスタート、右への引き。上への引き上げ、トップの切り返し、ダウンの引き下ろし、左への振り抜きの全てが含まれています。この動きを、必要なだけの体の動きを加えて拡大すれば、実用的なスイングが完成します。
今日は初心に帰り、初めてこの右腕の動きを捉えた時の感覚に従って、動きの要点を書き出してみました。矢張りこれが決定的な動きであったのです。
「魔法の動き」再確認
自分のスイングの画像を見てみると、左膝の軽い障害のせいか、何となくインパクトで頭の保持が悪いのです。これに比べ、門前の小僧のようにスイングの話を聞かされる家内の方がずっと動きが良いのです。頭で動きを捉えても、体が動きを覚えるのは難しい。そこでこのインパクトの動きを確認することにします。
体で振るのは、腕と肩を「魔法の動き」で固めた仕組みです。この動きで腕とグリップを固めるには、右前腕回内(内側回し)と左前腕回外(外側回し)の動きと共に、右肩甲骨下端を背骨に引きつけ、左肩甲骨外側を前に引き出します。これで右上腕が内側、左上腕が外側にまわって腕が固まり、腕の動きが背骨に直結します。アドレスの構えで左手の親指を右手の平で握り、この腕と肩の「魔法の動き」で限度一杯右に引くと、グリップが右耳後外側に上がります。
この位置に右手と右腕の仕組みをその位置に固定したまま、左手の親指を放して左腕を左前腕回外の動きで引き下ろし、左脇前まで引き抜きます。これが左の腕と肩の「魔法の動き」によるダウンです。これで体の正面を固定した左腕の引き抜きが実現します。特徴的なのは、左肘が体側に引き込まれずに左へ引かれることです。これで背骨を左へ引き続ける体の動きが体感できます。
ここで背骨(胸椎部分)が右に引かれる動きに入ると、左肘が左脇に引き込まれます。これでは左腕が力強く引けず、方向性も確保できません。背骨でしっかり左腕を引いて下さい。
ここまで確認できたら、始めのように両腕の「魔法の動き」でグリップを右耳後外側に引き上げて、肩と腕とグリップの作る仕組みを固め、今確認した左の腕と肩の「魔法の動き」で、ダウンの引き下ろしと左への引き抜きの動きを実行します。すると右腕が右脇前で一気に伸びて両肘が真っ直ぐ左へ引かれる動きが実現します。これが右の腕と肩の「魔法の動き」によるダウンの動きです。実際のダウンでは、これらの動きが一斉に現れます。グリップは一貫して固まったままです。
加齢と共に肩が硬くなると言われます。この「魔法の動き」の再確認で、肩の動きが改善され、方向性と飛距離が確保できれば、膝の動きも良くなるのではと期待しているのですが。
体で振るのは、腕と肩を「魔法の動き」で固めた仕組みです。この動きで腕とグリップを固めるには、右前腕回内(内側回し)と左前腕回外(外側回し)の動きと共に、右肩甲骨下端を背骨に引きつけ、左肩甲骨外側を前に引き出します。これで右上腕が内側、左上腕が外側にまわって腕が固まり、腕の動きが背骨に直結します。アドレスの構えで左手の親指を右手の平で握り、この腕と肩の「魔法の動き」で限度一杯右に引くと、グリップが右耳後外側に上がります。
この位置に右手と右腕の仕組みをその位置に固定したまま、左手の親指を放して左腕を左前腕回外の動きで引き下ろし、左脇前まで引き抜きます。これが左の腕と肩の「魔法の動き」によるダウンです。これで体の正面を固定した左腕の引き抜きが実現します。特徴的なのは、左肘が体側に引き込まれずに左へ引かれることです。これで背骨を左へ引き続ける体の動きが体感できます。
ここで背骨(胸椎部分)が右に引かれる動きに入ると、左肘が左脇に引き込まれます。これでは左腕が力強く引けず、方向性も確保できません。背骨でしっかり左腕を引いて下さい。
