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子ども相手の仕事に約１２年ほど携わっているからであろうか。
しかし、母親曰く、私が童顔で、精神年齢がこどもだからだそうだ。
くやしいが、確かに…
外で、伊達政宗の家臣、片倉小十郎になりきっていたり（ごっこ遊びに邁進）…
クレヨンしんちゃんにでてくるオカマの魔女、ジョマとマカオの巾着を、トラベル用下着入れにするか悩んだり（子ども心をくすぐられる一品）…
近所でも平気で、藤岡弘Tシャツを着たりするからかもしれない（気分は探検家）。
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じいじとばあばが、登山ウェアを買いに、近くのアウトレットモールへ行くことを聞いた。
じいじとばあばには内緒で、ゲリラ的に我々も同じアウトレットモールの登山用品店へ。
夫は、コロンビアというアウトドアショップに用があったので、私と息子と分かれた。
じいじ、ばあばを驚かせてやろうと、モンベルやノースフェイスなどの行きそうな登山用品店を覗くが、姿が見えない。
もう一度、コロンビアに戻ると、夫と一緒にいるじいじ、ばあばの姿が！！
サプライズ失敗か…と悔しく思っていたら、後で夫がこっそり…
｢実は、あなたたちがじいじとばあばを探しに行っている間、コロンビアに二人ともいらっしゃったので、今あなたと息子は、お父さんお母さんを驚かせようと、探しに行っているとお伝えしたんです…。｣
｢ふんふん。｣
｢そしたら…お父さんが…｣
｢わははは。あいつらめ。逆に、わしらがあいつらを驚かせてやろう！よし！ここに隠れていようぜ！｣
｢と言って、お母さんと一緒に、店の棚の裏にしゃがんで隠れ始めてしまって…。｣
｢ついに…。｣
｢あのー、お客様、どうされましたか？｣
｢店の人の注意を受けてしまったんです。｣
……。
店の中でかくれんぼって、こどもかよ…。
｢負けたぜ…。こっちが、度肝抜かれた。｣
戸惑いを隠せないでいる夫を横目で見ながら、両親の方が一枚上手であると確信したのである。
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息子は、さぞかし水責めと踏みつぶしの残酷性の違いについて、疑問を頂いたであろう。
じいじからの、夏休みの宿題である。
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