グリップを固めて引き下ろす
両脚腰の踏ん張りで背骨の曲がりを引き伸ばす動きを確かめると、この動きで脚が地球を下向きに押して尻を押し上げ、これによって腕がクラブを引き下ろすことが分かります。臍の裏側辺りにある体の重心を安定に保つように、体の上下の動きがバランスする形で現れるわけです。
両脚腰の踏ん張りが生む「右の壁」「左の壁」(06-09-22)の動きは、この両腕の強力な引き下げと、これに続く左への引き抜きを実現します。
このように見ると、「右グリップは上、左グリップは右へ引き続ける」(06-09-09)というグリップの動きは、強力な腕の引き下ろしの動きに対してヘッドの落下を防止するという、重要な役割を果たしていることが分かります。インパクトでリストが動くようなスイングでは、この強力な引き下ろしの動きは利用できません。
思い切りグリップを固める意識と共に、両脚腰の踏ん張りでグリップを引き下ろしてボールを打ってみて下さい。安定したインパクトの感覚が確認できます。
両脚腰の踏ん張りが生む「右の壁」「左の壁」(06-09-22)の動きは、この両腕の強力な引き下げと、これに続く左への引き抜きを実現します。
このように見ると、「右グリップは上、左グリップは右へ引き続ける」(06-09-09)というグリップの動きは、強力な腕の引き下ろしの動きに対してヘッドの落下を防止するという、重要な役割を果たしていることが分かります。インパクトでリストが動くようなスイングでは、この強力な引き下ろしの動きは利用できません。
思い切りグリップを固める意識と共に、両脚腰の踏ん張りでグリップを引き下ろしてボールを打ってみて下さい。安定したインパクトの感覚が確認できます。
両脚腰の踏ん張 りで背骨の曲がりを引き伸ばす?
超革命的イメージ」(06-09-19)の実現には、ダウンで背骨の曲がりを引き伸ばす、両脚腰の踏ん張りが必要です。この「両脚腰の踏ん張り」とは、具体的にどんなものかが分からない、と思うかも知れません。そこで、この動きを捉えることを試みます。
左右の手の平をそれぞれの尻に当てます。ここから、膝を軽く内側に引きながら曲げて膝に体重を掛け、アドレスの構えを作ります。この状態から、両尻を緊張させて両膝を外側に引く動きを作ります。もちろん膝は硬く固めたままでこの動きに対抗します。これで、胸が張るように背骨が伸びます。この両脚を外側に引く腰回りの筋群の働きが、両脚腰の踏ん張りを生むのです。
動きの効果を実感するには、アプロ-チ・ウェッヂを握ってアドレスの構えを作り、そこからヘッドを真っ直ぐ(フェースをスクエアに)右足先まで引き、この位置から先程の両脚の踏ん張りでヘッドが左足前に引かれるまで頑張ります。これでヘッドが真っ直ぐ力強く引ける筈です。顔は始めのヘッドの位置を向いたまま安定に保たれ、グリップもしっかり締まります。
これに対して、ヘッドを右足前に置いた位置から、左脚に体重を移してみます。上体が右に傾き、顔が左足内側のボールの位置を見るように回る筈です。注意してヘッドを引けば何とか直線的に引けますが、グリップを少し動かしてみるとグラグラしていることが分かります。この動きで安定なショットを実現するのが如何に難しいかは明らかです。
「右の壁」と「左の壁」(06-09-22)は、この両尻の踏ん張りが生むと考えれば、体感的に捉えやすくなるかも知れません。優れたゴルファーのインパクトの瞬間は、腰の回転が止められ、体の正面がしっかり保たれています。両尻の踏ん張りでインパクトを実行してみて下さい。
左右の手の平をそれぞれの尻に当てます。ここから、膝を軽く内側に引きながら曲げて膝に体重を掛け、アドレスの構えを作ります。この状態から、両尻を緊張させて両膝を外側に引く動きを作ります。もちろん膝は硬く固めたままでこの動きに対抗します。これで、胸が張るように背骨が伸びます。この両脚を外側に引く腰回りの筋群の働きが、両脚腰の踏ん張りを生むのです。
