振り向けば二次元 -13ページ目

今週の獣拳 #3

今週の主役はジャンもしくは雑巾(笑)
錘入りの特製雑巾による雑巾がけ修行の結果、ジャンは敵を倒すことが出来ました。
ん~、それにしても、あんな短時間でそんなパワーを身につけるとは、野生児恐るべし……と言うか、ヒーロー物のご都合主義って凄い!

今週もメレ様はイイ味出てました。
試練を受けるリンシーの受付案内を行って「試しの房」の前でリンリンシーが出て来るのを待ちわびては、期待を裏切られるメレ様。
そんな退屈な作業も理央様への愛があれば何のその、とは言え、もう残りのリンシーは1体だけ。
メレ様は、一体、何体のリンシーに無駄に付き合わされたんでしょう?
最後の1体がリンリンシーへと変わったことで、ちょっとは苦労が報われたのでしょうか。

その頃スクラッチでは、ランはロボタフ相手に突きの鍛錬中で、レツはトンファー技に磨きをかけていました。
ジャンもやりたくて、強引にランをどかしてロボタフに殴り掛かりましたが、ラン用のスピードに設定されたロボタフの動きについていけず、反撃を喰らって転倒。
ランはあのスピードで毎日1000回の突きを繰り返すんですね。
助け起こされたジャンは、ネコ師匠の用意した特別メニューによる修行をすることになりました。
それが、今回のサブタイトルにもなった"そうじ"である雑巾がけです。

雑巾がけって、筋トレには結構良いらしいです。特に足腰に効くとか…。
でも地味だし、面白みに欠けます。
拭く傍から、床に変化が見られるとやりがいもあるんですけどね。
だから、小学生時代、普段の掃除の時間の雑巾がけは嫌いだったけど、ワックス掛けの後の雑巾掛けはそんなに嫌いじゃありませんでした。だって、ワックス掛けた後の滑りの悪い床を雑巾掛けすると徐々に滑りが良くなっていくから、成果が判り易いんだもん♪
同じ理由で、腰入れて磨く程に照りが出て滑りの良くなる昔のモップ掛けは好きでしたが、軽く撫でるだけでOKで拭き込んでも変化が感じられない今のモップ掛けは嫌いです。

おぉっと、脱線してしまいましたね。
とにかく、ジャンにとっても雑巾掛けは面白いメニューではなかったと見えて、最初は不評でした。
でも、ギュウヤに負けて帰って来てロボタフ相手にギュウヤ攻略の特訓をしようとしても、ネコ師匠に捕獲されて雑巾掛け修行に逆戻り。
その陰では、つまらなくてダダこねてジャンが投げ出した雑巾が妙な音を立てていました。
訝しげにランが拾おうとすると、これが重い!
それをジャンは普通の雑巾のように軽々扱っていたのでした。

ジャンは、ネコ師匠の口上に乗せられてちょっとは雑巾掛けに前向きになっていたものの、ギュウヤに破れて"そうじ力"に対する興味が薄れていました。
でも、ネコ師匠は付きっきりで雑巾掛けの修行をさせます。
雑巾が破れれば、容赦なく
「美希に言って、新しい雑巾貰って来い」
ジャンは不満たらたらですが、素直に従ってました。
一人で替えの雑巾を取りに行かされても、途中で逃げ出してサボったりしないところは感心です。まぁ、そんな悪知恵は持ち合わせてないだけなんだろうけど…。

破れた雑巾を美希さんのところへ持って、ジャンは不満そうに
「新しい雑巾くれ」
横柄に言い切って、ついでに愚痴もこぼしたりしてましたが、美希さんは嫌な顔一つせずに新しい雑巾をくれました。
その際、奥に積まれたスクラッチマーク入りの段ボール箱を開けて雑巾を取り出してましたが……あれ全部、ジャンのために用意された錘ポケット付の雑巾ですか?
少なくとも、あの1箱は錘ポケット付の雑巾が詰まってるんじゃないかと思うのですが…。
雑巾に錘を詰めながら、美希さんはジャンを諭します。
「マスター・シャーフーがあなたの為に考えてくれたキャッチフレーズは何だった?」
「体に漲る無限の力、アンブレイカブル・ボディ」
この時のジャンの言い方からして、やっぱり内容は解らないまま教えられた言葉を唱えていただけって感じられます。
「そう。ファンタスティック・テクニックでもオネスト・ハートでもない」
美希さんは、ジャンにはジャンの闘い方と強みがあることを強調しつつ、トドメの一言。
「シャーフーのメニューで修行すれば負けない」

美希さんのトドメの一言に乗せられて、ジャンは張り切って雑巾掛け修行に精を出しました。
気前よくサービスされた錘が詰まっている雑巾を普通に絞るとは、恐るべきパワーです。
この絞りの部分も修行のうちだったのですね。
縦横無尽に、大変無駄の多いコース取りでトレーニングルームの床に雑巾をかけまくるジャン。
画面に映ってるだけでも随分と雑巾掛けしてますから、演じた鈴木裕樹くんは大変だったでしょうねぇ(^_^;)

どえらいパワーで磨かれて床がピカピカになったところで、この修行は修了。
雑巾掛けに夢中になるあまり敵の来襲に気づいていなかったジャンを、ネコ師匠が前線に送り出しました。
すると、錘入り雑巾を持ったままでかけていくジャン。
変身後はその雑巾で、錘だけ捨てて地面に雑巾掛けしながらギュウヤと激突。
パワー対パワーの激突では、姿勢が低い方が有利ですね。
そもそも牛は、前方からの足元への攻撃には弱いし…。
加えて、錘入り雑巾を難なく絞ったそのパワーで、ジャンはギュウヤの角をねじりました。ああ、こんなところにも修行の成果が…。

ジャンがパワーで押し切ってギュウヤをボコボコにすると、ギュウヤはお約束の巨大化。
巨大化した際に、ねじられた角は元に戻った模様です(苦笑)
そして、バエ様の出番。
「解説はお馴染みの憎き小娘メレさん」
と、またしてもメレ様に暴言吐いてましたが、今週のメレ様はちょっと機嫌が良かったのか、冷めた感じではあるもののバエ様に付き合ってくれました。
「やったわ♪」とか「まさか、やられた振りだったの!?」など、結構夢中になって戦闘に見入っていた模様です。
しかも、ゲキトージャが勝利してもすぐにバエ様を飲み込んだりせずに、
「はしゃいでいられるのも、それまでよ。だって……」
と、意味深な囁きをバエ様の耳に…。

臨獣殿で何が起きているのか知らないスクラッチでは、ランとレツの雑巾掛け修行の記録映像をジャンと美希さんが楽しそうに眺めていました。
オフィスに戻って来たランとレツは、それを見てアタフタ(笑)
あわてて映像を消すと、雑巾掛けで勝利したことに浮かれたジャンがランとレツの足元を雑巾掛けして追いかけ回して大騒ぎ。
積み上げられたスクラッチマーク入りの段ボール箱が崩れ、追い回される逃げるランとレツを見ながら、美希さんとネコ師匠は茶を啜っていました。


<今週のネコ師匠>
相変わらず、ジャンには「ネコ」と呼ばれているネコ師匠。
ランとレツが、マスター・シャーフー」と呼んで敬うポーズを取ってるすぐ傍で、
「よぉっ、ネコ!」
とジャンが片手を上げて軽く挨拶しても、全く咎める様子はありません。
この調子でジャンには最後まで「ネコ」と呼ばれ続けて欲しいです。

「暮らしの中に修行あり」
と言うことで、ジャンにトレーニングルームの雑巾掛けをさせるネコ師匠。
それを眺めるランやレツの様子から、2人も昔やはり雑巾掛けさせられてただろうことは察しがつきましたが、それぞれの特徴に合わせて雑巾の掛け方が違っていたところが面白かったです。
ジャンには錘入りの雑巾でしたが、ランにはタイムアタック、レツには両手両足による雑巾掛け。
ランは根性でタイムを詰めたとして、レツは一体どんな技を使って効率よく雑巾掛けをしたのか気になります(^_^;)

あのネコ手で雑巾を突き出したり、実践的な修行がしたいとダダをこねるジャンの襟首を掴んで引きずっていくネコ師匠の姿が愛らしかったです。
しかも、ネコ師匠はさすがマスターだけあって、パワーの点でも皆の上を行ってます。
ランが驚いた錘入りの重~い雑巾を、あのネコな片手の先で軽々と…(^_^;)

しかし、キャッチフレーズを考えたのはネコ師匠だったとは…。
と言うことは、あの「技が彩る大輪の花、ファンタスティック・テクニック」のキャッチフレーズも、そして多分ポーズもネコ師匠が考えたんですね(^_^;)
かなり恥ずかしいです。
そんな師匠についていて、レツのセンスは大丈夫なのか?

