「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら -9ページ目

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算16回目となった、6月2日(月)の訪問記をお送りしています。




ここは、東ゲートから大屋根リングをくぐった会場内でも人通りの多い「コネクティングゾーン(Cゾーン)」の入り口付近。

右側の角にはアイルランド、その隣には先ほど入場したマレーシアと並びます。



続いては、その斜向かいにある「フィリピンパビリオン」に入場したいと思います。こちらも特徴的な外観ですが、入り口が大きく開けられているのが迫力あります。どうぞどうぞ!という感じで。


待ち列に並ぶのですが、これは何で出来てるんやろう。



お、籐籠のようです。しかし、これだけの大きさのものとなると。大変な規模です。

建築について
2025年日本国際博覧会(大阪万博)のフィリピンパビリオンは、自然との深い結びつき、豊かな文化遺産、そして強いコミュニティ意識を祝うものです。「自然、文化、共同体:よりよい未来をともに織りなす」をテーマに、フィリピンパビリオンは、フィリピンの島々の美しさと人々の創造性を紹介することで、フィリピン人の精神を体現します。


建築
パビリオンのデザインは、フィリピンのユニークな景観と職人技を表現しています。
伝統的な織物から着想を得たこの建物は、天然のサステナブルな素材を使用しており、環境保全と循環型デザインに対する取り組みを象徴しています。さまざまな地域から集められた200枚以上の手織りのパネルが特徴で、フィリピン文化の統一性と多様性を表しています。



おもしろいのは、待ち列の合間に設けられている、さながらリゾートホテルのような椅子。寝転がりたいですが、列はさくさく進んで行きます(汗)



ともに織りなす:自然・文化・共同体

2025年の大阪・関西万博におけるフィリピンパビリオンは、「自然、文化、共同体― よりよい未来をともに織りなす」というテーマを掲げ、フィリピンの豊かな伝統、多様な自然、創造性を表現します。フィリピンの職人により織りなされたユニークな外観は、多様性の中での統一を象徴し、18地域を代表する200以上の手織りの織物が使用されます。




来場者は、織物の森を巡る没入型の空間や、AI技術を活用したインタラクティブなフェスタを体験できます。

フィリピンパビリオンは、循環型デザイン、伝統的な素材の活用、そして博覧会終了後の再利用計画を通じて持続可能性を強調しています。フィリピンの職人技を称えながら、観光、貿易、文化交流を促進し、世界とのつながりを深めます。万博公式サイトより。


そういったことで、パビリオン入り口には実に色鮮やかな織物が垂れ下がっています。これは美しい。



15分ほど並んで入場。とそこにも、さまざまな色調の帯が前の見えぬくらいです。なにがあるんかなと、こうした設えは楽しみになります。




うわ〜、これは幻想的です。





薄暗いパビリオンの内部に入って来ました。
まずは、多数の島々で構成されているお国の紹介ですが、先ほどのマレーシア然り、南北に長い国土ゆえに文化や習俗の違いがあるよう。



お国では全土にわたって伝統的に織物の生産が盛んなのだそうです。幾何学的に複雑に入り組んだ鮮やかな模様には、思わず釘付けになります。ギャラリー風にどうぞ。






もはや名作絵画といいましょうか、これだけで美術展が出来そうなくらい。その方面にはまったくなのですが、これは見事です。




美しいものを拵えられるということは、きっとその土地が美しいから、なのでしょうね。



数々の珠玉のアート作品の最後には、お国を紹介するイメージ映像。南国のイメージそのものなのが楽しいものでした。



そして、順路の最後にはグッズショップ。



かわいらしい木のミニカー。880円。
こういったものには目ざといわたしです(汗)