動きの効果を実感するには、アプロ-チ・ウェッヂを握ってアドレスの構えを作り、そこからヘッドを真っ直ぐ(フェースをスクエアに)右足先まで引き、この位置から先程の両脚の踏ん張りでヘッドが左足前に引かれるまで頑張ります。これでヘッドが真っ直ぐ力強く引ける筈です。顔は始めのヘッドの位置を向いたまま安定に保たれ、グリップもしっかり締まります。
これに対して、ヘッドを右足前に置いた位置から、左脚に体重を移してみます。上体が右に傾き、顔が左足内側のボールの位置を見るように回る筈です。注意してヘッドを引けば何とか直線的に引けますが、グリップを少し動かしてみるとグラグラしていることが分かります。この動きで安定なショットを実現するのが如何に難しいかは明らかです。
「右の壁」と「左の壁」(06-09-22)は、この両尻の踏ん張りが生むと考えれば、体感的に捉えやすくなるかも知れません。優れたゴルファーのインパクトの瞬間は、腰の回転が止められ、体の正面がしっかり保たれています。両尻の踏ん張りでインパクトを実行してみて下さい。
脚腰の動きの微妙さ:腰を左へ動かすと腕は引き下ろせない
まず地面を打つ小さな動きで確認します。アプローチ・ウェッヂを右手で握り、ヘッドを右足先前に引き下ろす動きでクラブを振り、地面を打ってみます。ボールの位置を左足内側辺りに想定し、この動きで体の前の地面を打ちます。右脚の踏ん張りと同時に、左脚が背骨を押し返すように踏ん張らないと、この動きはできません。腰が左へ動くとシャンク風の動きが出ます。
次に、始めからボールを目がけて振る意識で、右腕でクラブを振ってみます。腰が自然に左へ動き、左脚の上で左へ回ります。右足先にヘッドを引き下ろす時の、左の脚腰の動きとは正反対とも言える動きです。この左へ流れる腰の動きでは、ヘッドを右脇前に引き下ろすダウンは不可能になります。
「超革命的イメージ」(06-09-19)を実現する背骨の曲がりを引き伸ばす動きは、両脚腰の踏ん張りで実現します。左右両方の脚腰が踏ん張るだけで、腰を左へ動かす意識は全くありません。ところが、トップの切り返しの動きで発生した背骨の体勢から踏ん張りに入るために、右に引かれていた腰骨(腰椎辺り)を中央に向けて引き戻す動きが現れます。これを外から見ると腰を左に回しているように見えます。これが誤解を生むのです。
実際の左の脚腰の動きは、腰が左へ流れる動きを食い止めて、胸を右に押し返すように働きます。この踏ん張りが「左の壁」の実体だと思われます。右脇前に引き下ろす右の脚腰の踏ん張りが「右の壁」を作り、同時に踏ん張る左の脚腰が「左の壁」を作ると考えると、二つの壁の間で踏ん張る引き締まった動きが、ダウンスイングの実態ということになります。
ボールを狙って振りに行くダウンでは腰が左に流れ、方向性の確保も飛距離の確保も難しくなります。ゴルフの動きを外から見ると、誤解の危険が一杯なのです。
次に、始めからボールを目がけて振る意識で、右腕でクラブを振ってみます。腰が自然に左へ動き、左脚の上で左へ回ります。右足先にヘッドを引き下ろす時の、左の脚腰の動きとは正反対とも言える動きです。この左へ流れる腰の動きでは、ヘッドを右脇前に引き下ろすダウンは不可能になります。
「超革命的イメージ」(06-09-19)を実現する背骨の曲がりを引き伸ばす動きは、両脚腰の踏ん張りで実現します。左右両方の脚腰が踏ん張るだけで、腰を左へ動かす意識は全くありません。ところが、トップの切り返しの動きで発生した背骨の体勢から踏ん張りに入るために、右に引かれていた腰骨(腰椎辺り)を中央に向けて引き戻す動きが現れます。これを外から見ると腰を左に回しているように見えます。これが誤解を生むのです。
実際の左の脚腰の動きは、腰が左へ流れる動きを食い止めて、胸を右に押し返すように働きます。この踏ん張りが「左の壁」の実体だと思われます。右脇前に引き下ろす右の脚腰の踏ん張りが「右の壁」を作り、同時に踏ん張る左の脚腰が「左の壁」を作ると考えると、二つの壁の間で踏ん張る引き締まった動きが、ダウンスイングの実態ということになります。