皆だって熱い?-闘将ダイモス DVD-BOX

闘将ダイモスのDVD-BOXの発売が決定しました。
早速、予約しました♪(^_-)b

あっさり飛びついた割には、実はメインストーリーは全然覚えてません。
覚えているのは、敵に羽が生えてたこととか、敵のボスの妹のエリカと主人公の一矢が恋仲になったSF版ロミオとジュリエットな展開があったとか、ダイモスが空手で戦うとか、その程度です。

しかし、メインストーリーではない部分で、強烈に印象に残ってるエピソードが一つあります。

それは、ダイモスが敵とタイマン勝負してる最中に森だか林だかの中で火に巻かれた時のこと。
ダイモスを取り巻く炎の熱は、コクピットの一矢にも伝わって来ます。
熱い!とにかく、熱い!!
しかし、敵は近くに潜んでいます。下手に動けば隙が出来てしまいます。
そんな時、一矢は子供の頃のことを思い出します。

爺ちゃんと銭湯に行った一矢少年は、湯に浸かったところで水道の蛇口に手を伸ばしました。
お湯が熱かったので、うめようとしたのです。
すると、爺ちゃんが一言。
「うめるんじゃない、一矢!皆だって熱いんじゃ

自分が熱いときは皆だって熱い。
自分が熱いんだから、敵だって熱い。
そこで、一矢は敵との我慢比べに入りました。
その結果、先に熱さに耐えきれなくなって飛び出して来た敵を撃破!
幼い頃の爺ちゃんの教えによって敵を倒したダイモスでした。\(^o^)/

でもね、今みたいにスレてなかった当時、子供心にさえもこう思いました。
皆も熱いなら、うめろ!
敵との我慢比べはともかく、風呂はうめるべきだろう。
それを爺ちゃん達は皆で熱いのを我慢して……脳溢血で死んでも知らないぞ。
まったく、江戸っ子爺さんは熱い湯が好き、とは言っても限度ってもんがありますよ。
まぁ、そんな爺ちゃんのおかげで、このエピソードだけは記憶にメチャクチャ焼き付いてます(^_^;)

今週の獣拳 #2

今回の主役は……バエ様?
ゲキレンジャー側では、一応レツかなぁ。
レツがジャンに歩み寄ったことで、巨大化への道が開けました。
頑張れ、影の薄いラン!(^o^;)

ネコ師匠の巨大化を目にしたレツは、それを教えてもらおうとしますが、そのための修行課題は
「ジャンに激獣拳ビーストアーツを教えること」
レツは納得出来ないからか、基本訓練の指導はラン任せにしてました。
任されて(押し付けられて?)しまったランは、ロボタフ相手の基本訓練を指導しましたが、ジャンは面白くありません。
無抵抗のロボット相手をただ殴るだけでは、毎日パンダを相手に格闘してた野生児はすぐに飽きてしまって当然です。
そこへやって来たレツが壁にかかってたヌンチャクを手にすると、ジャンの興味はそっちに移り、ヌンチャクの取り合いになった挙げ句にジャンはそれを持ち逃げしてしまいました。
ランは後を追いかけ、レツは呆然。
置いてけぼりを喰らったレツは、美希さんに誘われてラーメン屋へ…。

ラーメン屋で美希さんからアドバイスを受けたレツがランを見つけて寄っていくと、その先にはヌンチャクに夢中になっているジャンの姿がありました。
ラン曰く
「ずっと、ああなのよ。よっぽど気に入ったのね」
ヌンチャクの正しい振り方が全然解らないジャンは、力任せに振り回しては自分にバシバシ当てまくってますが、一向にやめる気配はありません。
そこでレツは、美希さんに言われた通り、ジャンが興味を示したことから獣拳を教えて挙げることにして、ヌンチャク使いのコツを伝授しました。
すると、あっさりコツを掴んで自由自在にヌンチャクを振り回すジャン。とっても楽しそうです。
獣拳が好きだ、というワキワキする心で繋がって、ランとレツはジャンに振り回されて
「ワ~キワキッ、ワ~キワキッ♪」
と輪になって踊りました。

ゲキレンジャーが輪になって楽しく踊っていると、街にマキリカ来襲。
ネコ師匠対策としてダムを壊した理由が全く語られませんでした。
ネコ師匠は水が苦手なのか?
でも、そんなことしなくても、美希さんにガミガミ怒られたネコ師匠は今回は大人しく留守番してますよ(笑)
まさか、大きなお友達の脳裏に「しまった!」というカブト虫くん(某作品・某病院の名外科医)の台詞を蘇らせるのが目的ではありませんよね?(^_^;)

現場に駆けつけた3人の前に、メレ様が現れましたが
「私、格下とは戦わない主義なの」
と高見の見物宣言。
メレ様から見ての格上は、今のところネコ師匠と理央様だけ?
まぁ、未熟なうちに相手されたらゲキレンジャーは全滅必至なので、メレ様のこのポリシーは有り難いです。

見物に回ったメレ様の置き土産のリンシーを相手に武器アイテムの販促キャンペーンを行ったゲキレンジャーが、巨大化して暴れ回ってるマキリカを攻めあぐねていると、ネコ師匠から連絡が入りました。
3人の心を合わせれば巨大化出来るそうで……ワキワキする心を合わせて3人はゲキトージャを作り出しました。

巨大化戦に入ると、見物席のメレ様に変化が…。
出ました、デンベエくん!もとい、バエ様♪
実況席で嬉々として戦闘光景を実況してくれました。
しかも、立場もわきまえず、
「如何ですか、解説席のメレ様?」
なんて台詞まで…(^_^;)
でも、ちょっとウザイかなぁ。その内、慣れてしまいのかも知れませんが…。

その頃、ゲキトージャの中もなかなかおもろかしい光景となっていました。
ゲキトージャって元がゲキビーストなので、激気でと言うか感覚で操縦するんですね(^_^;)
ゲキレンジャーは、ポカッと空いた空間で空を蹴ったり殴ったりしてました。
3人が息を合わせて、空中に回し蹴りを放ったりして…。
でも、メインはジャンのようです。ゲキトージャへの合体時にゲキタイガーが占める割合が大きい所為でしょうか。その辺りは、さすが"体"担当です。

決着がつくと、メレ様は興奮覚めやらないバエ様を回収して撤収。
いやはや、メレ様の腹の中ってどうなってるんでしょうねぇ。
まったく消化される事なく元気いっぱいのバエ様も凄いけど、そんなバエ様を平然と腹に収めたままでいるメレ様も凄いです。

おまけコーナーの解説は、武器の収納&取り出しについて。
仕組みは四次元ポケットらしい(^_^;)
オチで、ラーメンを取り出す美希さんですが……ゲキレンではラーメンが常食ですか?
他の食べ物も見せたり食べさせてあげないと、都会の人間はラーメンだけで生きてる、とジャンが勘違いしそうです。


<今週のネコ師匠>
前回ラストで巨大化して現れたネコ師匠は、マキリカを軽くあしらってぶっ飛ばしました。
そして、スクラッチに帰還した途端に美希さんからお説教を喰らいました。
何やら誓いがあって、ネコ師匠は戦っちゃいけないらしいです。
叱られて、耳をキューッと押さえるネコ師匠が可愛い~っ♪

その後、言い争いを始めたゲキレンジャー達に美希さんの関心が移ると、そっと後ろに回り込んで茶を煎れておりました。
あの猫手で湯を注いだり急須を持ったり、さすがはネコ師匠、大変器用でございますです。
あれれ、猫舌じゃないんだぁ!(@_@;)

煎れたての茶を啜りながら、レツに"倍倍分身拳"を覚える為の課題を与えるネコ師匠。
「ジャンに激獣拳ビーストアーツを教えること」
なんて言ったところで、あっさりレツとランがジャンに教えられる訳もなく…。
その様子をネコ師匠はじっと陰から見守っていたようです。
3人が輪になって踊ってる様子を感慨深げに眺めておりました。
その際、横にある木でツメを研いだりもしていた模様です。

成長したゲキレンジャー達に満足げなネコ師匠。
心・技・体のトライアングルが重要であることを唱えながら、楽器のトライアングルをチ~ン♪
ああ、それでネコ師匠は何かとトライアングルを鳴らしてたのね(^_^)

 

 

 

雪だるま龍蓮さん(笑)-アニメ「彩雲国物語」#39

第1シリーズ終了です。
かなり強引に終わりました。
次の巻に続くための要素は一切無視して、駆け足で"白銀"編をつまみ食いした形で終了です。

雪だるまを頭に乗せた龍蓮さんが出て来たのは面白かったけど、あの邪魔な布が復活していました。
初登場時の格好の頭の羽根が雪だるまに変わっただけです。
せっかく、あの布がなくなって、ピコピコ揺れるポニーテールになってたのに…(T^T)

オリジナル満載の本編は、秀麗が州牧としてあちこち挨拶回りしたり、秀麗に戻って"ただいまパーティー"を開いたりしました。
凛姫が姮娥楼で接待をしてると聞いて、胡蝶姐さんという強力な助っ人と共に乗り込む秀麗。
胡蝶姐さんを味方につければ、無敵です!
接待は大成功。