さて、ショップをひと巡りしようというのですが、商品だと思ったおしゃれバッグがショッピングバッグだったという。これには驚きます。




こうしたものを見ると、やはり南国リゾートのお国なのだなと感じます。涼を取るだけでなしに、素材の香りもいっしょに味わえそうです。




このイヤリングもきれいですね。こまかいものをさらに編み込みするあたり、ハンドメイドの技術たるや、先ほどのマレーシアやインドネシアなどと共通しているなあと感心します。



そこはかとなく涼しげで、鮮やかに爽やかな印象が残るフィリピンなのでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算16回目となった、6月2日(月)の訪問記をお送りしています。




東南アジアのリゾート地として名高い、マレーシアパビリオンを観覧しています。
最後は、なんと広いグッズショップでした。



身の回りではなかなか見られないものばかりですので、冷やかすだけでもこれは楽しいもの。

ココナッツミルクはデザートだけでなしに、お国や周辺の国々では、カレーや煮物類に多用されるのだとのこと。まろやかになりそうです。




鯖缶、それもバリエーションがあったのには驚くのですが。やはり、現地では日常から食されているよう。我が国でもおなじみの魚ですので親しみが湧きます。さすかに味噌煮はありませんでした(苦笑)




お菓子類もたくさんなのですが、惜しむらくはどのような味なのかわからないこと。めちゃ気にはなるのですが。



そして、ハンドメイドの品々。





先ほど、吹き抜けで見かけた葉が材料のものですね。やはり優しい印象を受けます。ヨメハンが見たらよろこびそうです。



さらにその隣には、こちらも広いフードコートがありました。今般の万博では、パビリオン内にあるものとするとかなり規模の大きい。


最初の展示で屋台にお国のさまざまな料理を観て来たところ。おかげで?お腹が空いていますのでまだ昼前なのですが、ここで昼食にしようと思います。



う〜ん悩む。スパイスカレーも捨てがたいし、ナシゴレンも…こういった悩みはゼイタクなものなのですが。



悩みに悩み「ナシゴレン・カンポン(1600円)」にしました。しかし、この焼き飯のおいしいこと!やはり、お米が違ったら食感も歯ごたえもまったく違うな、と感心してしまいます。

ちなみに「カンポン」とはお国の言葉で「村」とか「地方」という意味だそうです。「田舎風ナシゴレン」といったところでしょうか。


付属の唐揚げも美味でした。こちらもスパイスの効いている。


そういったことで、のっけからなかなかテンションの上がるマレーシアでした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算16回目となった、6月2日(月)の訪問記をお送りしています。




ただいま「マレーシアパビリオン」。マレー半島の南部と、海をはさんだボルネオ島から成る、周辺各国からの文化や習俗が多様だというお国です。



マレーシア、と聞くと熱帯雨林というイメージが湧くのですが、まわりを海に囲まれているために想像以上に暑くはないそう。

過ごしやすい気候に美しい山々や海。
国際的なリゾート地として栄えている訳です。



首都は、マレー半島側のクアラルンプール。近年、東南アジア各国の主要都市として大きな存在感を示しているといいます。



さて、薄暗い2階の展示を拝見していこうとするのですが、順路にあったのはこの巨大水槽。


おお〜たくさん泳いでいます。



悠々と泳いでいるのが気持ち良さそうですが、アロワナという、お国はじめ東南アジアやオーストラリア近辺では知られた熱帯魚だとのこと。その方面には詳しくないので、はじめて見ました。しかし、立派な身体。


顔つきがいかついですが、愛玩目的で飼う例が多いといいます。5、60cmくらいはありましょうか。結構、でかいです。



一方、隣では平べったくかわいらしい熱帯魚がわらわらと、思い思いです。


こちらは鮮やかな模様。優しげな眼が印象に残ります。ディスカスという種だそう。





こちらはアマゾン川の流域にしか生息していないそうですので、養殖もの?だとわかります。最近では、お国ではこの種の産業が盛んな様子がトロフィーから窺えました。

そういえば、沖縄に旅した時にこのような派手な色合いのやつをあちこちで目にしたことを思い出します。公設市場とかでですが…
それぞれの文化を知るのは興味深いものです。



ここからは、回廊を経由して1階に降りる動線になっています。しかし、天井からはなんとも印象的なオブジェ!