ボールを狙って振りに行くダウンでは腰が左に流れ、方向性の確保も飛距離の確保も難しくなります。ゴルフの動きを外から見ると、誤解の危険が一杯なのです。
腕と手の動きの意識の微妙さ:手を伸ばすと届かない
グリップを後三本の指で固めることの重要性を、簡単な実験で確認しましょう。テーブルを前にして椅子に座り、右手に30センチ程の物差し(に類似の物)を握ります。ティッシュー・ボックス(に類似の物)を、手をゆっくり伸ばしてようやく物差しの先が届く所に置きます。これを腕を伸ばして突くのです。まず、ボックスが突き飛ばされても安全かどうか、状況を確認して置きます。
準備ができた所で、手をすっと伸ばして物差しでボックスを突きます。物差しの先がボックスに届かない筈です。手を伸ばす意識が大切です。もし簡単に届くようでしたら、あらためて手を一杯に伸ばしてようやく届く所までボックスを遠ざけて下さい。そこでもう一度、素早く手を伸ばしてボックスを突き飛ばして下さい。物差しが届かない筈です。
そこで、同じ位置から、今度は物差しを握る後三本指を固めたまま、肘を伸ばして突いてみて下さい。簡単に届いてボックスが飛ぶ筈です。物差しの先端をボックスに直角に向ける意識は不可です。とにかく、グリップを固めたまま、すっと腕を伸ばして突くのです。
ここで二つの動きの違いを、グリップの動きの形から検討してみます。手を伸ばして突こうとすると、小指側が引き込まれる動き(アンコック)が現れ、肘が伸びなくなります。これに対して、後三本指の握りを固めれば、手首(リスト)が固まり、固いグリップを肘が押す形で腕が強力に伸びます。
ヘッドをボールに届かせようとしてリストを動かすと、逆にヘッドを引き込む動きが現れてトップを打つ、という現象が現れる仕組みがあることが分かります。グリップを固めてドーンと突っ込む形の動きが、しっかりしたインパクトを生むわけです。
準備ができた所で、手をすっと伸ばして物差しでボックスを突きます。物差しの先がボックスに届かない筈です。手を伸ばす意識が大切です。もし簡単に届くようでしたら、あらためて手を一杯に伸ばしてようやく届く所までボックスを遠ざけて下さい。そこでもう一度、素早く手を伸ばしてボックスを突き飛ばして下さい。物差しが届かない筈です。
そこで、同じ位置から、今度は物差しを握る後三本指を固めたまま、肘を伸ばして突いてみて下さい。簡単に届いてボックスが飛ぶ筈です。物差しの先端をボックスに直角に向ける意識は不可です。とにかく、グリップを固めたまま、すっと腕を伸ばして突くのです。
ここで二つの動きの違いを、グリップの動きの形から検討してみます。手を伸ばして突こうとすると、小指側が引き込まれる動き(アンコック)が現れ、肘が伸びなくなります。これに対して、後三本指の握りを固めれば、手首(リスト)が固まり、固いグリップを肘が押す形で腕が強力に伸びます。
ヘッドをボールに届かせようとしてリストを動かすと、逆にヘッドを引き込む動きが現れてトップを打つ、という現象が現れる仕組みがあることが分かります。グリップを固めてドーンと突っ込む形の動きが、しっかりしたインパクトを生むわけです。
「超革命的イメージ」:「革命的イメージ」を背骨の捻りで駆動する
前回に捉えた、バックで背骨を捻りダウンで引き戻すという、スイングのパワー源の構造が理解できると、スイングの機械的な動きのイメージが固まります。捻りの動きでグリップの引き上げと引き下ろしの動きを実行し、この動きで得られる機械的なエネルギーで、インパクト圏で腕とクラブを左へ引くというものです。
捻りの動きは回転的な動きを生み出しますが、これを体の右側でのクラブの上げ下げの動きの実行に利用し、全ての回転的な動きを使い切って腕とグリップを固めれば、インパクト圏では蓄えられたエネルギーが直線的な動きに変換される、と考えるのです。
これは、左腕の動きは右左(みぎひだり)、右腕の動きは後前(うしろまえ)、という「革命的イメージ」(参照「ダウンの起動力:脇を開けない上腕回旋」(06-09-04))を、スイングの動きを与える機械的な仕組みとして具体化するものですから、これを「超革命的イメージ」と呼ぶことにします。
