雪だるま龍蓮さん(笑)-アニメ「彩雲国物語」#39
第1シリーズ終了です。
かなり強引に終わりました。
次の巻に続くための要素は一切無視して、駆け足で"白銀"編をつまみ食いした形で終了です。
雪だるまを頭に乗せた龍蓮さんが出て来たのは面白かったけど、あの邪魔な布が復活していました。
初登場時の格好の頭の羽根が雪だるまに変わっただけです。
せっかく、あの布がなくなって、ピコピコ揺れるポニーテールになってたのに…(T^T)
オリジナル満載の本編は、秀麗が州牧としてあちこち挨拶回りしたり、秀麗に戻って"ただいまパーティー"を開いたりしました。
凛姫が姮娥楼で接待をしてると聞いて、胡蝶姐さんという強力な助っ人と共に乗り込む秀麗。
胡蝶姐さんを味方につければ、無敵です!
接待は大成功。
秀麗の留守中に邵可邸を訪ねて来た絳攸様と藍将軍は、昔のつもりで食材持って行けばいつでも秀麗が歓待してくれると思っていた自分達の考えの甘さを痛感。
絳攸様は一晩中反省していた模様です。
藍将軍はふろしき包み(多分、中身は肉や香辛料)を抱えての訪問でしたが、絳攸様は野菜を入れた籠を担いでの訪問でしたから、恥ずかしさも一入でしょう。籠から飛び出しているネギや大根が哀愁を誘います(苦笑)
その翌日、藍将軍達が置いていった食材を使って秀麗は料理の腕を振るいました。
宴の場所は邵可様によって府庫に変更され、珀明くんや鳳珠・景侍郎・魯尚書もお呼ばれしました。
更に、呼ばれた訳ではなさそうな霄太師と宋将軍も、ちゃっかり饅頭に舌鼓を打ってました。
その楽しそうな光景を本棚の陰から見ている紅家三兄弟(^o^;)
叔父だと名乗り済みの玖琅様はスイッと歩み出て宴に加わり、出て行くことの出来ない黎深様を更に悔しがらせていました。
「だったら君も行けば良いじゃないか。ちゃんと"叔父"だと名乗り出て…」
邵可様にそう言われても、尚、秀麗の反応が怖くて名乗り出られない黎深様が笑えます。
そうこうしている内に、窓の外から雪だるまを頭に乗せた龍蓮さんが克ちゃんを抱えて参上!
克ちゃんは、一体どこで龍蓮さんに捕獲されたのでしょう?
もしかして茶家別邸にいきなり龍蓮さんが現れて、そのまま抱えて走り去ったとか…。
あるいは、紅藍両家の大物を釣り上げてしまったためにあちこちから大量に寄せられた文に面食らって邵可邸に逃げ込もうとしたら留守だったために克ちゃんが門前で呆然と突っ立っていたところを、龍蓮さんが…。
とにかく克ちゃんが訳も解らず龍蓮さんに連れて来られたらしいことは間違いないでしょう。
それでも、窓から府庫に飛び込んだ龍蓮さんに解放されると、すぐに宴の輪に溶け込んで鳳珠と話し始めている克ちゃんは、やっぱりただ者ではありません。さすがは龍蓮さんの"親しき友其の一"です。
宴の最中、秀麗は邵可様に頼まれて庭にお饅頭の配達に行きました。
すると、そこに劉輝がやって来ました。
秀麗と初めて会ったその場所に、劉輝が毎晩やって来てることを知ってて邵可様が秀麗を行かせたんですね。そうでもしないと、二人っきりになれないし、秀麗は官吏で劉輝は王様でいないといけないから。
「ただいま、劉輝」
と言われて劉輝は大喜びしてました。
そして感極まったように秀麗に抱きついて、何度も「愛してる」と繰り返して、いいムードになって秀麗の唇を奪おうとしたところで、秀麗の手がストップをかけました。
「ちょっとあなたそこに正座なさい!」
「はい!」
キスを拒まれたどころか、雪の上で正座させられる劉輝が可愛かったです♪(*^^*)