「調和の樹(Tree of Harmony)」と呼ばれるオブジェ。これでパッチワークだとわかるのですが、目に優しい模様なのにほっとします。




青、赤、緑色を基調にしているのは、お国のそれぞれの地方の様子を現しているそう。


こちらは自由に触って良いという、またもわたしの好きなパターン?でした。鋤き紙のようでそうでないよう…というと、葉っぱを加工しているのでしょうか。

こうしたものにほっこりする歳になりました。


しかし、これだけに限らないのですが、半年という限られた会期中だけのもの、と考えると、せっかく美しく拵えてあるものだけに、もったいないなあとも度々思えます。

ハコになるパビリオン自体の移設も、パソナやオランダのそれが淡路島へ、というニュースを耳にしたのですが。展示物となるとなかなか…なのでしょうか。余談でした。


そして、最後にはおばあちゃんと孫娘との、日常生活から、未来を描いたアニメ寸劇の上映でした。かわいらしい。





これが、なかなか情緒あるものでした。
絵もきれいでしたし、ストーリーも良いもの。



次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。



10月13日(月)まで開催の「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算16回目となった、6月2日(月)の訪問記をお送りしています。



さて、今日も入場したことのないお国のパビリオンを巡ってまいります。まずは、東ゲートから最も近い好位置のこちら「マレーシアパビリオン」から。


会場を巡っていますと、パビリオンの前には旗がはためいている光景をよく見かけます。

それぞれに特徴があるなあと感じるのですが、お国の国旗は中央。向かって右側はASEAN(東南アジア諸国連合)の公式旗でした。



それでは、さっそく入場列に並びます。外観か
ら特徴的なものですが、見た目通り竹を用いたもの。世界的な建築家、隈研吾さんの手によるものだとのこと。


見上げておもしろいのは、右隣のアイルランドパビリオンとの対比。あちらは木材ですが、どちらも美しいものだなと感じます。



10分ほど並びまして入場。
なにやら、めちゃ楽しそうではないですか。



最初の展示フロアは、現地の屋台を模したものに、お国の料理が数え切れぬくらい並んでいるというもの。直感は正解でした。



めっちゃおいしそう!



マレーシアは、マレー半島の南端とボルネオ島の北側が国土です。

さまざまな国が隣接しており、交易の中継地という性格上、中国やインド、タイやベトナム、インドネシア、カンボジアなどの文化や習俗が混交するお国柄、だとのこと。確かにこのあたり、たくさんの国がひしめいています。グーグル地図より。



そうなりますと、料理の特徴もかなり複雑で、地域によって異なるはず。これは興味深いですね。海にはさまれた南部地域は魚介類が多く、味付けの類もココナッツミルクもあれば、場所によれば中国・マレー系のものもあり、と。


それでは、見ているだけでもお腹の空いて来る料理を、ギャラリー風にどうぞ。







こちらもやはりチキンです。かしわ大好きなもので、ついつい目が行ってしまいます(汗)





続いては東部地域。






これはカレーでしょうか。野菜や豆類がたっぷり。どんな味がするのでしょうか。



お、お米はやはりインディカ米なんですね。しかし、水色だとはすごい。



屋台のショーケースに色とりどりの食べもの。それぞれの食材がどういったものなのか詳しくわからぬことが残念なのですが。







続いて北部地域。タイとの国境に近いところですが、それゆえタイ料理の影響が大きいよう。







今度は麺類です。これは日本のそれによく似ています。冷麺?担々麺?