ここまで確認できたら、始めのように両腕の「魔法の動き」でグリップを右耳後外側に引き上げて、肩と腕とグリップの作る仕組みを固め、今確認した左の腕と肩の「魔法の動き」で、ダウンの引き下ろしと左への引き抜きの動きを実行します。すると右腕が右脇前で一気に伸びて両肘が真っ直ぐ左へ引かれる動きが実現します。これが右の腕と肩の「魔法の動き」によるダウンの動きです。実際のダウンでは、これらの動きが一斉に現れます。グリップは一貫して固まったままです。
加齢と共に肩が硬くなると言われます。この「魔法の動き」の再確認で、肩の動きが改善され、方向性と飛距離が確保できれば、膝の動きも良くなるのではと期待しているのですが。
体の動きは腕を引いたり回したりする
まず、左手でクラブを握り(あるいは握った気で)、ヘッドが右足前に来るようにグリップを右に押します。この位置から、頭を止めたまま、ヘッドが左足前に来るようにグリップを左へ引きます。この動きをするには、胸の後の背骨(胸椎)を左へ引かなくてはなりません。これで腕が左へ引かれますが、同時に胸が右向きに回ります。右腕で試しても同じ結果になります。
この胸(の後の背骨)の動きがあると、左腕は外側に回ります。右腕の場合は内側に回ります。僅かな動きですから、注意して確認して下さい。結局、体の動きで、引かれたり、回されたりしながら、最後には脚が踏ん張って体が止まり、腕が強く引かれます。
上体が左へ回ると、腕には逆に右に回る動きが現れます。ボールを打つには難しい腕の動きになります。ベン・ホーガンの言うように、大抵のゴルファーは、自分がしたいと思う動きの反対をすれば、完璧に近い結果が得られるわけで、難しいことですが、体の動きで真っ直ぐ腕を引くことを目指せば、基本の動きが固まる筈です。
蛇足になりますが、インパクトでこの動きができると、頭は顎が右に引かれる形に保たれます。ボールを目がけて顎が左へ回る人は、難しい動きをしているわけです。人の振り見て我が振り直せというわけで、この点に注意して、回りのゴルファーの動きや、インターネットの動画を見ると、いろいろなことが見えて来ます。
この胸(の後の背骨)の動きがあると、左腕は外側に回ります。右腕の場合は内側に回ります。僅かな動きですから、注意して確認して下さい。結局、体の動きで、引かれたり、回されたりしながら、最後には脚が踏ん張って体が止まり、腕が強く引かれます。
上体が左へ回ると、腕には逆に右に回る動きが現れます。ボールを打つには難しい腕の動きになります。ベン・ホーガンの言うように、大抵のゴルファーは、自分がしたいと思う動きの反対をすれば、完璧に近い結果が得られるわけで、難しいことですが、体の動きで真っ直ぐ腕を引くことを目指せば、基本の動きが固まる筈です。
蛇足になりますが、インパクトでこの動きができると、頭は顎が右に引かれる形に保たれます。ボールを目がけて顎が左へ回る人は、難しい動きをしているわけです。人の振り見て我が振り直せというわけで、この点に注意して、回りのゴルファーの動きや、インターネットの動画を見ると、いろいろなことが見えて来ます。
首の体勢が「体で腕を引く」動きを生む
「体で腕を引く」動きは、方向性を確保するだけではなく、強力に腕を引くのです。これができるのは、背骨の動きがあるからです。背骨の動きは複雑で、直感的には理解し難いので、間違った思い込みを生みやすいのです。
そこで、この動きの特徴を簡単に体で会得する方法を考えます。アドレスの姿勢で立ち、右手で顎を前から掴み、右足先方向に(止まるまで)軽く引きます。この右腕と首の体勢を保ったまま、左腕を軽く右に引き、そこから左へ引き戻します。
