水の効用はあなたもご存知と思いますが、


血液の循環、リンパ液の活動、体温の調節、生理的ブドウ糖の発生、細胞の新陳代謝、
毛細管作用の促進、内臓の洗浄、中毒の解消、便秘の予防、グアニジン発生防止、
下痢の治療、嘔吐の治療カルシウムの供給、体臭の拡散、皮膚光沢の改善、酒毒の予防、
潰瘍の防止、癲癇の治療、発汗作用等々、
無限にその効能はありますね。


では、あなたが一日どのくらいの水が必要なのか?
そして、水は一日にどの道を通って、
どのくらい体外に排泄されるのかを知ることが大事になります。


まず、
人体から失われる水分ですが、
肺からの吸気により600グラム
皮膚汗腺から500グラム
尿として1300グラム
糞便として100グラム
合計の2500グラムの水があなたの体内から失われています。


ですから、
普通一日2500グラム、
約2.5リットルの生水の補給が必要です。


水は、一部分は食べ物や飲料として摂りますから、
生水としての必要量は、1500グラムから2000グラムを飲む必要があります。


なぜ生水が必要かというと、
たとえば、あなたが下痢した時、
いくら湯冷ましやお茶を飲んでも下痢は止まりませんが、
生の清水ならばすぐに止まって治癒します。


これは湯冷ましと生の清水とは、生化学的には全く異なった作用のあることを
知っていただきたいです。

そして、
生の清水に馴れると、湯冷ましや、ちょっとでも火にかけた水は、
著しく味が悪いことに気づきます。


ただし、
汲んで置いて気温で温まったもの、太陽熱で温まったものは、
さほど味は変わりませんから、
冷たいのが飲めない人は、この方法をとったら良いと思います。


このような人は、始めに生水に湯を差して
ぬるま湯にして飲むのも良い方法です。

でも、
生水が普通でも飲めるように練習することです。


それから、
塩水や湯冷ましやお茶では、生の清水の代わりにはなりません。


あなたが毎日午前8時までに飲む水の量は、
水を飲まなかった翌朝の最初に出た尿量の2倍半を飲むのが理想です。


それから、
正午までに2倍半、
午後3時までに2倍半、
午後7時までに2倍半とすべきです。


もし、
生水を飲みつけない人が生水を飲み始める時、
虚弱者、または種々の疾患の治療には、生の清水を30分おきに30グラムを
一日中飲むことを厳守すると良いです。


こうすることによって、
胃潰瘍、腸潰瘍、十二指腸潰瘍を防止または治癒します。

また、
神経痛、リウマチ、癲癇なども治ります。


老人の夜間頻尿も、
これを1ヵ月半続けることによって、夜起きなくなります。

その途中で一時的に以前より尿が近くなることがありますが、
これは一時的なものですから、これに驚いて止めずに早くこれを突破することです。


また、
食事の時または入浴して皮膚が赤くなっている時は、
ある程度ガブ飲みでもよく水は通って行くものです。


一般的には、
朝起きて洗面の時にコップに1、2杯(約一合か二合)、
それから午前中におおむね1分1グラム主義、


これは、
30分おきに30グラム飲み、
昼食時にコップ1,2杯、
午後または30分おきに30グラム、
夕食時にコップ1,2杯
夕食後就寝まで30分おきに30グラムするのが理想です。


これを計算しますと、
毎朝6時に起き、毎夜11時に寝るとしたとして、
約1200グラムの清水を飲むことになります。


あなたが汗をかいた時には、その発汗した量を補充しなければなりません。
発汗によって失う水分の量は大体どのくらいかというと、


大人については、
ちょっと汗ばむ程度は400グラム、
かなり激しい発汗(毎時)で1000グラム
猛烈な労働に伴なう発汗(毎時)で1400グラムとなります。


普通あなたが就寝してから二時間ぐらい経って
股間に指をやって、それがベトベトするようであったら、
その場合の発汗量は一夜300グラムです。
15~16歳まででも200グラムくらいは発汗しています。


夏季の酷暑の時は、
一日2リットルから4リットルの汗をかくことはめずらしくないですね。

ですから、
発汗によって失われた量の水分はこれを生の清水として補給しなければなりません。


下痢や嘔吐は水分の喪失ですから、
嘔吐したり、下痢したりしただけの水を補充せねばなりません。


ひどい下痢でも、その下痢で失う水分は一日六合を越すことはまずありませんから
こんな時には、飲みたいだけ飲むと良いです。
それが自然の要求する適量です。


水分を失った時に、
すぐ水を飲まないと飲めなくなるので注意してください。


酒を飲んだ時は、
その飲酒量の3倍の水を飲んでおけば酒毒になりません。

ただし、この量は日本酒を標準としての話ですから、
焼酎とかウィスキーなどアルコールの強いものは、飲む量が少なくても、
これを日本酒のアルコールの量に換算して、水を飲まなければなりません。(日本酒の場合の約三倍)


昔から、
「酔いさめの水 下戸知らず」と言って、飲酒後の水を推奨していたのは、
自然の要求であり一つの健康法でもあります。
あなたも、お酒を飲む前に水を飲んでおけば悪酔いしません。


最後に水飲用法で注意する5つのことをお知らせします。


1、嘔吐や下痢の時、水だけでもよろしいですが、
発汗した時は、清水と食塩とビタミンC(柿の葉茶など)とを補給しなければいけません。


2、いかに盗汗があっても、失われた清水と食塩とビタミンCとを充分に
補給しておけば虚弱しません。


3、普段水を飲んでいる人は、伝染病にかかりにくいです。
疫痢や日本脳炎や日射病にかかるのは普段水を飲まないからです。
たとえかかっても素早く水を飲ませ、微温湯の浣腸をしてやれば
それまで行かずにその回復も早いです。

  

  微温湯の浣腸は糞便の排泄もその目的の一つですが、
大腸から生の清水を供給すること。
腸内に発生した毒素を中和するという2つの大きな目的があります。
ですから、浣腸用の微温湯は生の清水に少量の湯を差して作るとよいです。


4、夏季に子供に水を飲ませないことは、
子供に自殺を強要するようなものです。


5、下痢に生水を禁止し下痢を止めをやるから、下痢で死んだり、重態に陥ったりします。
下痢には水さえ与えればケロリと治ります。


以上ご参考に・・・。




この地球、この宇宙で満たされているすべての生命が、
皆、愛に包まれ幸せでありますように。


つづく。


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