そして、本土から離れたボルネオ島北部。





おいしそうなエビ。こういったシンプルなもの良いですね。






というようなことで、生活感の溢れる中で、お国の食生活をがっつり垣間見ることが出来たのでした。これは見ごたえありました。そしてお腹が空くのでした(笑)

次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


10月13日(月)まで開催される「EXPO2025 大阪・関西万博」。今日からは通算16回目となった6月2日(月)の訪問記をお送りします。




ようやく、訪問記は6月に入りました。

入場したパビリオンや展示館について、自分なりにいちいち取り上げているためのタイムラグですが、閉幕までにシリーズが無事に終わるのかは、ブログ主にも想像がつきません(汗)
よろしければ引き続きおつきあいください。



さて、6月最初の万博も毎度おなじみおらが街「OsakaMetro中央線・近鉄けいはんな線 長田駅(大阪府東大阪市)」からです。



長田からいつものように中央線に揺られて、40分弱で「夢洲駅(大阪市此花区)」に到着。

今日は、10時の枠で入場予約が取れています。




地上に出ました。薄雲が広がりますが、段々と陽射しが強くなって来たなと感じます。


これから少し前でしょうか、入場を待つゲート前では日傘を差す人が増えて来ました。


ゲートは15分ほどで通過。最近はスムーズなことが多いですのでうれしいことです。

さて、入場後の当日予約に挑むのですが、以前に観覧してものすごい衝撃を受けた、シグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険 超時空シアター(15:30〜)」が取れました。

今般の万博ではVR体験の最たるもので、ぜひにまた観覧してみたかったパビリオン。これはありがたい。5月14日訪問、7月26日アップ。



いや、まさか「いのちめぐる冒険」が取れるとは思ってもいませんでしたが、東ゲートを入って左側の公式グッズショップがえらく空いています。いつもは列を為しているのですが。



待ち時間なしで入れるとはありがたいので、特に目当てはないのですが、向かって右側の「大丸松坂屋百貨店」を覗いてみることにします。


こちらのショップでいつも目に留まるのは、大阪弁だらけの提灯。必死のパッチで、とは最近あまり聞きませんが、こう言う当事者からすると、ホンマに必死な状況やったんです(汗)



公式マークの赤い細胞を被っているおっちゃんを見つけましたが、このような格好で会場内を歩く人を、訪問すると一回は見かけます。

わたしはようやりませんが、目立ちます(汗)


さて、店内を巡っていますと、驚いたのはこのピンク色のたくさんのガチャガチャカプセル。


フィギュア業界では有名な海洋堂が、ミャクミャクの変身バージョンをシリーズもので発売しているのでした。ずっと探していたやつです!

これ、お店に立ち寄る度にいつも売り切れで、入荷も未定、とアナウンスされていたもの。



ラッキーカラーのメタリックミャクミャク2種を筆頭に、合計8種類あるというのですが。わたしが欲しかったのは、赤と青がリバースになっているミャクミャク!



さっそく、ひとり上限の5個(@500円)を買い求めて来ました。希望のものは果たして当たるのか。開封の儀は、ガチャガチャのいちばんの楽しみです。


当たったのはこの5種でした。


寝転びバージョン。目がホンマに眠そうです。


おすわりバージョン。これもかわいらしい。



そして、立ち姿バージョン。やはりこれがしっくり来ますが、色が違うだけでこれほど印象が違うだとは。おもしろいものです。

また見つけましたら、再チャレンジしてみよ!


さて、今日はどのような体験が出来ますでしょうか。毎度ながら楽しみです。




次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算15回目となった5月29日(木)の訪問記をお送りしています。



大屋根リング右下の「エンパワーリングゾーン(Pゾーン)」のパビリオン群を中心に巡っている今日です。万博公式サイトより。




さて、星空が大変な没入感で印象的だったクウェートの並びにある、このオーストリアパビリオンへ続いては入場しようと思います。


前を通りかかる度に、特徴のある形やなあと思っていたのですが。楽譜やったんですね。さすがにクラシック音楽のお国、と列に並びます。



ところで、待ち列の間にどこかで見たことのあるお方。L'Arc〜en〜Ciel(ラルク・アン・シエル)のボーカル、hydeさんでした。


音楽への貢献つながりで、オーストリアの観光大使をされているのだとのこと。併設のカフェではhydeさん考案のメニューがあるなど、パビリオンに大きく関係されているそうです。


https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/072e1c734c7cb4dde08635a0e076a707027b61a1