この時注意して見ると、胸の背中(胸椎)が左へ引かれるように背骨が動きます。この動きでは、首(頸椎)が頭の位置を保つように動きます。同時に右脚に荷重が掛かります。腰骨(腰椎)が首と同様に右に引かれるのです。左右の腕を入れ替え、左手で顎を右に押しても、同じ動きが確認で きます。
この背骨の動きの仕組みを考えるのは面倒ですから、トップの切り返しで頭が右に引かれたら、その体勢を崩さずに、一気に体で腕を引く要領を身につければよいのです。
そこで、この動きの特徴を簡単に体で会得する方法を考えます。アドレスの姿勢で立ち、右手で顎を前から掴み、右足先方向に(止まるまで)軽く引きます。この右腕と首の体勢を保ったまま、左腕を軽く右に引き、そこから左へ引き戻します。
この時注意して見ると、胸の背中(胸椎)が左へ引かれるように背骨が動きます。この動きでは、首(頸椎)が頭の位置を保つように動きます。同時に右脚に荷重が掛かります。腰骨(腰椎)が首と同様に右に引かれるのです。左右の腕を入れ替え、左手で顎を右に押しても、同じ動きが確認で きます。
この背骨の動きの仕組みを考えるのは面倒ですから、トップの切り返しで頭が右に引かれたら、その体勢を崩さずに、一気に体で腕を引く要領を身につければよいのです。
「体で腕を引く」の実体は真っ直ぐ打つ仕組み
方向性を確保するには、「体で腕を引く」動きが大切です。パットでこの動きが大切なのはこのためです。
この動きの実行には、体を固めて腕を引く必要があります。体を固めながら「体で腕を引く」というのは矛盾するようですが、その動きの実態は前に書いてあります(インパクトでは「体が腕を引く」は不可、「体で腕を引く」が正解(06-08-26))。しかし、読み直さなくても今日の話は分かります。
「体で腕を引く」動きで方向性が確保される理由は簡単です。体を固めれば腕の振りの軸が固定され、肩の動きの平面が固定されます。これで方向性が確保されるのです。この動きは、「体の正面を固定して打つ」という感覚の動きになります。問題は腕の振りの軸とは何かです。
具体的にその仕組みに触れるには、胸鎖関節(肩と胸を結ぶ鎖骨が胸の中央の胸骨上端に繋がる左右の膨らみの部分)を左手の平で押さえ 、左の手の平の背中の向きに注意しながら右腕を振ってみます。上体が左へ回ると手の平の背中が左へ回ります。左手の平の背中を正面に向けて保ったまま、右腕を左へ振ろうとすると、右腕が左へ引かれる動きが現れます。
これが「体で腕を引く」動きです。左手の代わりに右手を使い、右手の背中を正面に向けて保ったまま、左腕を左へ振る動きをすると、左腕を左へ引く動きが現れます。それぞれの場合に、胸に当てた手の平は「縦に」回転します。この回転の軸が「腕の振りの軸」になるわけです。
この動きの実行には、体を固めて腕を引く必要があります。体を固めながら「体で腕を引く」というのは矛盾するようですが、その動きの実態は前に書いてあります(インパクトでは「体が腕を引く」は不可、「体で腕を引く」が正解(06-08-26))。しかし、読み直さなくても今日の話は分かります。
「体で腕を引く」動きで方向性が確保される理由は簡単です。体を固めれば腕の振りの軸が固定され、肩の動きの平面が固定されます。これで方向性が確保されるのです。この動きは、「体の正面を固定して打つ」という感覚の動きになります。問題は腕の振りの軸とは何かです。
具体的にその仕組みに触れるには、胸鎖関節(肩と胸を結ぶ鎖骨が胸の中央の胸骨上端に繋がる左右の膨らみの部分)を左手の平で押さえ 、左の手の平の背中の向きに注意しながら右腕を振ってみます。上体が左へ回ると手の平の背中が左へ回ります。左手の平の背中を正面に向けて保ったまま、右腕を左へ振ろうとすると、右腕が左へ引かれる動きが現れます。