「革命的イメージ」は肩と腕の「魔法の動き」の生みの親ですから、当然「超革命的イメージ」の肩と腕の動きは「魔法の動き」になります。
回転的なエネルギーを使い切って直線的な動きに変換する、というこの簡単なイメージと、前回に議論した、これを支える背骨の合理的な動きの実現法とを結合すれば、肩と腕の「魔法の動き」を通じて完全に実用的なスイングの動きが現れます。
パワーと方向性の確保の点で、体の回転で打つというスイングの「回転イメージ」とは、比較にならない程有利であることは明らかです。「超革命的イメージ」を理解したところで、前回の背骨の動きを意識してチップ・ショットを打ってみて下さい。驚く程の飛距離と方向性の安定性を経験することになると思います。
捻りの動きは回転的な動きを生み出しますが、これを体の右側でのクラブの上げ下げの動きの実行に利用し、全ての回転的な動きを使い切って腕とグリップを固めれば、インパクト圏では蓄えられたエネルギーが直線的な動きに変換される、と考えるのです。
これは、左腕の動きは右左(みぎひだり)、右腕の動きは後前(うしろまえ)、という「革命的イメージ」(参照「ダウンの起動力:脇を開けない上腕回旋」(06-09-04))を、スイングの動きを与える機械的な仕組みとして具体化するものですから、これを「超革命的イメージ」と呼ぶことにします。
「革命的イメージ」は肩と腕の「魔法の動き」の生みの親ですから、当然「超革命的イメージ」の肩と腕の動きは「魔法の動き」になります。
回転的なエネルギーを使い切って直線的な動きに変換する、というこの簡単なイメージと、前回に議論した、これを支える背骨の合理的な動きの実現法とを結合すれば、肩と腕の「魔法の動き」を通じて完全に実用的なスイングの動きが現れます。
パワーと方向性の確保の点で、体の回転で打つというスイングの「回転イメージ」とは、比較にならない程有利であることは明らかです。「超革命的イメージ」を理解したところで、前回の背骨の動きを意識してチップ・ショットを打ってみて下さい。驚く程の飛距離と方向性の安定性を経験することになると思います。
膝腰肩の動きの仕組み:バックで背骨を捻りダウンで引き戻す
前回、トップの切り返しの決め手になる腰の動きを確認しましたが、これだけではスイングのパワーとの繋がりは見えて来ません。スイングのパワーは頭を安定に保って地球を押す脚腰の力が生みます。これを生み出すには、安定な位置から変形した背骨を、元の形に引き戻す動きを利用します。これは強力な動きになります。
力を出す時にはそれぞれの関節で捻りが発生します。捻りの動きを強く発生するには、あらかじめ反対方向に捻っておく必要があります。いわゆる準備動作です。スイングの動きでは、バックの背骨の捻りはトップの切り返しの準備動作であり、トップの切り返しでダウンの準備動作が完成するわけです。「チャー・シュー・メーン」のかけ声で振る、と言われる動きです。
背骨は、腰と背中と首の部分(腰椎、胸椎、頸椎)に分かれ、それぞれの部分には、左右に引かれると逆方向に回る(左に引かれれば右に回り、右に引かれれば左に回る)動きが現れます。頭の安定を保つためには、隣接する部分は逆方向の動きをしながら上下に繋がります。
バックで上体を右に回すには、腰椎部分に右回りの動きが求められます。したがって、腰椎は左へ引かれます。これとバランスするために、胸椎部分には右に引かれて左回りに回る動きが現れ、頸椎にはこの逆の動きが現れることになります。こんな動きを考えるのは面倒ですが、膝と足に体重を掛けて右腕を内側に回す動きでバックに入れば、この動きが現れます。
この動きで行き着くところ(トップ)まで振り、そこから背骨の体勢を逆転させます。これがトップの切り返しの動きです。これで背骨の捻れの体勢が強く反転します。ダウンでは、こうして出来上がった背骨の捻れを一気に引き戻すように、脚腰背骨を踏ん張ればよいのです。