なるほど、そういえば並んでいる方々も女性が多いように感じます。ファン必見のパビリオンになっているのですね。


40分ほど並んで入場。最初の展示室でまずはショーを観覧するだというのですが。


なんと立派なグランドピアノに、その真上にはシャンデリア。1873年、お国のウィーンで開催された万博で展示されたレプリカだそう。

ウィーン万博は、日本が本格的に万博へ出展を果たした博覧会で、6000点以上に及ぶ工芸品や美術品が大変な人気を博し、日本への関心や知名度の向上につながったのだそうです。我が国にとっても契機になったんですね。


そして、ピアノの内側には富嶽三十六景の浮世絵。神奈川沖のあの有名な絵です。これだけでさぞかし高級なものなんやろなあ、と思うわたしは凡人ですが(苦笑)


AIによる遠隔操作も可能だという、このグランドピアノでの演奏が最初の展示でした。



心地良いですね。やはり、グランドピアノは音が違います(いちおうピアノ経験者です)。


お国の首都、ウィーンは言わずと知れた「音楽の都」。モーツァルトやベートーヴェン、ブラームスやシューベルトと言うと、クラシック音楽に造詣のないわたしでもすごいものです。

そういったことで、続いての展示は音符をかたどったお国で活躍した人々の紹介が続きます。





ホールが突き当たりだったのですが、なんともたくさんの人々が集まっているではないですか。



ここでは、来場者が即興で音楽を奏でられる体験が出来るのだとのこと。やってみたかったのですが、列がまったく進まないので断念。



ところで、展示スペースの最後に掲げられていたこのメッセージに目が留まります。

SDGsの達成度が高いということは、他国含めて各方面との友好的な協力関係が構築出来ているということ。それは世界の未来と社会のために尽力するだけの価値がある、ということ。


なるほど、一見難しそうに見えるSDGsですが、ひもといて行くと、自分自身のことだけを考えるのではなく、実践することは自ずから相手のことを考えている、という。

大切なことですが、そういった視点があるだとは。目からうろこのオーストリアでした。



さて、時刻は8時を回ったところ。混む前にぼちぼち東ゲートから退出することにします。

今日も、たくさんの体験が出来ました。




それでは、この日のまとめです。

長田10:02→夢洲10:39
普通夢洲ゆき⑥402-09

10:55 東ゲート並ぶ
11:05 東ゲート入場
11:20 中国パビリオン並ぶ
12:00 中国パビリオン入場
13:00 中国パビリオン退出
13:10 大屋根リング沿いに散策
13:25 オーストラリアパビリオン並ぶ
13:35 オーストラリアパビリオン入場
14:10 オーストラリアパビリオン退出
14:20 インド・バーラトパビリオン並ぶ
14:40 インド・バーラトパビリオン入場
15:20 インド・バーラトパビリオン退出
15:30 エジプトパビリオン並ぶ
16:30 エジプトパビリオン入場
16:55 エジプトパビリオン退出
17:10 クウェートパビリオン並ぶ
17:50 クウェートパビリオン入場
18:35 クウェートパビリオン退出
18:45 オーストリアパビリオン並ぶ
19:25 オーストリアパビリオン入場
20:05 オーストリアパビリオン退出
20:15 東ゲート退出

夢洲20:24→長田21:00
普通長田ゆき⑥408-08

5月29日(木)
開幕47日目/15回目入場 
総入場者∶14万5291人
(一般:12万6713人 関係者:1万8578人)


次回に続きます。
今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算15回目となった5月29日(木)の訪問記をお送りしています。




没入感、別世界という表現が実にしっくり来る「クウェートパビリオン」を観覧しています。




さて、広大なパビリオン内部を巡っているところなのですが、前を歩く人々の多くが通路を脇に入って行きます。なんやろとわたしも続いてみるのですが、その先には狭い階段。


これを登り切りますとなんと、滑り台があるではないですか。それも、めっちゃ小さい!

