まず一番最初に行った病院は眼科だったのです。


以前から目が、
かすんだりモヤがかかったように白く見えることやぼやけて見えることがあり、
当時の眼科に行き診察してもらった結果、
老人性白内障という診断だったのです。


白内障の原因は、
目の水晶体を構成する蛋白質であるクリスタリンが会合することで変性し、
黄白色または白色に濁ることにより発症しますが、


根本的な原因は解明されておらず、

水晶体の細胞同士の接着力が弱まったり、
水分の通りが悪くなったりして起こるのではないかといわれているそうです。


発症は45歳以上の中年に多く、
年齢を重ねるにつれて割合が増加し、
80歳以上の高齢者はほとんどが何らかの形で白内障の症状を引き起こしていると言われており、


進行の速さには個人差があり、
目が見えづらくなるといった症状に至るとは限らないそうで、


水晶体の白濁そのものは、病気ではなく、
皮膚のシミや皺などと同じく老化の一環であるという考え方もあるそうです。


白内障は病気では無いようですが、
やはり見えにくいというのは不便さを感じます。


だいたい視力は左右1.2と1.2で決して悪い方ではなかったのですが、
図面を描く仕事をしていた時、頭痛がよくおこって、ぼやけて見え出したので、
おかしいと思い、丁度メガネ屋さんの移動車が会社に来たので、
診てもらったら老眼と言われ、


それから物を書くときや見る時はメガネを掛け出したのですが、
(その移動メガネ屋さんでメガネは購入しましたが)


まさか白内障まで患っていたなんて、
小さなショックを受けた記憶があります。


今回生活保護を受給させていただいた機会に、
この白内障も治そうと思いたったのです。


生活保護受給者の場合、
まず役所にどこが悪く、どこの病院に行くのかを報告しなければなりませんので、
診察してもらう病院を選ぶことから始めます(病院はどこでもいいようです)


私の場合、近所にも眼科は2~3軒あったのですが、
自転車で15分ほどかかりますが、小学生の頃から診てもらっていた眼科を選んだのです。


当時は木造の小さな眼科だったのですが、
今では6階建てぐらいで立体駐車場を備えたモダンな眼科に生まれ変わっています。


まず、役所のNさんに○○眼科に行きますという連絡を最初にします。
そして病院の受付で生活保護受給中ということを伝えると、


証明するものを見せろといいますので、

前もって用意していた役所が発行した「保護証明書」を見せます。(保護課で発行します)


保護証明書
住所    ○○○○
氏名    midoru
扶助の種類 生活 住宅 医療 扶助
      平成○○年○月○日から発行日現在、保護受給中
上記のとおり相違ない事を証明します。


といった内容が書かれており、
また自分の身分が判るものを見せます(私の場合住基カードを見せましたが)


おそらくこの後、病院側は役所に連絡して確認を取るみたいです。
だから役所は前もって病院名を聞くのでしょうね。


そういった手順を経てその病院の診察を受けることになります。

私が行った眼科の場合も、

受付でこの手順を経ていよいよ診察に入ります。
まず・・・



つづく。


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