これが「体で腕を引く」動きです。左手の代わりに右手を使い、右手の背中を正面に向けて保ったまま、左腕を左へ振る動きをすると、左腕を左へ引く動きが現れます。それぞれの場合に、胸に当てた手の平は「縦に」回転します。この回転の軸が「腕の振りの軸」になるわけです。
パットでも背骨の動きは同じ
宮里藍選手が、左手を下に伸ばし、左腕を長く使うクロスハンドグリップで、見事なバーディーパットを決める様子がテレビで放映されました。これで連続6バーディーという好成績を上げたというのです。何故この腕の構えが効果的なのでしょうか。実は、この左腕を振る構えが、背骨の動きの形を良くするのです。
理屈はさておき、普通のグリップでも、同じように狙ったラインにボールを確実に乗せる体の動きができます。これには、まずパターを両手でドライバーのように構え、この体勢からグリップエンドを体に引きつければ、両手の握り方が自然に変わり、パッティングの構えになります。
ただしこの場合、左前腕を完全に外側に回し、左上腕でパターを横に引く体勢にパターを握り、右手はパターを横から握って拳とヘッドの底面との一体感を出します。この状態で、右の脚腰と左腕、左の脚腰と右腕の繋がりを確認し、ここから肩の動きでヘッドを右に振り、体で腕を引いて目標方向にボールを打ちます。
これで左腕はフェースをスクエアに保って左への引きを実現し、右手とソールの一体感がヘッドの狙いを確保します。インパクトでは「体が腕を引く」は不可、「体で腕を引く」が正解(06-08-26)というのは、パットでも同じなのです。右に引いたパターを、体を動かして引き戻しては駄目で、体を固定したままの意識で、腕を引き戻すのです。
ドライバーからパターまで、同じ原理の動きで、方向性の良いしっかりした打球動作が実現することが確認できます。
理屈はさておき、普通のグリップでも、同じように狙ったラインにボールを確実に乗せる体の動きができます。これには、まずパターを両手でドライバーのように構え、この体勢からグリップエンドを体に引きつければ、両手の握り方が自然に変わり、パッティングの構えになります。
ただしこの場合、左前腕を完全に外側に回し、左上腕でパターを横に引く体勢にパターを握り、右手はパターを横から握って拳とヘッドの底面との一体感を出します。この状態で、右の脚腰と左腕、左の脚腰と右腕の繋がりを確認し、ここから肩の動きでヘッドを右に振り、体で腕を引いて目標方向にボールを打ちます。
これで左腕はフェースをスクエアに保って左への引きを実現し、右手とソールの一体感がヘッドの狙いを確保します。インパクトでは「体が腕を引く」は不可、「体で腕を引く」が正解(06-08-26)というのは、パットでも同じなのです。右に引いたパターを、体を動かして引き戻しては駄目で、体を固定したままの意識で、腕を引き戻すのです。
ドライバーからパターまで、同じ原理の動きで、方向性の良いしっかりした打球動作が実現することが確認できます。
腕を振って脚腰に踏ん張らせる
腕だけでクラブを振っても、全く力が出ません。そこで体の動きを使ってクラブを振ろうとするのですが、ここに思わぬ落とし穴があります。まず体を動かすと、クラブが力強く振れないのです。そんなことはないと思う人も、これからの話の真偽を自分で確認してみて下さい。
足腰周りの大きな筋群のパワーを有効利用し、安定で強力なスイングの動きを作り出すには、背骨の動きが大切です。背骨とこれを支える筋群の主要な働きは、体の動きに対して頭を安定に保つことです。これは状況の変化に対して体の重心を安定に保つことで実現します。