70云キロをなんとか身を屈めて入れたのですが狭さが加わって、別の意味でおそろしい滑り台でした。機会がありましたらオススメです!




この先には、パビリオン最大の目玉のホールがあるということで、その手前には引き続いて、天井からぶら下がるさまざまな映像展示があちこちにあるという待機スペースでした。




2011(平成23)年3月11日に発生した、東日本大震災。未曾有の大災害を受けてお国が即座に500万バレル(400億円相当)の原油を日本に無償提供してくれた、という支援の紹介が詳細に解説されていました。

そういった非常時、互いに支援の手を差し伸べることはとても大切なこと。このようなエピソードを見聞すると、ありがたいことやなあと我が事のように感じてしまいます。



お互いに信頼関係、友好関係がないとこういったことは出来ないことだというのは言うまでもないこと。本当に大切なことです。



そして、クウェートパビリオン最大の目玉だというプラネタリウムが最後の展示スペースでした。これをわたしも楽しみにしていたのですがなんと、ソファーに仰向けに横になり観覧するというもの。








上映は5分ほど。しかし、まるで夢を見ているかのよう。これは確かに、行列するほど人気があるはずです。


そして、グッズショップが最後でした。



フラミンゴのぬいぐるみが印象に残りましたが有名なものなのですね。



ぶらぶらしていますと、トートバッグやTシャツを買い求める人の列が出来るほどでした。確かにこのデザイン、シンプルながらいいデザインです。


「I Love クウェート」でした!
アラビア文字が見慣れないこともあってでしょうか。おしゃれやなあと感じます。



帽子好きなわたしは、パビリオンのデザインをあしらった、この品を記念に買い求めることに(3800円)。いい思い出になります。



しかし…冒頭でも触れましたが、没入感と別世界を味わうという点では、ここまで幾つものパビリオンに入場はしましたが、特筆すべきものだと感じます。これはまた再訪してみたい。

次回に続きます。
今日はこんなところです。

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さて、没入感あるエジプトパビリオンを後にします。今日は(も?)まだ入場していないパビリオン群に出来るだけトライしてみようという算段です。


ここからは、会場の東西を横切り少しばかり移動します。万博公式サイトより。


会場の中央、地図では緑色の「エンパワーリングゾーン(Pゾーン)」に戻って来ました。巨大木簡に古典の記された「中国パビリオン」が見えて来たのですが、こちらは午前中に入場。


次に入場しようというのは、中国の隣にある「クウェートパビリオン」です。翼を広げたデザインが目を惹く人気パビリオンですが、なにやらたくさんの人だかり。



ちょうど、お国の民族音楽ショーがはじまるよう。これはぜひ拝見してみたいもの。



民族衣装をまとったみなさん。晴れ晴れした表情なのが印象的です。





言葉はもちろん解しませんが、迫力ありました。これはテンションが上がります。観られて良かった。ここから待ち列に並びます。


さて、並び列は建物の中に入って来ました。

ここに限りませんが、屋根のあるなしで入場待ちする心持ちの違いが、身に沁みてわかるようになって来たのがこの頃からなのでした。


エンパワーメントの遺産
遺産に敬意を払いながら未来にインスピレーションを与えるクウェートの道のり

パビリオンは、発展、困難や、人々が切り開く未来のストーリーを織り交ぜながら、クウェートの自然な景観、豊富な遺産、革新的なビジョンの本質を美しく表現しています。
エレガントで大きく広がった翼を模した大胆な建築は、進歩の光やエンパワーメントとしての地域でのクウェートの役割を反映した、寛容性と容認性の象徴です。


