八重山石垣島の大浜に在る
大石御嶽

母方の先祖神になり

現在僕のオカンが
神司に就任し

祭祀行事の際には
お勤めを
執り行わせて頂いている

情けなく
恥ずかしい話なのだが

僕たち一族は
自分たちの先祖にも関わらず

ほっとけーというかんじで
26年ちかく
放置状態にしてきた

そのあいだに

僕たち一族には
悲しく辛い出来事が
立て続けにあり

 

いまから5年前


オカンが意を決して
神司の役目を引き受けて
現在に至る

大石御嶽は

琉球王国第二尚氏王統
第8代目の国王・
尚豊王からのながれで

 

首里王府から

八重山波照間島に派遣された
按司が祀られている

僕たち母方の家系が
大石御嶽に祀られている按司の
直系の子孫にあたる


首里王府時代に起こった

1771年4月24日の八重山大地震

その大津波の影響で

 

多くの住民が犠牲になり

人口減少に伴い

 

波照間島から
石垣島大浜に移住させられた
子孫たちによって

石垣島大浜にも
祀られることになり
現在に至る

波照間島の方にも
同じ御嶽が鎮座されている

石垣島大浜の大石御嶽

僕のオカンは
8代目の神司になる

石垣島大浜の大石御嶽を
復活させたあと
直ぐに

僕はこのユタの道を
開けていき
現在に至る

僕もこの春で

5年になり

6年目にはいる

 


この記事内での

ボトムにシェアした写真は

2年半前

石垣島に鎮座されている
全御嶽・拝所を廻ったとき

石垣島だけでも100ちょい

八重山諸島のその他の島々は
去年廻った

 

石垣島を含め

八重山諸島の各島々に在る

御嶽・拝所・カーを廻ったら

計200は越えた

 

フェリーで行って
フェリーで帰ってくる

1人黙々と御嶽や拝所に行く

孤独な作業でもある

廻っているあいだは
とっても辛かったけど

成し遂げた現在は
貴重な経験を
させて貰ったなと

心から感じ思える

ありがとう



現在は木も伐採されて
光がたくさんはいって
明るくなっています

隣にはバスケットゴールもあり
目の前の大浜小学校の子供たちが
元気にバスケしています

活気が溢れる場所になりました

 

 

 

大雑把に説明すると

 

ある集落や地域の村建て

その創治者を

根人(ニーンチュ)とよび

 

その根人の血をひく

姉妹の女性は

根神(ニーガン)とよぶ

 

根神(ニーガン)は

根人(ニーンチュ)をはじめ

 

男兄弟・その家族を

守護する

役割を勤めてきました

 

根人(ニーンチュ)が

亡くなったときに

 

守り神として祀ったのが

御嶽のはじまりで

 

御嶽に祀られている

根人(ニーンチュ)の血をひく

姉妹の女性、根神(ニーガン)が

 

祝女(ノロ)

神司(ツカサ)

 

の役割を務め

現在も継承されている

 

 

根人は政治

根神は祭祀

 

男女それぞれが

それぞれの役割を

果たし

 

その根神(ニーガン)の役割が

現在まで

継承され続けている

 

 

 

 

御嶽に祀られている

先祖神の

直系の血をひく女性

血筋を受け継いでいる女性が

 

神司として、

御嶽の祭祀事を執り行う。

 

八重山・宮古諸島では

神司(ツカサ)

 

沖縄本島では

祝女(ノロ)とよぶ。

 

 

また

 

祝女・神司のことを

神女(カミンチュ)ともよぶ

 

 

祝女・神司はあくまでも

御嶽の祭祀行事を

執り行う女性をいい、

ユタではありません。

 

祝女・神司のひとが

ユタまがいの行為をすると

 

生活の循環が狂いはじめ

 

大病を患ったり

 

厳しい表現になりますが

命に関わるケースも

みてきています

 

絶対にそのような

浅はかな行為はしないよう

心に留めておいてください

 

同様に

 

以前から伝えていますが

 

祝女・神司以外の

男女問わず

一般の方たちのなかで

 

ユタでもないのに

霊的世界への憧れからか

ユタの真似事をするひとも

一定数います

 

同様な状態になるケースを

腐るほどみてきましたし

 

現在もそのようなことをしてしまい

僕のところに相談に来る方が

増えています

 

強く伝えますが

 

お遊びではありません

 

スピリチャルごっこ

ではありません

 

絶対にそのような行為は

しないようにしてください

 

普通に生活できることが

どんなにか

素晴らしいことなのか

 

内省されると

いいかと思います

 

 

琉球王国第二尚氏王統
第8代目の国王・尚豊王に関しての資料↓

 

 

 

琉球王国第二尚氏王統
第8代目の国王・尚豊王の家元・
金武御殿に関しての資料

 

金武御殿 Wikipedia

 

 