秀麗の留守中に邵可邸を訪ねて来た絳攸様と藍将軍は、昔のつもりで食材持って行けばいつでも秀麗が歓待してくれると思っていた自分達の考えの甘さを痛感。
絳攸様は一晩中反省していた模様です。
藍将軍はふろしき包み(多分、中身は肉や香辛料)を抱えての訪問でしたが、絳攸様は野菜を入れた籠を担いでの訪問でしたから、恥ずかしさも一入でしょう。籠から飛び出しているネギや大根が哀愁を誘います(苦笑)

その翌日、藍将軍達が置いていった食材を使って秀麗は料理の腕を振るいました。
宴の場所は邵可様によって府庫に変更され、珀明くんや鳳珠・景侍郎・魯尚書もお呼ばれしました。
更に、呼ばれた訳ではなさそうな霄太師と宋将軍も、ちゃっかり饅頭に舌鼓を打ってました。

その楽しそうな光景を本棚の陰から見ている紅家三兄弟(^o^;)
叔父だと名乗り済みの玖琅様はスイッと歩み出て宴に加わり、出て行くことの出来ない黎深様を更に悔しがらせていました。
「だったら君も行けば良いじゃないか。ちゃんと"叔父"だと名乗り出て…」
邵可様にそう言われても、尚、秀麗の反応が怖くて名乗り出られない黎深様が笑えます。

そうこうしている内に、窓の外から雪だるまを頭に乗せた龍蓮さんが克ちゃんを抱えて参上!
克ちゃんは、一体どこで龍蓮さんに捕獲されたのでしょう?
もしかして茶家別邸にいきなり龍蓮さんが現れて、そのまま抱えて走り去ったとか…。
あるいは、紅藍両家の大物を釣り上げてしまったためにあちこちから大量に寄せられた文に面食らって邵可邸に逃げ込もうとしたら留守だったために克ちゃんが門前で呆然と突っ立っていたところを、龍蓮さんが…。
とにかく克ちゃんが訳も解らず龍蓮さんに連れて来られたらしいことは間違いないでしょう。
それでも、窓から府庫に飛び込んだ龍蓮さんに解放されると、すぐに宴の輪に溶け込んで鳳珠と話し始めている克ちゃんは、やっぱりただ者ではありません。さすがは龍蓮さんの"親しき友其の一"です。

宴の最中、秀麗は邵可様に頼まれて庭にお饅頭の配達に行きました。
すると、そこに劉輝がやって来ました。
秀麗と初めて会ったその場所に、劉輝が毎晩やって来てることを知ってて邵可様が秀麗を行かせたんですね。そうでもしないと、二人っきりになれないし、秀麗は官吏で劉輝は王様でいないといけないから。
「ただいま、劉輝」
と言われて劉輝は大喜びしてました。
そして感極まったように秀麗に抱きついて、何度も「愛してる」と繰り返して、いいムードになって秀麗の唇を奪おうとしたところで、秀麗の手がストップをかけました。
「ちょっとあなたそこに正座なさい!」
「はい!」
キスを拒まれたどころか、雪の上で正座させられる劉輝が可愛かったです♪(*^^*)

今週の獣拳 #1

今回の主役は赤い野生児・ジャン。
いきなり山奥で彼がパンダを相手に格闘してるところから物語は始まりました。
怪しいパンダがうようよしている中で、画面手前のパンダとタイマン勝負の末に相手の鼻先に噛み付いたジャンに、パンダの方は手で地面を叩いてギブアップのサイン(苦笑)
これが彼らの遊びのルールだったようです。

パンダと別れると、ジャンは空の向こうに何かを感じて山登り。
不時着するセスナを見ながら、ワクワク、ドキドキして現場に行くと、そこではスーツ姿の女性・美希さんがカマキリ男と戦っていました。
現役を引退した、と言いながら、敵の雑魚は片手で軽くあしらってました。
いざって時は現場復帰して変身するのかしら?

キョンシーならぬリンシーと言う名の雑魚が全滅したところで偉そうに出て来たこの怪しいカマキリ男ですが……名乗るまでは蛇かと思ってました。でも、"マキリカ"と名乗った途端に、「ああ、カマキリか」と…(^_^;)
今回の敵は、とっても解りやすい名前ですね。
敵の親玉・理央さまはライオン(レオ)だし、メレはカメレオンだし…。
使う拳法の名前は"アクガタ"って、"悪型"かよ!(^o^;)
まぁ、名前も悪の組織らしく、更に始めからしっかり人々を恐怖に陥れる為に活動することを宣言してくれているので、如何にも悪って感じで解りやすいです。

ボウケンジャーが強盗戦隊で破壊活動家だったのに対し、ゲキレンジャーは正道と邪道という単純な立ち位置での対立になっているようですね(^_^)
ヒーロー物の基本に帰ったような解りやすさです。
でも、たとえ邪道でもメレは可愛いし、理央さまは格好良い!!
猫さえ居なければ、臨獣殿を応援していたかも知れません(苦笑)

美希さんは、封印するはずだった"拳魔の腕輪"を奪われ、戦いのとばっちりで瓦礫の下敷きになってしまったジャンを本拠地・スクラッチ連れ帰りました。
彼女がシャーフーに事態を報告したり重役としての仕事をしたりしてる間に、目を覚ましたジャンは野生児ファッションのままで勝手に辺りをうろつき回って、修行中のランとレツを発見。
何故ここの医療スタッフは彼の服装をそのままにしておいたんだ?
傷の具合を調べる時に身体を拭いたり、骨や内蔵に異常がないかの検査の過程で検査着に着替えさせるとか、そんなことは一切せずにただベッドに転がしておいたのか!?

具現化されたチーターとジャガーに興奮してガラスをバンバン叩いていたら、ガラスが割れて落っこちました。でも、もちろん無傷。
「ゴワゴワのチーターは!?メラメラのジャガーは!?」
興奮冷めやらぬジャンに、戸惑うレツ。理論派はこういう時、棒立ちになると相場が決まっているものよ(^_^;)
全く動じる事無く声を掛けたのは、"猫"ことマスター・シャーフーでした。

シャーフーの姿を見たジャンは、今度はその姿に喰いつきました。
「猫ぉ♪」
すり寄り、喉の辺りをゴロゴロ撫でるジャンに、シャーフーご満悦(笑)
更に、猫舌仲間も出来て嬉しそうです。

美希さんがジャンのことを
「事件か事故かは解らないけど、山奥で独りぼっちになって、虎に育てられたらしいわ」
とか何とか説明すると、さっさとラーメンを啜り始めたレツは、
「少なくともそれは、端の使い方を覚える以前のことだな」
まぁ、確かにそうでしょうが……箸を使う文化のない地域の出身だったら、幾つの時から山奥に居たのであろうとも箸の使い方は知らないでしょうねぇ。
もっとも、名前からすると日系っぽいですけど…。

ジャンが幾つの時から山奥に居るのか、何故そこに居たのかは、いつか明かされる時が来るのかも知れませんが…。
とりあえず、ラーメンの存在や箸の使い方は知らなくても、猫とチーターとジャガーは知っていたようです。パンダがゴロゴロしてる山にチーターやジャガーが居るとは思えないので、その知識は人間に育てられてた頃のものということになりますね。語彙が不足気味とは言え、普通に会話もしてますし…。
また、大抵の感情や雰囲気は"ニキニキ"とか"ゾワゾワ"などのジャン語で表現してますが、「熱い」という感覚は解っているようです。
ラーメンを食べようとして「熱い!」と叫んでいました。

思い出したように獣拳について質問するジャン(と設定の説明を待つ視聴者のため)に、美希さんが獣拳や激気について説明してくれましたが……要するに激気とは、オーラパワーやダイノガッツの親戚ですか?
戦うと聞いてジャンは
「戦うって何とだ?パンダか?カバか?アリクイか?それとも、猫か?」
そうか、彼にとって身近な動物はパンダとカバとアリクイなのか(^_^;)

美希さん達が獣拳や激気や敵について説明していると、街にはカマキリ怪人がリンシーを率いて襲って来ました。
臨獣殿がいよいよ本格的に活動開始です。
そしてジャンは、何だかよく解らないけど猫に促されるままにゲキチェンジャーを受け取り、服を受け取り、戦いの場へと赴きました。
現場到着の頃にやっとジャケットを着終えたようでしたが……実はランが早く到着していたのはチーターの心が宿ってるからだけじゃなくて、レツが服の着方を教えながら走って来たからだったりして(^_^;)
現場に着いたからと言って、見よう見まねじゃ変身出来ません。
真似っこして変身しようとする無邪気なジャンが可愛かったです。

その内ジャンは、壊れた車に囲まれて泣いている少女を発見。
マキリカが現れて少女をいたぶり始めたので、怒りが爆発して激気が高まって変身出来ました。
そして、心のままにマキリカをぶっ飛ばしたものの、マキリカは巨大化してしまいました。
スーツ戦で破れた敵は巨大化する、という基本が受け継がれております(^_^;)