パビリオン内では、歴史、革新や個人的なストーリーを通して見たクウェートの過去、現在、未来に関して、没入感のある体験をすることができます。

パビリオンは、クウェートの変革を形成するビジョナリー(注釈∶先見の明がある人)に敬意を払い、未来にインスピレーションを与えながら、人々の精神を称賛しています。万博公式サイトより。



いや、待っている間からこれは期待感があります。結局、40分ほど待って入場。


前室に入りますと、さっそく別世界です。青く薄暗い室内にから、なにが起こるのかと楽しみになります。


徐ろに現れたのは、先ほど入り口に居られたスタッフの方。どうやら館長さんのようですが、あまりの大阪弁の巧さに意表を突かれます(笑)


この球体は、クウェートを象徴する真珠だとのこと。ここにお国のイメージ映像が続きます。




さっそくに大変な没入感を味わえるという点で他のパビリオンとはひと味違うなと感じます。




次室。ムーディなオレンジ色に染まるオブジェの下には、なんともたくさんの人々が群がります。これはなんやろう。



白砂に浮かび上がる、お国を代表するというさまざまな植物や動物など。これも眺めているだけで美しい。



砂関係のパビリオンは、ヨルダンや関西パビリオンの鳥取県ブースなどで体験しましたが、不思議なのはいずれも砂の質感や色合いがまったく違うこと。


こちらでは、真っ白さも加わりさながら上白糖のようで、さらに冷たくて気持ちの良いもの。現地から持って来られたのでしょうね。




ところでこの砂に投影されるものは、想像以上にたくさんあるようです。白砂を泳ぐマナガツオ。


そして、オオムチヘビという特殊なヘビ。噛まれやしないかと一瞬びびりますが(苦笑)


それはさておき、スタッフの方が仰っていたのですが、砂の光る場所を見つけてください、その中になにかが隠れているんです、とのこと。こういった仕掛けは大好きです。



一生懸命ほじ繰り返しますと、なんと味のある壺が出土?したのでした。これはおもしろい。



さて、白砂アトラクションの隣には、こちらも気になる容器が並べられています。お国に関係の深いものが展示されているというのですが。




おっ、きれいな切り株です。そして、漂う芳しい香り。白檀でした。


お国は原産地ではないそうですが、タンザニアからかつての木材貿易の主要な輸入品だったそう。英語でサンダルウッドというのですね。



そして隣のこちらはコーヒー豆。


やはり主要な輸入品だそうですが、お国では現在でも高い人気を誇っているのだとのこと。



さらにこちら。ん?これはなんやろう。


乳香は香料の代表的なものですね。ふたを空けますと、ほわ〜んと甘い香りがしたのが印象に残ります。

同じペルシャ湾に位置するオマーンからのやはり輸入品、ということですが、医学的目的で、とは。炎症や抗菌の効用が高いのだとのこと。知らぬことばかりです。



最後のものには、きらきらと光る純白の玉。



へえっ、真珠はクウェートの主要産業だったという。イメージが湧きませんが、これならば先ほどまでのような価値の高い品々との貿易が盛んに成立するはずです。なるほど…



クウェートは周辺のお国と比べると面積は小さいですが、地の利もあってこういった貿易は盛んだったことが良くわかりました。



お国で記憶にあたらしいのは1991年、隣国・イラクによる一方的な侵攻。湾岸戦争のきっかけとなるものでしたが、産油国でもあるクウェートは大変な被害を受けたそう。

わたしは中学生になったばかりの頃で、どちらがどうということをあまり理解していませんでしたが、ミサイルが飛来し、街に着弾するのをテレビで放送していたのが、大変衝撃的なものでした。いまから考えるとやはり、爭いは良い結果などもたらすはずはありません。