背骨は脚腰を通じて地球に繋がっています。そこで、背骨の動きに対して脚腰が踏ん張り、頭を安定に支える、という仕組みが人体にビルト・インされている筈です。このことから、頭を安定に保っている時に体の重心が動けば、これを引き戻す脚腰背骨の動きが現れると予想できます。
ここから、強力で安定なインパクトの動きの作り方の要領が見えて来ます。バランスを崩す方向に腕を振り、これを脚腰と背骨の反射的な動きで引き戻せばよい筈です。簡単なイメージとしては、ダウンで腕を前に振り出し、これで前に引き出される体の重心を引き戻す体の動きで腕を引き、クラブを振ればよいのです。
この場合は、腕の振りで体の動きを引き出し、そのパワーが腕を通してクラブを振ります。これに対し、先ず体を動かしてクラブを振ろうとすると、脚腰背骨の反射的な動きが利用できず、パワーが出せません。実際にドライバーを振ってみれば、驚く程のヘッドスピードの違いが体感できます。
インパクトで、手でクラブを引き込むのでなく、逆にインパクトに向けて腕を前に振り出す動きを実行することで、これで崩れようとするバランスを引き戻す、腹を引き締める形の背骨の動きが現れ、これで腕が左へ強力に引かれるわけです。ゴルファーは複雑な世界で生きているわけですが、理屈が分かればヘッドスピードの確保は簡単になります。
足腰周りの大きな筋群のパワーを有効利用し、安定で強力なスイングの動きを作り出すには、背骨の動きが大切です。背骨とこれを支える筋群の主要な働きは、体の動きに対して頭を安定に保つことです。これは状況の変化に対して体の重心を安定に保つことで実現します。
背骨は脚腰を通じて地球に繋がっています。そこで、背骨の動きに対して脚腰が踏ん張り、頭を安定に支える、という仕組みが人体にビルト・インされている筈です。このことから、頭を安定に保っている時に体の重心が動けば、これを引き戻す脚腰背骨の動きが現れると予想できます。
ここから、強力で安定なインパクトの動きの作り方の要領が見えて来ます。バランスを崩す方向に腕を振り、これを脚腰と背骨の反射的な動きで引き戻せばよい筈です。簡単なイメージとしては、ダウンで腕を前に振り出し、これで前に引き出される体の重心を引き戻す体の動きで腕を引き、クラブを振ればよいのです。
この場合は、腕の振りで体の動きを引き出し、そのパワーが腕を通してクラブを振ります。これに対し、先ず体を動かしてクラブを振ろうとすると、脚腰背骨の反射的な動きが利用できず、パワーが出せません。実際にドライバーを振ってみれば、驚く程のヘッドスピードの違いが体感できます。
インパクトで、手でクラブを引き込むのでなく、逆にインパクトに向けて腕を前に振り出す動きを実行することで、これで崩れようとするバランスを引き戻す、腹を引き締める形の背骨の動きが現れ、これで腕が左へ強力に引かれるわけです。ゴルファーは複雑な世界で生きているわけですが、理屈が分かればヘッドスピードの確保は簡単になります。
インパクトでは「体が腕を引く」は不可、「体で腕を引く」が正解
言葉の影響には大きなものがあります。体が動いて腕を引くと考えると、体が主役になり、体を左へ回して腕を引くイメージになります。これに対して、体で腕を引くと考えると、(頭(脳)が主役になり、)体を使って腕を引き抜くインパクトのイメージが生まれます。
大きな力を出すのは脚腰の筋群ですから、脚腰が踏ん張って体を動かし、これが腕を振ると考えれば、一番良く腕が振れそうです。しかし、脚の立場から考えれば、重い体を動かすよりは、直接腕を引っ張る動きに加勢する方が遙かに楽な筈です。ところが、体を止めて置いて腕を振ってみると、あまり力が出せないのです。