EDでダンスが復活しました。
猫が一番目立っています(笑)
他のメンツは後半だけしか踊ってませんが、猫は最初からずっと踊り続けています。ノリノリです♪(^_-)b


<今週の猫師匠>
シャーフーはジャンをとっても気に入ったようです。
やはり、あの出会ってすぐの喉元ゴロゴロのテクニックが効いたのでしょうか(^_^;)
おかげで、恐らくランとレツは幼少の頃からの修行の末に手渡されたのであろうゲキチェンジャーを、ジャンは訳の解らないままにあっさり手に入れてしまいました。
何しろ、問答無用でシャーフーがジャンの腕に勝手に嵌めちゃいましたから…(^o^;)
更に、「服、着ていけ」と服を一揃い差し出して、ドアまで開けて見送ってくれる始末。
そしてラストは、巨大化して現場臨場。ニャシッと敵の手を捕まえて、なかなか楽しそうでした♪
ジャンの野生化の謎同様、シャーフーが猫の姿をしている謎もいつかは明かされるのだろうか?
意外と激獣拳にも自らを獣化する技があって、うっかり猫化したら戻れなくなったんだったりして…(クスッ)

オリジナルで駆け足収束-アニメ「彩雲国物語」#38

"白銀"編の内容をつまみ食いしながらストーリーは一気にすっ飛ばして、無理矢理収束に向かいました。
おかげで、まるっきり出番のない工部尚書および工部侍郎(苦笑)
もちろん堂主様も出てこないし、影月くんと香鈴の仲も変化なし。
克ちゃんの狼狽えっぷりもかなりカットされてたし、凛姫の出番も大幅カット。
凛姫による秀麗のお支度シーンはなかったので、秀麗は"紅の剣"と言う名の寒椿を頭に乗せることもなく、柴家の誇りと姉弟の決意も語られることはありませんでした。
更に、凛姫と素顔の鳳珠のご対面も夢と消えたようです(T^T)

しかし、そこまでしながらやっぱり終わり方が中途半端になりそうです。
次回が一応最終回ですが、内容はこれまでの回想が多くなりそうな予告編でした。
第2シリーズが決まってるから、まだ続いてしまいそうな終わり方でも良いのかも知れませんが、それなら"白銀"編をちゃんとやらずにどうやって続けるつもりだろう、と不安になります。
いろんな意味で伏線張られまくってるのに…(-_-;)q
やっぱり彩雲国もマ王さまよろしく途中から原作無視のオリジナルOnly化?

そんな中で、克ちゃんの当主朝賀のシーンは良かったです。
アニメオリジナルでしたが、龍蓮さんの出番が増えました。
原作では克ちゃんが見つけて驚くだけで、台詞も何もなかった龍蓮さんでしたが、克ちゃんに呼びかけてくれました。
孔雀度を増した、というよりも孔雀を頭に乗せた新しい衣装はきらびやかで、とっても龍蓮さんらしい奇天烈な装いでしたが、髪の毛が隠されてなかったのが嬉しかったです。
とっても変なのに、「ギュッ♪」ってしたくなりますラブラブ

龍蓮さんが自分から声をかけたことで、克ちゃんは注目の的です。
「あれが藍龍蓮?」
「藍龍蓮が声をかけたぞ」
「一体、あれは何者だ!?」
うん、うん、周りの人が驚くのも無理ないねぇ。
周りにことなどこれっぽちも興味なさそうな、挨拶に伺っても奇天烈な反応しか返して来ない龍蓮さんがわざわざ声を掛けて、しかも声をかけられた方はあの奇天烈な衣装に引いたり龍蓮さんに臆するどころか
「ああっ、龍蓮さん、良かったぁ~」
なんてホッとしたように寄っていくんですから…。

克ちゃんに視線が集まったところで、更に黎深様が追打ち。
「茶克洵殿、こちらへ」
克ちゃん、怯えまくってる割には素直に黎深様の元へ寄って行きました。
まぁ、龍蓮さんに止められなかったし、ね。だから大丈夫だろう、とか思った?
もしくは、右も左も解らないくらい緊張してるので、言われるがままに…。
そんな克ちゃんに、龍蓮さんは付き添っていてくれました。
そして、黎深様から茶家当主就任の祝辞を貰ってしまった克ちゃん。
これで一躍あなたは時の人です。一気に宮中の超有名人です。紅藍両家の後ろ盾を持つ克ちゃんを、親戚連中は傍流だのなんだのと言って楯突くことは出来ないし、他の彩七家の人達も末席だの若輩者だのとバカにすることは出来ません。

さて、黎深様と龍蓮さんに付き添われて劉輝への挨拶を無事に終えた克ちゃん。
その報を聞いた秀麗の反応は不思議でした。
知らせを持って来た人はちゃんと"紅家当主"と"藍龍蓮様"に付き添われて、と言っているのに、
「克洵殿は、紅藍両家の大物を釣り上げたようですね」
と言う悠舜さんの呟きに、
「紅家の大物……玖琅おじさま?」
あの~、玖琅おじさまは本人がちゃんと面と向かって秀麗に"紅家当主名代"って名乗ってるんですけど~(^o^;)
黎深様が邵可様と秀麗のこととなると頭のネジがおかしくなるように、秀麗は黎深様についてはメチャクチャ鈍いですね。玖琅おじさまが立派過ぎて、当主の存在は忘れられているようです。
しかし、聞いた傍から忘れられる"紅家当主"とは……さすがに黎深様が不憫に思えます(ほろり)

秀麗の謁見の下りはほぼオリジナル一色でした。
根回しをすべてすっ飛ばして、謁見の場で新案件を差し出す秀麗。
もちろん、場をわきまえない大胆な行動として他の人達から何か言われる前に絳攸様が立場上叱責しましたが、霄大師の取りなしのおかげで話を来てもらうことに成功。
概要を話し、案件を朝議にかけてくれるよう願い出る秀麗に、劉輝は立場上どうするべきか悩んでいたようでした。
「秀麗の願いは叶えてあげたいし、どんな案件なのが具体的な内容に興味はあるし、でも王様としてはここで受け取っても良いのだろうか」って感じ?
そのまま受け取って「えこひいき」って思われたら秀麗にとってもマイナスだしねぇ。
その時、人垣の中から蜂蜜頭の少年が飛び出して来ました。
凄い勇気あるねぇ、珀明くん!
だって、秀麗は一応茶州の州牧として各省の侍郎よりも高い官位を持ってるけど、珀明くんは吏部の新米官吏ですよ。一番の下っ端。彩七家である碧家の直系嫡男ですけど、次期当主ではありません。
それが、王様の前に飛び出して自己主張しちゃうんですから、大したもんです。悪鬼巣窟の吏部で日々精神を鍛えられてるとは言え、かなりの怖いもの知らず?
まぁ、珀明くん一人が主張して終わったなら後で叱られたりしたかも知れませんが、すかさず鳳珠や景侍郎や魯尚書や霄大師達が援護射撃してくれたので、秀麗も珀明くんも助かりました。
そして、黎深様は秀麗の様子に何やら満足そうにニタニタしていたため、秀麗の前で良い格好する機会を逃しましたが、どうやら本人はそのことに気づいていなかった模様です。

 

 

今週の冒険者 #49

今回の主役は全員?
最終回なので、誰かにスポットが当たるということはありませんでした。
まぁ、勝利の立役者は牧野先生でしたが…(^o^;)

前回のラストシーンを引き継いで、初っぱなからオイシいチーフでしたが、真墨のチーフぶりっこは止まりませんでした。前回から続くこのチーフぶりっこは、ラストへの伏線ですか?
「アタック!」
「まだチーフやってる(笑)」
すかさずツッコミを入れてくれる菜月がNICEでした。
そして、皆はダイボイジャーへ。その前に蒼太は謎の少女のことを気にしてましたが、あっさりスルー。

全員でダイボイジャーへ搭乗すると、映ちゃんは席とり合戦に負けて立ちんぼ決定。
菜月の席を横取りしようとしたものの「映ちゃん、邪魔だよ」と言われて、仕方なさそうに横に立ってました。
後でアルティメットダイボウケンに搭乗した時も、立ち位置は違うものの、やっぱり席がなくて一人だけ立たされてました。
映ちゃんはそういうポジションなのね(苦笑)

デスペラードとの決戦の前に語られる、チーフ救出劇の模様。
おおっ、やっぱりズバーンが身を挺してチーフを庇ったのですね!
リューオーンとの会話中にあんなに無造作に投げ捨てられたのに……偉いぞ、ズバーン♪
チーフが牧野先生と一緒にネオパラレルエンジンの改造をしている間、ズバーンは大人しく待っていたり、チーフが作業の手を休めなくてもいいように食事の介添えをしたりしていたのだろうか(^_^;)