次回に続きます。
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4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算15回目となった5月29日(木)の訪問記をお送りしています。



バーラト、という呼称が印象的なインドパビリオンを後に、さらに大屋根リング内側を反時計回りに進みます。万博公式サイトより。




西ゲートにつながる大通路に出ました。
リング内側には緑濃いセルビアに、道をはさんでベルギー。リングの向こうにはガンダムと吉本パビリオンと西ゲートのあるという、会場内でも人通りの多いところです。


セルビアはここまで2回入場しましたが、またビー玉で遊んでみたいところ。



さて、次に目指すのは「エジプトパビリオン」です。このツタンカーメンが印象的やなあと前を通る度に思っていたのですが。人気のようで、いつも何重にも列が出来ているのでした。


わたしも列に並びます。ただ、パビリオンの規模が小さいのと、10数名ずつ案内しているようで、珍しく?かなり並びます。


結局、1時間待って入場。
しかし、エントランスからこれは別世界のようですが、ここでスタッフの方からパビリオンやエジプトについての詳しい説明がなされます。

なるほど、これならば時間を要する訳です。


こちらではイメージ映像がメインでした。

象形文字が記された、いかにも古代文明らしい石が横たわるこのホールでの上映とのこと。




古代のお国の、日々の生活を再現した映像。これは迫力ありました。



そして、現在のお国の様子。先ほどの情景とまるで違いますので、びっくりさせられます。

中東方面のパビリオンは幾つか入場しましたがいずれも環境に配慮した発電や開発を進めているのだなと、あらためて感じます。





映像を観て、ほわ〜んとした気分でパビリオンを出ます。没入感という点ではなかなか見ごたえがあったエジプトでした。


次回に続きます。

今日はこんなところです。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。


4月13日(日)に開幕した「EXPO2025 大阪・関西万博」。通算15回目となった5月29日(木)の訪問記をお送りしています。



お国では「バーラト」という呼称だとはじめて知った「インドパビリオン」を観覧しています。




大変な人出なのですが、多目的ホールでは演目の上演中。観てみたかったのですが。


みなさんがくだんのショーに釘付けになっていましたので、この先は少し空いて来ました。ありがたや。



お、これはかっこいい。お国の最新型特急列車だといいます。




車内の様子もわかるモックアップ。こういうのは大好きです。寝台車ですね。



ただ、ちょっと気になることに気づきました。それが、寝台の配置。


線路に対して並行にベッドが並ぶのが「プルマン式」と呼ばれる方式で、対して直角になるのが開放式。日本では、車両ごとにこのどちらかの方式が採用されているのですが、これが併用されている、というのははじめて見ました。

ただ、これは少し狭そうですね(汗)



こちらの展示スペースでまたも目に留まるのは実に色鮮やかな鉱石の数々でした。




地学についてはからっきしですが、このような
美しい色形にどうやって化すのか。不思議なものです。


これは、うなぎの蒲焼きのよう(苦笑)



ところ狭しの展示はまだまだ続きます。最後にはお国の民芸品やおもちゃ類がたくさん。ギャラリー風にどうぞ。













いや、かわいらしいものばかりです。
この種の展示は他のパビリオンでも幾つか目にしましたが、これほど色鮮やかで多種多様なものは記憶にないほどです。



そして、最後は物品販売スペースでした。



価格は記されてはいないので、どうやら詰めて居られるおじさんと直接交渉するよう。それはそれで楽しそうですが。




出口付近に見つけたのは「悟りの樹」。
そう、やはりお釈迦様の生誕地ならではです。

その教えが何百年もかかって日本にまで伝来した訳です。展示を拝見して来て、文化や習俗が我が国とはまるで違うのに、ということが不思議なことのように感じるのでした。



大変、奥深い印象のインド、バーラトパビリオンなのでした。今度は空いている時に来よう。

次回に続きます。
今日はこんなところです。