今、太陽黒点が増えているそうで、(SWC宇宙天気情報センター
そしてその太陽黒点は、現実的な圧力を与えだしているみたいです。


そして、見えない部分への太陽霊光の影響は、巨大なものになって、
エジプトやリビア、中国など世界各地では、抑圧された民衆の解放が始まっていますね。


もともと自由な日本では、その次の段階である見えない精神面での解放が始まって、
組織や個人のお金を取る先生に拘束されている「善良な」人々が、
解放される時が始まっているみたいですよ・・・。





それでは前回の続きを、


診察室に待っていた先生(この眼科の創業者で院長みたいですが)は、
私が椅子に座ると同時に、
「midoruさん、ちょっとお願いがあって、また来て頂きましたけど・・・」
70歳代に届こうかという年齢の白髪でメガネを掛けた先生が言います。


「今度、白内障の手術をされた後での点眼剤の試験にご協力をお願いしたいんですよ」
「・・・・」
「普通、治験と言っていますが・・・」
「はぁ・・・」
「これは無理に言っているのではありませんから・・・」


少し私も考える素振りを見せ、無言の状態が続いた後、

「いいですよ。お役に立つことがあればご協力します。」
「あ、そうですか、助かります。」
ちょっと先生も安堵した表情になり、


「それじゃ、係りを紹介しますのでこちらに来ていただいていいですか」
と言うなり、先生自ら席を立ち診察室を出て案内し、
待合室にいた小柄な女性のもとに連れて行きます。


二言三言その女性と先生が言葉を交わし、カルテみたいなのをその女性に渡すと、
「それではよろしくお願いします」と先生はその場を去って行きます。


私としては先生自らのお願いですから、断りにくかったし、
興味も半分あったので承諾したのです。


「はじめまして、じつは私もmidoruさんと同じ姓で○○です。よろしくお願いします」
と20代後半ぐらいの小柄でスレンダーな優しいそうな女性があいさつをします。


「あぁ~そうですか。偶然ですね。何かご縁があるんですね」と笑顔で答えます。
「ここでは、ちょっとあれですから、応接室にご案内しますので・・・」
「はい、いいですよ」と私もその女性の後ろを付いて行きます。


待合室を通り過ぎ、エレベーターの前に行き4階のボタンを押します。
この病院の4階は初めてなので、ちょっと好奇心が湧きます。


その4階はカウンターこそあって、その中で女性が2、3人働いているようですが、
2階の診療室に比べると静かで広々としてカフェみたいな雰囲気です。
その一番手前にあるドアに応接室と書かれたところに案内します。


レザーの応接セットがそこにはあり、「儲かっているなこの病院は・・・」と思わせるような
置物や調度品が置いてあります。


席に着くなり、その女性は薄いA4版の白い小冊子を透明ガラスの天板のテーブルに置き、
「今回の説明書ですが、これに全部書いてありますが説明をさせていただきます」

その小冊子を見ると、

患者さまへ。という表題で、


白内障手術後の眼炎症の治療におけるMapracorat懸濁点眼剤3%の
安全性と有効性を評価するための第Ⅲ相、プラセボ対照、多施設無作為化、
二重盲検並行群間比較試験(ANGEL STUDY)

と書かれています。


そして、

この治験への参加に同意していただく前に、この同意説明文書を理解していただく必要があります。
この文書では、治験の目的、手順、利益、危険性、不便及び注意点について説明します。
また、あなたが受けることのできる他の治療法や、治験の期間中はいつでも参加を
中止できることについても説明します。


わからないことがあれば、どんなことでも遠慮なさらずに質問してください。

と書いてあったので、すぐに質問をぶつけます。


「あの~、○○さんは、どういう資格を持って対応されているのですか?」
私は看護士の免許を持っているのかなぁと思って聞くと、

「私は臨床検査技師という国家資格を持っていますので・・・」


臨床検査技師?私も初めて聞く資格です。
「病院などの医療機関において種々の臨床検査を行う技術者のことなんですけど・・・」
「はぁ、そうですか」とわからないけど納得。


「どうして、今度の人体実験に私が選ばれたのですか?」
「人体実験じゃなく治験ですけど・・・。その理由はここに書いてあります」
と小冊子をめくりながら9ページ目ぐらいを開けると、

こんなことが書いてあります。


治験への参加の制限について
この治験に参加いただけるのは以下の条件に当てはまる方です。
・標準的な白内障手術を予定している20歳以上の方
・同意説明書をご自身で読んで理解し、署名のできる方
・術後の視力が0.1以上になる可能性があると担当医師が判断した方
・本治験が終了するまでもう片方の眼の白内障手術を受けるのを待っていただける方
・治験期間中に避妊のできる方


「なるほど、私の場合全部条件に当てはまりますね。ただ、避妊は関係ないみたいですけど・・・」
と笑いながら言うと、
「そうですね。女性の場合はそういう条件が入ります」と笑顔で答え、
「ただ、同意された後でも検査の結果しだいでは参加できない場合もあります」


「へぇ~、どんな検査をするんですか?」
「顕微鏡を使って角膜と水晶体の検査とか、眼圧検査などをやります」

「眼圧検査って?」

「眼圧検査は、房水という液体によって保たれている眼球内圧(眼圧)を測定する検査で、
眼球を外から押してみて、その押す力に対して眼球から押し返す力(内圧) を調べるものです。
高い眼圧は視神経を侵し、視野が欠けたり視力が低下していきます。」


「そうですか。何かめんどうくさいですね」
「いえ、そんなことはありません。それに・・・」
とその女性の興味ある説明が続きます。




この地球、この宇宙で満たされているすべての生命が、
皆愛に包まれ幸せでありますように。


つづく。


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