デスペラードとの決戦は、結構あっけなく終わってしまいました。
生身でも皆で気合いを集中する上昇するダイボイジャーの出力。
「行け、ズバーン!」
とチーフに言われて嬉しそうに飛び出したズバーンを見つつ、あのローラーのお手てでどうやってズバーンを使うつもりなのか不思議に思っていたら、何とやる気満々で宙に浮いている巨大剣モードのズバーンの柄をパワーを集中させたローラーで右ストレート!
持てないなら殴って飛ばす、ってのも有りでしょうが……あのローラーが光ってる時のパンチって必殺技レベルのはずだよね。
ズバーン、丈夫になったなぁ。牧野先生に直してもらった時に、ついでに改造されたんだろうか?
レムリアの秘宝の一つもあっさり直せる牧野先生なら、パワーアップだってお手のものでしょう(笑)
プレシャスを破壊するためのプレシャスバンクの爆破時も、爆心地で身を挺してチーフを庇いながら無傷だったし…。

デスペラードを倒すと、ガジャ様が繭から出るのに手間取ってる隙に、ボウケンジャーはゴードムの遺跡に殴り込みにGo!
「真墨が失敗して目覚めさせちゃったんだよね」
と他人事のように言ってますが、あなたも同罪ですよ、菜月(^_^;)
真墨が否定しなかったので、何も知らない映ちゃんは真墨一人の責任だと思ってしまったかも知れません。
もっとも、映ちゃんは聞いちゃいなかったみたいですが…。
「お前の所為で、こんな面倒なことになっちまったのかよ!?」
と言われなかっただけでも良しとしますか、真墨?

繭から出て来たガジャ様は、"ゴードムの心臓"を吸収してガジャドムの変身しました。
そして、訊いてもいないのにゴードム文明やゴードムの秘宝についてペラペラと…。
勝ち誇って、冥土の土産とばかりに訊いても居ないことをあれこれ喋るのって、悪役の定番よねぇ。
時には、そういう習性を利用して、瀕死の振りして敵の秘密を聞き出すヒーローも居ます。

一方、ボウケンジャー側からも、ガジャドムとの決戦の前に語られる牧野先生の苦労秘話。
「牧野先生が頑張ってくれた」
あれれ、スタッフやチーフは頑張らなかったの?
「牧野先生やスタッフと共に、ネオパラレルエンジンの改造を行っていた」
先にはそう語ったはずなのにここでは牧野先生Onlyということは、肝心な部分の作業は牧野先生にしか出来なかったのかも知れませんね。
ガジャ様に吸収されないように全てのビークルからプレシャスを抜き取る作業を、牧野先生のことだから不眠不休で行ったのでしょう。
疲れ切った牧野先生は、謎の少女に肩を揉んでもらってました。

プレシャスを抜き取ったことでビークルの封印が解かれ、再び変身可能になったものの、最終回なので名乗りは顔出しで…。
皆さん、それなりにアクションは出来るとは言え、スーツアクターさんのようにキレと安定感のある名乗りを上げるには苦労があったのではないでしょうか?
静と動のバランスがイマイチ…。
しかし、どうせ顔出しの名乗りなら、"メカニック牧野"も欲しかった(笑)

名乗ってからスタートアップして、戦闘開始。
真墨と蒼太のサバイブレイドが石にされたものの、真墨はちゃっかりチーフの腰からサバイブレイドを抜き取って再攻撃の準備OK!
ガジャドムは不完全だから付け入る隙がある、と勝てることを信じる気持ちで戦うことを促すチーフに対する反応で、45話の「決め手になるのは何としても勝とうという気持ちだ」を踏まえた演出が見られました。
最終回なので、今までの話からいろんなものを拾って来ています。

45話よりも成長した真墨は、チーフの腰からくすねたサバイブレイドを持って先走ったように再び切り掛かったと見せて、ガジャドムが余裕かましてる隙にそれをサバイバスターに変形させて腹に零距離射撃。これはそれなりに効きました。すぐさま、ハンマーで追い討ちをかけます。
続いて、チーフ達もそれぞれの専用武器で攻撃。レッドゾーンクラッシュ・チームバージョン(?)により、ガジャドムに大ダメージを与えることに成功しました。
でも、それでガジャドムが倒れることはなく、巨大化してロボ戦に突入しました。

空飛ぶボウケンドライバーが久しぶりに出ました(笑)
ガジャドムとのロボ戦1番手は、ボイジャーダイボウケン。
しかし、反撃を喰らってダイボウケンは殴り飛ばされ、ボイジャーは分離。

2番手は、アルティメットダイボウケン。
「シルバー、お前も来い」
と呼ばれて、映ちゃんがいそいそとゴーゴーボイジャーからアルティメットダイボウケンのコクピットに移りましたが、やっぱり空席はありませんでした(苦笑)
チーフったら、呼び込むなら補助席の準備くらいしておいてくれればいいのに…。
エンジンからプレシャスを抜き取ってリミッターを外すだけで手一杯だったのか、補助席を付ける余裕はなかった模様です。
でも、エネルギー源として1人でも多くの仲間が必要だから、チーフは映ちゃんをコクピットに呼び込んだんですね(^o^;)

パラレルエンジンのエネルギー源はプレシャスですが、必要なのは物質ではなくプレシャスに込められた夢や願いなどの様々な魂の力ということで、ボウケンジャーの冒険スピリッツもエネルギーになるようです。
リミッターを外すと、搭乗者達をエネルギー源にするのだとか…。
普段はリミッターを掛けてプレシャスを積んであるのは、安定供給の為?
搭乗者に頼ってるとパワーが安定しないし、疲労が激しそうですものね(苦笑)
でも、まぁ、あくまで優先順位の問題なのでしょう。
リミッターがかかってる場合も、通常は積んであるプレシャスをエネルギー源としてるものの、パワーが足りない時や搭乗者がキレてる時はそこからもエネルギーを補給して一時的にパワーアップしてたような気がします。"亡国の炎"の時とかクエスターとの決戦の時とか…(^_^;)
まぁ、そういうことなら、前回、生身でデュアルクラッシャーを撃ちまくれたことも納得出来なくもありません。

しかし、6人掛かりでアルティメットブラスターを撃つも、まだガジャドムを倒せず、またしても反撃を喰らって分離。
3番手は、単体のビークル。
あの~、攻撃力がどんどん低下してるんですけど~(汗;)
「お前のビークルも呼べ!」
「おうっ!」
これにより、映ちゃんは再び操縦席に座れました。

ガジャドムの胸のゴードムエンジン目がけて、個々のビークルで波状攻撃を仕掛けるボウケンジャー達。
18体で簡抜入れずに攻撃を繰り返して、ついにゴードムエンジンを破壊しました。
どうやら、大切なのは一撃で与えられる衝撃よりも、連撃回数もしくは攻撃と攻撃の間の短さだったようです。
何はともあれ、これでガジャ様とゴードムの遺跡は再び眠りに着きました。

そうそう、やっぱり謎の少女はMr.ボイスでした。
つまり、"パンドラの鍵"の元にリューオーンが現れた時に連絡がつかなかったのは、真墨にちょっかい出しに行ってたからだった、と…。
一大事に不在にしてまで出かけたボイスちゃんの無責任行動の成果は……ブラックくんを砂浜から海岸沿いの道路へ移動させただけ?(^o^;)q

そして、ビークルを全部封印した後から音信不通になったのは、"ゴードムの脳髄"を持って逃走してたから、と…。
何で、自分で囮になるかなぁ(溜息)
実はサージェスって、物凄い人手不足?
それとも、"ゴードムの脳髄"を預けられるくらい信頼出来る人が居なかった?
本当に重要なものは自らの目の届くところで常に監視するようにしつけられていたのかも知れませんが……。
ボイスちゃんが普段居るところとミュージアムの間がどの程度離れてるのかは解りませんが、よくもまぁ単独でカースの群れを突破出来たものです。もしかして、随時ボディーガードを盾にして進み、ミュージアムまで来た時には独りになってただけだったりして…(^_^;)

ボイスちゃんが見た目通りの歳だとしたら、あの冷酷さと割切りの早さは、英才教育によって私情を交えずに判断する習慣がついてるとか、狭い世界しか知らずに順応性に欠けるとかってことによるのかも知れませんね。
例えば、暴走するプレシャスによる被害の拡大を防ぐ為に近くに埋まってるビークルを自爆させる、って判断を下したとき。プレシャス破壊の決断が早いのはいいのですが、その方法については、実は最初に思いついた案をすぐ実行しようとしたのであって、他にもっと良い方法がないかを考えもしなかったとか…。
小の犠牲で大を救うことを上に立つ者としては実行しなくてはいけない時もありますが、それは他に方法がない時の最後の手段ではないでしょうか。
犠牲を出さずに済む方法はないか、犠牲を出さざるを得ないとしてももっと少なくする方法はないか、考え抜いた上での決断であって欲しいものです。
上に立つ者は下に居る者を守るべきだってことも忘れないでね、ボイスちゃん(^_^;)

