他人に与えた気持ちや行為が、自分自身を形成する世界になるって思いますか?


あなたも、お腹が空けば自分でご飯を食べますよね。
しかし、自分のために食べたご飯は、ほんとうは胃袋から全部漏れているみたいですよ。

だから時間が経つと、直ぐにお腹が減ってしまんですね。


自分のお腹が空けば、先ず他人に食べさせて上げるのです。
その人のお腹が一杯になれば、食べていない自分も何故か満腹しているのです。


そして、
この場合の満腹感は、かなり持続し、しかも自分の血となり肉にもなります。


では、食べさせてもらった人はどうなるのでしょう?

やはり直にお腹が減るので、その人も違う他人にご飯を食べさせることをします。
これが繰り返された結果、その世界からは餓死者や飢餓感が消えたのです。


こんな世界があれば良いなぁと、あなたは思いますか?
これは「食べる」ことを例に書きましたが、


物事に対する今までの自分の受け取り方、心で思うことを、
こんな感じの「視点」も考慮すれば良いかも・・・。




それでは本文を、


現在私が受給している生活保護制度は、
受給者が2010年11月の段階で142万世帯、197万人にのぼり、支給額は3兆円を突破し、
いずれも過去最高を記録して、
「年越し派遣村」が話題になった2008年12月以降、急増しているそうです。


なかでも増加が著しいのは、
高齢者、母子家庭、障害者、傷病者のいずれでもない「その他の世帯」で、
失業するなどして生活保護を受けるようになった若者も、この枠にカウントされているようです。


生活扶助の基準額は自治体によって異なっているようですが、
東京都の場合、標準3人世帯で17万5170円。
これに加え、必要に応じて住宅扶助が受けられ、医療費も無料となります。


もちろん「働けない」などの理由や事情が必要ですが、
若者の目に“特権階級”と映るのも不思議はないかもしれませんね。


さらに高齢者単身世帯の生活扶助基準額は8万820円で、
国民年金の月額6万3000円よりも多いみたいで、


わずかな年金のなかから
住宅費や医療費を捻出しなければならない国民年金受給者と比較すると、
年金保険料を払ってこなかった生活保護受給者のほうがずっと優遇されているように見えます。


ある職者はこんなことを言っています。
「国民年金の給付金よりも生活保護による受給額のほうが高い現状はおかしい。
“国民年金を納めないほうが得だ”という考えになり、
無年金で生活保護を受ける人が増えるのも当然です。


また、真面目に働いても正社員でないため低賃金で、
生活保護の受給額よりも収入が低いという現象も起きている。


これでは“まともに働くより、
生活保護を受けるほうがいい生活ができる”ということになり、
日本もかつてのイギリスと同じ“英国病”と呼ばれる状態になりかねない。
あるいは、一部ではそうなっているのかもしれない」


と、現実を直視した率直な意見ですね。

この話の中に出てくる英国病とは、
社会保障の充実や基幹産業の国営化により、
財政負担が増加し生産効率が低下した1960年代以降のイギリスを、
病理的にたとえた言葉だそうです。
 
北海道、宮城、東京、神奈川、広島の5都道県では、
現実に最低賃金が生活保護受給額を下回っているそうです。


これでは「働かないほうが得」
なんて思う人が多いのも仕方がないのかもしれません。

問題視されている不正受給の背景にも、
こうした状況があるんでしょうね。


あなたはどう思いますか・・・?




この地球、この宇宙で満たされているすべての生命が、
皆、愛に包まれ幸せでありますように。


つづく。


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