金武按司家の墓=金武御殿墓に関しての資料↓

 

金武按司家の墓(金武御殿墓) 首里歩き

 

 

 

 

大石御嶽8代目神司 オカン

 

 

 

大石御嶽

 

現在は木も伐採されて

めっちゃ明るくなっていますよ

 

 

 

 

 

2022年 豊年祭 オーセ(村の火の神さま)

 

コロナ過での祭祀行事でした

 

 

 

2023年7月 豊年祭 

 

大浜に最初に上陸した先祖たちが

降り立ったイシキ浜

 

 

 

2023年7月 豊年祭 盛大でした

 

 

 

 

 

 

 

2023年2月 節願い オーセ(火の神さまにて)

 

 

 

 

 

2023年7月 豊年祭 

 

 

 

 

2023年11月 節願い 

 

雨のなかでの祭祀行事となりました

 

 

 

 

2023年7月 豊年祭

 

 

僕がさせて頂いている仕事について

から抜粋します

 

 

御嶽復活について

 

 

長い間放置状態の

御嶽や拝所の復活の

うがみの際には

 

祭祀事を執り行う

 

沖縄本島では、祝女(ノロ)

八重山・宮古では、神司(ツカサ)

 

の選出も、求められます。

 

 

その事柄に関しても

 

琉球王国時代から継承されてきたやり方、

聞得大君制度にのっとったやり方で

取り組み、指導させて頂いています。

 

 

祝女(ノロ)、神司(ツカサ)とは

 

その御嶽や拝所の祭祀事を執り行う

その御嶽や拝所に祀られている先祖神の

血をひく子孫にあたる女性です。

 

 

ユタではありません。

 

 

ちなみに

 

祝女(ノロ)(ツカサ)のことを

神女(カミンチュ)というワードで

表現したりもします。

 

 

 

 

自分は神人(カミンチュ)だと名乗り

スピリチャルごっこをしたり

ユタの真似事をしてるひとがいますが

 

本来、琉球では、

神人というワードは存在しません。

 

 

誰かが勝手につくったもので

 

そのような表現をしているひとは

 

バッタもんだと思った方がいいと

僕は思っている。

 

 

 

御嶽復活のうがみのながれについて

 

 

長い間放置状態だった御嶽を

復活させる際には、

 

祝女、神司の就任の報告も兼ねたうがみを

執り行わければなりません。

 

祝女、神司の自身の

先祖たちのお墓をはじめ

 

産川の神様、

 

その地域にある御嶽・拝所に

ご挨拶に行くのは必須です。

 

また

 

転居等して住んでいる場所が

変わった場合は

 

現在住んでいる地域にある

御嶽・拝所にもご挨拶に行きます。

 

 

そのあと

 

聞得大君制度にのとったやり方で

 

首里城をはじめ、

 

東廻りのなかにある

数ヶ所の御嶽・拝所を廻り

 

斎場御嶽へとご挨拶に行きます。

 

 

斎場御嶽は祝女、神司が就任した際に

就任式が執り行われた聖地です。

 

 

たんなるパワースポットではありません ↓

 

琉球王国最高の聖地 世界文化遺産 斎場御嶽

 

 

 

そのあとに、

 

放置状態の御嶽がある

その地域にある他の御嶽・拝所を廻り

 

自分たち一族の御嶽を

復活させるご挨拶をして

 

放置状態である御嶽を

復活させるうがみへと

入っていきます。

 

 

 

首里城でのうがみについて

 

 

首里城は単なる御殿ではなく

そのエリア内に

10ヶ所の御嶽があります。

 

沖縄戦でほとんどが

地中に埋まっている状態で

 

ユタの僕からしたら

そのような状態は

決していいとはいえません。

 

今後このあたりも

沖縄県は真剣に

取り組んでいくべきだと思っています。

 

 

また

 

そのような状態のなかで

 

首里城に鎮座されている神さまたちに

どのようにうがみを執り行うのか

疑問を抱く方もいるかもしれませんが

 

首里城を建設する前に

 

その当時琉球王国を

支配していた察度王が

 

浦添グスクから最初に移住した場所が

首里城の頭の部分にあたる場所にあり

 

そこが御嶽として祀られています。

 

 

御嶽復活のうがみの際には、

 

僕はこの御嶽で

 

首里城内に鎮座されている

すべての御嶽に向けて

 

その御嶽に鎮座されている

神さまたちのぶんの

お線香、半紙、うちかびをお供えし

 

遥拝し、号令をかけて

 

そのあとに

 

実際に御嶽があったとされる

その場所まで行き

 

うがみの作業を

執り行わせて頂いています。

 

 

国中御嶽 ( 首里歩き ウェブペイジより )↓

 

国中城の御嶽

 

 

 

 

ここではあえて

 

ご挨拶にいく、

 

そう表現しましたが

 

実際には、

 