話数が進む毎に嫌な奴度が増していったMr.ボイスでしたが、それも若さ故の余裕の無さですか?
「命令違反さえしなければ…」
やっとのことで生還したメンバー達にねぎらいの言葉の一つもかけなかったトンガリ野郎(怒)
「間違ったこと言ってないよね?」
なんて牧野先生に甘えてもダメです。
「正しいから良いとは限りません」

牧野先生とMr.ボイスってどういう関係なのか最後まで解りませんでした。
口の聞き方は対等っぽかったけど、牧野先生ってばボイスちゃんに肩を揉ませてたもんなぁ(^o^;)
「いや~、疲れました」
と言いながら、ボイスちゃんの方に捻られたあの首。あれは、ボイスちゃんに対して
「肩、揉んで下さい」
と言ってますわ。
そして、ボイスちゃんは素直に肩を揉んでました。
ボウケンジャーがボロ雑巾になった時にはねぎらいの言葉の一つも掛けなかったくせに……LUNAは結構根に持ってます。
まぁ、仕方ないか。ボウケンジャーは替えがきくけど牧野先生は替えがきかないし、牧野先生なくしてボウケンジャーは活動出来ないもんなぁ(^o^;)
牧野先生はサージェスにとって最強のプレシャスです!(^_-)b

そして半年後。
火災現場でレスキュー活動に勤しむ映ちゃん。
「この仕事も、だいぶ様になって来たな」
ってことは、やっぱりチーフのレスキューが初めてのサージェスレスキューらしい仕事だったんですね(^_^;)
「ありがとう!おじさん、誰?」
「おじさんじゃねぇ、サージェスレスキューだ!」
うん、確かにおじさんじゃないな、映ちゃんは(笑)
でも正体を隠している人は「おじさん」と呼ばれてしまうものなのよ。
月光仮面だって、何処の誰かは知られてないのに「おじさん」とハッキリ歌われてしまってます。もっとも、子供から見れば正体も充分「おじさん」だったような気はしますが…。

映ちゃんが一仕事終えて変身を解除したところに真墨から通信が入りました。
「久しぶりだな」
えっ、久しぶりなの?
もしかして、半年間ずっとボウケンジャーとしての仕事はなかったとか?

チーフが宇宙に行く、と聞いて慌ててサロンに飛び込んで来た映ちゃん。
そこには、宇宙仕様のスーツに着替えたチーフがおりました。
すでに出発目前で、しかも内緒でずっとボイジャーを改造していたらしいです。
宇宙プレシャスを探す冒険にワクワクしているチーフを止めることは、誰にも出来ませんでした。
皆に見送られてチーフはボイジャーに乗って宇宙へ旅立って行きました。
さくら姐さんも一緒に行けばいいのに……と思っていたら、本当に一緒に行ってしまいました♪(^_-)b
お見送りに出てたさくら姐さんは、牧野先生の変装(笑)
いやはや、あの体型差を誤摩化すとは、やはりボウケンジャケット恐るべし!

密航(?)していたさくら姐さんは、頃合いを見計らってコクピットへ。
チーフに「明石さん」と呼びかけてみたりして可愛かったですが、サージェス公認で乗り込んだなら色違いなだけのチーフと同じスーツを着てて欲しかったです。チーフとペアルック(*^^*)
ボウケンジャケットにミニスカートにブーツで宇宙を旅するんですか?
そこまでの覚悟(?)で追いかけて来たさくら姐さんに、チーフは
「さくらがそんなに宇宙プレシャスに興味があったとは…」
ああっ、やっぱりチーフの100%は"冒険"で出来ている!
さくら姐さんは、宇宙プレシャスじゃなくてチーフを追いかけて来てるのに…。
ボイスちゃんも呆れてました。
「まったく、レッドくんったら鈍いんだから…。ピンクちゃん、頑張ってね♪」
そうですね、チーフが冒険に夢中になり過ぎたらボディープローを喰らわしたりして頑張って下さい、さくら姐さん(汗;)

ゲッコウ様とシズカは、高飛びしなかったのかあるいは舞い戻って来たのか、相変わらずボウケンジャーのテリトリー内でプレシャスを入手しては横取りされているようです(苦笑)
「もうっ、いつもいつも邪魔して~っ!!」
とシズカが叫んでましたが、そんなに邪魔されてるならそろそろ商売路線を変えたらどうなんでしょう。
ゲッコウ様……新年の誓い(?)はどうしたんですか?
ボウケンジャーと関わらないようにするんじゃなかったんでしょうか。その為には、サージェスに横取りされそうにない盗品を扱うのが一番ですよ。
でも、プレシャスだと高く売れるので、一攫千金の夢が諦められないゲッコウ様?
ハイリターンはハイリスクとセットであることをお忘れなく。地道にショボい宝で稼いだら如何でしょうか(^_^;)q

プレシャス狙いだと、ボウケンジャーだけではなくジャリュウ達も邪魔に来るようです。
「何よ、アンタ達!リューオーンは居なくなったのに~っ!!」
そうなんですよね。リューオーン陛下が居なくなったのに、何故かOP画面には2匹のジャリュウが生き生きと出て来るので不思議に思っていたら、何と生き残りが居たんです。
いつぞやの"知恵の実"を食べた3匹の内の2匹なのではないかと考えています。
きっと、陛下に意見して1匹は切り捨てられ、それを見た残りの2匹は逃げ出したのでしょう。そして"知恵の実"の効果が切れた時にはえらい遠くまで逃走してたので、戻って来た時には陛下は居らず、でも本能的にプレシャスを求めて彷徨っているのではないかと思われます。
あの2匹のジャリュウ、プレシャス奪ってどうするつもりだろう?

ダークシャドウは慢性の人手不足に拍車が掛かったため、ゲッコウ様も現場に出ての総力戦です。
シズカから"孫悟空の如意棒"を奪おうとしたジャリュウに、見事なヒット&アウェイで嘴攻撃を繰り返すゲッコウ様vv
いやはや、本当に飛ぶの上手くなられて…。
鴨居に激突した所為でヤイバ様に遅れを取ったのが嘘のようです(^_^;)
ボウケンジャーに囲まれてしまったシズカを颯爽と助けに入ったゲッコウ様。
「儂に掴まれ~っ!!」
おおっ、凄ぇ!自分の何倍もあるシズカを足にくっ付けて飛んでるよっ!!
もっとも、その飛び方はヨロヨロしてましたが…(笑)
「お、重い……」
「うるさい、黙れ!」
うら若き乙女に対して「重い」は禁句です(苦笑)

ジャリュウとダークシャドウが争ってるところに、強盗戦隊もとい轟々戦隊ボウケンジャー登場。
真墨チーフになったら、ますます強盗らしくなりました。
「ネガティブの皆さ~ん、そのプレシャスを」
「渡さないならこっちから行くぞ♪」
交渉の余地なしです。声を掛けながら、既に攻撃に入ってます。
明石チーフの時は
「そのプレシャスを返してもらおう」
と、自分のものでもないのに図々しく宣わったものの、そこでツッコミを入れるくらいの時間を与えてくれてたのに…。
危険なプレシャスを安全に保管する、という大義名分を掲げて、今日もサージェスはプレシャス強奪指令を出しています。
買ってやれよ、ダークシャドウから! それならビークルも出動させなくて済むし、映ちゃんをレスキューに専念させられるし、戦闘で自然を破壊する心配もないからさぁ。
ダークシャドウからプレシャスを買い取るのに必要なのは代金と交渉人の蒼太だけで済むから、他の人達にはミュージアムの案内の仕事をさせればガイドを別に雇う費用を節約出来ますよ。もちろん、ビークルの修理代も節約出来ます。
街中の戦闘の場合は、壊れた建物をサージェス系列の土建屋が直して荒稼ぎする都合があるかもしれないけど、自然破壊は金にならんだろうに……ハッ、まさか、切り崩された山や潰された森林を地ならしして、そこでも荒稼ぎ?