トップの切り返しを、準備動作としてのバックの動きを完成させる動きと理解すれば、これを正しく実行することがスイングの鍵になることが気分的にも納得できるでしょう。
力を出す時にはそれぞれの関節で捻りが発生します。捻りの動きを強く発生するには、あらかじめ反対方向に捻っておく必要があります。いわゆる準備動作です。スイングの動きでは、バックの背骨の捻りはトップの切り返しの準備動作であり、トップの切り返しでダウンの準備動作が完成するわけです。「チャー・シュー・メーン」のかけ声で振る、と言われる動きです。
背骨は、腰と背中と首の部分(腰椎、胸椎、頸椎)に分かれ、それぞれの部分には、左右に引かれると逆方向に回る(左に引かれれば右に回り、右に引かれれば左に回る)動きが現れます。頭の安定を保つためには、隣接する部分は逆方向の動きをしながら上下に繋がります。
バックで上体を右に回すには、腰椎部分に右回りの動きが求められます。したがって、腰椎は左へ引かれます。これとバランスするために、胸椎部分には右に引かれて左回りに回る動きが現れ、頸椎にはこの逆の動きが現れることになります。こんな動きを考えるのは面倒ですが、膝と足に体重を掛けて右腕を内側に回す動きでバックに入れば、この動きが現れます。
この動きで行き着くところ(トップ)まで振り、そこから背骨の体勢を逆転させます。これがトップの切り返しの動きです。これで背骨の捻れの体勢が強く反転します。ダウンでは、こうして出来上がった背骨の捻れを一気に引き戻すように、脚腰背骨を踏ん張ればよいのです。
トップの切り返しを、準備動作としてのバックの動きを完成させる動きと理解すれば、これを正しく実行することがスイングの鍵になることが気分的にも納得できるでしょう。
トップの切り返し:腰の動きが決め手
トップの切り返しの腰の動きを確認してみます。左手の平を伸ばし、臍の裏側の背骨の部分(腰椎)に、指先を下にして親指と人差し指の根元を押しつけます。これで魚の背びれ風の「背びれ」ができます。アドレスの構えから右腕を内側に回して、右手を右耳外側のトップの位置まで上げます。
この動きの際に、左手の背びれの動きを監視します。両方の膝と足に体重が掛かっていれば、背びれが左へ振られる筈です。この時、右膝が緩んでいると、背びれ全体が右に移動します。これは不可です。
これで締まったトップの体勢ができたところで、更に、右手の平が右外側に向くところまで、右腕の内側回しを強めます。この動きで、背びれが左方向に向きながら右に動くことを確認します。これがトップの切り返しの腰の動きです。(この動きで、ベン・ホーガンの言うダウンスイング面に乗る体勢に入ります)
この背びれの向きを確保したまま、右腕を一気に引き下ろせば、両脚腰が踏ん張ってダウンの動きが実現します。
切り返しの動きがないままにダウンの動きに入ると、背びれが右方向を向いて左に動きます 。これでは右腕の強力な引き下ろしはできません。確かめてみて下さい。トップの切り返しの動きの大切さがこれで分かります。自分のこれまでの動きで「背びれ」の動きを確認してみれば面白いと思います。
この動きの際に、左手の背びれの動きを監視します。両方の膝と足に体重が掛かっていれば、背びれが左へ振られる筈です。この時、右膝が緩んでいると、背びれ全体が右に移動します。これは不可です。
これで締まったトップの体勢ができたところで、更に、右手の平が右外側に向くところまで、右腕の内側回しを強めます。この動きで、背びれが左方向に向きながら右に動くことを確認します。これがトップの切り返しの腰の動きです。(この動きで、ベン・ホーガンの言うダウンスイング面に乗る体勢に入ります)
この背びれの向きを確保したまま、右腕を一気に引き下ろせば、両脚腰が踏ん張ってダウンの動きが実現します。
切り返しの動きがないままにダウンの動きに入ると、背びれが右方向を向いて左に動きます 。これでは右腕の強力な引き下ろしはできません。確かめてみて下さい。トップの切り返しの動きの大切さがこれで分かります。自分のこれまでの動きで「背びれ」の動きを確認してみれば面白いと思います。