霊道をつくり

結界をつくり

 

廻ってきた御嶽や拝所に

鎮座されている

 

神さまたちの

力をかりながら

 

うがみの作業を

執り行っていく。

 

共同作業なのです。

 

ユタの僕だけの力

ではありません。

 

 

 

 

自分でもできるよ!とミーハー乗りで

スピ系、ニューエイジ・New Thought系に

浸かっているひとたちが

 

真似したりしないか

気がかりではありますが、

 

今回この事柄を綴ったのは、

 

それくらい重い内容である

ということを

知って貰いたいという

僕の強い想いからです。

 

絶対に安易な気持ちで

真似しないでください。

 

 

線香の本数については

ここでは省略します。

 

 

例えば

 

僕の母が神司をさせて頂いている

大石御嶽に関してならば、

 

波照間島の方に

最初は祀られていて

 

八重山大津波の後に

 

首里王府により

 

波照間島から大浜地区に

強制移住させられた

血を引く者たちにより

 

大浜地区に祀られた

御嶽でもあるので

 

復活の際には

 

波照間島の方にも行き

 

ご挨拶をして

御霊をお連れして

その御霊をお入れする

 

という 

 

うがみを執り行いました。

 

 

このようなケースもあることは

これから御嶽復活を考えている一族は

心に留めておいたほうがいいと思います。

 

 

※ 現在も波照間島には、同名の御嶽が在る。

 

 

 

御殿復活・殿復活に関して

 

 

長い間放置状態である

御殿、殿の復活に関しても、

 

上で伝えさせて頂いた

御嶽復活同様の

手順を踏んでのながれに、

 

各御殿、殿に関係する

王族・士族のお墓も訪れます。

 

 

御殿とは

大雑把な説明になるが

歴代琉球国王が出た
本家分家を含む
各家の拝所

 

 

御嶽・御殿を継承する一族の方々の

なにかしらの参考資料になれば

ありがたいです

 

 

 

 

 

先日シェアした記事のなかで

ユタについて綴っています

 

よかったら読まれてください↓

 

 

 

ありがとう

 

 

 

 

😌

 

 

僕について

 

 

僕の人生のあらすじを、

綴っています。

 

僕のすきなものが詰まった

さらに 僕についても

↑リンク先載せています。

 

続けて読んで貰えると

嬉しいです。

 

 

 

マリオネット

 

 

僕についてでは綴ることができなかった

僕自身が経験した

性暴力、レイプされたことについて

綴っています。

 

 

月光 で綴った内容をさらに深く掘り下げて

思い出していく作業を通して、綴りました。

 

 

激しい性描写が綴られています。

 

気分を害する可能性がある綴りです。

 

連鎖して具合がすぐれなくなる、

そのような可能性がある方は

そのことを考慮されてください。

 

 

 

狂ったダンスを終わらせる

 

 

性暴力、レイプされる1年前の

そのきっかけというか

助走になってしまった

 

小学3年生の頃の当時の女性担任による

1年間に渡り行われた

言葉のアタックや

暴力をはじめとする

虐待行為について

 

また、

 

その時期の僕が

感じ思っていたことに関して

綴っています。

 

 

 

性的暴力、レイプ、虐待に関して

引き続き取り組んでいます。

 

 

それぞれの時期に綴った記事たちを

1つにまとめています。

 

 

 

十字架 黒い塊、光へ ②

 

 

黒い塊、光へ

 

 

 

 

 

 

続・ユタとして生きる

 

 

ユタとして生きる

 

 

ユタとしての立場からの想いを

綴っています。

 

 

 

HERE COMES THE SUN

 

 

ニューエイジ、New Thought、

日本でフィーチャリングされている

いわゆるスピ系について。

 

また、

 

霊障とは?について綴っています。

 

 

 

IVORY

 

 

先祖礼拝や御嶽礼拝を含む

沖縄のシャーマニズムについて。

 

そして

 

ユタについて。

 

 

また、

 

ニューエイジ、New Thought、

日本でフィーチャリングされている

いわゆるスピ系について。

 

 

霊障と分類されている事柄などについて

綴った記事たちを

1つにまとめています。

 

 

 

僕がさせて頂いている仕事について

 

 

僕が取り組ませて頂いている

仕事について、綴っています。

 

 

 

 

 

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主よ、あなたはわたしを究め

わたしを知っておられる。

 

座るのも立つのも知り

遠くから私の計らいを

悟っておられる。

 

歩くのも伏すのも見分け

私の道にことごとく

通じておられる。

 

わたしの舌がまだ

ひと言も語らぬさきに

 

主よ、あなたは

すべてを知っておられる。

 

前からも後ろからも

わたしを囲み

 

御手を

わたしの上に

置いてくださる。

 

その驚くべき知識は

わたしを超え

 

あまりにも高くて

到達できない。

 

 

詩編139

 

 

 

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