チーフの座は真墨に引き継がれましたが、ズバーンは菜月に引き継がれた模様です。
菜月がズバーンを持って現れるまで、ズバーンも明石チーフと一緒に宇宙へ行ったのかと思ってました。
「もう二度と離さない!」と熱烈なプロポーズまでしておきながら、無造作に投げ捨てるわ菜月に譲り渡すわされて、よくズバーンがグレないものです(苦笑)
ズバーンの意思を無視してチーフが勝手に菜月に渡したりは出来ないはずだから、ズバーンは菜月に従うことを同意した訳だな。
宇宙に連れて行けない理由とかをいろいろ挙げたり、「仲間のことをお前に託す」とか頼んだりして上手く説得したんでしょうけど、決め手は何だったんだろう?
新しい使い手が菜月になった理由は、ズバーンがレムリアの秘宝で菜月がレムリアの姫だからだろうけど…。

そうそう、映ちゃんはやっぱり半年間はレスキュー活動に専念してたんですかね。
"孫悟空の如意棒"争奪戦にやって来た映ちゃんは、イレギュラー参戦だったようです。
「新しい赤色と桃色が決まるまでは、頼りないチーフを手伝ってやれってさ」
「まだまだ詰めが甘いね、チーフ♪」
当分の間は、からかわれそうな真墨チーフでありました。

さて、前回のおまけコーナーが新番組の宣伝だったので何となく予想してなくはなかったのですが、今回はおまけコーナーはありませんでした。
視聴者へのあいさつは、おまけコーナーでやるって手もあったんじゃないかなぁ。ま、いっか。
マジレンジャーからボウケンジャーへのリレーは電話で行われましたが、ボウケンジャーからゲキレンジャーへのリレーはすれ違い様のハイタッチでした。
マジレンとボウケンはどっちも変身アイテムが携帯電話だから納得として、あのハイタッチは…?
共通点がないからハイタッチだったのかなぁ。

 

 

 

龍蓮さんと秋の味覚♪-アニメ「彩雲国物語」#37

ポニーテールに秋の味覚をあしらった龍蓮さん登場です♪
髪の毛が見えてる姿の方が好きなので、「ありがとう、お山の少年達!」な気分です。
ちゃんとアニメ化されて良かったなぁ。
ポニーテール龍蓮さんが出てる画面は、宝物です♪
でも、彩七家当主朝賀の席では、また何やらけったいな被り物を…(汗;)

ストーリーは"白銀"編に入りました。
残り2話で終わりなのに、大丈夫なんだろうか?
中途半端なところで切られそうで物凄く不安です。
いっそ、茶州州牧に就任して官吏として第一歩を踏み出したぞ~、ってところで終わった方がすっきりしそうなんですが…。
第2シリーズの制作が決まったから、続きはそっちへ持ち越すつもりかなぁ。

今回出て来た茶州の未来に関わる案件が動き出すのには時間が掛かります。
"白銀"編では決着つかないし、むしろ別の大きな問題が絡んで来たりもして、収拾つかずに終わってしまいそうです。
しかも、せっかくこの件が州議にかけられたのに、えらく簡単に済まされてしまい、悠舜さんの凄さが描かれませんでした。
穏やかで慈愛に充ち満ちた笑顔で
「通常業務もしっかりこなしつつ、頑張りましょうね。ご家族の方々に、今日からしばらく離れ小島で武者修行して参りますと、きちんと申し伝えて安心させてあげてくださいね」
と、州官たちに一ヶ月で大枠を詰めるように強制する悠舜さん、見たかったなぁ。
それと、覚悟を決めたらやる気満々で、見栄えとはったりまで考慮に入れて根回し担当者の人選にかかろうとする州官達とか…。

まぁ、半端に終わりそうだろうが何だろうが、"白銀"編に入ってくれたおかげで龍蓮さんの名場面が見られたのは嬉しかったです。
お山の少年達に請われて頭の羽飾りと秋の味覚を交換した龍蓮さん。そこで、秋の味覚を羽根の代わりに頭に乗せるところが龍蓮さんらしいところです(笑)
そんな姿で笛を吹きながら街中をふらふら歩いている龍蓮さんを見かけて、慌てて車から飛び降りて服やら髪型やらの相談を持ちかける克ちゃんの切羽詰まった様子もいい感じに描かれてました。
克ちゃんっていつでも一生懸命なんだけど、感覚が普通の人とはちょっとズレてるんですよね(苦笑)
克ちゃんも春姫さんも、真剣に変なこと言ったりやったりしてくれるから好きです。
さすがは、龍蓮さんの"親しき友其の一"の有力候補!
現時点では"親しき友其の一"の称号を授けるか思案中の龍連さんですが、朝賀に出る頃には多分その称号は克ちゃんのものになっていることでしょう。
本心から龍蓮さんに懐いている克ちゃんを、龍蓮さんも気に入ってるようです。

今週の冒険者 #48

今回の主役は、サブタイトル的にはガジャ様。
実質はボウケンジャー全員で、やや真墨寄り。
でも、印象度ではゲッコウ様(笑)

ここに来て、初めて映ちゃんはレスキュー班らしい働きをしました。
プレシャスバンクの爆発で燃え上がる辺りの火を消すようにさくら姐さんに頼まれた映ちゃんは、サイレンビルダーで消火活動開始。
でも、火を消すだけなら消防車だけ呼べば済むのではないかと…。あの火を消すには、単体ではパワー不足?
呼んだのがゴーゴーファイヤーだけだったなら、ガジャ様にビークル3体分のプレシャスを吸い込まれずに済んだのになぁ(溜息)

これ以上、パラレルエンジンのプレシャスを失わないように、Mr.ボイスは問答無用でビークルを封印してしまいました。
牧野先生が「仕方なかったんです」などと組織人間的な発言をしていましたし、実際、それも解らなくはないんですが……あの状況でいきなり大半の武器を封じられては、現場の人間はたまったもんではありません。
ますます、Mr.ボイス悪人説に磨きがかかります。

とりあえず、ガジャ様が"ゴードムの心臓"を拾っただけでお引き取りあそばされ、デスペラードは"ゴードムの脳髄"を探しに行ってくれたので、ボウケンジャーは生身でもどうにかカースの群れから脱出することに成功したようです。
牧野先生も無事だと良いんだけど…。

「全てのプレシャスを飲み込む」なんて言ってたガジャ様でしたが、どうやら飲み込むのはゴードムの秘宝だけで満足なようです。
"ゴードムの心臓"以外にも、あの程度の爆発では破壊出来てなさそうなプレシャスは沢山ある気がしますが、他には一切興味を示しませんでした。
後であの辺りを掘り返したら、"レムリアの太陽"とか出て来てくれることを祈ってます。一応、菜月のご両親の形見な訳だし、有効利用されることをご両親は願ってた訳ですから、あっさり消えて欲しくはないなぁ。
ズバーンが無事だったり、チーフが無傷だったりするんだから、大概のプレシャスはあの爆発では壊れないんじゃないかと思います。

散開したボウケンジャーの中で、サロンに戻って来られたのはさくら姐さんだけでした。
アクセルラーは、変身はおろか何故か普通の電話としての機能まで失ってしまっていて皆と連絡を取ることも出来ず、Mr.ボイスは幾ら呼んでもスクリーンに現れません。
さすがのさくら姐さんもキレました。
「トンガリ野郎!」
吐き捨てるように、押し殺した声と共にスクリーンを叩き壊しました。

映ちゃんの帰る場所はサロンではなく自宅。
一戸建ての高丘さん宅に転がり込んで一休みです。
すると、ママさんの幻影が現れて「ゆっくり休みなさい」と膝枕してくれました。
それに癒されながらも、何かを忘れているような気がする映ちゃん。
「冒険、かしら?」
ママさんは的確に言い当ててくれました。
そこで夢から覚めた映ちゃんは、あちこちのポケットを探り……ママさんの涙の結晶を探してるのかと思ったら、探してたのは野菜でした(^o^;)
そうか、映ちゃんはあんなにあちこちのポケットに野菜を携帯してるのか。
決意を新たにしながら、映ちゃんは取り出した野菜をガブリ!
そういう決意はママさんの涙の結晶に誓ってくれよ、と思いつつも、最後まで映ちゃん&野菜の強い絆(?)を描いたところはNiceだったと思います。

菜月は街の中を懸命に逃走。
追いつめられたと思ったところに、上からロープが下りて来ました。
真墨です。通りすがりの女子高生(?)の会話から東京が大変なことになってると聞いて、菜月を助けに来ました。
でも、前回のレビューで書いたように、ギリギリギッチョンで庇って飛び出すような出方をしなかったため、菜月に八つ当たりされてしまいました。
パンドラの鍵と箱が奪われたことも、ガジャ様がパワーアップしたことも、デスペラードが出て来たことも、プレシャス保管庫が爆破されたことも、チーフが爆発に巻き込まれたことも、ビークルが封印されたことも、全部「真墨の所為だよ!」ってのはどう考えても八つ当たりでしょう。真墨が居たからって、変わるとは思えません。変わるとしたら、
菜月の心細さが軽減されるだけです。

菜月が真墨に八つ当たりし終えると、今度は説得モードに入りました。
いつぞやの真墨を思わせるように後ろから抱きつき、あの時に真墨に言われたことを今度は菜月が真墨に…。
「真墨は真墨だよ!」
よし、よし、ちゃんと期待に応えてくれてるな♪
そして真墨は、菜月の言葉とちょうど良く登って来た朝日によって、自分だけプレシャスを見出しました。まぁ、いわゆるメーテルリンクの青い鳥?