腕を振る主力は、腰の上辺りから上腕上端の前面に繋がる大きな筋(広背筋)の働きで、肩と腰の間の距離が一定のままでは大きな力は出せません。胴体を回しても駄目なわけです。この場合、腰と肩の動きを逆行させれば、筋が引き伸ばされて力が出る筈です。ところが、頭で考えてこの動きを作るのは難しい。
そこで、体を止めて置いて「腕を左へ引く」、という意識でインパクトの動きを作ってみると、自然にこの形の体の動き(「EKC打法」(06-08-23)の動き)が出ます。言葉の遊びのようですが、ここにスイングの動きの秘密の解読への手懸かりがあるのです。
言葉が動きの作り方に与える影響は絶大です。実際にクラブを振って、あれやこれやの表現を試してみて下さい。しかし、最終的には、安定強力なスイングは、体の持つ潜在能力を極限まで引き出すことで初めて実現します。そこには通常の動きの理解を超えるものがあります。次回はその秘密の完全解明を試みます。
大きな力を出すのは脚腰の筋群ですから、脚腰が踏ん張って体を動かし、これが腕を振ると考えれば、一番良く腕が振れそうです。しかし、脚の立場から考えれば、重い体を動かすよりは、直接腕を引っ張る動きに加勢する方が遙かに楽な筈です。ところが、体を止めて置いて腕を振ってみると、あまり力が出せないのです。
腕を振る主力は、腰の上辺りから上腕上端の前面に繋がる大きな筋(広背筋)の働きで、肩と腰の間の距離が一定のままでは大きな力は出せません。胴体を回しても駄目なわけです。この場合、腰と肩の動きを逆行させれば、筋が引き伸ばされて力が出る筈です。ところが、頭で考えてこの動きを作るのは難しい。
そこで、体を止めて置いて「腕を左へ引く」、という意識でインパクトの動きを作ってみると、自然にこの形の体の動き(「EKC打法」(06-08-23)の動き)が出ます。言葉の遊びのようですが、ここにスイングの動きの秘密の解読への手懸かりがあるのです。
言葉が動きの作り方に与える影響は絶大です。実際にクラブを振って、あれやこれやの表現を試してみて下さい。しかし、最終的には、安定強力なスイングは、体の持つ潜在能力を極限まで引き出すことで初めて実現します。そこには通常の動きの理解を超えるものがあります。次回はその秘密の完全解明を試みます。
ヘッドは引いて打つ、押しては駄目
クラブを握って、右前腕回内、左前腕回外の「魔法の動き」をすると、バックのスタートで見られるようにヘッドが右に引かれる動きが現れます。インパクトの状態でも、ヘッドに急激な負荷が掛かると反射的に腕が固まり、この動きが出ます。これで、障害物に当たった時も、肘の負荷の急激な増加は避けられます。
ところが、インパクトで右前腕回外、左前腕回内の「反魔法の動き」が現れる場合は、ヘッドが固い地面のような障害物に当たると、腕が固まってヘッドを押す形になります。これでは肘に負荷が掛かり、痛める危険が生じます。
動きをあれこれ実験してみる時は、この点に十分気をつけて、まずゆっくりした動きで確かめる必要があります。ヘッドを押してボールを打つ形が現れたら、「反魔法の動き」になっていないかを確認してみて下さい。長く肘の痛みを抱えているような人は、十分検討してみて下さい。思いがけない変化(良い方への)を経験するかも知れません。
ところが、インパクトで右前腕回外、左前腕回内の「反魔法の動き」が現れる場合は、ヘッドが固い地面のような障害物に当たると、腕が固まってヘッドを押す形になります。これでは肘に負荷が掛かり、痛める危険が生じます。
動きをあれこれ実験してみる時は、この点に十分気をつけて、まずゆっくりした動きで確かめる必要があります。ヘッドを押してボールを打つ形が現れたら、「反魔法の動き」になっていないかを確認してみて下さい。長く肘の痛みを抱えているような人は、十分検討してみて下さい。思いがけない変化(良い方への)を経験するかも知れません。