開眼2 ? :足踏みの動きでバックとダウンの背骨の動きを確認
いろいろ腕と脚の動きの繋がりを試して来ましたが、結局は背骨の動きが問題なのです。頭を安定に保って脚の力を出す時の、背骨の動きを利用できればよいわけです。これは簡単です。脚が力を出すと言えば、地面を下に踏みつける動きが最強ですから、これを利用します。
両腕を自然に下げてアドレスの構えを作り、左脚で地面を強く踏み、次に右脚で地面を強く踏みます。これを交互に実行すると、足踏み風の動きになります。腕は自然の動きに任せ、この足踏み風の動きを「顔を正面に向けたまま」実行します。そうすると、動きが大きくなるにつれ、背骨の「軸」が感じられる動きになります。この「軸」は左右に振れません。
この時の背骨の動きが、強力なスイングの基礎になる動きです。ところがここで、この動きでは左右対称な腕の上下の動きしかできないこ とに気が付きます。そこで、左脚の踏みの動きで右肩が上がって止まった所から、右脚の踏みの動きを加えてみて下さい。
これで体の正面が右に回るように右肩が後に引かれます。この体勢のまま右膝を引き下ろして地面を右脚で踏みつけてみて下さい。右腕が強く引き下ろされてから左へ引かれる動きが出ます。ただし、頭が左へ振られる動きが出ないよう、左脚と左膝が踏ん張る必要があります。
これでバック、切り返し、ダウンの背骨の動きの確認ができます。とにかく、地面を踏みつける脚の動きを上手く使い、頭がふらつかない動きを実現すればよいのです。腰と一緒に頭も振り回す動きでは、地球の反作用が効果的に利用できません。
両腕を自然に下げてアドレスの構えを作り、左脚で地面を強く踏み、次に右脚で地面を強く踏みます。これを交互に実行すると、足踏み風の動きになります。腕は自然の動きに任せ、この足踏み風の動きを「顔を正面に向けたまま」実行します。そうすると、動きが大きくなるにつれ、背骨の「軸」が感じられる動きになります。この「軸」は左右に振れません。
この時の背骨の動きが、強力なスイングの基礎になる動きです。ところがここで、この動きでは左右対称な腕の上下の動きしかできないこ とに気が付きます。そこで、左脚の踏みの動きで右肩が上がって止まった所から、右脚の踏みの動きを加えてみて下さい。
これで体の正面が右に回るように右肩が後に引かれます。この体勢のまま右膝を引き下ろして地面を右脚で踏みつけてみて下さい。右腕が強く引き下ろされてから左へ引かれる動きが出ます。ただし、頭が左へ振られる動きが出ないよう、左脚と左膝が踏ん張る必要があります。
これでバック、切り返し、ダウンの背骨の動きの確認ができます。とにかく、地面を踏みつける脚の動きを上手く使い、頭がふらつかない動きを実現すればよいのです。腰と一緒に頭も振り回す動きでは、地球の反作用が効果的に利用できません。
右腕のダウンで右膝の動きを確認
前回、左腕ダウンで左膝の動きを確認しましたから、体の対称性から考えれば、当然右腕のダウンで右膝のダウンの動きの確認ができる筈です。そこで前回同様に、アドレスの構えで両膝と両足に体重を掛け、両腕を自然に下げ、ここから右腕を軽く内側に回してみます。バックの左脚の動きが現れ、左腕が右に引かれます。小さな動きに止めて下さい。
ここで、膝と足の緊張を保ったまま体を固定し、そこから右腕を内側に回して引き戻すダウンの動きをしてみて下さい。脚腰が踏ん張ったまま、右腕を左に引く体の動きが現れます。この時の右脚の動きに注目すると、右膝を「外側に押す」ように踏ん張りながら、右脚自体は内側に回る動きが見えます。
この右脚の踏ん張りで、右腕が強く左へ引かれます。ここで膝が緩むと右肘も緩んで、右腕が力なく左へ振られます。この右脚の踏ん張りによる右腕のダウンの動きを、前回検討した、左脚の踏ん張りによる左腕のダウンの動きと合わせて、実際に小さくボールを打ってみると、しっかり飛びます。右腕の力を抜いた左腕のダウンだけでは、この打球感は得られません。