蒼太はカース相手に討ち死に覚悟で飛び出そうとしたところを、ゲッコウ様達に救われました。
ゲッコウ様に討ち死にを邪魔されて、好き勝手言うシズカに反論しているうちに蒼太は自分だけのプレシャスに気づきました。
こちらも真墨同様、メーテルリンクの青い鳥な訳ですが、気づくきっかけはまさしく青い鳥であるゲッコウ様と青い衣装で跳ね回るシズカであるところがツボ入りました(笑)

狭い路地で蒼太の目の前をバサバサと飛び回って行く手を遮るゲッコウ様……包帯がとれた後にリハビリで飛びまくったんでしょうか、飛んだ途端に天井激突して翼を傷めた時と違って飛ぶの上手くなりましたね(^_^)
そして、どうやらダークシャドウには生存フラグが立った模様です。
カースが徘徊しまくって煩くなったので、ゲッコウ様とシズカは外国で再起を図るとか…。要するに夜逃げです。
ゲッコウ様の、如何にも夜逃げ風のふろしき包みを担いだ姿はLUNAにとってのプレシャスですvv
でも、蒼太の目の前を飛び回った時は風呂敷担いでなかったみたい。何度もスロー再生してみたけど、風呂敷は見えませんでした。もしかして、素早く荷を降ろして飛び回った後、話す前に「よいせっ!」と担ぎ直しました?
あの小さな風呂敷の中身がとっても気になります。
もしや、お気に入りの止まり木(組立式)?
傘しか持ってなかったようなシズカも、多分近くに風呂敷包みを隠してたんじゃないかと思ってますが、アクタガミが読んでた巻物を全部持って行くのは無理そうだしシズカには似合わないので、これまた中身は鍋や釜だったりして…(^_^;)

一晩明けて、サージェスミュージアムに謎の少女とカースが侵入。
ミュージアムのセキュリティはどうなってるんだ!?
あれでは一般の泥棒だって入りたい放題だろう。
奥のサロンまで入れるかどうかはともかく、ミュージアムそのものにあんなにあっさり侵入を許していては美術品や古物を盗まれても文句は言えません。保険をかけていたとしても、重度の過失有りということで保険金を値切られるか払ってもらえないかします。

セキュリティがザルのミュージアムに立てこもるより逃げ回るほうが得策とばかりに、さくら姐さんは少女を連れて脱出。
でも、辺りはカースだらけで、いくら元自衛官とは言え多勢に無勢でピンチ!
そこへ映ちゃん参上です。続いて、菜月や蒼太も来ました。
おかげでひと心地ついたところで、少女が取り出したものは"ゴードムの脳髄"。
サージェスは特に危険なプレシャスは置き場を分散させて保管していたとか、何やらトップシークレットに通じている少女にいろいろ聞きたいことはあったようでしたが、デスペラードが来てしまったのでそれどころではありませんでした。

4人で頑張ろう、と決意を固めたその時、真墨も帰って来ました。しかも、サロンか菜月の部屋か自分の部屋にボウケンジャケットを拾いに行ったついでに、デュアルクラッシャーを持ち出して来た模様です。
そうか、転送システムが使えないから利用出来なかっただけで、サロンの何処か(多分、牧野先生の部屋)にデュアルクラッシャー自体はあって、持ち出せればいくらでも使えるのか(^o^;)
でも、スーツなしの場合、エネルギー供給は?
もしや、非常用のバッテリーでも積んでて、これまでの冒険の間にエネルギーが蓄積されてるんだろうか。

生身では撃てない訳ではなく反動に耐えられないだけ、ということになったおかげで、真墨は単独でデュアルクラッシャーを撃ってでスペラードを一時的に固めることに成功。もちろん、反動で後ろに吹っ飛ばされましたが、大きな水たまりのおかげで無傷。
すぐに起き上がると、過去の自分は棚上げして
「冒険したい奴は此処に来い!」
と、偉そうに叫んでおりました。
「何か、チーフみたい」
ええ、チーフが居ない今、熱血担当は真墨でしょう。
そして、ここで、それぞれが見つけた自分だけのプレシャスが発表されました。
 「闇を光に変えてくれる居場所」
 「心からの笑顔」
 「間宮菜月としての想い出」
 「冒険」
 「信じられる仲間」
そして改めて決意を固めたところで、デスペラード復活。ミキサーヘッドの攻撃を受けて固まったものの、それは表面だけだったらしく、内部からバキバキとコンクリを破壊して再び襲いかかって来ました。

スクラムを組んで反動に対抗しながら、生身でデュアルクラッシャーを撃ちまくる5名様。
「ちょっとした冒険だな」
って、真墨ってばすっかりチーフの影響バリバリだよ(^o^;)
ここでまた、ボウケンジャケットの恐るべき防御能力が垣間見えました。
あの~、あんなに頑丈そうな柱にあれだけヒビが入るだけの衝撃を受けて、全員無傷ですか?
柱にヒビが入ったってことは、柱に当たった人の背中にも同じだけの力が加わってるはずなので、人の方はヒビどころか粉砕骨折や内臓破裂しててもおかしくないんですが……痛がっても居ないなんて、ボウケンジャケットって一体どれだけの衝撃緩和能力があるんだ?
チーフのアンダーシャツが無傷だった件と言い、映ちゃんがガイに真っ二つにされなかった件と言い、実はボウケンスーツよりもボウケンジャケットの方が丈夫なんじゃないかと思えて仕方がありません。

ボウケンジャケットのおかげで、生身でのデュアルクラッシャー連射によってデスペラードを倒せたかに見えたボウケンジャー達でしたが、敵はそう甘くはありませんでした。
巨大化してリターンマッチ。
ビークルは封印されたままなので、手詰まりの様子。
ここで、謎の少女が
「いや、君達はよくやってくれたよ。見事、"ゴードムの脳髄"を守り、充分な時間を稼いだ」
……この口調、Mr.ボイスっぽい(-_-;)
サージェス上層部の事情に詳しいことと言い、"ゴードムの脳髄"を持ち歩いてることと言い、サージェスの上の方の人だろうとは思ってたけど……もしかして、Mr.ボイスの正体はこの少女?
ますます怪しさを増す少女でしたが、正体を聞き出す暇をボウケンジャーに与える事無く、皆がボイジャーとチーフに気を取られた隙に、スタコラと建物の中に消えて行きました。

ボイジャーにはプレシャスが使われていないのか、プレシャスを盗られない処置を施してビークルの封印を解いたのか、とにかく生身かつ単独でダイボイジャーを操って真打ち登場です。
いやはや、さすがはチーフだ。爆心地に居ながら無傷とは…。
話数とサブタイトルの確認の為に公式サイトを見たら、ズバーンも元気にコクピット端に立っていたのでホッとしました。
しかし、ダイボイジャーって、アルティメットダイボウケンより操縦負荷ありそうなんですが、それを生身で単独操縦しかも火花なし?
以前、菜月がアルティメットダイボウケンを単独操縦した時にはバックヒートがあったんですけど…(^_^;)q

いよいよ次回は最終回。
予告でダイボイジャーとアルティメットダイボウケンが共闘してたから、映ちゃんも仲間に入れそうですね。
サイレンビルダーが動かなくなっちゃった所為で、最終戦では良いトコなしになる危険性がありましたが、多分どちらかのコクピットで一緒に戦わせてもらえることでしょう。

さて、おまけコーナーは後番組の宣伝でした。
次回予告の後の宣伝と合わせて、今のところ一番気になる新キャラは、怪しい招き猫(笑)
う~ん、相変わらず人外キャラに弱いな、LUNAは…。
Mr.ボイスには萌えなかったけど、ゲッコウ様萌えになっちゃったし、ね(*^^;)

 

 

漆黒編、終了-アニメ「彩雲国物語」#33~36

"漆黒"編が終わりました。
克ちゃんは茶家当主となり、秀麗と影月くんは茶州州牧に着任しました。

「甘露茶を煎れてくれないと私は死んでしまうよ」
一世一代の賭けに出た朔ちゃんは、賭けに破れて(?)毒が回って姿を消しました。
そのかわり、秀麗の心に傷を残して、記憶に深く焼き付くことに成功しました。
朔ちゃん的には、これも勝利の形?

35話で、カパカパと毒入り強い酒を煽りながら朔ちゃんと静蘭が嫌みの応酬をしていたシーンはお気に入りです。
揃いも揃って良い声使いまくって、毒吐きまくり(笑)

でも、その後の静蘭の二日酔いエピソードがカットされていたのは残念でした。
「亡き奥様に晩酌をつきあわされていなければ今頃まだ沈没していましたよ」
「あのー静蘭さん、いっときますがあれで死んでないほうがおかしいです!」
っていう、静蘭と影月くんの台詞が聞きたかったなぁ(溜息)

その代わりという訳ではないでしょうが、前任者に対する正式な挨拶をした秀麗と影月くんに対する悠舜さんと燕青の対応がアニメならではの見せ方で良かったです。
特に影月くんに対する燕青の対応!
悠舜さんは貴婦人に手を差し伸べるようにして秀麗を立ち上がらせましたが、燕青は影月くんの一本結びの髪の毛をつかんで持ち上げてました。
まさしく、小動物の尻尾をつかんで持ち上げるって様子です。
珀明くんの言うように、やっぱり影月くんは小動物なんですね(笑)