ここまで来てみると、残りは右脚の踏ん張りによる左腕のバックです。これは試してみればすぐ分かります。右膝を「内側に引き」ながら内側に回る右脚の動きがないと、左腕を外側に回して右に引く動きはできません。右腕のダウンの場合とは、足が地面を押す方向が変わります。
あれこれ全部書き出すと分かり難くなりますから、バックでは左右を交叉させ、ダウンでは同側同士で、膝の動きと腕の動きの対応を確認してみて下さい。意外にどこかでパワーのロスを生むような動きになっていることに気が付くかも知れません。
ここで、膝と足の緊張を保ったまま体を固定し、そこから右腕を内側に回して引き戻すダウンの動きをしてみて下さい。脚腰が踏ん張ったまま、右腕を左に引く体の動きが現れます。この時の右脚の動きに注目すると、右膝を「外側に押す」ように踏ん張りながら、右脚自体は内側に回る動きが見えます。
この右脚の踏ん張りで、右腕が強く左へ引かれます。ここで膝が緩むと右肘も緩んで、右腕が力なく左へ振られます。この右脚の踏ん張りによる右腕のダウンの動きを、前回検討した、左脚の踏ん張りによる左腕のダウンの動きと合わせて、実際に小さくボールを打ってみると、しっかり飛びます。右腕の力を抜いた左腕のダウンだけでは、この打球感は得られません。
ここまで来てみると、残りは右脚の踏ん張りによる左腕のバックです。これは試してみればすぐ分かります。右膝を「内側に引き」ながら内側に回る右脚の動きがないと、左腕を外側に回して右に引く動きはできません。右腕のダウンの場合とは、足が地面を押す方向が変わります。
あれこれ全部書き出すと分かり難くなりますから、バックでは左右を交叉させ、ダウンでは同側同士で、膝の動きと腕の動きの対応を確認してみて下さい。意外にどこかでパワーのロスを生むような動きになっていることに気が付くかも知れません。
右腕バック、左腕ダウンで左膝の動きを確認
自然なアドレスの体勢から、右腕を軽く内側に回すと、左脚の外側回しの動きが現れることは簡単に体感できます。ところが、同じ左脚の動きを左腕の外側に回しで体感するのは少し難しい。
そこで、バックの左脚の動きは右腕の動きに任せ、ダウンの動きを確認してみましょう。まず、アドレスの構えで両膝と両足に体重を掛け、両腕を自然に下げます。ここから右腕を軽く内側に回すと、バックの左脚の動きが現れ、左腕が右に引かれます。自然な小さな動きに止めて下さい。
ここで膝と足の緊張を保ったまま体を固定し、そこから左腕を外側に回して引き戻してみて下さい。脚腰が踏ん張って左腕を左に引く体の動きが現れます。
この時の左脚の動きに注目して下さい。膝を外側に回すように踏ん張り、膝と足がこれに対抗して踏ん張る様子が分かります。これがダウンの左脚の外側回しの動きです。これで膝が外に引かれてしまってはだめで、対抗して踏ん張る動きが大切なのです。
このようにして見ると、小さな動きで全ての重要な動きが見えて来ます。他の動きについても同じように試してみれ ば、いろいろ見えて来るのではないでしょうか。
そこで、バックの左脚の動きは右腕の動きに任せ、ダウンの動きを確認してみましょう。まず、アドレスの構えで両膝と両足に体重を掛け、両腕を自然に下げます。ここから右腕を軽く内側に回すと、バックの左脚の動きが現れ、左腕が右に引かれます。自然な小さな動きに止めて下さい。
ここで膝と足の緊張を保ったまま体を固定し、そこから左腕を外側に回して引き戻してみて下さい。脚腰が踏ん張って左腕を左に引く体の動きが現れます。
この時の左脚の動きに注目して下さい。膝を外側に回すように踏ん張り、膝と足がこれに対抗して踏ん張る様子が分かります。これがダウンの左脚の外側回しの動きです。これで膝が外に引かれてしまってはだめで、対抗して踏ん張る動きが大切なのです。
このようにして見ると、小さな動きで全ての重要な動きが見えて来ます。他の動きについても同じように試してみれ ば、いろいろ見えて来るのではないでしょうか。